Final Fantasy XI ハゲ 日記
Skin Head Monk Stonecold

LastUpdate 2002-05-24


■2002年5月17日(金曜日) 戦慄のインストール

 待ちに待ったFFXIが、やっと遊べる! ネットRPG大好きなので、かなり期待。

 FFXI自体は発売日の16日に届いたものの、PS2ハードディスクが届かず。調査した結果、so-netで注文したときに住所を間違えていたことが判明(バカ)。電話で確認し、再送してもらう。

 17日は、サーバメンテナンス真っ只中。翌日午前9時より再開予定。
 発売日の16日午後12時に開始されたFFXIだったが、ユーザ登録の為のアクセスが集中。数時間足らずであっさりサーバがダウンしてしまい、初日はあんまり遊ぶことができなかったようだ。人によってはWebMoneyの重複引き落としなどが発生し、かなり混乱を招いていた。
 16日は、オレ的にはどう頑張っても遊べなかったんで、「逆に良かったわい」とか思ったのだが(ごめんなさい)、不具合は17日になっても改善せず、18日まで待たなければならなくなった。これは残念。

 会社から帰宅後、遂にPS2ハードディスクが届く。とりあえずHDを初期化。PSBBの訳わからん使い勝手の悪いインターフェイスに驚愕する。「セーブデータいじれないじゃん!」「起動に1分かかんのかよ!」とか不満だらだら。やっぱり事前に入手しておけばよかったと、心底悔やむ

 FFXIを遊ぶには、翌日まで待たなければならない。だが我慢できない。悶々としながらFFXIの説明書を読み、「し、しんぼうたまらん!」と叫びながら、途中までならOKだろうと思ってインストール開始。
 まずオープニングムービーを観て感涙を流す。「やっぱイイ!」と思う。「FF映画がこのクオリティの映画だったらよかったのに!」とかマジで思う。
 PlayOnlineとFFXIのインストールをやり、サーバ接続はできないから設定を途中で放り出す

 ヤりたくてもヤれない。欲求不満というより、放置プレイ。悶々とする。興奮して目が冴える。PDAのVisorで二角取りとかやりながら時間を潰し、TVの虎の門を観て「井筒監督、なんか違うぞ」(スパイダーマン)と突っ込みながら、午前3時過ぎ、布団の中へ。
 だが悶々として眠れない
 かつてないオアズケ感にやられる。

■2002年5月18日(土曜日) 驚愕の二角取り

 午前8時頃、結局気を失うこともできず、興奮したまま起きる
「実は接続できたりして」とか思いながら、接続してみる。
うお! つ、繋がるじゃん!」と、予想外の僥倖
 どうやら6時過ぎにはサーバ修復完了していたようだ。
 しまった、寝ているヒマなどなかった! 迂闊!

 さっそく手続きを開始しようとするも、昨晩途中で寸止め状態だったので、どこからなにをするかわからなくなる
 やたら手間取りながらも、なんとかID発行完了。
 いよいよFFXIの世界へ!

 キャラクター作成。
 種族はヒューム(ハゲ)、名前は「Stonecold」、職業は「モンク(プロレスラー)」。始める前から決めていたので、これでバッチリOKだ。
 お国は、サンドリア王国にした。サーバはどうやら「ラグナロク」だ。

 かったるいオープニングが終ると、手紙を届けろと言われる。
 だが渡す相手を失念。無視することにする。
 聞き込みもあまりぜずに、外へ出ようともがく。モンクは武器いらないから、店まわりする必要ないし。
 なぜか異様に焦る
 しかし、広いな〜街。でもまあ「エバー・クエスト」よか動きやすい。よくわからないながらも城から出て、広大な世界へ旅出つ。

 東ロンフォールの森。
 人少ないなーとか思いながら、敵を選別して戦闘。「エバー・クエスト」と同じ方式なんで、ターゲットして戦闘開始したら観てるだけ。
 スキルの「百烈拳」を見つけて使ってみるも、意味がわからない。どうやら攻撃速度が速くなるらしい。
 だがこのスキルは2時間に1回使えるだけと判明。なんか寂しくなる。

 で、ちょっとプレイした感想。
「・・・・・・ふーん」
 よく考えたら、「ウルティマ・オンライン(2時間くらいプレイしただけなのに1年間サーバ使用料払ってた)」と「ファンタシースター・オンライン(900時間プレイ)」と「エバー・クエスト(30時間くらいプレイ)」と「ラグナロク・オンライン(100時間くらいプレイ)」を経験してたんで、特に目新しいことなにもナシ。ちょっと冷める。たしかに画面は綺麗だけど。
 でも、全員ほぼ横一線のスタートだと思うと興奮する。負けねえ。頑張って強くなる。そう思う。
 でもよく死ぬ
 スタートダッシュ失敗。

 順調とは言えないながらも、戦闘と休息を繰り返しながらレベルアップする。
 モンスターはお金を落とさないが、アイテムを落とすので、コレを売りさばいて稼ぐというシステム。でもあんまり高く買い取ってくれない。モンクでよかったとか思う。
 何度かオークに殺されたが、4LVまではペナルティーないし、気軽に死ねる
 んだが、慣れないせいか視界が狭い。特に戦闘時(「エバー・クエスト」は視界のモードを色々変更できた)。
 最初に死んだ時の状況。
 画面端から斧がちょろちょろ見えていて、「なんだろう?」と思っていたら自分が倒れ、直後にオークが画面を横切っていった。どうやらオークに殺されたらしいと知る。
 なんだよおい。
 それでも独りで頑張ろうと思い、パーティーは組まない。ハゲのモンクは孤独に最強を目指すのであった。「What?!」

 とかやってたら、9時40分頃いきなり落ちる
「はぁ?」とか思ってネットで情報収集。再開後、たった2〜3時間でサーバダウンしたもよう。しかも再開時間不明。またしても悶々となる。放置プレイ再開
 ゲームの再開時間がわからないんで、再接続を延々とくりかえす。PDAのVisorで二角取りとかやりながら時間を潰す。
 そうこうしているうちに、18時再開とのアナウンスが流れる。「もっと早く知らせてくれれば寝れたのに!」とか思うも時すでに遅く、もう15時。早めに再開するかもとか思うと出かけられない。
 悶々と放置プレイ

 いよいよ18時。18時きっかりにログインできた。「いやっほー! 今度こそ!」とか思う。
 だがよく死ぬ
 ちょっと頑張りすぎなのかも知れない。
 っていうか、オークに見つかってもなかなか逃げられない。「エバー・クエスト」だと、必死こいて逃げればなんとか逃げられるんだが、FFXIは1マップが広い敵の足も速いしで、逃げ切ることが困難だ(特に慣れないうちは)。
 しかも城の前までくれば、門兵が倒してくれると思ってほっとしたんだが(「エバー・クエスト」だとやっつけてくれる)、助けてくれない。結果、城の入り口で死亡。ガックリくる。
 見殺しかよ! この役立たずが。とか思う。

 でもまあラグもなく、楽しく戦闘を続ける。
 相変わらずよく死ぬが。
 調子にのっていると、ゲーム中に「21時30分からメンテナンスするのでログアウトしてください」とか流れる。
 放置プレイ再開
 約2時間で再開らしいので、PDAのVisorで二角取りとかやりながら時間を潰す。

 だが23時30分、接続できず
 ヒマだし興奮冷めやらぬので、2ちゃんにレス書いたり(初体験)、スレ立てたりして(初体験)時間を潰す。やっぱりスタートダッシュ失敗してたのを確認する。もう10LVかよ。モンク弱いと愚痴る。モンク言うなと返される。
 あとはPDAのVisorで二角取りで時間を浪費。

 結局午前2時になってやっと再開!
 オアズケ効果で興奮倍増
 それにしてもよく死ぬ
■2002年5月19日(日曜日) 衝撃の放置プレイ

 そんな感じで寝ずにプレイ続行。
 クエストをこなして金を稼ぐ。なんだ、14ギルくらいで売りさばいていたアイテムも、200ギルで買い取ってくれるとこあるじゃあないか。えらい損してた

 稼いだ金で防具を購入。なんか露出度の高い防具だ。カッコイイけど、どこかヒワイだ。グラフィックが耽美系だからかな。帽子は、せっかくのハゲが隠れてしまって残念だ。
 武器も買う。なんだ、モンク用の武器ってあるんじゃないか! とか思う(アホ)。
 武器のお蔭で、戦闘スキルの「ためる」が使えるスキルに変わたような気がする。すげー損してたかも。

 途中で2人目のキャラを作ってみる。
 2人目のキャラを作るには、コンテンツIDをまた取得せねばならず、めんどうなIDパスワードの入力をする。しかも、2つめのコンテンツIDも、使用料「1280円」と表示される。「うえ?! 2キャラ目からは月100円じゃねーの?!」とかビックリするも、まあいいやと思う。きっとバグかなんかだろう(たぶん)。
 2人目のキャラはタルタル。あまりにも小さいのでよく敵と間違われて凝視されてしまう我らがアイドル。いや、これはカワイイ。でも、ちょっと小さ過ぎでわ。
 作ってオープニング観ただけで終了。再度Stonecoldに戻る。
 よく死ぬ

 クエストやミッションも面白い。依頼を受けても内容をすぐ忘れるので、現地で他のプレイヤーに情報を聞きく。こーゆーのはネットRPGのおもろいところだ。何度か助けられた。
 だが、キャラがキャラなんで(WWEのヒールなプロレスラー)、「すまねえが、訊きたい事がある」とか「わりいな、サンキュー」とか、微妙に悪人口調を心がけているために、どうも話しかけづらい。
 でも、今後もこの路線で突っ走るつもり(マニアックかな)。

 友人Rが遊びにくる予定なので、来たら交代で寝よう、とか思いながらも延々とプレイ。
 しかし、よく死ぬ
 敵モンスターは、「調べる」コマンドで、どの程度の強さかわかる。最初は「自分と同じくらいの強さ」の敵と戦っても勝てたんだが、LV4を超えたあたりから勝てなくなる。「丁度いい」敵でもよく負ける。「楽に勝てる」敵にさえもたまに負けることがある。まったく信用できない
 それでいて、武器などのスキルは「自分と同じくらいの強さ」の敵と戦わないと上昇しない。スキル上げるには死ぬことを覚悟せにゃあならん。すげー不満。モンクだけなのかな。
 つーか、やっぱりパーティー組んで強い敵と戦わないとダメなんだろうな、と思う。
 あと、LV7まで上がったんだが、LV5から死ぬとペナルティーが入る。「次のLVに必要な経験値の10%」くらいが減ってしまうのだ。LVアップ直後だと、LVが下がるなんてことも。
 これがかなり精神的にもキツイ1時間かけて稼いだ経験値がパァ、とか思うと鬱になる。

 1回落ちたけど、わりと安定。でも、実際は接続できない人続出だったもよう。
 昼頃、友人Rが来る。友人Rにキャラ作らせてプレイさせる。タルタルの女の子だ。かわいいが、やっぱり小さ過ぎる。
 キャラ作ってたったの10分後、「14時30分からメンテナンスするのでログアウトしてください」とか出る。繋がらなくなる。放置プレイ再開いつ再開か不明。ごねる。
 うだうだしていると、2時間で再開とのアナウンス。
 友人Rは、オレのPCでエロCDを焼こうとしつつも閲覧モード。オレはちょっと仮眠。
 だがしかし、悶々とする

 だらだらしていると、宇宙人である友人Gが来る。宇宙人パワーで再開しないなあと思ったが、まだ放置プレイは続行中
 停止から2時間後の16時30分。やっぱり再開ぜず
 1時間延長のアナウンス。17時30分。やっぱり再開ぜず
 結局19時頃にやっと再開。
 エロCDを焼く友人Rに、プレイの続きをさせる。

 その後、友人Gにもキャラ作らせてあそばせる(オレのタルタルを消した)。
 友人Rは戦闘をメインに楽しんでいたが、友人Gは街の中でイベントを続けて金を稼いでいた。いや、こまかいイベントたくさんあって、なんだか困っちゃう程だ。
 2人に「買いたくな〜る。買わねばならなくな〜る」とか呪いをかけるオレ。

 23時頃友人が帰ったので、新キャラを作る。
 エルヴァーンのヒゲ黒魔法使いで、名前は「Shibai」。司馬懿仲達のつもり。軍師を目指す。陰険な君主募集中
 サーバは「ラムウ」。β版からプレイしている友人Nと遊ぶ為に作った。通算4キャラ目だ。
 友人Nと合流するために、キャラ作成時にサーバ名とIDを入れるのだが、これがまたわかりにくい。散々苦闘して(2〜3分だが)やっとログイン。

 ちょいとイベントをこなしてから、友人Nと合流。女の子のシーフでLV5だった。
 とりあえずパーティーの方が効率いいような気がしていたので、パーティーを組んでもらう。
 さっそく目の前にいる(オレにあわせて)弱い敵を倒したら、獲得経験値がたったの1。友人Nは、こっちのLVが高いからかもと言って、ジョブチェンジをしてモンクになって帰ってきた。
 再度戦闘。獲得経験値は5
・・・・・・
 パ−ティー解除決定。マジでごめんなさい。友人Nよ。
 LV2になった深夜1時頃、風呂に入るのでログアウト。明日も遊ぼうと約束。

 風呂から上がって、2時30分ころまで(すぐ寝るつもりだったんだけど)Stonecoldで孤独に遊ぶ。
 新しいパンツ(防具)を手に入れたら、ナマフトモモが悩ましい姿になってしまった。プロレスラーだからいいんだけど、なんかヒワイだ黒パンツ(ブロンズサブリガ)。スネ毛か筋肉のテクスチャーが欲しいところだ。
 相変わらず、よく死ぬ
 3度目のLV8(レベルダウンのため)。

■2002年5月20日(月曜日) あらわな肉体

 今日もStonecoldで孤独にプレイ。
 このFFXIでおもしろいシステムとして、国の勢力争いみたいなのがある。4つ(3つ?)の国があり、その国に属するキャラクターたちが活躍すると、その国が繁栄するというシステムだ。
 いちばん繁栄している国では、売っているアイテムがよくなったりするようだ。他にもなんかあるのかも知れない。
 モンスターを倒したり、国の為のミッションをクリアすると、その国は栄えていく。でも国としていちばん栄えていたとしても、キャラクターたちがモンスターにやられてばかりだと、その国は支配が”獣人”となり、なんだかヤヴァイ国となってしまい、モンスターを倒してもクリスタルが出なかったりする。
 ちなみに今現在、サンドリア王国の支配は”獣人”。オレのせいかも知れない
 相変わらず、よく死ぬ

 3つめのミッションを達成しようと、西ロンフォールの北西にあるオークの基地に忍び込む。子供が拉致されてるので救いに行くのだ。
 だが、子供はいいからオレを救ってくれ的展開になり、やっぱり死ぬ
 子供が閉じ込められているという場所すらわからず。
 ちなみに前日、間違えてこの基地のボス宅をアポ無し訪問してしまい。えらい歓迎を受けた。
 二度と近寄るまいと思う。

 サンドリア王国の街では、なんだか露出度の高いヤロウが増えてきて、実に嬉しくない。女の子だったらいいのだが、肌を露出させているのはヤロウばかりだ。なんて汗臭い街なんだろう、とか思う。
 オレも激しく露出しているんだが。ハゲだし。

 順番に説明しよう。
 以前、ウエポンアビリティーの「コンボ」を発動させようとしたとき、使えなかったのである。
 で、これは「モンクは2回攻撃するから、そのことだろう」と勝手に思い込んでいた
 その後、2ちゃんなどで情報を集め、へー、格闘レベルを上げて、「コンボ」ってアビリティーを覚えると強くなるのか、とか思う。

 戦闘後の休息を取っていたこの日、向こうの方でタルタルのモンクが「コンボ」を発動させて戦っているのを見つける。
「ちっくしょう、あのチビ、オレよかつええぜ」とか思い、レベルをチェックする。すると、そのタルタルモンクのLVは6。その時ハゲはLV8。なんと、ハゲのがつええじゃん
 あれれ? と思ってアビリティーをチェック。あるじゃん「コンボ」
 ・・・・・・え? これのこと?
 試しに戦闘で使ってみる。
 「コンボ」発動
 普段4〜10ダメージのところ、32ダメージとかたたき出す。えれえつええ。
 どうやら「コンボ」発動には、ダメージを与えたり受けたりしたときに溜まるTPが100%以上(MAXは300%)溜まっていないと発動しないようだ。以前使ってみたとき発動しなかったのは、TPが100%未満だったからだ。
 なんだよ、モンクつえーじゃん
 なんだよ、オレってバカじゃん

 あと、重大なことを発見した。
「調べる」コマンドで、モンスターがどの程度の強さかわかる。「楽に勝てる」と表示される敵にさえも、たまに負けることがあって不満だったんだが、この「調べる」の結果には、2行目があるのが判明した。この2行目を読めば、敵の強さがだいたいわかるのである。
 メッセージをよく読め。と、自分を叱る。

 とか色々判明しても、やっぱりよく死ぬ
 なんかラグが酷くなってきたせいもある。戦闘中にラグると、攻撃がキャンセルされちゃったりする。そして死ぬ
 LVじぇんじぇん上がらない。LV8のまま。

 その後、Shibaiにチェンジして、友人Nと合流。つっても会話だけ。ばらばらの場所で戦闘を繰り返す。
 回線が不安定になり、2回ほど落ちる。2度目は、なかなかログオンすることができなくなる。ログオンまで20分くらいかかる。かなーりアクセスが集中しているようだ。やっぱ根本的には改善されてないのかなーとか思う。
 それでも、Stonecoldのいるサーバ「ラグナロク」より安定している。

 まだLV2なので、城の近くでブラブラと狩りをする。
 Shibaiはあんまし死なない。まだ3回くらいしか死んでない。魔法使いはつええなあ、とか思う。MP切れると、トンズラぶっこくしかないが。
 死なない代わりに、よく醜態はさらす。「たすけてくれえええ」とか叫びながら逃げ回る長身のヒゲエルフ。我ながら情けない
 それでも、道を聞かれてしっかり答えたり、アドバイスしたりとかする。Stonecoldの方で、わりとクエストとかミッションは経験してるから。こーゆーのは、やっぱ楽しいな。

 サーバによって、街の感じが微妙に違う。こっちのサーバ「ラムウ」のサンドリア王国の街には、「ラグナロク」にいた大道芸のひとたちもいないし、露出度の高いヤロウも少ない。人口密度も少ないような気がする。国の勢力も関わっているのだと思う。
 友人Nに話すと、「ヘンな名前のサーバだから人気がない」とか言われる。

 オークに殺されて立腹する友人Nと、そろそろパーティー組んで戦おう、とか話す。
 深夜1時過ぎに、友人Nが帰る。そういや会話だけで一度も姿を見なかったなあ。
 オレはLV5になったら終ろうと思うが、こんなときに限ってなかなか敵が出ない。フラフラと彷徨い続けて、なんとかLV5になった。
 プレイしているリアルなオレまでフラフラになる

■2002年5月21日(火曜日) 電撃のパーティーアタック

 今日もStonecoldで孤独にプレイ。
 さっそく死ぬ
 死ぬと経験値が下がる。現時点で220ポイント下がる。楽な敵を1体倒して得る経験値が、18〜50ポイントだ。つまり、失った経験値を取り戻すには、10回くらい戦闘をしなくてはならないということだ。ちなみに2200ポイントでレベルが上がる。

 いい加減、効率悪いなと(やっと)思い始めたので、悔い改めて、弱めの敵を狙うことにする。
 そう思って楽な敵を探していると、「20時15分からメンテナンスするので出てってください」とのアナウンスが流れる。
 この日は昼間にもメンテナンスやってたので、1日に2回もメンテナンスを強行するというスクエアの根性には頭が下がる。っていうか、まだ不具合でてるのかな。色々と。

 仕方なくログオフ。
「ニュース」を確認すると、23時までかかるらしい。だが、23時に再開するという保証はない。また悶々と時を過ごさなければならない・・・・・・のは、ちょっとイヤなので、風呂に入って寝ることにする。眠いし。友人Nには悪いが。
 そして、早朝5時頃に起床して、出勤まで遊ぶ。これだ!
 ということで、22時頃に寝る。
 ぐう。

 朝4時30分。起床。あんま寝た気がしない。
 さっそくStonecoldで孤独にプレイ。
 こんな時間だし、平日だし、あんまし人いないだろーなー、とか思ったが、それなりにいた。「サーチ」してみると、もうLV12とのキャラもいるし、国境越えして来ているキャラもいて、ビックリだ。
 頑張ろう。
 頑張った。
 LV9になった。
 すぐにまたLV8に戻らないように、慎重に楽な敵を探す。

 LV9になったことだし、そろそろオークの基地に子供を救いに行くか、と思う。
 やっぱり死ぬ
 なんか奥の方まで突っ込んだんだが、2体のオークにボコボコにされた。
 おかしい、見当違いの場所を散策しているのだろうか。
 オークマジシャンの使う魔法の「バインド」がキツイ。つまりストップの呪文だ。行動はできるがその場から動けなくなり、攻撃も届かないし逃げることもできない。しかも、持続時間が1分くらいある。ソロプレイでは、この魔法は天敵だ。

 死んで街に戻ったことだし、買い物をしようと思う。
 たしか鍛冶ギルドでちょっと強いナックル(モンク用武器)が売ってるはずなんで、走って港まで行く。発見。お金も足りてるし装備もできる。これで少しはパワーアップできる! ・・・・・・とか思ったのだが、買えない。なんでやねん。
 鍛冶ギルドの一員にならなきゃいかんのかと思い、入会。だが、買えない。もしかして、自分で作ったアイテムしか買えないのだろうか。つっても、素材すら買えない。素材もモンスターから取るか、自力で製造したものしか買えないのか。
 謎だ。
 じたんだを踏むハゲモンク
 諦めて、ふつーの防具店へ行く。しかし、モンクが装備できる防具は、どれもLV11以上が装備条件になっている。ガッデム。どうやら、このままの装備品で頑張るしかないらしい。

 気を取り直して、再度オークの基地へ向かう。
 入り口で休憩していると、3人の冒険者がうろうろしていた。声をかけようとキーボードを叩いていたら、パーティーを組まないかと誘われた。いい加減、子供救出はソロではキツイと思い始めていたので、喜んでこの誘いを受ける。
 パーティーは、戦士と赤魔道士とシーフ、そしてオレのモンクだ。随分と打撃系のパーティーである。しかし、戦士と赤魔道士の装備品が同じなので、見た目では判断できない。名前を見ればいいんだが。
 いっそのこと、赤魔道士は赤ら顔、黒魔道士は黒人、白魔道士は顔面蒼白でどうだろう、とか密かに思う。
 LVはだいたい8とか9とか。赤魔道士がLV6だったかな。

 4人でガツガツ進む。えらい戦闘のペースが速い。えらい楽ちんに敵を倒せる。だがしかし、得られる経験値が物凄く低い(3とか5とか)。しかし、質より量なのだろう。なにより、心強い。
 気のせいか、オレのHPだけけっこう減っている。突っ込み過ぎだろうか。
 以前、アポなし訪問してえらい目にあった、オークボスの館に到着する。
 なんと、ここに子供たちは捕らわれているらしい。やはり、見当違いの無謀アタックをしていたようだ。もともと、パーティーを組まないとクリアできないミッションだったんだな。

 しばし休息をとり、いよいよドアを叩く!
 と思ったら、外にオークが出たので退治。
 終ると、3人しかいない。
 シーフがフライングで突っ込んでしまったらしい
 当然フクロにされて死亡。仕方が無いので戻ってくるまで待機する。

 シーフが戻ってきたところで、もう1人戦士をパーティーに加える。これで5人パーティーになった。なんと心強いことだ。
 そして、いよいよドアを叩く!
 と思ったら、オレが入れない
 置いてけぼりをくらってしまった。
 どうやら4人までしかボス戦には加われないらしい。タイミングが遅かったのかも知れない。ヒヤヒヤしながら、外から応援する口の悪いハゲ
 しばらくすると、すんなりと出てきた仲間たち。どうやらあっさりと倒してきたらしい。

 今度はオレも行くといい、再度ドアを叩く。
 今度はしっかりとボス戦になったが、オレしかいない
「誰か来てくんねえか?!」と叫び、やっと4人になる。そして戦闘。1人では何も出来なかったオークボスだったが、やっぱりあっさりと勝利する。
 気のせいか、オレのHPだけけっこう減っていた。やっぱり突っ込み過ぎだろうか。

 戦士が「そろそろ学校だ」というので別れたが、そのまま解散するのももったいないんで、しばらくオークを狩る。ペースは速いが、やっぱり経験値が少ないので効率は悪い。死ぬ心配が無いのはいいが。
 仲間の戦士が、穴の奥に詰まっていた、なんだかブリキのメリーゴーランドみたいなモンスターを見つけた。オレも以前見つけてはいたんだが、まさかモンスターで戦闘できるとは思わなかった。
 ていうか、襲われないでよかった
 みんなで「なんだこりゃ」とかいいながらも倒す。「ボスよりも強いかも」「ロボみてえだな」「中にオークが入ってたりして」とか勝手なことを話す

 オークを狩っていても効率悪く、なんだか気まずい雰囲気になったので、街まで走り、西の門をくぐった所で解散する。「縁があったらまた逢おうな!」といって手を振るハゲモンク。
 この4人には感謝したい。なんだかパーティープレイの楽しさを味わった感じだ。
 この時点で朝8時。オレもそろそろ出勤だ。

 しかし、どう思われただろうか。この乱暴な口調のプレイヤーは。
 朝早くからネットゲームなんかしているし。ていうか、夜からずっとやり続けていると思われたらどうしよう。プー太郎だと思われたらどうしよう。引きこもりなんだと思われたらどうしよう。嗚呼、「そろそろ会社だ」と発言しておけばよかった。それはそれで、スチャラカ社員だと思われたらどうしよう・・・・・・。
 とか、ちょっとだけ思った。本当にスチャラカ社員だけど

■2002年5月22日(水曜日) 孤高の妥協プレイ

 残業で遅くなったので、今日はShibaiで行こうと思う。
 友人Nが見当たらないので、西ロンフォールでせっせと楽な敵を倒して経験値を稼ぐ。無理はしない。たまに必死こいて逃げてる人を助けたり。魔法は遠くまで飛ぶから便利だね。

 しばらくすると、友人Nが「サーチ」にひっかかる。東ロンフォールの南、龍王ランペールの墓の洞窟にいるらしい。しばらく会話しながら、楽な敵を倒して経験値を稼ぐ。
 するとLV6になった。地道に強くなっていく。無理はいけない。
 友人Nは「エバークエスト」で知り合った若い衆と、パーティーを組んでいることが判明。誘ってくれるのを待つが、誘ってくれないのでなんだか寂しくなる。

 Stonecoldのレベルが上げたくなったので、0時頃にログアウト。
 無理をしないプレイはストレスが溜まる。

 あらかたクエストはこなしていたので(まだたくさん残ってはいるんだが)、補給クエストをこなそうと思って、東ロンフォールの東北にあるラングモント峠へ行く。
 隣の国へ行かなければならないので、この峠の洞窟から抜けられるんだと思ったからだ。
 ここではもう5〜6回殺されているので、慎重に進む。
 ていうか、1人では無理っぽいので誰かいないか探す。でも「サーチ」しても誰もいない。このデンジャラスな洞窟、オレが貸切状態。遠慮したい。

 殺されそうになったので脱出し、休息を取って再度洞窟に入ると、やっと誰かやってきた。同じくらいのレベルの戦士だ。
 さっそく声をかける。「よお、あんたもこの先に抜けたいのかい?」とかいってみる。
 しかしどうやら戦士は、このハゲの不躾な口調にビビってしまったようだ。どうパーティーに誘おうかと考えながら2〜3回戦闘をしていたら、「帰ります」といって出て行ってしまった。
 ヤヴァイヤツだと思われたかも知れない。
 結局その後、だ〜れもやって来ない。
 そして「楽に勝てる」スライムに1〜2ダメージしか与えられなくて、ボコボコにされて死ぬ
 やっぱり「調べる」は当てにならない。

 ラングモント峠は諦めることにする。きっとあそこから隣の国へはいけないに違いない。わかんないけど。
 なんとなく目的を見失って、街をうろうろしてみる。
 革工ギルドにいくと、ミスラのオネーチャンが、「トカゲの皮を持ってきたらなんか作ってア・ゲ・ル」とかいうので、その気になってバルクルム砂丘に向かうことにする。全体マップで見ると、そんなに遠くないような気がした。

 西ロンフォールから南下する。ここを越えれば砂丘かな、とか思ってたら、なんだか広大な高原にでる
 途方にくれるハゲ
 マップを確認すると、ラテーヌ高原というらしい。砂丘はどこにも見当たらない。かなり先らしい。
 しかも「サーチ」を見てみると、10〜17LVのお強い方々で埋め尽くされていた。StonecoldはまだLV9。微妙に場違いな気がしてきた。恐れをなして、西ロンフォールに戻る。
 無理無茶無謀は控えないといけない。

 だがしかし、こんなことで負けていいのだろうかと立ち止まる。ここで引き下がっていいのかと自問する。
 安定なんかクソ喰らえな男ではなかったのか、Stone Cold Steve Austin! プロレスラーは逃げてはいけない!
 踵を返し、ラテーヌ高原へ走る。

 だがしかし、ラテーヌ高原へ来たはいいが、とてもじゃないが戦える敵がいない。やっぱり仲間が欲しい。ここには、つええやつらとつええ敵がいる。つええやつと組んでつええ敵と戦えば、獲得経験値は少なくなっても、戦闘スキルは上昇する。
 よし、誰かとパーティーを組もう、と選別を始める。
 とはいえ、1回失敗しているんで、「オレとパーティー組まねえか?」といい出しにくい。しばらく何も口に出せないまま、うろつく。

 そうこうしていると、丁度「楽に勝てる」敵を見つけたので、戦う。すると、近くにいた長身のエルヴァーンが、「プロテス」の魔法をかけてくれた。ついでに「ケアル」までかけてくれた。
 実は狙いをつけていたこのエルヴァーン。向こうからアプローチをかけてくるとは、実に都合がいい
 しかし、いつもの口調で話しかけるのは気が引ける。なんだか引いちゃって断られそうな気がする。
 いや、Stone Cold Steve Austinはプロレスラーだ。プロレスラーは、決して逃げてはいけない! プライドを捨ててはいけない!
「あ。今お1人ですか? もしよかったら、パーティー組みませんか? ひとりだとキツくって」
 あっさりプライドを捨てるStone Cold Steve Austin!
 これもまた、プロレスラーの一つの姿だ! What?

 このエルヴァーンの白魔道士さんは、なかなかいい人で、献身的に魔法をかけてくれる。
 まあ、パーティー組むと戦っても経験値が少ないので、魔法をガツンガツン使って、魔法のスキル経験値を溜めるしかないんだが。なんだかちょっと申し訳ない。
 ちょこちょこ会話をしながら敵を探し、多少無理もしながら戦いを続ける。突っ走って戦闘を始めるハゲ
 たぶん相手は学生さんなんだろーなー、とか思いながらも、話を盛り上げようと話し掛ける。手伝ってもらってるわけだし。打って変わってフレンドリーになるハゲ
 このラテーヌ高原は、なんだか夕陽が綺麗だったりする。ちょっとうっとりする、センチメンタルなハゲ

 アクシデント。
 タマネギみたいなモンスターと戦闘中に、オークマジシャンが乱入。
 タマネギをやっつけてオークマジシャンに向かおうとするが、何故か休息を取ってしまうハゲ
 ターゲットをセットしようとして、誤って休息ボタンを押してしまったようだ。
 立ち上がろうとしてボタンを押すが、一瞬はやく攻撃を喰らって立ち上がるハゲ。なので、再び座ってしまうハゲ
 ボタンを押すが、一瞬はやく攻撃を喰らって立ち上がるハゲ。なので、再び座ってしまうハゲ
 なんだかわけがわからなくなるオレ。
 ならばボタンを押さないで攻撃を待とうとするハゲ。エルヴァーンの白魔道士さんに攻撃をするオークマジシャン。
 痺れを切らしてボタンを押すが、一瞬はやく攻撃を喰らって立ち上がるハゲ。なので、再び座ってしまうハゲ
 かつてないほど間抜けな死

 謝りながら、街から出て西ロンフォールを走り、エルヴァーンの白魔道士さんと合流する。
 なんだか迷惑かけっぱなしである。
 今度はもう無理はしない。エルヴァーンの白魔道士さんと敵を選別しながら戦う。
 休息していると、羊がゆっくりと向かってきた。遠近法を無視してでかくなる羊。しかも地響きまでしてくる。デュアルショックなコントローラーがビリビリする。逃げ出すハゲとエルヴァーン。
 話を聞くと、やはりえらいつええ敵らしい。2〜3発で殺されるという。しかも、近寄るだけで攻撃してくるという気の短さだそうだ。羊の風上にも置けないやつだ。

 午前2時半。別れを惜しみながらログアウト。
 経験値は少しだったが、格闘スキルが4つくらい上がった。楽しかったけど、ちょっと気疲れした。

■2002年5月23日(木曜日) 果敢な一期一会プレイ

 プライドを捨てて、恥も外聞も気にならなくなったStonecold。
 いきなりオークに襲われ、「たすけてくれええええ」という我ながら情けない叫びを上げながら逃走。ラテーヌ高原入り口付近でたむろっていたニーチャンに助けられる。
 しおらしく礼をいうハゲ
 ああ、なんか楽だ。

 西ロンフォールに戻り、今度はレベル上げのために経験値を稼ぐ。格闘スキルが、LV9時点でのMAXである30になっていたからだ。なんだかサクサクと敵を倒し、LV10になる。
 喜んで街に帰ろうとしたら、今まで見たことのない、凶暴なわんちゃん発見。そんなに強くなさそう。
 LV10になったんで、このへんの敵は余裕だろうとか思い、天狗になりつつオークに手を出す。
 だが、気づいたらオークマジシャン参戦。
 さらに、凶暴なわんちゃんまで参戦。
 ケツをまくって逃走するハゲ
 わんちゃん追いつかれ、喰い殺される
 LV9にダウン。屁も出ない。

 なんだかコントローラーのデュアルショックの調子が激しい。クリティカルを喰らったり、スキルを発動させるたびにガクガクブルブルするのだが、画面上でもメニューが出たり閉じたりと、もの凄いことになる。
 そこまで激しく震えなくてもいいだろ
 せっかくだが、振動をオフにする。

 街に戻ると、「子供救出の場所知っているひといませんかあ〜」というシャウトが聞こえる。困ってそうなので、参加する。
 だが集合場所には、なんだかLV10とかLV12くらいのツワモノが数人。別の意味でオレが困る
 結局5人でゲルスバ野営陣へ出発する。

 あっさり到着し、オークのボスをあっさり襲撃。
 10秒足らずで勝利。獲得経験値は1
 街に戻るとかいうのでその場で別れ、そのままゲルスバ野営陣でオーク狩りをすることにする。
 なかなか丁度いい敵がおらず、効率悪いなと思いながらもせっせとオークを狩る。弱いな〜とか思って油断する。気づいたらオークに囲まれてて、必死こいて逃げ出す。
 逃げ切れず、ボコられて死ぬ
 こんなんばっかし

 城に乱入して、ホルレーの温泉水を取ってこいというクエストをもらい、街でマップを買い、再度ゲルスバ野営陣へ向かう。
 現地でマップを開き、うろうろしてみるが、ゲルスバ野営陣の奥へいかないといけないように思えた。このクエストは1人じゃ無理、という結論に辿り付く。
 仕方がないので、オーク狩りを再開することにする。

 LV10になった。
 でも弱いオークばっかりなんで、経験値が溜まらない。仕方がないので奥の方へ突っ込んでいこうとすると、ちょうど3人くらいが先を走っていった。これで敵も分散するなと思い、ストーキングする。
 案の定、散らばってオークと戦っていたので、オレはその奥のオークを退治。終ると、ちょうど一箇所に集まって休息を取るような形になった。
 思い切って話し掛けてみる。プライドを捨てたので、実に話し掛けやすい。
 戦士とモンクのパーティーが反応した。しかも話してみると、ミッションで子供を救出しに来たらしい。
 突っ込みすぎだ。もっと下の方だと教える。オレも知らずに突っ込んでここまで来たことはあったので、人の事はいえないんだが。
 2人じゃ心細そうだったので、パーティーを組んで3人で退治にいくことにする。本日2度目の子供救出作戦

 3人じゃあきついかも、というと、モンクのネーチャンが「待ってて」といって走り出す。助っ人を探しにいったようだ。しかしなかなか戻ってこない。その間にオレが1人スカウト。もう3人加わり、なんと7人パーティーになってしまった。しかも、戦士4人とモンク2人と赤魔道士という、またしても打撃系のパーティーだ。
 オークボスも災難だと思う。

 いざ入ろうとすると、既に戦闘中ですとのメッセージが。
 モンクのネーチャンがいない
 ほぼ即死。帰ってくるのを待つ。
 気づくと、戦士が1人いない。間違えて突っ込んじゃったようだ。
 ほぼ即死。帰ってくるのを待つ。
 人のことはいえないが、笑う。

 道に迷ってなかなか帰ってこないモンクのネーチャンを連れ戻し、今度はちゃんとオークボスを退治する。かなり楽勝だった。
 とはいっても、同時に3人しか入れず、オレは助っ人として2回戦いにいったのだが。たぶんLV11くらいになれば1人でもクリアできそうだけど、5〜7人で同時に入るのはかなり難しそうだ
 全員クリアすると、街に帰るというのでその場で別れる。

 しばらく弱いオークと戦い、洞窟で蝙蝠に殺されそうになったのを助けられたり、オークに追われて必死の人を助けたり、間に合わなかったりしながら、経験値を稼ぐ。
 だが、やっぱり効率悪い。
 こりゃ西ロンフォールの森で戦ってた方がいいのでは、と思ってゲルスバ野営陣から脱出する。

 西ロンフォールの森を、南へ走る。ウサギに殺されそうな戦士を助けたりしながら進む。
 だが沼のあたりで蟹を倒していたら、つぶらな瞳のゴブリンにケツを襲われ、ダブルノックダウンになる。
 結局合計3回死亡。
 いいかげん、油断はするなといいたい。

 その日は、かなりの出会いがあった。助けられたり、助けたり、パーティーを組んだり。
 その場限りだったけど、楽しく冒険ができた。
 なんだか、これでいいんじゃないかと思う。



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