定時でスカッと帰宅。途中でレンタルビデオを借りてきちゃう。晩メシは酢豚。
何故か『ファイブスター物語』を観る。なんでだろう。永野護原作の壮大な物語。要約すると歴史ロボットもの。アニメ雑誌に連載されてた作品。1989年だから15年前の作品だ。まだ高校生の頃だなあ、コレ。マンガの単行本は買ってたけど、あきらかに地雷なので避けていたアニメ映画。
サイヤ人のベジータが気持ち悪いです。棒読みだし。とにかくベジータな声のレディオス・ソープ。まあスーパーサイヤ人みたいなもんだろうけど、それにしてもベジータ声。当時まだベジータは新人だったのだろうか。かなりキツイ。ぶっちゃけ、新宿二丁目によくいるオカマにしか聞こえない。主人公がオカマで棒読みでベジータ。もう抱腹絶倒。
演出のヘタクソ加減がアレだが、マンガの1巻をかなり正確にトレースしている。たぶん余計なシーンもあったけど。声とか動きとかもアレだが、永井一郎が締めてくれる。
まあ、今観ちゃうとアレなのでまあなんつーかアレ。当時としてはなかりクオリティ高かったんじゃないだろうか。「超時空要塞マクロス 〜愛・おぼえていますか〜」みたいなのと同じクオリティ。
ちなみにこのビデオ、最後まで巻き戻されていなかった。たぶん、前借りた人は途中でリタイアしてそのまま返したんだろうなあ。ていうか、レンタルビデオ屋の店員も、なにもいわずに巻き戻しすらしなかった、っつー。
脳が弛緩したので、だらだらとTVとか見ながらだらだら就寝。
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どこかの高原公園。振り返ると富士山を隠すように山が連なる。そこに、突然大怪獣が出現。緑色の巨体に大きな角。暴れながら山から降りてくる。必死こいて逃げる。辺りにいたひとたちも必死こいて逃げ出す。分裂する大怪獣。岩石が転がる。地球防衛軍のものと思われる銀色の未来的な戦車みたいな乗り物が、大怪獣に踏み潰される。喜びながら逃げる。うおー怪獣だよ怪獣。
狭いデパートに入り、エレベーターを待つ。やっときたエレベーター。薄桃色のカーテンをくぐって、狭いエレベーターの中に入り、で最上階へ向かう。追いかけられていて焦る。エレベーターを待つ。薄桃色のカーテンをくぐって、狭いエレベーターの中に入り、1階を目指すが途中で降りて階段を走って降りる。
そんな夢。
なんか後半はエロかったような。
怪獣が出てきたので、目を覚ましてから興奮。怪獣ですよ怪獣。ポケモンのバンギラスみたいなやつ。つーかバンギラスそのまんまだったけど。
Taruto様からPCの調子が悪くて就職活動できないウキー! との連絡を受けたので、代替機を持って行くことにする。サブマシンとして使ってた、SOTECのAFiNA Styleという省スペースPCだ。
CPUはCeleron700MHzでメモリは512MB。HDは30GB。12.1インチTFTカラー液晶画面。性能的には、ゲームとかしなきゃまだまだ現役バリバリのPCである。埃かぶってるけど。
重量約4.5kgのPCを紙袋に入れて、電車に乗って移動。ヒィヒィいいながらTaruto邸に到着。奴隷のようにセッティングをしてインターネットに接続する。ケーブルTVでルータなしだとちょっと設定がめんどくさい。
Tarutoが目を離したスキに、とてもひとにはいえないようなデータを一気に削除。嗚呼もったいない。
駅前のケンタッキーでフライドチキンをむしゃぶりつきつつ撤退。
相棒の元王子の頼みで城に行ったら、ニセモノの皇后がいたのでラーの鏡で正体を暴いたら、タラコ唇のブサイクなモンスターだった。腰が抜けそうになる。元王子は王になった弟を補佐するので残るという。厄介払いにちょうどいい。
それにしても、某進行宗教施設から一緒に逃亡し、樽の中で元王子に悪戯され、関係を絶つために出家したマリアという女、元王子が本当に元王子だと知ると、あれだけ嫌悪感をあらわにしていたのにも関わらず、手のひらを返したかのように、取り入ろうと必死になっていた。どちらかというと、はげおの方に好意をいだいていたはずなのに。たいした女である。
友達は、モンスターだけである。
はげおはモンスターを連れて旅に出る。「はあぁ〜」とかしか喋らない相棒たちとともに、世界を放浪する。ちょっとさびしい。人間の言葉で会話したい。
船に乗って異国の地に降り立つと、モンスターが畑を荒らすので退治してくれと頼まれる。ヒマなので承諾して洞窟の奥へ行くと、どこかで見たようなキラーパンサーがいた。全力でいくら殴っても切り刻んでもびくともしないタフネスさで、何度となく逃げ出す。
ふくろの奥深くに突っ込んでいた汚れたリボンを差し出すと、そいつは急になついてきた。そいつは、子供の頃すこし一緒に旅をした、ゲレゲレだった。何故か親父の剣を守っていた。
ぶっちゃけ、そんなに親しいやつではない。親父の剣だけ守っていたというのも、わけがわからない。親父になんか、ぜんぜんなついてなかったはずだ。はげおとも、数日間一緒に旅しただけだ。しかも親父の剣、もう時代遅れだ。強くもなんともない。
村に戻ってみると、グルだったんだな、とかいわれていい迷惑だ。疑いを晴らすこともできず、戦力的にまったく役立たずのゲレゲレを連れて、村を離れる。
ぶらりと立ち寄った北の街で、古代魔法を復活させる手伝いをする。「ルーラ」という魔法で、一度訪れた街に瞬間移動できるという実に便利な魔法だ。実験は成功し、はげおは「ルーラ」を習得した。
結婚式が盛大に行われたという噂が気になったので、「ルーラ」で城に行ってみる。予想していたこととはいえ驚いた。マリアが元王子と結婚してやがった。玉の輿ってやつか。まったく、地位や金が関わると、女は変わるものである。マリアは豪華な衣装を身にまとい、満面の笑みである。元王子は、どこか自棄になっているような気がする。だが、自業自得である。
信用できるのは、モンスターだけである。
はげおはモンスターを連れて旅に出る。
ラーの鏡て。このネタいつまで使いまわすんだろうか。「ドラゴンクエスト7」でもあったっけ。
それにしても、相変わらず人間憎悪に満ち溢れたグロいシナリオだ。レベル上げしているときが、いちばん楽しい。なので、フィールドを歩きまくり。なかなか新しいモンスターが仲間にならない。
ゲームバランスとか洞窟のマップとか秀逸だ。素晴らしく楽しい。
F1モナコGP。予選を楽しみにしていたんだが、深夜2時くらいに眠気に負けて就寝。なんかニュース特番で時間ずれてたみたい。ここんとこBARの調子がいいので、佐藤琢磨を応援したかったのに。
えー予選7位ですか佐藤琢磨。ミハエル・シューマッハも4位かー。って、ルノーつええなしかし。
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だらりと起床。なんかもお、かなり究極的にだらけモード。
洞窟をくぐって、塔がそびえる街に到着。フローラとかいう金持ち風の娘の飼う下品な顔の犬にハァハァされて気分が悪くなる。
なにか浮ついた雰囲気の街だ。話を聞くと、大富豪が娘のフローラの婿を公募していて、逆玉を狙った貧乏人の男どもが終結しているという。人権侵害もはなはだしい。世の中にはとんでもない親がいたもんである。
フローラの夫になれば、親父のパパスが探していた勇者の盾がもらえるという噂を聞く。親父の意思などどうでもいいのだが、あれでも一応世話になった親なのだし、知ってしまったからには無視するのもなんだか気持ちが悪い。
試しに大富豪の館へ行ってみると、もう金の亡者としかいいようのない胡散臭い奴らや、なにか勘違いした知能指数の低そうな奴らがハァハァしていた。こんな奴らと同類だと思われたくないので、さっさと館を後にする。
しかし、行き止まりである。広大に思えた世界だが、これ以上どこへも進めない。
うなだれて街に戻り、仕方なく大富豪の館へ行くと、まださっきの胡散臭い奴らがハァハァしていた。自棄になって、はげおもハァハァしてみる。すると、面接が始まった。大富豪は、指輪を2つ持ってきたら娘をくれてやる、という。娘の意見はまったく聞かない。世の中にはとんでもない親がいたもんである。
火山へ向かい、指輪をひとつゲットして大富豪に持っていくと、船を貸してくれた。もうひとつの指輪をゲットするには船が必要らしい。この時点で、遺産目当てのライバルはいなくなっていた。どいつもこいつも、下半身と成金の欲望だけの奴らだった。
水門を開けに、ちいさな村へ行ったら、子供の頃すこしだけ一緒に旅をしたビアンカという女がいた。幼馴染といってもいいだろう。いい女に成長していたが、寝たきりの父を抱えて難儀していた。
事情を話すと、ビアンカの顔色が変わった。一緒にきたいというので、洞窟へ連れて行くことにする。戦力的にはまったく役にたたず、1度殺してしまった。それでもまだついてくるという。そんなに足を引っ張りたいのか。迷惑はなはだしい。
もうひとつの指輪をゲットしたので、大富豪のところへ向おうとしたのだが、色気づいたビアンカに村に誘われ、つい一泊してしまった。迂闊だった。どうやらビアンカは、ひとりで父親の世話をするのがキツイので、はげおに押し付けたいらしい。いや、幼馴染が裕福になって自分だけ不幸になるのが許せないのかも知れない。
フローラと結婚生活を送る気などさらさらなく、貰うものを貰ったらとっとと消えるつもりなのだが、信じてくれない。今まで苦労したのだろう、ビアンカはすっかり人間不信に陥っていた。
気が重い。
ついにきました結婚イベント。それにしても、ビアンカもフローラもキャラが薄い。稚拙な短いエピソードばかりで、思い入れがまったくない。愛のない結婚になりそうだ。シナリオライターの悪意がひしひしと伝わってくる。
人生ドラマを演出するには、「ドラゴンクエスト」という文法は適していない。スーパーファミコン時代であれば、脳内補完でお茶を濁せたのだろうが、PS2の表現力の前ではあまりにも無力だ。時代が変わりすぎた。
LV25になってなかなかレベルが上がらなくなってきたが、ゲームバランスは未だ秀逸。ただ、気に入ったモンスターのレベルの上限があるのは残念だった。さようなら、おばけきのこ。
22時45分から。いよいよF1モナコGP。TVの前に正座する。
佐藤琢磨、モノスゴイとんでもない凄まじいスーパーアルティメットスタートで、予選7位から一気に4位に。ミハエルとバリチェロとライコネンをぶっこ抜き。うおすげーぜ! シビレル。
でも3周目にものゴッツえらい白煙を上げてリタイヤ。エンジンブロー。白煙でコースを隠してしまい、クルサードにフィジケラが突っ込み、フィジケラのマシンが大破。今季初のセーフティカー。
ミハエルも、セーフティーカーの後ろでタイヤをロックさせてるとこにモントーヤに尻をつつかれてクラッシュ。リタイヤ。
あーあー……。
ルノーが強くて1−2走行。でもラルフの意地悪で、アロンソがクラッシュ。2位のバトンがアツイ走りで迫るが、ルノーのトゥルーリが初優勝。完走9台というサバイバルレース。
まあまあ楽しめたかなあ。琢磨、惜しかったなあ……。ミハエル、ちょっとアレはないんじゃないかなあ……。
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ベッドで死んでいるはずの親父が寝返りをうっていた。驚いていると、普通に目を覚ます親父。お袋を叩き起こして医者を呼ばせる。脳障害とか心配になるが、普通に会話できる。実は生き返ったのは親父ではなく、元気系キャラの優しい美少女高校生の姉であり、悶々する。
「お姉ちゃんはリビング☆デッド」みたいな。ゾンビのお姉さんは好きですか?
そんな夢。
なんか後半は煩悩パワー全開。
プチ残業して帰宅。仕事がないと目が回る。晩メシ喰ってログオン。
やたら眠い。疲れることなんてしてないんだけど、なんだかとっても疲れてて眠い。もうビデオとかだらりと観ながら寝ちゃおうかな、とか思うが、ちゃんと観たいビデオばかり借りてきているので我慢する。
ぼーっとしてたら、Gasinが偉大なモンクの証取りに付き合ってくれると嬉しいことをいってくれたので、泣きながら飛びつく。ジュノ下層から、チョコボでてってこオズトロヤ城へ。
オズトロヤ城を進んでいると、電話がかかってきた。今はまだシークレットなアレのためのナニの契約確認の電話だ。身元確認をしてもらいながら、片手でハゲモンクを操作。
なんかからまれた。
LV70なのに、からくり扉を開ける前にからまれた。精霊魔法でゴッソリHPを削られる。
こんなところでからまれることなんてなかったので、敵の配置でも変わったのか? 練習にならない敵がなんらかの原因で襲い掛かってきたのか? 敵対心? さっき買ったタイガーマスクのせいか? とかいろいろ考える。
契約内容の再確認とか電話でしながら、パニック状態。電話には「はいはいはいはいよろしくお願いしますします」とかテキトーな受け応えをしながら戦闘態勢を取る。なんか重要なこといってたような気がするけれども、それどころではない。
からくり扉のレバーの位置を確認しに行っていたGasinがやってきて命を救われる。だが、ヤグードの大群が次から次へと襲い掛かってくる。ていうか、「楽に倒せる」ヤグードが数体いるので、なかなか倒せない。
Gasin死亡。
ハゲモンク死亡。
どこかの誰かが、奥のヤグードをリンクさせてもってきたらしい。Gasinとハゲを殺害したヤグードたちは、すっきりしたかのようにスキップしながら奥へ歩いて行った。
契約が不成立になったら、このヤグードをここまで連れてきたやつのせいだ。プンプン!
まったくもってGasinには申し訳ない。でも、まだ付き合ってくれるという。とてもとてもありがたい。
再度ジュノ下層からチョコボに乗って、てってこオズトロヤ城へ。今度はヤグードにからまれることはなかったが、からくり扉を開けたらいきなりコッファーがあった。Gasinはカギを持ってたのに持ってきていなかったので悔しがる。
最深部の扉の前に陣取って、ヤグードを殴る。モンクと赤魔道士の2人だと、戦闘時間がかかるが安定して戦える。1体ならリンクしちゃっても問題ない。
すいていたので、わりとあっさり偉大なモンクの証をゲットできた。2人とも「デジョン」で素早くジュノへ戻る。
薬物中毒が切れるまで、ギデアスのバルガの舞台で待機。
7度目の挑戦。
7という数字は縁起がいい。ラッキーセブン。今回は間違いなく、じじいを倒すことができるだろう。いいかげん、偉大なモンクの証取りも疲れた。これ以上みんなに迷惑をかけられない。ネタ的にも、これ以上引っ張っても意味がない。
脳内でシミュレート。問題はない。
BCへ入り、ためる。シヴァクローにライフベルトで装備は完璧。イカロスウィングも使用済み。
集中、回避、百烈拳。気孔弾を撃ち、防御装備に着替える。順調だ。乱撃マクロも問題ないはずだから、これで勝利は確定だ。
じじいが勢いよく殴りかかってきた。
じじいが突っ込みすぎているので、まず初っ端の乱撃を撃つために、ちょっと後退する。
ターゲットが外れていた。
じ じ い に 背 中 を 向 け る ハ ゲ モ ン ク。
いや、問題ない。焦ってはいけない。TPがなくなったわけではない。落ち着いてじじいに向き直り、乱撃をかます。
すると、じじいは今までの6回の挑戦ではいちども使わなかったWSを使った。タックルである。夢想阿修羅拳とか使うのならわかるが、何故タックルなのだ。やはりボケたかじじい。
ス タ ン し ま し た。
いや、問題ない。焦ってはいけない。たかが1〜2秒くらいのスタンだ。じじいを殴りまくり、チャクラで回復。TPが溜まったので乱撃。あとはキアイだ。
キアイだ。
問題ない。
問題はないのだ。
なにもクリティカルな失敗はない。
なのに何故。
ハゲモンクの死体が転がっているのだろう。
キアイ負けであろうか。なんだろう、負ける要素なんてなかったはずなのだが。じじいのHPは残り1/10くらい。勝利目前であったのに、7回目の挑戦も敗戦となってしまった。
いい加減にしてください。
い い 加 減 に し た い ん で す。
のび太くんになった気持ちで「ガシえも〜〜ん!」と泣き叫びつつふすまを開ける。優しい笑顔でやってきたガシえもん。おにょ子ちゃんも一緒に、チョコボでオズトロヤ城に向かう。
3人なので、さっきGasinと2人だった時より楽に狩れる。リンク2体とかも軽くしのげる。でも、なーんにも落とさない意地悪ヤグード。
しかも鍵取りかなんかのパーティーが乱獲しているので、Yagudo Flagellantを探すのもタイヘン。必要ないこっちのパーティーにコッファーの鍵が出ちゃったり。
1時間30分くらい狩りまくると、ライバルパーティーもいなくなり、やっとこさ偉大なモンクの証をゲット。まだ薬物中毒なので、治るまでスキルあげとかギル稼ぎとか。
なんだかんだで深夜0時。薬物中毒は治まったが、無茶苦茶眠い。ただでさえ眠かったのだが、モウレツに眠くなる。走ってるだけでヤグードにからまれるくらい眠くなる。
じゃあ帰ろうか、とか話していたら、リーダーのGasinにTellが届いた。証取りを手伝って欲しいとのこと。
なんと、3連敗中のモンクさんからのようだ。とても人事とは思えない。3敗程度では、まだまだだが。いやむしろハゲの方がはるかに未熟であると思うのだが。
親切に、GasinとOnyonyoは残って手伝うという。なんて素晴らしいやつらなんだ。
でもハゲは寝落ちしそうなので、ここで離脱。申し訳ない。
呪符デジョンでジュノに飛び、モグハウスに飛び込んでログアウト。
そのままベッドに倒れる。ぐう。
今度こそは……。
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広いマンションの一室に閉じ込められている。壁際に怯えた女の子が2人。犯罪者の猫背の痩せた男に、無理やり薬を飲まされて変身。猫背の男も薬を飲んで悶絶。その隙に、女の子2人を抱えてマンションの窓から夜の街に飛び出す。闇夜を飛ぶ。
キーワードは3つ。速く。速く。なによりも速く。どんなものよりも速く飛ぶ能力。危機察知能力。ありとあらゆる危機を事前に感知する能力。とにかく逃げる。追いつかれないように、速く。
団地に囲まれた路地に降りる。女の子のひとりは、団地の1階部分にある鳥専門のペットショップに興味を示す。放っといて角を曲がる。砂利が靴に入っていたので、靴を脱いで砂を捨てる。角のTUTAYAのレジの店員が、舌打ちと嫌味を囁く。気にしないふりをして、観たいレンタルビデオを探す。
そんな夢。
逃げキャラかYO! 009と同じだな、とか思った。キーワードは3つって、あと1こ思いつかなかった夢の中。
騙し騙し残業しつつ、だらりと帰宅。晩メシ喰ってだらりだらり。
だらけながら、『マッチスティック・メン』を観る。なんだっけコレ。なんで借りたんだか思い出せない。知ってて面白そうだから借りたはずなんだけどな、とか思いつつ再生。思い出した。リドリー・スコット監督、ニコラス・ケイジ主演の詐欺映画だ。
潔癖症の詐欺師ニコラス・ケイジ。潔癖症のわりにはヘビースモーカー。灰が散りまくるので、潔癖症には向かないアイテムなんですけど。缶詰しか食べてないわりには、ガタイが良い、つーか身体デカイ。ニコラス・ケイジにこのキャラ設定は似合わないんじゃ。
凄腕の詐欺師が、娘との生活で潔癖症を治しつつ家族の絆とか取り戻すストーリーだと思わせて、どんでん返し。ドッキリドキドキドッキリドキドキ。クライマックスで見事に裏切られて、してやられるニコラス・ケイジ。一気にすべてを失う。
それなのに、ラストはハッピーエンド。こりゃ凄い。
よく考えると、凄腕の詐欺師を、6人(女子中学生含む)の詐欺チームでペテンにかけるという、壮大な作戦が裏では実行されていたわけだ。リーダーが誰だったのか知らないが、素晴らしいチームワークだ。ていうか、女子中学生なのにあの演技っつーのはいかがなものか。詐欺チームがあまりにも完璧過ぎる。主人公は人間らしさあるのに、詐欺チームはロボットのような完璧さ。
ちなみにこの女子中学生、スッピンのときは可愛いな、とか思ったのだが、最後にベタベタに化粧して目鼻立ちクッキリさせて登場したら、なんだかえらいブサイクだった。顔のデッサンがちょっとずれているのが強調されすぎというか。
複線はあるけど、ヒントは一切ない推理小説みたいな作品だった。ミスしない犯人なんて、リアリティないし魅力ない。
ログオンしてじじいを殴りに行こうと思ったのだが、自信ないので引き続きビデオをがちゃん。
Tarutoの友人が、生活に支障が出るくらい怖かったと話していたらしい和製ホラー映画『女優霊』を観る。『リング』の中田秀夫監督のデビュー作なのかな。原作もこのひとらしい。
主役は柳ユーレイ。個人的に和製ホラー映画にかかせない役者だと思う。雰囲気的にホラー映画に似合っている。演技は役者っぽくなく、下手に見えるが自然でリアルだ。大好きな役者大杉漣も出てて嬉しかったのだが、このひとは存在感ありすぎでちょっと浮いてた。他の役者が演技できないから、余計に浮いている。ある意味リアルなんだけど。カメラワークとかも、なんかリアルだ。序盤のこのリアルさはとても好感が持てる。
ていうか、コワイ! こりゃコワイよチラリズム! ドッキリドキドキドッキリドキドキ。
ついに死者が! ……ってあたりで怖くなくなる。中盤でいよいよ悪霊が動き出すんだが、実際見えてしまうと怖くもなんともない。ただの女性。特殊メイクもなにもしてないので、ただの人間。ただの役者。
ストーリーの必然として、悪霊がなにかをするのだが、その時点で怖くなくなる。悪霊の正体は結局最後まで謎なんだけど、もはやどうでもいい。ラストで柳ユーレイが悪霊に追い掛け回されてついに捕獲されちゃうんだけど、悪霊がぜんぜん悪霊に見えないので、スリルもなにもない。
この映画のもっとも怖い観方は、序盤で観るのをやめてしまう方法だろう。序盤のチラリズムはとにかく怖い。鏡の奥に、背後に、暗闇の中に、天井に。1995年の作品というせいもあるのだが、いい具合に映像が枯れてて、妙な雰囲気がある。昔の土曜ワイド劇場の明智小五郎ものみたいな、おどろおどろしい雰囲気。
ぶっちゃけ、『呪怨』以前の作品、って感じ。『リング』なんかよりも遥かに作品のデキは良いけども。
とあるメーカーのホームページのキャンペーンの記事を見て、心から落ち込む。2時間て……。
泣きそうになりながら就寝。愛せないかも知れない。
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会社の飲み会IN東銀座。1人4500円。
呑んで喰う。日本酒までいく。
ぐわンぐわンで帰宅。
バッタリ就寝。
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