だらだら起床。
死にそうに弱った子猫を拾う。キャットフードを大量に食べていたので吐かす。ドザザザザー。とんでもない量の未消化の固形キャットフードが出る。それが終わると、今度は砂をズザザザザーと吐く。エサがなにかわからなくて砂を食べてしまっていたようだ。
そんな夢。今日もアメリカンショートヘアー。
なんかヒマ。ちょっと「ポケモン」も飽きてきた。対戦用のLV65の最強ポケモンズも揃ったし。
なんかGB版の「ドラゴンクエスト3」とかやりたくなる。自由なパーティーを作りたい。だらだらしてても仕方がないので、中古ゲーム屋さんを探しがてら中野ブロードウェイとか行ってみようとか思う。
中野サンモールの中古ゲーム屋にはGB版「ドラゴンクエスト3」はない。そのまますたすた歩いて中野ブロードウェイに。手前のルノアールが別の喫茶店に変わってた。エスカレーターで3階へ。
ヒマなので4階とかにも行ってみたんだが、なんつーか空気が淀んでいて気持ち悪くなるくらいのサブカル空間。もうニオイが違うっつーか。このビルには飲食店がいくつも入っているんだが、とても食事なんてできない。
でも意外に安いもんだね、幸運を呼ぶ水晶系のアイテム。
結局中野にはGB版「ドラゴンクエスト3」はなかった。そういえば「ドラゴンクエスト3」はゲームボーイアドバンズではなくてゲームボーイカラーのゲームだ。もう生産していないのかも知れない。
欲しいものがないと必要以上に購買意欲が促進されるのが人間というものであり、気づけば新宿西口に。新品ならあるかと思ってヨドバシカメラとか回りつつ、ソフマップとか黄色い看板の店とかいくけど、サッパリ置いてない。
他にもゲームショップはあるのかも知れないが、いいかげん疲れてきた。足がガクガクブルブル。今にもぶっ倒れそうな気配。よる年波には勝てません。つーか体力なさすぎ。
南口経由で新宿東口のヨドバシカメラとかさくらやとか回ろうと思ったのだけれど、ヨドバシカメラに置いてないのを確認したあたりで妥協したくなる。もう歩けません。
そしてTUTAYAへ入る。やっぱり「ドラゴンクエスト3」は置いてない。しかし、PS2版「ドラゴンクエスト5」ならある。リメイク版なのに定価8190円もする超ボッタクリゲームである。新品だと実売価格7800円くらいである。
中古で6280円なら安いかも知れない。中古でも7500円とかしか見たことないし。それに、スーパーファミコン版のときは高すぎて買えなかったので未プレイなのだ。新鮮かも知れない。
旧エニックスのこの「欲しいんだろ? ん? んん〜〜? 欲しいんだったら買えばぁ? リメイクで開発費かかってないくせに高い? じゃあ買わなければいいじゃんこの貧乏人がぁ!」みたいな文字通りの殿様商売根性は好きではないんだが、仕方がない。もはや、このまま手ぶらで帰れない。
敗残兵のように肩を落としつつ、死んだ魚の目をして足を引きずりつつ帰宅。
そのまま倒れる。
ぐう。
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久しぶりにこの台詞をいえる。「あー、よく寝た!」
なんつーか、クタクタに疲れ果てると、しっかりと眠れるもんだ。なんかいくらでも何時間でも寝ちゃえる気分だ。なんかヘンな夢を見たような気もするけど、サッパリ覚えてないし。精神衛生的に健全。
というわけで、昨日買ってきた「ドラゴンクエスト5」をプレイ。主人公の名前は、はげお。あのターバンはハゲ隠しなんです。
街からフィールド画面に出たところでフリーズする。ゲームが、ではない。プレイヤーが、だ。ナニコノPCエンジンのゲームみたいなデカイ人形キャラは。これだけはやっちゃイケナイでしょう。
「ドラゴンクエスト7」でやった、ぐるぐる回せるマップシステムが搭載。こんなのない方がいいのに、なんで余計なことするんだろうか。ダンジョンでは決まった角度にしか回せないので、余計に混乱する。
やっぱ「ドラゴンクエスト」は進化でも究極でもなく、安定であり停止のゲームだと思う。ヘタに最新技術なんて使わないで、ファミコン時代のインターフェイスに戻すべきだ。3Dなんていらない。
パパの後を、金魚のフンのようについていく。寡黙だけど子煩悩なパパ。ちょっと怪我しただけでも「ホイミ」。
意外とサクサクレベルが上がって楽しい。あんまり「ドラゴンクエスト」っぽくないかも。序盤はこんなもんだったっけか? わりとお金も溜まりやすいような気がする。何度か全滅したけど。
それにしても、演出ドヘタだなー。ドット絵だと想像力で脳内補正ができるのに、ヘタに3Dキャラで演出するもんだから、一元的な見方しかできず、それがもうグダグダ。笑う気にもなれないパパの死。アホか。誰も聞いてないよ。
あと、他人の家に入って勝手にたんすとか開けてアイテム強奪したり、花瓶とか樽を破壊しまくるシステムは、そのうち教育委員会とかからクレームきちゃうんじゃないだろうか。自分でやっててなんか罪悪感が沸く。盗むけど。割るけど。
ゲームシステムはとっても面白い。シナリオさえなければ、最高のゲームなんだけどなあ。
晩メシ喰ってログオンしようとしたけど、メールチェックがうまくできない。途中で終了しちゃって、PCを再起動させないと再チェックできない。おそらくウィルスチェッカーのせいだ。最近システムも不安定だ。
3回くらい再起動。メールチェックは諦めて、ログオン。
PCの調子が悪いせいでちょっと中途半端な時間になっちゃったし、レベル上げはちょっと気分的にしんどい。
ギザールの野菜でも買い込もうかな、とか思いつつダボイと海蛇の岩窟とオズトロヤ城の素晴らしさをさりげなくアピールすると、Indianaがわかってくれて22時に出発しようということになる。ありがとうおかあさん。
それまでなにしてようかな。あと1時間か。
ちょっと疲れてるかな。
ええと。
ぐう。
Tikiからの電話で叩き起こされる。あわわわ寝入ってしまったもう22時15分。遅刻じゃないですか。
あわてて飛び起きてハゲに憑依。ハゲの偉大なモンクの証取りを手伝ってくれるGoogooとIndianaとパーティーを組み、チョコボは高いので走って出撃。モンクでジャグナー森林を走るのは、なんだか久しぶりな感じがする。
ダボイに到着すると、助っ人にOnyonyoとTikiがきてくれたので合流。そのまま修道窟を抜けて中央島へ。ここにも偉大なモンクの証を落とすOrcish Championはいるのだが、なんだかアライアンスパーティーが暴れているのでパスして奥へ。
ちょうど3匹くらいOrcish Championがいたので戦闘開始。からんできた狩人オークはイッパツで偉大な狩人の証を落とすのだが、Orcish Championは落とさない。
どうやらOrcish Championはサイフの紐が硬いらしい。同じハゲなんだから優しくしてくれてもいいのに。近親憎悪だろうか。
レベル上げのパーティーがきたので、修道窟へ。入ったすぐのところで戦闘開始。ここのOrcish Championはいいヤツで、すぐにハゲ仲間と認識してくれたらしく、あっさりと偉大なモンクの証を落としてくれる。
Indianaに送られて、「デジョンII」でジュノへ飛ぶハゲモンク。
4度目の挑戦。
ぶっちゃけ、もう勝利の方程式はできている。勝てることは間違いない。絶対的に勝てなくてはおかしいというか、これで負けたらバグである。つまり負ける方が難しい。
武器はシヴァクロー。装備は防御に特化。腰にはライフベルト。ミスラ風海の幸串焼きも用意。
最後に用意するアイテムは、TPを100%にしてくれるイカロスウィング。こないだはバザーで3000ギル。競売場でも3600ギルだった。安いもんである。
ジュノ上層の競売場へ。
品切れ。
いや、売っていることは売っている。
1ダース60000ギル。
計算すると1個当たり5000ギルのような気がする。あきらかに割高な気がする。
しかも単品の落札価格は4500ギルとか。バラ売りで競売場に出しても、手数料を考えればかなりの赤字である。こりゃバカバカしい。バザーを探して買う方が良い。ジュノ下層にいけば、誰かが売っているだろう。
下層どころか港にも庭にも売っていませんでした。
背に腹は変えられない。
6 0 0 0 0 ギ ル で 落 札。
なんだか取り返しの付かないようなことをしたような気になりつつも、じじいに逢いに行き、ギデアスのバルガの舞台へ飛ばされる。
すると、BCの周りにはひとだかりが。おお、ハゲを応援しにこんなに集まってくれたのか! ってそんなはずはなく、LSイベントかなんかでBC戦とか連戦でやってるっぽい雰囲気。
なんだこいつ、みたいな視線を全身に浴びて紅潮しつつ、BCへ突撃。
4度目の挑戦。
ぶっちゃけ、もう勝利の方程式はできている。間違いなく勝てることは間違いない。絶対的に勝てなくてはおかしいというか、これで負けたらバグである。つまり負ける方が難しい。
食事をし、イカロスウィングを使い、MND装備でBCに入り、ためるを10回。防御装備に着替えて戦闘モードになり、集中、回避、百烈拳を発動させ、気孔弾を発射。じじいがきたら乱撃をかまし、殴りまくる。TPが溜まったら、また乱撃。
完璧である。
完全勝利である。
どう考えても負ける方が難しいのである。最終限界突破でモンクが負けまくったなんて話は、聞いたことがないのである。
というわけで。
ジュノに戻るとチョコボに飛び乗る。
目からしょっぱい汗を流しつつ、ダボイへ向かう。
食事するのを忘れたうえに、イカロスウィングを使うのを忘れたのに気づいて戦闘中に使ったのがまずかったらしい。装備を確認したら、首にはホーリーファイアルがかけられていた。
こんなこともあろうかと、Indianaたちはまだダボイにいた。何人か追加してアライアンス。
ダボイにつくと、修道窟を抜けて中央島へ。偉大なモンクの証が出たとかいうので、全力疾走で修道窟へ飛び込む。
戦利品から偉大なモンクの証をロットイン! ……できない! うおわさっき使って破れた偉大なモンクの証が残ってるじゃあないかうわー早くしないと流れてしまうー。ぽい。
とかひとりで焦りつつも問題なくゲット。
さあ、じじいにリベンジだ! とかけしかけられるも、今は百烈拳も使えない、薬も飲めないダメなハゲなのであった。
トホホ。
Kayataのミッションアイテムを取るのを手伝いつつ、ドカバキオークを殴り倒す。
肝心のミッションアイテムを落とすNMが他のアライアンスパーティーに占拠されていたのだが、ミッションアイテムが2つ出たので1ついただけるということになり、Kayataがそちらにお邪魔。とてもありがたい。
Kayataミッションアイテムゲット! でももうひとつは何故か流れてしまったらしい。
なんかぶらぶらしているだけでやたらオークにからまれまくったりとかしつつ、「エスケプ」でジャグナー森林へ飛ぶ。Indianaに「デジョンII」でジュノまで送っていただき、ログアウト。
強敵なのは、じじいよりも油断であると認識。
連敗記録なんて作るつもりはなかったのに……。
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いや、じじいには落ち着いて戦えば普通に勝てると思います。
というわけで若干残業しつつ帰宅。晩メシ喰って、レンタルビデオをがちゃん。
まずは期待の『アイデンティティー』を観る。かなり面白い推理サスペンスものらしい。
序盤のモーテルに10人が集まる経緯の見せ方からして秀逸で期待させてくれる。後半に差し掛かるまで、推理サスペンスとしてかなりわくわくさせてくれ、久しぶりにニヤニヤしながら画面に食い入って見てた。あまり無理がなく、破綻もしていない。このまま現実的に話が進んでくれよ、と思った瞬間にファンタジーが訪れる。晴天の霹靂。
このモーテルでの殺人事件は、実は多重人格者の精神内で行われていた。10人の登場人物は、すべてひとりの犯罪者の人格であった。人格の中のひとりが、殺人鬼である。
これはこれで素晴らしく面白い設定だ。同じ世界にあるシーンだと思われていたものが、現実と精神世界に分かれる。デブの犯罪者が目玉をきょどきょどさせるところは巧い。ちょっとわざとらしいけど。
そしてクライマックス。殺人鬼を殺して優しい人格のみが残ったと思わせて、実は殺人鬼が生き残っていた。
芝居も巧いし、脚本もよくできていると思う。しかしタイトル自体がネタバレというのはスゴイ。
続いて『猟奇的な彼女』を観る。話題になった韓国の恋愛映画。ずっと観たかったのだが、ずっと貸し出し中だったので観ることができなかった。
若い頃のK−1MAXチャンピオンの魔裟斗が主人公。きっとこの後キックボクサーになるに違いない。
ゲロですよゲロ。女の子がゲロ。電車内でいったん飲み込んだゲロをオッサンのカツラにぶちまける。リアルなゲロ。なんだかニオってきそうなゲロ。酒呑んで気絶。そしてラブホテルでゲロ。ぼたりとこぼす。でもってビンタ。ビビンビビンビンビンタ。バシバシとビンタ。なんて可愛らしい女の子なんだ。
ごく普通のだらけた大学生の彼。凶暴だがピュアな女子大生の彼女。「好き」とか「愛」なんていう野暮な言葉は出てこない。安らぎと癒し。それが徐々に変わっていく。
やっぱ韓国映画は良いね。邦画の恋愛映画だったら100万回死んでも観たくないんだが、韓国映画は違う。ツボをしっかりと押さえつつ、どこかカッ飛んでる。学生服のコスプレさせちゃうとか、じーさんとかおばさんのひっかけも巧い。
ラストシーンはできすぎだが、カチっとつじつまが合う。こういう爽快感があるのがスゴイ。複線がしっかりと生かされた”運命”の演出。回り道をしたからこそ得られるもの。
まったりと号泣。
珍しく、2本とも面白い映画だった。
じじいを軽く殴り倒そうかと思ったんだが、時間的にちょっとアレなので風呂に入って就寝。
まあ、いつでも倒せるし。今日は勘弁しといてやるぜー。
ぐう。
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寝坊して起床。今日は半休を取った。出社は13時くらいで良い。
なんで半休を取ったかというと、デキモノである。腹に2つできててこれがまたイタイ。デカイ方は痛みがなくなっているのだが、モコリとしこりができてて、いつものパターンだとまた膿んで痛くなるはずだ。小さいほうはもう膿んでて潰せそう。
というわけで、9時に地元の皮膚科へ。ノリの良い医者で、メスで腹を刺されそうになる。体質かも知れない。とりあえず様子を見よう、ってことで5日分の内服薬と塗り薬を貰う。
このまま会社に向かうと、10時30分くらいには着いてしまう。せっかく半休取ったのにもったいないので、中野でマンガ喫茶にでも入ろうかと思い、中央線に乗る。
サブカルチャーの街、中野。あまりよさげなマンガ喫茶がないので改善していただきたい。秋葉原のようなコスプレ喫茶でもいいから。サブカルらしく、暗黒舞踏のコスプレ喫茶とかどうだろう。
というわけで、マンガ喫茶はやめてマックで一服してから会社行っちゃおう、とか思う。ゲームボーイで、借りた「逆転裁判3」とかやりつつ時間を潰す。待った! 異議あり! って、音出さないでプレイするとイマイチなのではないかしらん。
テキトーなとこで東西線に乗り、大手町に到着。歩いてampmに行き、お茶を買う。
まだ時間あるかな。一服しとくかな。ええと今何時かな。
携 帯 電 話 が な い。
間違いなく中野のマクドナルドである。ゴミを捨てるときに、台に置いて忘れないようにしなくちゃな、と思った記憶がある。忘れないように、と思った瞬間に忘れてしまう瞬間性痴呆症。よくあることである。
ヘコむ。
20分かけて東西線で中野へ。マクドナルドに駆け込むと、ちゃんと預かっててくれた。ありがとうありがとう。
20分かけて東西線で大手町へ。なんだかえらい時間を無駄にしてしまった。
出社。
昼メシにampmで買ったそばを食う。
さて、日記でも書くか。
というわけで、テキトーな感じに仕事して、ちょいと残業しつつ帰宅。
晩メシ喰って、だらりと「ドラゴンクエスト5」とかやる。
某新興宗教施設の牢から脱出するはげおたち。男2人に女1人が1つの樽の中に押し込められ、海に放り出される。
鎧や武器などのアイテムもみっしり詰まった樽。どう考えても浮くはずがなく、ドラム缶にコンクリートを流し込まれて海に沈められるのと同じようなシチュエーションだ。
はげおは必至の努力で空気を取り込んで海に浮かぶ。魔法の力かも知れない。だが海図も舵もなく、針路を決めることもできず、ただ海に浮かぶだけ。
狭い樽の中で身体をすり合わせる男と女。女は男たちの汗臭い体臭とストレスからくる口臭と汗のぬるぬる感と絶望感で半狂乱になり、意識を失う。元王子がなにかごそごそやっているような気がするが、はげおはそれどころではない。油断すると沈む。
奇跡が起こり、ある海岸に打ち上げられ、教会のものに助けられる。疲れ果て、気を失うはげお。意識を取り戻すと、心身ともに傷ついた女は出家した。たいして働いていなかった元王子の相棒は、ニヤケた顔で女を見ている。
この教会にいても、女の心の傷を刺激するだけなので、旅立とうとするはげお。元王子も、教会から追い出されたらしく、ついてくるという。少しは役に立つかも知れないので、連れて行くことにする。
ふらりと立ち寄った町で、馬車を破格の9割引の値段で購入。
あまりにも安いので怪しいと思ったら、気色の悪い白馬とモンスターが住みたがる幌馬車のセットだった。こりゃ一般人にはキツイ。しかも、御者席がないので引いて歩かなければならない。まるで馬車の意味がない。
スライムとかおばけきのことか仲間にしつつ、故郷に行ってみたら、廃墟になっていた。話によると、王子が拉致されたのは監視を怠ったはげおのオヤジの責任だとされ、軍隊が派遣されて報復されたようだ。
相棒の元王子は責任を感じているようだ。だが、どう考えても悪いのはオヤジだ。護るべき王子を油断しまくって拉致された上に、息子まで拉致され、奴隷にされてしまったのだ。自分はカッコよく死んで責任逃れ。
むしろ責められるのは、あんなダメオヤジの息子である、はげおの方なのだが、なにもいわずすべての責任を元王子に押し付けておく。その方が気が楽だ。
故郷にある洞窟の奥へ行ったら、オヤジの手紙があった。勇者を探していたので代わりに探してくれ、などと、これまた無責任なことが書かれていた。こんなことだから、妻に逃げられてしまうのだ。
元王子が故郷の城へ行きたそうにしているので、付き合うことにする。だがトラブルに巻き込まれるのはめんどくさいので、森や山を彷徨って時間を稼ぐ。
こうしてモンスターを倒していると、なんだか強くなった気がする。馬車のなかのりんごも、邪悪な笑みを浮かべている。それにしても、話しかけると「はあぁ〜」と囁くおばけきのこが強い。はげおを上回る強さだ。
しかし、そろそろ元王子を連れまわすのも限界だ。あまりにも悩んでいるので、後頭部の十円禿げが、五百円禿げになってきた。このまま迂回を続けていると、つるっ禿げになってしまって誰だかわからなくなってしまう。顔色も悪い。
うつろな目でブツブツと呟く元王子の暗い雰囲気にも辟易してきたし、戦力的にはもう役にも立たないので、城に行って開放するつもりだ。お家事情に巻き込まれるかも知れないが、おばけきのこに暴れてもらうとしよう。
とりあえず、宿で一泊。久しぶりに、教会に寄る。
まあなんつーか、ゲームシステムはとても面白い。ゲームバランスも、素晴らしく難易度が下がって楽ちんである。フィールドをぶらぶらしつつ、イベントをクリアしてるだけでレベルが上がるので、ぜんぜん苦しくない。
ストーリーを先に進めようって気にはなれないけども。イベントのテキストを読むのが苦痛だ。グダグダの人形劇を見せられるのが苦痛だ。ぶらぶらモンスターを仲間にしたり、武器や鎧を買うためにお金を稼いでいる方が遥かに楽しい。
テキトーなところで、深夜番組とか見つつ風呂に入って就寝。
ぐう。
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もっさりとウソ残業して帰宅。晩メシ喰ってログオン。
IndianaとGasinはオンゾゾの迷宮にモルダバイトピアスを落とすNMを狩りに行っているようだし、とっととじじいをぶん殴り倒してスッキリしようかと思う。
しかしながら、まだ薬物中毒のままである。イカロスウィングを服用すると、2日くらい中毒症状が出てしまう。ジョブアビリティだと、地球時間で2時間なのだが、薬物中毒の症状はヴァナ・ディール時間らしい。
時間つぶしに、ギザールの野菜を15ダース購入してロランベリー耕地へ。ライダーブーツとライダーグローブのお蔭か、やたらクズアイテムが掘れる。獣人ミスリル貨も2枚掘れたし、レッドポッドも1つ掘れた。
こりゃあ効果あるぞ調子いいぞイヤッハー! とか思ってたらすぐに枯れる。完璧に枯れる。ギザールの野菜2ダースで石つぶて1個とか、もう凄まじい勢いだ。
あっという間にギザールの野菜がなくなったので、「テレポホラ」で飛び、レッドポッドを置きにサンドリアまでチョコボで走る。いねむり運転で西ロンフォールを走り抜ける。
自宅に入ると、3つ並んだレッドポッドが。1つ追加。モーグリの背後に一列にならぶレッドポッド。なんだかアヤシイ。
「デジョン」でジュノに戻り、モグハウスに入る。
Indianaの悲鳴があがる。嬉しい悲鳴だ。NMを倒して、Gasinが以前から欲しがっていたモルダバイトピアスが出たらしい。
Indianaの悲鳴があがる。驚愕の悲鳴だ。なんと戦闘終了直後にGasinが回線落ちしてしまったらしい。Indianaはパス済み。つまりそれは、モルダバイトピアスが水洗便所に流されてしまうということであり。
Gasinも伝説の男に仲間入りか。
そんなIndianaの悲鳴を聞きつつ、そろそろ薬物中毒も切れるかな、とか思うがまだ切れない。
ちょっとベッドに寝そべる。
すこしだけ、仮眠。
すこしだけ……
朝 7 時 に 起 床。
えらいたっぷりと仮眠してしまった。10時間の仮眠。いつも7時間睡眠なので、普段よりも3時間も多い仮眠だ。なんだか眠るのがとても気持ちいい。微妙に疲れが取れていないけれど。
シャワーを浴びて、ぼんやりとモグハウスで立ち尽くすハゲを見る。
そうだ、じじいを倒しに行こう。
寝ぼけ頭なので、緊張することもないだろう。このぼんやり加減は功を奏するかも知れない。
ル・ルデの庭に行き、じじいに挨拶する。ギデアスのバルガの舞台へ飛ばされる。
さて、BCに入る前に、まずは食事だ。ミスラ風海の幸串焼きを食う。
そして、イカロスウィングを飲む。TP100%。
準備は万全。
…………。
あれ?
最終限界突破の場合、TPってBCに入るとリセットされるんじゃなかったっけ?
緊張しない変わりにぼんやりしすぎた。
バルガの舞台でハゲ放置。薬物中毒を取るために。
ぼんやりと出社。
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わーいワスレテター2周年。2周年目の日記が寝過ごし寸止め日記かYO! って、去年はなにしてたんだろうと思ったら、味噌汁で拳を洗って出直そうとしていた。
そんなハゲ日記ですが、今後ともテキトーな感じでよろしくお願い申し上げます。
プチ残業めいたことをしつつ帰宅。晩メシ喰ってログオンしていた。
昨晩からログオンしっぱなしだ。薬物中毒を取るために、朝からバルガの舞台に放置されたハゲ。ログを見たら異国人の方から疑問のエモートをいただいていた。
しかも出社するときにマウスを動かしたらしく、ぐぅるぐぅるカメラが回りっぱなしだったのでPCへの負荷がアレでちょいと熱とか心配。最近調子悪いしなあ、コイツ。
というわけで、薬物中毒が取れたので5度目の挑戦。
食事をし、MND装備でBCに入り、イカロスウィングを使い、じじいをタゲって武器を抜き、ためるを8回。集中、回避、百烈拳を発動させ、気孔弾を発射。防御装備に着替えつつじじいがきたら乱撃をかまし、殴りまくる。TPが溜まったら、また乱撃。
日曜日に書いたのは間違っていた。こっちが正しい。食事はミスラ風山の幸串焼きが良いらしい。この通りにやれれば問題ない。
この通りにやれれば。
落ち着くことさえできれば、まるで問題ない。
1度犯した間違いは、2度とは犯さない。それほど学習能力がないわけではない。
1度目の挑戦は、LV67の時。勝てるとは思ってなく、当然のように負けた。
2度目の挑戦は、LV70の時。戦闘中に集中、回避、百烈拳を発動させているうちに負けた。
3度目の挑戦は、2度目の直後。スパルタンセスタスにMND強化装備のまま戦闘してて負けた。
4度目は、食事するのを忘れたうえに、イカロスウィングを使うのを忘れたのに気づいて戦闘中に使って負けた。
思い返せば、よくもまあこれだけいろいろな負け方をしたもんである。逆にいえば、これだけアイディアを出したのだから、もうネタは残っていないだろう。失敗する隙などない。
5度目の挑戦。
最近サポートジョブにシーフをつけてレベル上げに行っている。LSのみんなと遊ぶときは、メニューからウェポンスキルを発動していた。何故なら、マクロのウェポンスキルには、不意打ちが組み込まれているからだ。
なので、今回は特別にウェポンスキル用のマクロを組んだ。
/ja ためる <me>
/wait 2
/ws 乱撃 <stnpc>
/p うんこー
このマクロで問題なのは、「うんこー」と囁くところではない。
1行目と2行目と3行目だ。
まず2秒も間隔があるので、<stnpc>によるターゲットが出るのが遅い。焦って連打したらキャンセルされたっぽいので慌ててもう一度マクロを押したら、今度はためるがまだリチャージされていなくてマクロが発動されない。
いやはや、まだまだ隙が残っていたもんである。
ていうか、わざわざネタを仕込んでいたという疑惑さえ生まれる。
というわけで、ハゲモンクの死体ができあがる。いい加減、じじいも呆れているかもしれない。
昨晩、笑いの神が降りてきて、NMをい倒した瞬間に回線落ちをしてモルダバイトピアスを下水に流してしまったGasinとIndianaが、オンゾゾの迷宮にいた。再度モルダバイトピアスをゲットするために張り込んでいるようだ。
ソロで孤独に鬱になって死んだ魚の目でブツブツ自己嫌悪を呟きながらオズトロヤ城にこもって偉大なモンクの証をゲットしようかとも思ったのだが、ひとに見つかるとハズカシイのでやめることにする。
チョコボに乗って、オンゾゾの迷宮を目指す。いつも世話になってるGasinの助っ人だ。ゴブリンを殴ってストレス発散もできる。コカトリスの肉も欲しい。
とか思いながらタロンギ大峡谷を走っていると、GasinとIndianaはラバオにいた。どうやら、つい先ほどNMを倒したらしい。モルダバイトピアスは落とさなかったようだ。で、次に出現するのは1時間30分〜2時間30分後だという。
そんなわけで、一緒にオズトロヤ城に行ってもらえることになる。
偉大なモンクの証取りに。
申し訳なくてありがたくって、父ちゃん涙出てくらぁ。
途中でFelixも合流。4人でオズトロヤ城に突入開始。ズンズン進んで扉の前へ。
邪魔なヤグードを殴り倒すとなかなかアイテムドロップが良かったので、こりゃあすぐに出るぞ、とか思ったのだが、モンクタイプのYagudo Flagellantを倒したあたりからドロップ率が悪くなる。なんでやねん。
Reinhaldも助っ人にやってきてくれて、モリモリ狩る。
偉大な黒魔道士の証を取りにパーティーがやってきたので、黒魔道士タイプのヤグードは譲ることにする。このへんは、コミュニケーションである。IndianaとGasinが取りまとめてくれた。
すると、あっちのパーティーに偉大な黒魔道士の証が出たようだ。おめでとおおおお! とか戦闘しながら祝福してたら、こっちも偉大なモンクの証が出た。なんつーか、ちょっと嬉しいシンクロニシティである。
そろそろオンゾゾの迷宮にNMが出る時間である。「テレポメア」でタロンギ大峡谷に飛び、走ってオンゾゾの迷宮へ向かう。
広間に行くとライバルっぽい張り込みがいないので、もしや早目に出現して狩られてしまったのでは、とか思うが、広間でソロっていた竜騎士さんにReinhaldが聞き込みをすると、40分は出現していないとのこと。
ぽつぽつとライバルが現れ始め、NMが倒れてから2時間が経過した。まだ出現しない。
緊張の張り込み。
すると、目の前にMysticmaker Profblixが出現した。でも手前には、ソロでレベル上げをしていたTianaが戦っているコカトリスが。メニューから連打では気孔弾が撃てない。ライバルも近い。焦る。
Indianaの「フラッシュ」が決まり、ハゲの気孔弾もやっとヒットした。戦闘開始。
みんなで「デロデロデロ〜」とかおどろおどろしい言葉を叫びつつ殴り倒す。
デター! モルダバイトピアス!
今回はGasinに笑いの神が降りることなく、無事にゲット。おめでっとおお!
「サンダーIV」を下水に流しつつ、「テレポルテ」で東アルテバ砂漠へ飛ぶ。今度は、Reinhaldの助っ人として、流砂洞へ古の岩塩を取りに向かう。オポオポ王の王冠をゲットするクエストである。
ラバオで準備を整え、チョコボに乗って西アルテバ砂漠を走り、南西の入り口から流砂洞へ。わりとマイナーかつ難易度の高いクエストだから、当然ライバルなんていないと思っていたのだが、なんと2パーティーもライバルがいた。
1体だけ古の岩塩を落とすSand Diggerを倒したものの、なんとも後味が悪い。後からやってきたんだし、ここは引くべきかも知れない。とか相談してたら3PT目のライバルが登場。
残念だけど、またこよう、ってことでこの日は諦めることにする。
「エスケプ」2発でバストゥークへ。お礼をいいつつパーティー解散。
いそいそとモグハウスでサポートジョブに黒魔道士をつけると、「デジョン」でジュノへ飛び、ル・ルデの庭に走るハゲモンク。
今度こそ。
もう負けられない。
IndianaとかGasinとかAonoriさんとかReinhaldとかFelixとかGwenとかYurotanとかTaruoとかKobattiとかTechuに助けられまくりでやっと手に入れた偉大なモンクの証を、もう5枚も無駄にしてきた。
これ以上迷惑はかけられない。
そろそろ、本気で決めるべきだ。今度こそ、マジメに落ち着いてしっかりと勝利すべきだ。
食事をし、MND装備でBCに入り、イカロスウィングを使い、じじいをタゲって武器を抜き、ためるを8回。集中、回避、百烈拳を発動させ、気孔弾を発射。防御装備に着替えつつじじいがきたら乱撃をかまし、殴りまくる。TPが溜まったら、また乱撃。
この通りにやれれば問題ない。落ち着くことさえできれば、まるで問題ない。
1度犯した間違いは、2度とは犯さない。それほど学習能力がないわけではない。
1度目の挑戦は、LV67の時。勝てるとは思ってなく、当然のように負けた。
2度目の挑戦は、LV70の時。戦闘中に集中、回避、百烈拳を発動させているうちに負けた。
3度目の挑戦は、2度目の直後。スパルタンセスタスにMND強化装備のまま戦闘してて負けた。
4度目は、食事するのを忘れたうえに、イカロスウィングを使うのを忘れたのに気づいて戦闘中に使って負けた。
5度目は、4時間前。マクロの組み方を間違えて焦って負けた。
思い返せば、よくもまあこれだけいろいろな負け方をしたもんである。逆にいえば、これだけアイディアを出したのだから、もうネタは残っていないだろう。失敗する隙などない。
6度目の挑戦。
マクロは組みなおした。今度のマクロは、ちゃんと実戦で何度も使ってしっかり発動することを確認してある。問題はない。
もうネタなんてない。もう勝つしかないのである。
食事をし、MND装備でBCに入り、イカロスウィングを使い、じじいをタゲって武器を抜き、ためるを8回。集中、回避、百烈拳を発動させ、気孔弾を発射する。
順調だ。
じじいがきた。
防御装備に着替えつつ、まずは乱撃!
……発動しない。TPが足りません?
それでも頑張る。じじいが百烈拳を使う。TPが溜まったので乱撃。チャクラでHP回復。もうすこし。あとすこしで、じじいはくたばる。TPは80%。乱撃だ。もう一撃乱撃を喰らわせば、勝てる!
勝利は目前である!
そうだ。思い出した。
BCに入ってためるを使っているとき、ふと装備を見たら攻撃間隔の遅いスパルタンセスタスを装備していたんだった。
こりゃあ遺憾と思い、攻撃間隔が短くて命中修正のあるシヴァクローに装備し直した。
これで問題はなくなった、と思った。
な く な っ た の は 、 T P だ っ た。
6度目の敗因は、イカロスウィングを使ってTP100%にした後で、武器を交換したことだった。
最初に乱撃さえかましていれば、完璧に勝てた。
そう、死体になったハゲモンクは思うのであった。
ごめん。また証取りに付き合って……。
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