Final Fantasy XI ハゲ 日記
Skin Head Monk Stonecold

LastUpdate 2002-05-31


■2002年5月24日(金曜日) 志村! うしろうしろ!

 なんとなく目的もないので、クエストでもしようかと思って街を走る。龍王ランペールの墓の地図をゲットし、墓参りにでかける。
 こういうときは、一人だと気楽だ。好きなところへ行ける。ていうか、一人だから目的がないんだが。行くトコ限られるし。
 ストーキング(強そうな人の後をこっそりついて行く)をして難関を突破し、墓参りをすませ、経験値稼ぎ。
 2体のゴブリンに殺されそうになって必死こいて逃げているところを、通りかかった戦士に助けてもらう。礼をいったあと確認してみたら、1LV下だった。なんだかちょっとショック。

 LV11になった。街に戻って、防具を一通り揃える。モンクはLV11になるまで防具がないので、お金はたんまり溜まっていたので一気に買えた。モンクは武器も無いし。戦士とかだとキツイんだろうな、とか思う。
 期待する。いい加減、このキテレツな露出ファッションから開放されるのだと。ドキドキしながら装備。
 んだがしかし、キテレツな露出ファッション変化なし
 このまま一生、コイツの生々しいフトモモを見ながらプレイしなければならいないかと思うと、なんだかヘンな気持ちになってくる。
 まあ、プロレスラーだからいいか。

 なんとなく目的もないので、ラテーヌ高原へ向かう。死にそうになって助けられたりしながら経験値を稼ぐ。
 LV12になったところで、声を掛けられる。「パーティー参加希望」の印を出していたので話し掛けられたのだが、どうやら別の知り合いを誘おうと思って、間違えてウチのハゲに話し掛けてしまったらしい。これも何かの縁、ということで、ご一緒することにする。
 待ち合わせ場所まで走っていくと、広大な平原にバカデカイ城のような白い貝が出現した。感嘆しながらそこへ向かい、赤魔道士さんと合流する。

 クエストをひとつこなし、立ち止まって話をする。
 盛り上がっていると、画面の端に見慣れたものが見える。
 背後に影がある。背中が痛い―――
―――振り向くと、オークが斧を振りかぶっていた
「がおー!」「ギニャー!!」
 二人して死亡。話をするときは、背後に気をつけよう、と思った。

 街でクエストの仕上げをして、ラテーヌ高原へ救出ミッションに行こう、と話をする。だが赤魔道士さんの所持クリスタルが足りず、ミッションを受けられなかったので断念する。今は獣人支配なので、モンスターを倒してもクリスタルが出ない。仕方がない。
 そのままそこで別れる。

 いい加減、リアルな空が明るくなってきたので、寝ることにする。
 お。今日は1回しか死んでないぞ。めずらしい。

■2002年5月25日(土曜日) 愕然のパーティーモンク

 ラテーヌ高原でせっせと経験値稼ぎ。
 そろそろ救出ミッションでもクリアしたいと思ったので、パーティー参加希望の印を出しているLV15の戦士に声をかける。
 2人だとちょいキツイかもというので、もう一人声をかける。これまた15LVの戦士。この戦士、仮に”数字の戦士”と名づける。
 3人でガツガツ進む。だが、ウチのハゲはLV12なので、経験値はあまり入らないし、戦闘の役にも立っていない。なんだかちょっと劣等感を感じ始める。もしかして、モンクって弱いんじゃないか疑惑

 イベントアイテムをゲットできていなかったことに気づかず、もう一度取りに行ったりと、相変わらずのヘタレっぷりを発揮しながらも、なんとかミッションクリア。スキルもMAXになる。
 この間、休息時などに、”数字の戦士”がかなりの情報を話してくれた。情報を教えるのが好きっぽい。上級職の情報とか、ちょっと眉唾ものの情報もあるが、有益な情報も入っていた。かなりお笑い系も入っている”数字の戦士”。
 ミッションクリアと同時に(すごいタイミング)、「メンテナンスするから出て行け」メッセージが流れる。慌ててフレンド登録をやろうとするが、オレが”数字の戦士”を登録した時点で強制退場

 買い物行って昼寝してメシ喰ってサッカー観てたら、メンテナンス終了したようなので、再開する。
 ラテーヌ高原でせっせと経験値稼ぎ。”数字の戦士”は見当たらず。
 しばらくしたら「メンテナンスするから今すぐ出て行け」メッセージが流れたので、ログアウト。さっきのメンテで不備でもあったのだろうか。仕方ないので「世界ふしき発見」とか観る。

 メンテナンス終了したようなので、再開する。”数字の戦士”が話してくれた、セルビアという街へ行ってみようと思い、ラテーヌ高原を走る。すると、偶然”数字の戦士”を発見する。声をかけると、パーティーに誘われたところだったらしい。ご一緒させてもらう。
 3人パーティーで、ラテーヌ高原を徘徊する。戦士2人にモンク1人の打撃系パーティー。話したら、どうもこのサンドリア王国は戦士系の装備品が充実しており、魔法はあんまり揃っていない、とのこと。お国がら、といったところか。地域名産品は戦士

 ラテーヌ高原には、”Battering Ram”という巨大羊が生息している。地響きとともに現れ、1発で60ダメージとか与えてくる化け物だ。
 さっそく遭遇する。戦士の1人が、気に入られちゃって追いかけられて逃げていく。なんとか逃げ切ったようだ。戻ってくるまでの間に、”数字の戦士”と2人で狩りをする。
”数字の戦士”がオークと戦闘開始した。オレがもたもたしていると、「手伝って」とかいわれる。そのもたつきが原因で、”数字の戦士”はオークに殺されてしまった。なんとかそのオークにトドメをさしたが、罪悪感でいっぱいになり、平謝り。
 だが、許してはくれなかった。
 天が。
 背後に”Battering Ram”
 必死こいて逃げる。1発喰らって瀕死になりながらも、なんとか西ロンフォールまで逃げ切る。なにせ、ラテーヌ高原では逃げなれている(その後、谷に降りれば楽に逃げ切れるということを教えてもらった)。
 合流するまで、羊について盛り上がる。人生経験の中で、こんなに羊で盛り上がったのは始めて

 経験値効率を考え(羊コワイし)、バルクルム砂丘に行ってみよう、ということになる。
 初めての土地に入るときは、結構ドキドキする。砂漠とは聞いていたんだが、白い砂にビックリ。雪のようだ。
 ゴブリンを狩る。だがえらく強いゴブリン。この砂丘では、ウサちゃんすら「とても強い」。さっそく戦士の1人が死ぬ。2人では話にならないので、ラテーヌ高原まで撤退。
 待っている間、”数字の戦士”がしりとりをしようといいだす。かなりデタラメなしりとり開始(イランの元国王の名前まで出る)。その間にもう1人戦士が加わり、4人パーティーになる。
 なんだかとてつもなく楽しくなる。

 またしても戦士がゴブリンに殺された。サンドリアの街からこの砂丘まで戻ってくるのは時間がかかって効率が悪いので、この砂丘の真中にある街セルビアへ行き、ホームポイント(死んだときに復活する場所)を設定しよう、ということになった。
 このセルビアという街は、サポートジョブ(2つめの職業をサポートとして設定できる)を得るためのクエストがある。近くには、そのクエストに必要なアイテムを落とす敵がいる。人気のスポットだ。
 徘徊するゴブリンを巧みに避け、セルビアの街に到着する。
 試しにと、「サーチ」をしてみてビックリ。LV15〜20のつええやつらが予想以上にたくさんいる。しかもロンフォールやラテーヌ高原なんかよりも人の数が多い。ていうか、現時点でここの場所が一番人口密度が濃い
 なんだかLV12じゃ来てはいけないのでは、とか思い始める。

 ハチマキが売っていたので、帽子からハチマキにチェンジ。ハゲを強調することに成功

 セルビア近辺で戦闘開始。既に抱いていた疎外感をたっぷりと味わう。
 戦士には「挑発」というアビリティがある。これを使うと、敵の攻撃を自分に向けることができるのである。つまり、数人の戦士で敵のダメージを分散できるのだ。
 モンクには、当然そんなアビリティない
 戦士たちは「挑発」を順番に繰り返し、ダメージを分け合っている。
 ウチのハゲモンクは無傷。戦士たちが座って休息を取っている間も、ただ一人、立っている
 ・・・・・・気まずい
 戦闘を繰り返す。「挑発」がうまくいかず、死んでしまうことも。
 でも、ウチのハゲモンクは無傷
 ・・・・・・とても気まずい
 これでは遺憾と思い、まず先頭になって敵に走り、最初の敵のターゲットになろうと思う。
 だが、モンクは武器を抜くのが遅い。戦士に先に攻撃されてしまう。
 しかも、いきなり2連続ミスとか平気でやる。ていうか、攻撃の半分はミスだ。アビリティ使ってもミス。
 それなのに、ウチのハゲモンクは無傷。全然戦力になっていない
 ・・・・・・非常に気まずい

 4人で狩りをするも、なかなか丁度いい敵がいなくて苦戦する。そこで、セルビアで人員補給する。集まってくれたのが、LV15の戦士とLV16のモンク。ここでもやっぱり魔法使いはレアな存在だった。
 モンクの先輩が仲間になったので、装備品とか聞く。セルビアから船で向かうマウラという街に、モンク用の武器があると聞く。
 だが、衝撃の現実を思い知ることになった。
 LV16のモンク・・・・・・あんまし強くない
 戦士とくらべて、明らかに強くない。ていうか、LV12のハゲとあんまし変わらない
 モンク、打撃界の赤魔道士説浮上。
 転職を考えるようになる。

 パーティーを組めば、連戦もできるし「強い」敵とも戦えるので、獲得経験値の効率がよい。
 だが、無理して戦ったり楽しく喋ったりしていると、そりゃあ効率悪いわな。しかも獲得経験値は強いキャラにあわせるシステムなんで、LVの低いオレにはあんまり入らない。
 無傷だからいいんだけど。楽しいし。

 毒を喰らって1度死ぬ。それ以外はほぼ無傷という、気まずい戦いを繰り広げる。
 ゴーストに襲われて、全員で街に逃げ帰ったときに、疑問に思っていたことを口に出してみる。
「・・・・・・寝ないの?
 帰ってきた言葉は、「あ、忘れてた」「そのうち」「あとで」
 とっくに夜は明け、朝6時過ぎ。限界なので、先に失礼させて頂く。
 若い衆にはかなわない、と痛感した。

■2002年5月26日(日曜日) 魅惑ののほほんプレイ

 セルビアでひとりぽっち。昨日のパーティーにいた人は見つからない。ていうか、何時までやっていたんだろう

 ここから船で行く、別大陸のマウラという街に、試しに行ってみることにする。モンク用の強い武器が売っているのだ。船の代金は100ギル。お手軽な価格だ。
 だが、昨日のパーティーの仲間から、「甲板に無茶苦茶つええ敵が」「船で死んだ」とか物騒なことを聞いていた。ちょっとビクビクしながら船に乗る。わりと小心者のハゲ
 船の中で一緒になったLV10の戦士とタルタルの白魔道士に、甲板に出なければ大丈夫だと教えてもらう。

 無事にマウラに入港。
 一通り回り、武器を買う。だが本当に欲しかった強い武器は、お金が足りなくて買えず。
 白魔道士への転職を考えていたので、魔法都市ウィンダスを目指そうとするが、マウラ近辺の敵はかなり強いとの話を聞いたので、あっさり諦める。

 セルビアへ戻ることにする。行きに一緒だったLV10の戦士と、また一緒になる。この戦士も、武器を買いにきただけだったようだ。釣りをしに甲板に行くというので、小心者のハゲは船の中に留まる。
 甲板の方で、戦闘の音がする。強い戦士が同乗していたんだが、彼が退治したようだ。しばらくすると音がやんだので、もう敵はいないのだなと判断し、甲板へ出る。
 青い空、青い海。清々しい風景に感動する。船旅もええなあ。酔わないし

 甲板で、白魔道士が「とても強い」カニを釣り上げてしまった。強い戦士が白魔道士のサポートを受けて、なんとか退治。
 釣りもコワイなあ、と思う。っていうか、何も出来なかったハゲ。早く強くなりたい、と思う。

 そろそろセルビアへ到着、ってときに、えらい物騒なニョロニョロ系モンスターが出現。LV10の戦士があっさりと餌食になる。
 すまない。仇は討てそうにない。
 離れた船の先端で、他の2〜3人とガクガクブルブルしながら、早くセルビアに到着しないかな、と怯える。

 なんとか無事にセルビアに入港。
 セルビアで戦闘するにはまだ早いと思うので、ラテーヌ高原へ向かうことにする。

 ラテーヌ高原で地道に敵を倒して、LV13になる。なんだかソロの方が効率がいいような気がしてくる。
 パーティー参加希望の印を出していると、LV10の戦士とLV6の赤魔道士のパーティーから声をかけられる。
 聞くと、ウィンダスへ向かうという。勇気あるなーと思いながらも、セルビアまで先頭に立って護衛する。
 セルビアに着いたら、「ありがとう」といってとっとと解散してしまう。
 ちょっと寂しくなった

 再度ラテーヌ高原に戻り、パーティー参加希望の印を出していると、LV12と13の戦士に声をかけられる。初めて丁度いいレベルのパーティーを組む
 まだ救出ミッションをやっていないというので、救出ミッションを付き合うことにする。昨日クリアしたばかりなので、先頭に立って引率する。役に立ってうれしいハゲ
 現地に行くと、一人でミッションをやろうとしていた戦士に声をかけられる。喜んでパーティーに迎える。
 ミッションクリア直前に、一人でミッションをやろうとしていた戦士に声をかけられる。喜んでパーティーに迎える。
 またしても、戦士4人にモンク1人の打撃系パーティー。そろそろ魔道士とパーティー組んでみたい

 死人を出しながらも全員ミッションをクリアし、ラテーヌ高原で、「強い」オークでも狩ろうと話す。だがこういうときに限って、「強い」オークが出ない。「1人のときは、やたら出るのに」とか話す。
 仕方がないので、シャグナー森林へ向かうことにする。ここに出現する虎は凶悪らしいが、それ以外ならいけるだろう、と話す。
 戦士の1人が、用事が出来たのでいったん落ちるというので、別れる。

 シャグナー森林で、”ピクミン”ことタマネギみたいなモンスターを狩る。「サーチ」で調べてみると、シャグナー森林は他に誰もいない.  貸切状態。丁度いい敵も多いので、和気藹々と狩りをする。
 しかもこの地は、まだそんなに人が入っておらず、獣人支配にもなっておらず、モンスターを倒すとクリスタルを出す。久しぶりに見るクリスタル。より一層やる気を出す。
 アイテムが出ると、パーティー内で誰が取得するか、「ロットイン」というシステムで決定する。ランダムに1〜999まで数値を出して、一番数が大きい人が取得するのだ。
 幸薄いハゲ。見事なくらい全敗

 やたら虎が出現し、追われるようにしてラテーヌ高原に退避したところで、「晩御飯を食べる」という理由で、いったん解散することになった。非常に常識的なパーティーだ、と思う。
 フレンド登録をして、解散。
 やっぱパーティープレイだな、と思う。

 朝までプレイしていたせいで頭痛が酷く、F1モナコGPもあるので、この日はこれで終了。
 モナコGPが始まるまで、遊びに来ていた友人Gに遊ばせる。布教活動は忘れない。
 ちなみに、初めての完封プレイ(一度も死ななかった!)。

■2002年5月27日(月曜日) ラテーヌ高原の紅い夕陽

 ラテーヌ高原でひとりぽっち。知り合った人はまだログオンしていないようだ。
 孤独にせっせと経験値稼ぎ。格闘スキルもMAXだし、かなり楽に戦闘をこなす。なんだか安定してきた。「楽に倒せる」敵にしか喧嘩売らないからだけど。ていうか、ラテーヌ高原のほとんどの敵が「楽に倒せる」敵になってきた。ちょっと効率悪い。

 パーティー参加希望の印を出していると、LV10の戦士に声をかけられる。街に帰りたいけど、敵が強くて帰れない、という話だ。
 よくわかる。LV10には、このラテーヌ高原でのソロはキツイ。
 よく聞くと、3人パーティーでシャグナー森林に行ったが、仲間は虎に食い殺され、たった1人生き残ったということらしい。
 喜んで街まで護衛することにする、人情派のハゲモンク
 せっかくなので、途中でテキトーに戦闘をする。そのうちスキルがMAXになったというので、一気に街まで走り抜ける。
 無事に到着し、サンドリアの西口で別れる。

 コンクエストを受け、再度ラテーヌ高原へ戻る。獣人支配から脱したせいで、西ロンフォールの森に警備兵や行商人なんかがいて、ひじょーに便利になった。街まで帰る必要がなくなった。
 昨日知り合った戦士からメッセージがくる。「あとでシャグナー森林へ行こう!」
 孤独にせっせと経験値稼ぎ。

 休息していると、白魔道士の女の子に「ケアル」とか「プロテス」とかかけてもらった。ちょっと会話。なんでもバストゥーク共和国から歩いてきたという。えらい勇者だと感心する。臆病なハゲモンクには真似できそうに無い
 途中で”Battering Ram”に乱入されそうになって、逃げたりしながら会話する。サンドリアの街に魔法と装備品を買いに旅してきたというのだ。よく考えたら、バストゥーク共和国は鉱山都市だ。魔道士にはキツイ国だろうなあ。
 また逢ったらよろしく、といって別れる。

 孤独にせっせと経験値稼ぎ。連絡はない
 LV14になる。なんだかソロのほうが効率がいいような気がする。自由だし。
 寂しいけど

 孤独にせっせと経験値稼ぎ。連絡はない
 もうこうなったら、今日はソロで通そう、と思う。でも、いよいよラテーヌ高原では効率が悪くなる。かといって、シャグナー森林やバルクルム砂丘では、ソロだと即死だ。
 仕方が無いのでお金を稼ぎ、マウラに買い物しに行こう、とか思う。せっかく1人なんだし。
 たそがれるハゲ。ラテーヌ高原の紅い夕陽が目に染みる

 バルクルム砂丘に入ったところで、”数字の戦士”に声をかける。だがもう眠さ絶好調なんで、ちょっと会話しただけ。
 セルビアから船でマウラへ。船には3人の乗客がいたが、無言。15分間の沈黙。空気が重い。
 マウラで買い物をする。念願の、強いクローだ。これでパワーアップ間違い・・・・・・ないといいなあ。
 帰りの船がなかなか来ない。どしゃぶりの雨の中、待っている人と「こないなあ」とか話す。
 やっと船が到着し、セルビアへ向かう。行きと違って、乗客の数は多い。だが最初にちょこっと喋っただけで、パーティーを組んでいる人たちはパーティー内会話になっちゃって、またまた沈黙
 甲板で海と空を見ていると、えらい物騒なニョロニョロ系モンスターが出現。強そうな(LV17とか)パーティーがあっさり全滅。ハゲは乗客数人と、船長室に篭る。
 なんだかホラー映画なシチュエーション。1人でおたおたする興奮気味のハゲ。周りは何故か重い沈黙
 セルビアに到着。なんだか気疲れした。

 やっぱりハゲがいかんのか

■2002年5月28日(火曜日) 茫然自失のリーダーモンク

 セルビアで、フレンド登録をしていた戦士のネーチャンを「サーチ」で発見する。さっそく声をかけ、一緒に狩ろうと持ちかける。
 セルビアから出ようとすると、ばったり”数字の戦士”と出会う。サポートジョブのクエストを終えたので、サンドリアの街へ戻るという。バルクルム砂丘を通ってラテーヌ高原へ移動するまで、一緒に走る。
 相変わらずバルクルム砂丘は「とても強い」ゴブリンが徘徊しているので、”メタルギア・ソリッド”感覚で緊張感がある。いくら2人とはいえ、見つかったら最後である。

 ラテーヌ高原で”数字の戦士”と別れる。
 戦士のネーチャンは、ミッションを行っているとの返答。シャグナー森林の奥、ダボイのオーク砦へ進入しているという。これまた「とても強い」オークが徘徊しているので、”メタルギア・ソリッド”感覚で難易度が高い
 だが、せっかくなので行ってみることにする。

 道を聞きながらオーク砦の前まで来る、いきなり門の前に「とても強い」オーク。しかも2匹。そして夜。
 戦士のネーチャンは果敢にも突っ込み、逃げ切ったという。この先に、エリアの切り替えがあるので、そこまで突っ走ればOKだ。
 何も考えずに覚悟を完了させる、思慮が足りないハゲモンク。気軽にダッシュ。
 やっぱり見つかって、いきなりクリティカルダメージを喰らう。更に奥にもオーク。暗い。道がわからなくてもたつく。
 見えてきた! 戦士のネーチャン! 顔が見えた! もう少しで!
―――目の前でばったり倒れるハゲモンク

 その後、戦士のネーチャンも任務を失敗(死亡)して戻ってきたので、もう1人ミスラ(猫娘)の戦士を加えて3人でラテーヌ高原を徘徊。「強い」敵を探し歩く。
 リーダー・ハゲモンク。張り切る。
 だが、やはり「強い」敵はあまり出ない。仕方が無いので、何も考えずにシャグナー森林へチャレンジ。
 延々と走る

 タマネギみたいなモンスターや、「強い」オークを選んで狩る。だが、やはりあまり「強い」敵はいない。
 この森にいるのは、「とても強い」モンスターばかりだ。
「とても強い」オークを見かけては隠れ、虎を見かけては逃走する。なにしにやって来たんだか、わからなくなくなる

 そうこうしているうちに、木の影から現れた「とても強い」オークに喧嘩を売られる。全力でスキルを使い、なんとか勝利を収める。
 だが、ミスラの戦士が虎にむしゃむしゃ食べられ始めている。
 もちろん逃走。ハゲはリーダーらしく、ミスラの戦士を助けようと間に入ろうとするが、全然間に合わず
―――そのまま見事に全滅

 気を取り直して、ラテーヌ高原でまったり行こうと話す。心なしか、視線が冷たい
 ミスラの戦士が救出ミッションをやっていないというので、付き合う。
 このミッションのために谷に入るのだが、なんだかえらい人で賑わっていた。敵もあらかたかたずけられている。「今ならソロプレイでもクリアできるじゃん」とか思う。
 ミスラの戦士、救出ミッションクリア。谷から上がり、奥へ走る。

 敵を探してうろうろしていると、”数字の戦士”から「tell」で話し掛けられる。サポートジョブとして黒魔道士を選んだので、黒魔道士として1LVから鍛えていたのだが、わずか2時間でギブアップ宣言
 弱いのは耐えられないんで、諦めて戦士に戻る、とのこと。笑う。なんとなく、気が和む。

 そうこうしているうちに、ゴースト発見。調べると「強い」だ。これはいけるんじゃないか、ということで、退治することに決める。
―――ハゲモンクだけ生き残る
 会話が凍る。

 会話もあまりないまま、しばらくラテーヌ高原の奥を周り、テキトーに楽な敵を倒す。効率は悪い。
 0時になったところで、ミスラの戦士が落ちる。
 冷めた視線の戦士のネーチャンと2人きりになる。
「とりあえず、解散しましょっか」というのが精一杯のハゲモンク。
 気まずいまま別れる

 目から汗が出そうになりながら、その後1人で経験値稼ぎ。
 愛が欲しいハゲモンク。
 ごめんよおおおおおお!! うわああああああん!

■2002年5月29日(水曜日) 初めての・ケ・イ・ケ・ン

 ラテーヌ高原でせっせと経験値稼ぎ。とりあえず強くなろうと頑張る。
 LV15になった。やっぱりソロプレイの方が効率いいんじゃないかと思う。

 このLVだったらセルビアでパーティーに誘ってもらえるだろうと思って、バルクルム砂丘へ向かう。
 途中で「自分と同じくらいの強さ」のゴブリンに背中を叩かれる。エリアの切り替えが近いので、甘く見て戦いを挑む。だが、やはりキビしくなる。頃合を見計らって、エリアの切り替え場所まで走る。
 が、思っていたより遠い。ゴブリンの攻撃も痛い。必死こいて逃げる。
 ブラックアウトし、やった! 逃げ切った! と、思った瞬間!
「次 の エ リ ア に は 移 動 で き ま せ ん で し た」
 無常のメッセージ。ギリで逃げ切れなかったもよう。
―――死亡
 LV14になった。

 ラテーヌ高原でせっせと経験値稼ぎ。アゲイン
 LV15になった。”メタルギア・ソリッド”感覚でバルクルム砂丘を通ってセルビアに移動する。

 街の入り口に立ち、パーティー参加希望の印を出すと、さっそく声をかけられる。2名に。人気者な気分のハゲモンク。
 だが、どっちがどっちだかわからなくて混乱する。パーティー参加できたが、もう1人の方にろくに謝れなかった。反省するハゲモンク。

 パーティー参加に戸惑って待たしてしまったので、必要以上に場を盛り上げようとするハゲモンク
―――いきなり死亡
 しかも逃げ遅れて単独で。
 LV14になった。

 ホームポイントがラテーヌ高原入り口だったので、セルビアまで延々と走らなければならない。
 走って戻る間、待たしているので申し訳が無く、必要以上に話を盛り上げようとするハゲモンク
 セルビアに到着し、ホームポイントを設定して、「もうこれでいつ死んでもいいぞー」とか強がる。

 このパーティー、戦士2人と黒魔道士、白魔道士、そしてハゲモンクという構成だ。初めてこの規模で、黒魔道士&白魔道士と一緒になった。今までは、トコトン打撃系パーティーばっかりだったから、かなり新鮮だ。
 黒魔道士が敵を弱め、白魔道士は回復や防御を上げてくれる。なんて安心感のあるパーティーなんだろう!
 しかし、「ケアル」は戦士にばかりかけられる。なにせ「挑発」を使えないモンクは、「挑発」し合ってダメージを分散している戦士とは違って、ほぼ無傷だからだ。
 この疎外感に耐えられないと、モンクは勤まらない。
 転職を考えている

 和気藹々とゴブリンを狩る。経験値の効率は悪いが、楽しいので良しとする。やっぱパーティープレイはいいなあ、と思う。
 LV15になったハゲモンクが、木陰でたたずむグールを見つける。「あれ、強いんかなあ?」と躊躇するハゲモンクを尻目に、怒涛の勢いでグールへ突撃をかますパーティーメンバー。グールをボコボコにする。
 続けざまにもう1体のグール。やっぱりボコボコにする。

 グールというのは、出現率が低いレア気味なモンスターで、サポートジョブを会得するためのクエストに必要なアイテムを落とす。なので人気が高い。このパーティーは、実はグール狙いだというのが発覚。「ゴブリンを倒すとグールの出現率が上がる」という”ローカルルール”があるらしい。実際どうなのかは知らないが。
 結局この日は3体のグールを退治。アイテムは落とさなかった。

 赤魔道士を加え、さらにパワーアップしつつゴブリンを狩る。
 だが油断していて、2体のゴブリンに囲まれ、逃げ遅れて死亡
 しかも単独。立ち止まらなければ逃げられたのに。
 LV14になった。笑ってごまかすハゲモンク

 ミスラのモンクとシーフと白魔道士がさらに追加になった。1パーティーは6名までなので、パーティー同士を合体させる「アライアンス」を組む。9名パーティーというのも初めてのことだ。
 ミスラのモンクは、ハゲモンクよりもLVが高くてLV17だ。さて、LV17のモンク強さはどうだろうか、と思ったのだが、このモンク、「挑発」とか使うじゃあありませんか。敵呼びまくりじゃあないですか。よく見たら、サポートジョブに戦士をつけているじゃあないですか。
 戦闘開始時、突っ込んでいっていきなり2発連続攻撃外して敵に無視されるのはハゲモンクだけ
 休息時、無傷で立っているのはハゲモンクだけ
 灯台じゃあない、っつーの。

 LV15になった。本日4回目のレベルアップ。もはや祝いの言葉すら空虚に響く。
 パーティーの人数が増えたせいか、深夜遅くになってきたせいか、口数が減ってくる。白魔道士が1人抜け、戦士が一人抜ける。
 黙々とゴブリンを狩る。ミスラのモンクは効率優先がポリシーなのか、魔道士がMP回復するまで待てずに敵を探して戦いを仕掛ける。ちょっとパーティーがギクシャクしはじめる。確かに効率はいいのだけれど。
 ハゲモンクの発言も、あまり反応がない。寂しくなるハゲモンク
 もしや「このハゲ全然役にたってない」とか「tell」で陰口叩かれているんじゃないか、とか思いはじめる。っていうか、仲間内だけで「tell」や「LS」で楽しく会話してるんじゃないか、とか思う。
 ちょっと被害妄想気味なハゲモンク
 ついでにロットインアイテムも、見事なくらい全敗

 そのままタイムアップ。寂しく別れる。
 まあ、時間を忘れるほど楽しかったのは確かなんだが。

■2002年5月30日(木曜日) 怒涛の集団行動

 セルビアで求人募集を待つ。なかなか誘われないのでブルーになりそうだったが、なんとか誘われることに成功する。
 戦士1人+白魔道士2人+黒魔道士1人+赤魔道士1人にハゲモンクというパーティー。ちょっと微妙な構成だな、と思いつつも、これならばモンクも役に立てるのではと、気合が入る。

 バルクルム砂丘に出撃。目的は、サポートジョブを会得するためのクエストに必要なアイテムをゲットする、という、これまたベストな目的。まず最初は”トンボ”を狩ることにする。
―――いきなり死亡
 ゴブリンにリンクされて。しかも逃げ遅れている仲間はいないかと、振り返った瞬間に刺殺。自分のHP見てなかった
 なんだか、パーティー参加してすぐに死ぬのがクセになっているみたいだ。悔い改めたい。

 気を取り直して再度出発。街の前はゴブリンが多いので(ゴブリンを連れて街に逃げてくる人が多いので)、東海岸の方へ向かう。
 予感的中。モンク大活躍!(ってほどでもないが)
 白魔道士の「ケアル」を頼りに、ガツンガツン戦う。ダメージもガツンガツン喰らう。生きがいを見つけたハゲモンク。
 もう、灯台ごっこはしなくていいんだ!

 ゴブリンを避けながら、”トンボ”と”蟹”を狩って、クエストに必要なアイテムを全員2つづつゲットする。
 非常に順調。ここで10分間の休憩を入れることになる。とても常識的なパーティー。

 休憩後、さあ次はグールだ! と勇んで出撃するが、オレがブラックアウト。なんて非常識な。
 セルビアからバルクルム砂丘へのエリア切り替えの途中で、どうにかなっちゃったもよう。ロード画面のまま、切り替わらない。しばらく苦闘したものの、どうにもならず。メニューは出るし、「サーチ」も機能するのだが、会話も不通だし、「ログアウト」系は一切できない。これはもう、最後の手段に出るしかない。
 ビクビクしながらPS2をリセット
 PS2再起動。プレイステーションBB再起動。プレイオンライン再起動。FFXI再起動。・・・・・・ログオンまで辿り付くのも一苦労だ(どうにかならんのか)。
 なんとか復帰。特にデータが壊れていることも無く。ほっと一息。

 待たせてしまっていたパーティーと合流。仲間が1人離脱したので、人員補強するという。
 別のパーティーを誘い、「アライアンス」を組む。こっちのパーティーに、ココのサイトを観てくれている人がいて感激。ちょっと照れるリアル世界のオレ。
 総勢11人のパーティーになった。LVは13〜16。モンクはハゲだけ。

 今度は仲間が落ちてしまったので(バルクルム砂丘が混雑しているからだと予測)復帰を待ち、西の林方面へ走る。
 走りながら、「11人いるからサッカーできるね」「ボールはタル」とか話す。今回のパーティーは、わりと喰い付きが良くて助かる。っていうか、ハゲモンクのくだらないボケに付き合っていただき、非常に楽しい

 グールが出るまで(グールは夜しか出ない)、ガツンガツンゴブリンを狩る。LVが近いせいか、11人もいるのにやたら経験値の効率が良い(1体平均50くらい入る)。いい気になってゴブリンを狩り続ける。
 そのうち、友が友を呼び、「アライアンス」3チーム合計14名のパーティーになった。
 数の暴力
 14人が牙を向いて1体のゴブリンに襲い掛かるさまは、まさに壮絶を極める。
 剣、斧、コブシの攻撃に、攻撃魔法。もうなにがなんだかわからないくらいの派手な戦闘
 ゴブリンに同情をする。

 そのせいか、グールが全然出ない。きっと崖の上とかで、ガクガクブルブルしながら夜が過ぎるのを待っているのだろう。とにかく、グールが出ない。たま〜〜に出ても、肝心のアイテムを全然落とさない。仲間にシーフもいるのに。不景気である。
 ていうか、例え落としたとしても、14個必要なんだが。

 場所を変えてみるが、サッパリグールはでない。
「どうりでサポートジョブ会得している人が少ないわけだ」とか話す。
 夜になると、グールを探すために全員が散開する。西へ北へ東へと、もうえらい勢いで散開する。
 マップで確認すると、仲間の位置が確認できるのだが、「これは”鶴翼の陣”か?!」と思える配置になっていたり。「そっちまで行っちゃってるんかい?!」とか思ったり。既に目視では、仲間がどこにいるのかサッパリわからない
 んだが出ない。出ない上に、遠くで仲間がゴブリンに襲われていたり(なんとかなったが)。

 リアル時間が深夜になり、ぽつぽつと仲間も落ちていく。「アライアンス」が2チームになり、10名くらいになった。
 結局アイテムは出ないまま、オレもタイムアウト。バッサリ別れる。
 う〜んもっと時間がほすぃい



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