Final Fantasy XI ハゲ 日記
Skin Head Monk Stonecold

LastUpdate 2004-06-30


■2004年6月18日(金曜日) 神に取り憑かれたGasin

 素早く仕事を切り上げて、プチ残業でとっとと帰宅。晩メシ喰ってログオン。

 モグハウスでポストを覗いていると、さっそくGasinに誘われた。今日はレベル上げではなく、BC戦だ。たまにはこういうのもいい。ていうか、ギルが稼げるので是非参加したい。できるならば毎週行きたいくらいだ。
 LSで参加者を募り、赤魔道士Gasin、竜騎士Reinhald、侍Nanashi、ナイトSevaschan、白魔道士Onyonyo、赤タルYurotan、ミスラ詩人Pentにハゲモンクという8人が集まった。
 とりあえず獣人印章60枚でオーブを交換。どこのBCに行こうかと協議した結果、アンティカでも殴ろうってことになって流砂洞へ向かう。敵はちょっと強めらしい。

 Reinhaldの案内で道を間違いながらもBCに到着。まずはGasinとNanashiが外れて、Reinhaldのオーブで1戦目開始。
 思っていたよりも強く、久しぶりの集団BC戦だったのでプチパニック状態のハゲ。入り口付近では、Pentがザクザク殴られている。焦りつつ不意打ちとかしつつ殴るハゲ。サポ戦士にしとけばよかった。
 Gasinが「危なかったら2時間アビを」という台詞を勘違いして、1体目のアンティカの残りHP1/5くらいのところで百烈拳発動。集中と回避使ってなかったので続けて起動。とかやってたら、ちょっと殴ったら1体目死亡。
 次はどのアンティカだろうかとか思ってキョロキョロ。みんなが囲んだアンティカに拳を抜き、溜まったTPで乱撃。
 百烈拳終了
 ぜんぜん意味なかった。つーか使うまでもなかった
 しかしながら、ラストの狩人アンティカのイーグルショットでYurotan即死。みんなで必死こいて挑発とかしてたのに、狩人アンティカのYurotanへの想いはゾッコン・ラヴだった。

 それでもけっこー余裕で記録更新。いきなりニンジュツトルク(首 耐氷+5 忍術スキル+7 LV65 All Jobs)とかレアなアイテムが出る。幸先が良い。
 2戦目は、ハゲとYurotanが外れてGasinのオーブで。今度はかなり楽勝で、またまた記録更新。Gasinもニンジュツトルクを狙っていたのだが、あんまり良いアイテムは出なかった。
 ここで、またしても神がGasinに降り立つ。
 もちろん笑いの神である。
 全 ア イ テ ム が 流 れ る
 じつに威勢が良い。原因は不明。Gasin以外全員パスしていて、Gasinはロットしていなかった。あんまり良いアイテムじゃなかったんで、ロットするのを忘れていたようだ。

 3戦目は、ハゲとGasinが外れてNanashiのオーブで。今度もかなり楽勝で、またまた記録更新。アイテムが流れることもなく、Reinhaldが帰り道で迷子になったくらいのアクシデントで終了。
 4戦目は、NanashiとYurotanが外れてOnyonyoのオーブで。これまた楽勝で記録更新。
 タストの5戦目は、ハゲのオーブ。今度も楽勝で、とんずら使いつつ記録更新。なかなか良いアイテムが出てくれた。

 ほくほくな気分で流砂洞を離脱。「エスケプ」2発でバストゥークに行き、パーティー解散。
 ジュノに戻って戦利品を競売に出す。意外と宝石とかは、2000ギルとかにしかならない。ハゲの戦利品だと、「レイズII」が12万くらい、「なんとかトルク」が20万ギルくらい。全部売れれば32万ギルちょいになる。
 8で割ると、1人40000ギル。
 1戦あたり2000ギルくらい入ったし、2時間アビリティを使うまでもない敵だし、なかなかおいしい。

 深夜番組のしりとり対決とか見つつ、夜更かしして就寝。

■2004年6月20日(日曜日) 隠し欠番

 22時からPRIDE GP 2004 2nd ROUNDのTV放送。この頃には結果はもう出てるので、うっかりネットで結果知っちゃう事故があるからネットは我慢。
 第一試合の桜庭は、パワーアップしたニーノ・“エルビス”・シェンブリをしとめられず判定勝ち。この程度の相手に一本勝ちできないとは、いよいよ桜庭もダメかも知れない。怪我なんていいわけにもならない。
 クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン凄い。ヒカルド・アローナをパワーボム(+頭突き)でしとめる。
 マーク・ハントは総合の試合をなめすぎだ。吉田に腕をねじられてタップ。
 ヒョードル強い。元UFCチャンピオンのケビン・ランデルマンの殺人バックドロップを軽く耐えて余裕の勝利。
 ノゲイラ強い。こないだ見せたオリジナルの必殺技スピニングチョークスリーパーでヒース・ヒーリングを倒す。
 ロシア空軍のセルゲイ・ハリトーノフヤバイ。セーム・シュルトの顔面をボコボコにして勝利。
 そしてこんなやつらと戦うはめになったハッスル小川。230cmのジャイアント・シルバの顔面をボコボコにして勝利。
 なんつーか全体的に大味な試合が多かったような。順当に勝ったっていうか、予想を裏切るような試合がまったくなかった。でも、ハリトーノフはヤバイ。ノゲイラとヒョードルの安定した強さよりもヤバイ気がする。
 ハッスルハッスル!

 F1アメリカGP。なんとびっくり深夜1時50分から生放送。終了予定は朝4時
 金曜日から夜更かししつつ体制を整えていたので、おそらくもつだろう。佐藤琢磨は予選3番手でチームメイトのバトンより前だけどどうせ白煙あげてリタイヤするし、ミハエルはブッちぎってくれるだろうから問題ないだろう。寝ちゃっても。
 予選はバリチェロPPでミハエル2番手でフェラーリの壁。セカンドローは琢磨とバトンのBAR HONDA。ウィルアムズとマクラーレンは精彩を欠き、今年はフェラーリ、BAR、ルノーの3強。
 そんなこんなでレーススタート。ミハエル露骨に琢磨をブロック。2回もブロック。皇帝ミハエルに警戒されてる注目ドライバーになったんだな、とか思ってちょっと嬉しい。けどアロンソに先に行かれちゃう。琢磨4位。バトンも順位を下げる。後続は何台かクラッシュ。
 3位走行のアロンソがいきなりストレートでクラッシュ。後輪がパンクしたっぽい。唐突な事故で、琢磨3位。セフティーカーが出る。なにごともなくローリングスタート。
 なんとラルフが300kmの速度で壁に激突。戦慄。マシンから抜け出せない。セフティーカーが出る。この隙にフェラーリは2台同時ピットインという冒険に出て、ミハエルトップで復帰という幸運に恵まれる。
 それに比べてBAR。2台ともピットに入れなかった。おそらく2台一度に入れるのはリスキーとみて、どちらか1台だけ入れようとしたものの、とてつもなく速いが安定性がなくて完走できなそうだが前を走っている琢磨と、速くて安定性があるが琢磨の後ろを走っているバトンのどちらを入れるかで判断を迷い、結果決断できなかったのだろう。なんたる未熟なチーム。
 作戦的にも多めに燃料を入れていたらしいので、踏んだり蹴ったりのBAR。レース再開するも、フェラーリより1回多くピットに入らなくてはいけないので当然順位を下げる。
 だがしかし。琢磨怒涛の追い上げ。10位以下に沈んだのに、オーバーテイクをしまくり、バニスを抜き、トゥルーリとのブレーキ合戦でコースアウトするも前に出て、3位浮上。壮絶なペースでフェラーリに迫る。
 残り10周。そろそろだ。いつもの琢磨だったら、そろそろ白煙リタイヤの時間だ。
 だが、今回はすでにバトンがギアボックスのトラブルでリタイヤしている。ってことは、バトンの幸運は琢磨に乗り移ったのかも知れない。このままゴールすれば、やっぱり表彰台?!
 そしてフィニッシュ。皇帝ミハエル・シューマッハ、今年9戦して8勝目。2位はレースする気まったく無しの完璧サポートドライバー、丁稚バリチェロ。
 そして3位は佐藤琢磨!! 14年ぶりの日本人表彰台!!
 たしかに完走9台のサバイバルレースだったけど、オーバーテイクしまくって盛り上げた上での表彰台。チームのミスも帳消しにしたうえでの3位。やっと結果を残せた。やっと認められる走りができた。
 大 興 奮!

 窓の外が明るい。気絶する。
 ぐう。

 F1半休で午後まで寝てようかと思ったのだけど、仕事が待っているので9時起床。10時30分出社。
 クライアントが風邪で、入稿延期。
 嘘だ。きっと琢磨休暇に違いない。
 すっげー眠い。帰ったらたっぷり寝よう。

■2004年6月21日(月曜日) かわいそうなコ

 眠いのでとっとと帰宅。晩メシ喰ってちょこっとログオン。

 金曜日に競売に出しておいたBCの戦利品が売れていた。ほくほくしながらポストからギルを取り出す。
 1回戻ってきてたイカロスウィングも売れた。単品が売り出されてなくて1ダースまとめて買っちゃって、こんなにいらねえよ! とか思ってたイカロスウィングだが、競売に戻したのは3つだけ。良かったのか悪かったのか。
 ムーンストーンの落札代金 2990ギル。
 ジルコンの落札代金 2000ギル。
「レイズII」の落札代金 131000ギル。
 エレメンタルトルクの落札代金 35033ギル。
 む。
 たしか3500ギルで競売に出品したトルクがあったな。35033ギルか。1桁間違えて入札しちゃったかわいそうなコに違いない。いや、この端数からいって、操作ミスで全財産を投入してしまったのかも知れない。
 そう思ったハゲは、慈悲の心で大仏のような顔になり、足早に競売上へ向かう。まだ履歴が残っているかも知れない。
 履歴チェック。
 防具。首。レベルでソートして、エレメンタルトルクを探す。
 あった。
 ええと。
 35033ギル発見。
 かなり目立ってる

 220,000ギル〜250,000ギルの落札価格の中で、ひときわ輝く35,033ギル

 かわいそうなコってハゲの方じゃん!

 間違えてたのもハゲの方だった。3500ギルはエンハンストルクの方だった。でもエンハンストルクも3500ギルでちゃんと出品していた。なにをどうやって出品したんだこのハゲちゃびんは
 きっとダメもとで全財産入れてみたら落札できちゃった、って感じだろう。ここはもう、慈悲の心で大仏のような顔で諦めるしかない。さようなら、20万ギル。
 ガックリと肩を落とし、とぼとぼとモグハウスに帰るハゲ。
 ベッドに転がって、自棄読書開始。
 寝ちゃう。
 ぐぅ。

 何時間寝たのだろうか。クーラーつけたり消したりで、なんだか体力消耗。
 最近省エネモードだったんだが、おじゃん。ハゲをログアウトして、PCの電源を落とす。
 だるぅい身体で出社。

■2004年6月22日(火曜日) 歯科欠番

 今日は18時30分から歯科検診。17時に入稿されても最後までできません、と放り出して17時40分に会社を出て丸の内線で銀座へ。地下を延々と歩いて地上へ出る。地図に松屋って書いてあるから牛めし屋かと思ったら松坂屋だった。オッシャレー。
 場所を確認したら30分くらい余裕があったので、喫茶店で読書。意外に近かったから、もーちょっと仕事できたな、とか思う、ていうかどうせ1分くらいで歯科検診なんて終わるから、戻って仕事再開しようかと思う。
 18時20分くらいにビルの9階へ。なんかプチ行列ができてる。並んでチェックイン。まずは上の階で検査。
 虫歯まったくナシ! これはわりと自慢である。小学生くらいから、虫歯なんてサッパリない。普通と違って奥歯のがよく磨けている、といわれてほくそ笑む。普通じゃないっていわれると嬉しい。でも前歯がキタナイってことで。けっこー気にして磨いてるのに。白い歯を目指してアパガード使ってたし。
 広いロビーに戻って、順番を待つ。順番がきたのでついたての奥へいったら、桃色のナース着をまとった茶髪のオネーチャンがズラリ歌舞伎町かここは、とか一瞬思うが、全員マスク着用。
 椅子に寝そべるように座り、口をあんぐりと開ける。手鏡を持たされて、歯の裏の汚れを見せ付けられる。羞恥プレイである。
 歯自体は健康だが、どうやら歯石がえらい溜まっているらしい。虫歯にならないせいで歯医者に行っていなかったから、逆に歯石が溜まり放題だったようだ。しかもそこにヤニが混入。えらいキタナイ。
 ガリゴリグリゴリ歯石を取ってもらう。超音波のマシーンでギュインギュイン歯石を取ってもらう。SMである。ちょっと痛いです女王様。しみります女王様。質問されても喋れません女王様
 たっぷりと堪能して、下の前歯が綺麗になった。歯石の破片を口に入れたまま、紙コップをもらって洗面所でうがい。歯の裏がザラザラするけど、かなり綺麗になった。歯の色になった。こりゃ嬉しい。
 すっかりすがすがしい気分になったので、仕事なんてやってらんない
 まっすぐ帰宅。

 オカーチャンから、老人の年金を狙った合法的な商売の話を聞いて感心する。いや、オカーチャンがはまりそうなんだが。よくやるよなあ、ヤクザ商売。まるでYahoo!BBみたいだ、とか思いながら晩メシ喰ってログオン。

 ポストを覗くと、獣人白金貨が9500ギルで売れていた。エンハンストルクが戻ってきた。そうとう人気ないアイテムなんだなこりゃ。3333ギルで再出品。
 とりあえず、計算しよう。8人でBCに行ったので、8等分だ。
 
アイテム売り上げ本来の売り上げ
エレメンタルトルク35,033ギル250,000ギル
ムーンストーン2,990ギル2,990ギル
ジルコン2,000ギル2,000ギル
レイズII131,000ギル131,000ギル
獣人白金貨9,500ギル9,500ギル
合計金額180,523ギル395,490ギル
1人当たり22,565.375ギル49,436.25ギル

 というわけで、7人に22,600ギルを送金。
 本当だったら、倍の49,500ギルを送金するはずだったのに
 あ〜あ。

 というわけで、ハゲ放置で読書開始。
 最近本屋で見つけてお気に入りなのは、舞城王太郎って作家のミステリである。講談社ノベルズでメフィスト賞受賞作家、っていえばだいたい察しがつくだろう。そんな感じの作家である。殊能将之を失っていた(←自爆しやがった。コイツの作品はもう読まない)ので、ちょっと嬉しい発掘だ。
 デビュー作の『煙か土か食い物 Smoke, Soil or Sacrifices』を手にとって最初だけ読んでみただけでもう虜になった。ものすごいスピード感っつーかグルーヴ感っつーかのめりこむ流れるような愚文駄文馬鹿文。とにかく圧倒的で暴力的な雑で下品な文章に惚れた
 この作品はミステリ(暗号系)としてもそれなりに面白く、完成度も申し分なかった。3日で読了。
 でもって今読んでいるのが2作目の『暗闇の中で子供 The Childish Darkness』。昨日買ってきて読み始めていた。近くの書店になかった3作目の『世界は密室でできている。 THE WORLD IS MADE OUT OF CLOSED ROOMS』、短編集『熊の場所』、新潮社から出てる『阿修羅ガール』 もAMAZONで注文済み。久しぶりにハマれる作家登場で脳髄フル回転。
 一気に読了。
 本を投げ捨てる
 話は中盤で完結。グロい死体がたくさんでてくる混濁とした後半を乗り切ると、ラストは両腕と両足を切断されて誰だかわからないひとに助けられたお蔭で心が救われてハッピーエンドってなんじゃコレ。
 文章は良いんだけどなあ。文章は。

 風呂に入って就寝。



BACK


■このサイトは、Internet Explorer 6.0 にて動作確認をしています■

Copy Right (C) 2002 SHIN All Right Right Reserved.
e_mail stonecold@hagepower.net