Final Fantasy XI ハゲ 日記
Skin Head Monk Stonecold

LastUpdate 2004-06-04


■2004年5月28日(金曜日) はぁはぁ欠番

 ほぼ定時ではぁはぁしながら帰宅。はぁはぁしながら晩メシを喰い、はぁはぁしながらレンタルビデオをがちゃん。
 ジョン・トラボルタ主演でサミュエル・L・ジャクソンも出演しているので映画館に観に行こうと思ったけど、気分悪くなるような気がしたので行かなかった作品、『閉ざされた森』を観る。なんだかどんでん返しがあるという噂の推理サスペンスもの。
 レンジャー部隊が森でなんかあって何人か死んで2人だけ生き残って救出したんだけど真相がわからないのでジョン・トラボルタを召喚して調査させるというストーリー。
 結局名前が入れ違ってて、嘘だったり凄い嘘だったりとっても嘘だったりする証言の中に隠された真実がアレでソレ。で、結局コーなってアー。どんでん返しでウー。更にムー。
 レンジャー部隊の隊員の名前が徹底的に覚えられません。誰が誰だかわからないので、名前が入れ違っててもフーン。
 たぶん、かなり辻褄合わない設定だと思う。モノスゴイ茶番。映画館で観なくてよかった。

 ていうかキターーーーーーーーーーーーーーーー!!
 ぶっちゃけ、映画観てるような余裕はない。はぁはぁしながらダンボールを開け、とろけるような笑顔でセットアップ開始。
 本日、我が家に新しい娘がやってきた
 その名もNEC LaVie G タイプRX。ノートPCであるッ!
 
NEC LaVie G タイプRX PC−LG15FWTGH(店頭販売モデル「LaVie RX LR500/9D」をベースにした製品)
OSMicrosoft(R) Windows(R) XP Home Edition operating system 日本語版 Service Pack1
CPUインテル(R) Pentium(R) M プロセッサ 1.5GHz(拡張版 Intel SpeedStep(R) テクノロジ搭載)
バスクロックシステムバス 400MHz/メモリバス 333MHz
メモリ512MB(256MB×2)[DDR SDRAM/SO-DIMM、PC2700対応、空きスロット×0]
ディスプレイ低温ポリシリコン14.1型ハイレゾTFTカラー液晶(SXGA+(最大1,400×1,050ドット表示)
ビデオカードATI社製 MOBILITY(TM) RADEON(TM) 9600 64MB [AGP対応]
LAN100BASE-TX/10BASE-T対応
HD約40GB(UltraATA-100)
ドライブマルチプレードライブ(CD-R/RW with DVD-ROM)(バッファアンダーランエラー防止機能付き)
バッテリ駆動時間約4.6時間(バッテリ充電時間 約3.9時間)
外形寸法・質量本体(バッテリパック含む、突起部除く) 約315(W)×258(D)×29.7-37(H)mm 約2.1kg
※Microsoft Office 2003とか付随のソフトは無し。

送料¥0
小計¥186,900
消費税¥9,345
合計金額¥196,245
分割払い手数料(実質年利1.9%)¥2,963
18回お支払い総額¥199,208

 NEC直販のネット通販で購入。標準仕様にメモリを256MB増設して商品合計¥186,900。そして総額¥199,208で第1回が¥12,208、第2回目以降が¥11,000の18回ローーーン! キャンペーンで金利が1.9%だったのがウレチイ。
 4000万円の借金があるのに、ローンが組めてよかった。久しぶりのローンだ。ローン大好き。ローンは未来貯金です。若い頃は、月給13万で一人暮らしなのに20万のMacとか買ってたなー。未来貯金最高!
 調べたら、店頭販売とネット直販ではかなり仕様が違うっぽい。ていうかネット直販のがいろいろカスタマイズできるし、値段も安い。送料0円なのも嬉しい。

 でもネット通販には落とし穴が。
 まず、ネットでローンの申し込みをしたので、審査終了までやたら時間がかかる。
 注文ボタンを押したのは5月19日の14時44分なのだが、審査通過の確認の電話が通じたのは24日の夜であり、注文成立したのは25日の13時30分であった。届くのは、28日。9日間も悶々としなくてはならなかった
 次に、キャンペーンの罠である。
 なんと、25日の13時30分に注文が成立したのだが、25日の15時からメモリ大安売りキャンペーンなんか始まっていた。1時間30分後、つまり90分後からのキャンペーン開始。ショック!
 256MB増設に8,400円かかったのに、キャンペーン価格105円て! 大ショック!
 19日に買ってすぐに手元に届けばなにも感じなかったのだが、このタイミングでこのプライスだったので、かなりヘコんだ。クレームの電話でも入れようかと思った程だ。もうかなりヘコんだ。
 そして、プルダウンの罠。
 注文してから気づいたのだが、キャンペーンでトリプルワイヤレスLAN(IEEE802.11a/b/g)が2100円の追加投資で選択できたのに選択していなかった。これには我ながらガッカリである。あんまりモバイルの意味ないじゃん、って感じである。超ガッカリである。
 マクドナルドで無線(無銭)モバイル! モスバーガーで無線(無銭)モバイル! 駅のホームで無線(無銭)モバイル! という夢が費えた瞬間である。
 あとの祭り。
 買い物的には、かなり失敗しているかも知れない

 愛せるのだろうか。そう思っていたのだが、実物が届くとそんな不安も吹っ飛んでしまう
 いちど店で実物を見ていたので、重さも大きさも知っていた。でもやっぱカッコイイ! でもってこのスペックで、この2.1Kgという軽さは素晴らしい。同じくらいの性能でもっと安いノートPCはあるが、それだと不格好で倍くらいの重量になる。
 ビックカメラで実物を見たときは、なんか曇った感じで醜いディスプレイだなあ、と思っていたのだが、実物はかなりイイ! ガラス画面の重いノートPCに比べれば貧弱だけど、十分綺麗だ。SXGA+表示は広くて使いやすそう。
 CPUは、省電力型モバイル特化CPUのPentiumM 1.5GHz。クロック数は低いが、パフォーマンスはかなり高い。
 それよりなにより、ATI MOBILITY RADEON 9600 64MBだ。なんとノートPCでFFXIが動いちゃう! 2.1Kgという持ち運べる機体に、FFXIが搭載。夢の環境!
 無線(無銭)モバイルできないけど……。

 というわけで、さっそくFFベンチ2を走らせてみる。
 比較するために、メインPCでも同時に走らせる。メインPCのCPUはPentium4 3.06GHz。ビデオカードはGeForce4 Ti4600 128MB。メモリは1GB。
 まあ、ノートPCだし、スペック的にもメインPCのが高性能だし、あんまり過度な期待はしない。とりあえず、ある程度のクオリティで動いてくれればいい。

 ぜ ん ぜ ん 違 い が あ り ま せ ん

 腰が抜けた
 結果は双方「とてつよ」レベル(3000台中盤)。LOWモードだと100ポイントくらいの差。HIGHモードでも、300ポイントくらいの差。
 これはNEC LaVie G タイプRXの性能が良いよいうよりも、メインPCの性能の方に疑問が持たれる。ノートPC並かよ! その程度だったのかよ! うわ〜〜〜〜〜ん!

 Windows Updateとか、ウィルスチェッカーの登録とアップデートとか、いろいろやってたら深夜0時を回る。
 なんだか疲れた。
 バッタリとベッドに倒れる。

■2004年5月29日(土曜日) インストール欠番

 だらりと起床。
 引き出しからCD−ROMを5枚取り出す。
 野望への第一歩である。
 カチリとLaVie G タイプRXの電源を入れる。軽くファンの音が鳴り、空気が流れる。この暖房器具はなかなかの性能だ。氷を入れたアイスティーがホットティーにジョブチェンジしてしまうくらいだ。
 機械ではなく生身の人間が熱暴走しそうなので、今年初めてクーラーのスイッチを入れる。
 外は快晴。殺意のある太陽が、爛々と紫外線を放射している。
 ひんやりとした空気の中、暖房器具の熱風を感じながら、CD−ROMを入れる。
 インストール開始。
 そう。
「Final Fantasy XI」をインストールするのである。

 ウィーンウィンウィン。CD−ROMがうなる。
 ヒマだ。ポケモンでもやる。
 ウィーンウィンウィン。インストールがやっと終わった。次は「ジラートの幻影」だ。
 ヒマだ。ポケモンでもやる。
 ウィーンウィンウィン。「ジラートの幻影」のインストールがやっと終わった。次はバージョンアップだ。プレイオンラインビュワーを起動して、ネットに接続。ダウンロードが始まる。
 ヒマだ。マンガでも読む。
 ダウンロードが終わった、インストールも思ったよりも時間がかからなかった。LaVieRXを再起動。
 これで終わりか。なんだ、意外と簡単じゃないか、とか思いつつプレイオンラインビュワーを起動。メニューからゲームを選び、「Final Fantasy XI」を選択……。
 バージョンアップが始まる
 さっきのはプレイオンラインビュワーのバージョンアップだった
 3時間ですか
 寝る。

 ふと目を覚ますと、LaVieRXの画面が真っ黒だ。休止状態なのかな、とか思っていろいろいじってみても、反応ナシ。
 名探偵の叡智が光る。
 謎は解けた。
 じっちゃんの名にかけて。
 バッテリー切れです
 なぜなら、電源コードが刺さっていないからです。昨晩充電して、コード抜いちゃってたらしいです。
 電源コードを刺し、バージョンアップ再開。
 あと2時間ですか
 寝る。

 バージョンアップが終わった。長かった。とっても長かった。こんなのもうやりたくない。
 やっとこのときがきた。
「Final Fantasy XI」を起動。
 おお、ついにノートPCの画面にヴァナ・ディール、つーかモグハウスが。ハゲ頭が。
 ええと。
 コントローラーがないと操作できません
 無理です。

 Yskに「うんこー」とTellを送って落ちる。
 だらだらする。
 LaVieRXにOfficeとか秀丸とかツール類をインストールする。説明書とか読んだりする。リカバリCDが付いてないと思ったら、HDに入っているらしい。HD容量もったいないなコレ。
 だらだらする。
 いつの間にか一日が終わっていた。
 ぐう。

■2004年5月30日(日曜日) ドラクエ欠番

 はげおはキメラを仲間にしようと思い、ビアンカにキメラを仲間にするまでは街に帰らないと宣言した。
 ビアンカの視線が痛い。街に戻れば、例の大富豪に会いに行かねばならない。、すでに水の指輪は手に入れているので、それはフローラとの結婚を意味する。
 気が重い。ビアンカさえいなければ、フローラと結婚し、親父が探していた勇者の盾とかいう骨董品を貰い、そのまま蒸発するつもりだった。だが、ビアンカがいる。はげおとフローラの結婚を、よく思っていないのはあきらかだ。結婚式で、はげおを祝福すると見せかけて、あることないこと暴露するに違いない。そういう女だ。
 キメラが仲間になった。時間稼ぎも、ここまでだ。
 街へ入り、大富豪の屋敷へ行く。大富豪は喜び、明日正式に話を進めようという。真綿で首を絞められるとはこのことだ。
 宿で一泊していると、ビアンカが最後のアプローチをかけてきた。寝たふりをしようとしたが、悲しい雄の性が心とは裏腹の行動を取る。はげおは、自己嫌悪した。
 翌朝、あまり眠れなかったので寝坊した。胃が痛い。重い足を引きずって、大富豪の館へ行く。先にきていたビアンカは、余裕の笑みを浮かべている。はげおがフローラと婚約したら、はげおとの関係を暴露するつもりなのだろう。
 するとこの大富豪、はげおにフローラとビアンカのどちらかを選べという。なにを考えているのだ。たいせつに育てた箱入り娘と、このあばずれ女を比較検討しろというのか。
 フローラが顔を歪める。大富豪も、はげおを蔑んだ目で見ている。
 やられた。はげおは気づいた。ビアンカの魔手は、ここまで伸びていたということか。
 ビアンカの描いた絵の通り、はげおはビアンカを選んだ。大富豪は、おおげさに喜び、結婚式まで手配してくれるという。ハメられた。はげおは無力だった。ただ、ビアンカの思い通りになるしかなかった。
 教会で、質素な結婚式をあげることになる。どこで話を聞いたのか、わざわざ城から元王子とマリアがやってきていた。元王子は、同類を哀れむような視線をはげおに向ける。
 ビアンカは、綺麗なウェディングドレスを用意していた。いったいどこからそんな予算を捻出したというのだろうか。はげおは、普段着だ。いつもの汚れた旅装束だ。元王子が、涙を流してくれる。気づくと、はげおも涙を流していた。
 神父の前で、誓いの言葉をいえと強要される。無言の抵抗をしても無駄だった。式は滞りなく進み、はげおはビアンカの夫になった。人生が終わったような気がして、目の前が真っ暗になり、気を失った。
 気がつくと、大富豪の屋敷の別館にあるベッドに寝かされていた。ビアンカはわざとらしく淑女を演じる。はげおは吐き気を覚えた。
 大富豪のところへいくと、祝いに船をくれるという。つまり、船をやるからとっとと出て行けということだろう。フローラは、はげおのことを見ようともしない。
 ビアンカとともに、街を出る。ビアンカの父がいる村へ足を伸ばすと、寝たきりだったはずの義父は普通に生活していた。やはり罠だったのか。嬉しそうにしている義父とビアンカ。その隙に逃げ出そうとしたが、無駄だった。
 港町へ「ルーラ」で飛ぶと、大富豪に貰った船に乗り、航海に出る。航海というより、後悔の旅だ。
 港町の酒場で南に砂漠があるという話を聞いたが、興味はない。とりあえず、東から南下する。船の中で、何度か泣いた。
 南東の大陸に降りると、ちいさな宿があったので一泊する。ビアンカが執拗に求めてきたが、頑なに拒否した。
 山を越えると城があるというので、向かうことにする。どうせ目的などないのだ。それに山には事故はつきものだ。チャンスがあれば、思い切ったことをしようとはげおは決意した。
 しかし、問題なく山頂に到着した。山登りとはいえ、大半は洞窟であったから、はげおの目論見はあえなく破綻した。
 山頂の村につくと、いきなりビアンカが倒れた。なんのパフォーマンスかと冷たい目で眺めていると、村人が慌てて助けにきてくれた。どうやら演技ではないらしく、本当に体調が悪いらしい。
 このままビアンカを置いて逃げ出そうと思ったのだが、そうもいかない。諦めて、看病する。
 一夜明けると、ビアンカの体調は戻ったようだ。だが、なにか嫌な予感がする。背中に悪寒が走る。
 念のためもう1日ゆっくりすることにして、ビアンカを宿に残すと、はげおは昼間から酒場で酒をあおる。すると、親父の話がでてきた。身の上話をしたのではない。これから向かう城の話をしていて、パパスという名が出てきたのである。
 驚くべきことに、パパスは国王であるらしい。妻を誘拐されたので、息子のはげおとともに国と国民を捨てて旅に出たという。なんという無責任な男だ。
 はげおは、実は王子であったのだ。そして疑惑が生まれる。ビアンカは、この話を知っていたのではないか。親父から聞いていたのではないか。だからこそ、はげおと結婚したのではないか。
 気晴らしをするつもりが、余計に落ち込んでしまった。はげおは、酔いつぶれた。
 翌朝、二日酔いの重い頭を引きずって、村から出る。つり橋を進み、洞窟に入る。何度も落とし穴から身を投げようとするが、何故かうまく着地してしまい、無傷だった。死ぬことすら許されないらしい。
 何度か自殺未遂を繰り返していると、道に迷って山のふもとへ出てしまう。城は、目前だ。ビアンカの目が輝いている。やはりハメられたに違いない。
 城には親父の従者だったデブのサンチョがいて、涙ながらに抱きしめてくれた。やはりはげおは王子らしい。ビアンカの計算高い目が笑っている。恐ろしさの余り、はげおは失禁しそうになった。
 だが、真の恐怖はこれからであった。
 ビアンカが倒れた。山頂の村に続いて2度目だ。サンチョはビアンカを抱えあげると、慌てて城に連れて行き、豪華なベッドに寝かす。優秀な医者を揃えると、完璧な診断が始まった。
 そして、はげおは失禁した。
 ビアンカは妊娠していたのだ。サンチョや医者は、はげおを祝福する。ビアンカは、はげおの妻だからだ。
 はげおは、なにも喋れなかった。ビアンカと再会して、まだ半年も経っていない。いったい誰の子供だ。ビアンカは、誰の子供を身ごもっているのだ。
 もう人生がズタズタだ。意識朦朧としたまま、サンチョに連れられて王のもとへ行く。親父の弟というから、叔父になる。叔父は、王位をはげおにゆずりたいという。国の運営が巧くいっていないのであろう。責任を、はげおに押し付けようというのか。
 なにもかもが嫌になった。
 王になる資格を得るために洞窟へ行けといわれるが、そんなことなど知ったことではない。ビアンカは、しばらく動けないだろう。こんなチャンスはない。今しかない。
 はげおはモンスターを連れて、旅に出る。「ルーラ」で飛び、船に乗る。
 自由だ。
 久しぶりに手に入れた、自由だ。
 はげおは、自由を満喫する。ちいさなメダルを集める変人の城に行って剣を手に入れたり、砂漠の城へ行ったり。あとはカジノだ。あっというまに資金を使い果たしても、ちっともヘコまない。楽しい。人生を謳歌している。
 だが、こんな幸せも長くは続かないのであった。

 たぶん、砂漠の城やカジノなんかをスルーして、いきなり城に行っちゃったからこんなことになってしまったのだと思う。このタイミングで妊娠とかいわれても、絶対主人公の子供ではないって思うでしょう。
 はげおの無残な人生は、どこまで堕ちるのであろうか。
 楽しみである。

 F1ヨーロッパGP。なんとビックリ、佐藤琢磨が日本人最高位の予選2位! ミハエル・シューマッハとフロントロー対決。うわああああ、ありえねええええ!
 どうしようこのまま1位走行しちゃったらどうしようまさか優勝しちゃったらどうしよう、とかすでに涙ちょちょぎれつつもレーススタート。予想通り、順位下げちゃう。ちょっと安心する。だってまだ心の準備ができてないんだもん。
 2位走行のライコネンのペースが上がらず、渋滞気味。ミハエルは相変わらずの速さで1周2秒近くも離す。琢磨は4位。それでも、この順位を普通に日本人が走ってるなんて夢のようだ。
 ピットインのどさくさにまぎれて、11周目に日本人初のラップリーダーを公式に記録。12周目にピットイン。なんだかんだで、琢磨は2位走行。ししししししし信じられない!
 大興奮しているうちにレース後半。周回遅れとかの障害物とかピット作業の遅さとかあって、2ストップ作戦のバリチェロが2位奪回。でも琢磨はグングン迫る。琢磨の方が速い!
 運命の45周目。琢磨がピットアウトすると、バリチェロにわずかに先行される。そしてタイヤのパフォーマンスがいちばん良い46周目の第一コーナー。バリチェロを抜こうとして、バリチェロに突っ込んじゃう琢磨
 あー、やっぱり佐藤琢磨は佐藤琢磨だった。こーなるんじゃないかと思ってた……。
 フロントウィングを壊しちゃってた琢磨。ピットインを余儀なくされちゃう琢磨。作業が遅いBAR。ピットインのせいか、破片のせいか、エンジンがオーバーヒートしちゃって白煙出してリタイアしちゃう琢磨。
 ミハエル・シューマッハが優勝。バリチェロ2位。3位はバトン。
 BARというチームとしては、無理しないで3位琢磨、4位バトンで計10ポイントゲットが理想だったろう。でも、琢磨はそんなドライバーではない。無難に走るドライバーではない。勝てそうならば、果敢に攻めるドライバー。現代F1で最もキケンな男なのである。
 夢や幻ではない。今年のBARはマジで速い。フェラーリに匹敵する。エンジン性能では、勝っているかも知れない。そして琢磨のドライビングも、奇跡やまぐれではない。実力である
 確かに安定性はない。クラッシュが多い。無謀だし、危険なドライビングだ。
 常に結果が求められる職業ではある。だがしかし、琢磨はそれ以上に記憶に残るドライバーだ。確実に今年のF1は面白い! 間違いなく、今年の主役は日本人ドライバーのタクマ・サトーだ! F1を引っ掻き回し、エキサイティングなレースを演出している。FIAは琢磨に給料を払ってもいいくらいだ
 イギリスGPから空タン予選が復活するらしいし、よりいっそう面白くなりそうだ。
 今年中に表彰台のド真ん中に琢磨が立つ日がくるに違いない! うおおおおおお! アツイ!!

 ぐう。

■2004年5月31日(月曜日) 論外

 だいたい定時くらいで帰宅。晩メシ喰ってログオン。

 今週はヴァナ・ディールでモリモリ暴れるぞー、とか思う。
 とりあえず、偉大なモンクの証である。普通にじじいをぶん殴って普通に勝利して普通にレベルあげに行くとしよう。
 平常心になってタバコ吸って戻ってきたら、PCまるごとがフリーズしてた
 なんて幸先が良いんだ
 珍しい。ていうか史上初めてのことだ。今までこんなことなかった。なんだか徐々にメインPCが病魔に蝕まれていっているような気がする。ウィルスチェッカーも途中で止まるようになったし。メールのウィルスもチェックできなくなってきた。
 ノートン先生はもう時代遅れのようだ。たぶん老衰だ。ライセンスはまだ残ってるんだがなあ。

 PCを再起動して、バルガの舞台へ。普通にBCに入る。
 8度目の挑戦
 きっと普通に勝てる。問題ない。
 いい勝負だ。お互いHPはあとわずか。
 でも、こっちにはまだチャクラがある。余裕だ。チャクラ発動。
 死亡。
 倒れたのは、またしてもハゲの方だった

 チャクラが発動する前に死んだ。
 HPバーを見ていたのだが、ラグで表示が遅れていたようだ。その直前に、じじいがクリティカルで220ダメージとか火事場のクソ力を出しやがったのが原因かも知れないが。
 どうしよう。
 恥ずかしい。
 ソロでオズトロヤ城に行こうかと思ったが、経験値を減らすだけなのは目に見えているので諦める。

 ベッドにごろり。

 気づくと朝4時
 シャワーを浴びて就寝。

 嗚呼……。

■2004年6月1日(火曜日) オンゾゾのテロリスト

 今日は健康診断。なので有給休暇。だらりと9時30分起床。
 とはいえ健康診断は15時からなので、思いっきりヒマだ。ひさしぶりにマンガ喫茶へ行く。読みたかったマンガがなかったことが発覚。仕方がないので「お天気姉さん」とか読む。前半ビンビン。後半グダグダ。
 昼メシにラーメン喰って、中央線に乗る。神田で乗り換えて有楽町へ。ドリームジャンボ宝くじを10枚買って、3億円の夢を見る権利を得る。一服して病院へ。
 身長が5ミリ伸びてた。靴下の分かも知れない。体重は、夏に向けて減り始めている。あと2kgは減るといいなあ。血圧は112/62。まあ普通だろう。看護士のオバチャンが下手なのか、採血の針がやたら痛かった。
 15分くらいで終了
 簡単なもんである。こんなんじゃ病気の早期発見なんてできないだろう、とか思う。
 有楽町のビックカメラでブラブラ。DVD+HDレコーダーが欲しい。PSXでもいいかな。PS2も欲しいな。
 無線LANのコーナーで悶々とする。意外なお値段。30000円あれば、家庭内無線LAN環境が整う。安くなったもんだ。
 逆に、ちっとも安くならないばかりか値上がりしているようなMicrosoftのソフト。定価でOffice買える一般ユーザなんているんだろうか。他のソフトは、かなり買いやすくなっているというのに。
 LaVieRXにPS2のコントローラーをつなげる機器を購入。これでLaVieRXでもFFXIができるに違いない。
 あとLinuxを仮想的に入れたいので、VMwareが欲しかったのだが売ってなかった。TurboLinuxがなんかステキになったんだが、DBとかWebシステムとか構築したいのでちょっと違う。
 しばらくブラブラする。たまにはこーゆーのも楽しい。
 喫茶店でポケモンとかしつつ、17時くらいに帰宅。

 LaVieRXにPS2のコントローラーをつなげてみる。以前買ったELECOMのやつは、コントローラーの認識が巧くいかなくてダメだったが、コイツはなかなか良い。振動しないけど
 試しにギザールの野菜を12ダース買って、ロランベリー耕地に出てみる。
 思いっきり3D酔いする
 この液晶画面はゲームには向いていないのかも知れない。文字とかは見やすいんだがなあ。

 晩メシ喰って、メインPCの方でハゲ復帰。
 さっそくGasinにじじいとのなれそめを詰問されて、ゲロを吐く。モンクで8連敗って、かなりアレだと思う。
 申し訳ないことに、またまた偉大なモンクの証取りを手伝ってもらうことになる。頭が上がりません。偉大なモンクの証が99枚スタックできたら良かったのに
 赤魔道士Gasin、白魔道士になったFelix、タルシーフRadaにハゲモンクの4人でオズトロヤ城に出撃。いつもの場所にてってこ向かい、ヤグードを殴り倒す。
 シーフのRada効果が効いて、20分くらいであっさりと偉大なモンクの証をゲットする。とてもとてもありがたい。

 Radaがオンゾゾの迷路のNMが落とす短剣が欲しいといったので、勢いに任せてオンゾゾへ向かう。ここ最近、オンゾゾとオズトロヤ城とバルガの舞台にしか行ってないような気がする
 てってこ進んで奥間で進む。通路にいるゴブリンが邪魔なので、バッコバコ退治。意外に強い。しかも遠慮なく爆弾を連続で使ってくる。これだけ使われると、ちょっとキビシイ。
 そか思ってたら、戦闘直後にいきなり自爆するゴブリン。
 680ダメージを食らってFelix即死
 今日のオンゾゾは、まるでイラクのようである。

 Radaがレベル上げをしている白魔道士さんに「レイズII」を頼みに向かおうとしたところで、迂闊にもゴブリンにからまれるハゲ。GasinとRadaに助けてもらって、なんとか倒す。
 おとなしくしていようと思う。
 すると、通路にエアーエレメンタルが。
 Radaが白魔道士さんを連れてきてくれたはいいが、通路にはゴブリンが2体。
 どうしようもありません
 白魔道士さんに謝りつつ、「エスケプ」で逃げ出す。

 急いで戻ってくるも、白魔道士さんはレベル上げに戻ってしまっていた。仕方がない。Googooが助っ人にきてくれたので、とりあえずゴブリンを退治する。
 白魔道士Onyonyoがログオンしてきたので、泣きつく。すぐにきてくれて、やっとFelix復活。
 キアイを入れなおして、NMの張り込みを再開する。狙いのNMは、周囲のゴブリンとの抽選だ。
 するとわりとあっさりSoulstealer Skullnixが出現。ぶん殴ると、カルド(短剣 D22 隔190 CHR+5 LV68 戦シナ暗吟狩侍忍竜)を落とした。Radaゲット。おめでとう!
 戦利品的にも、2人のシーフのお蔭でモリモリ入った。ニコニコしつつ、「テレポルテ」で脱出する。

 ちょっと時間があるので、スキル上げでもしよう、ってことになる。ラバオでジョブチェンジして、Googoo、Onyonyo、Felix、Gasin、ハゲの5人で西アルテパ砂漠の北東に向かい、”クモ”を突っつく。
 久しぶりに竜騎士になり、片手剣のスキル上げ。Soulstealer Skullnixと戦ったときに百烈拳を使ってしまっていたので、ワイバーンは呼べなかった。元気かな、Qiqiru師匠。
 なんかスキル上げって新鮮だ。モンクだと、スキル上げすることってないから。
 GasinとOnyonyoは両手武器なので、なかなかスキルが上がらなくて悪戦苦闘。
 でもOnyonyoのスキルが上がらないのは、なんとなく理由がわかる。今はメイン戦士でサポ白なんだが、「ポイゾナ」とか無茶苦茶早い。「ケアル」も早い。もうなんつーか職業病というか、白魔道士の血がかなり濃い。攻撃よりも回復している時間のが長いような。
 申し訳ないことに、ハゲの片手剣のスキルはモリモリ上がる。
 深夜0時30分まで1時間ちょっと頑張り、11個も上がった。

 まだ続けるようなので、ハゲはその場でログアウト。
 明日はきっと9回目の挑戦。そろそろオズトロヤ城も飽きたなあ。

■2004年6月2日(水曜日) (´・ω・`)

 9敗目を迎えました。
 もうすぐ大台です。

 ……寝る。
 ぐう。

 
 
 
 バイエルエリクサー買ってきます。_| ̄|○

■2004年6月3日(木曜日) 10枚目の証

 もう完成していたと思っていたプログラムの最終チェックしたらデッカイバグが。残業しつつテキトーにお茶を濁して帰る。明日だ明日。
 もっさりと晩メシ喰ってログオン。

 さっそくIndianaが声をかけてくれたので、ありがたく助けていただきますごめんなさいありがとう。もちろん偉大なモンクの証取りである。いつまでたっても偉大にはなれないハゲモンクであった。
 というわけで、黒タルIndiana、猫シーフGoogoo、タルシーフRada、白セクシーOnyonyo、吟遊詩人Takeonにハゲモンクの6人で、えっちらおっちらダボイへ向かう。
 しかしながら、22時という時間にも関わらず、平日だというにも関わらず、他にいくらでも美味しい狩場があるにも関わらず、普段めったにひとがいないにも関わらず、こんなときに限って大賑わいのダボイ
 奥の修道窟までみっちりとひとがいる。レベル上げだったり、スキル上げだったり、証取りだったり。同じリンクパールをつけているパーティーが多いような気がする。
 今日はイベント日和らしい
 仕方がないので、助っ人にきてくれたナイトZinzaを拾って、海蛇の岩窟へ行くことにする。

「テレポヨト」で飛んで、すたこら走ってノーグへ。準備を整えて海蛇の岩窟の奥へ向かう。Indianaは、お約束どおり大回り
 獣人金貨で扉を開けて、更に奥へ。NMが出たらいいなぁ、とか話しつつ、そのへんのサハギンを片っ端から殴り倒す。
 なんだかヤグードやオークよりも、サハギンを殴っている方が儲かるような気がする。Radaが獣人金貨をぬすむ。ハゲも1個だけ盗むことができた。ドロップアイテムも、なかなか良い。
 すると、そんなに苦労することなく偉大なモンクの証が出る。ひゃほーい10枚目
 直後に11枚目が出るスタックしておきたい
 時間的に今日じじいと戦うのはキツイので、もう30分くらいサハギンを殴って帰ろう、ってことでボカスカ殴る。ライバルパーティーがきたけど、遠慮なくドカバキ殴る。枯れちゃうけど気にしない。
 ライバルパーティーにNMを取られる
 まあ仕方がない。それにしても彼ら、素晴らしいタイミングでやってきたもんだ。

 Indianaの「デジョンII」でジュノに送ってもらってパーティー解散。
 さあ、いよいよじじいとの10回目の戦いが近づいてきた。
 10回目の挑戦である。
 予定では、スカッと2回目でクリアするつもりだったのだが、なんでこんなことになっちゃったんだろう
 あんまり深く考えないようにしつつ、風呂に入って就寝。



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