Final Fantasy XI ハゲ 日記
Skin Head Monk Stonecold

LastUpdate 2003-07-18


■2003年7月11日(金曜日) 道を間違えた死神

 とっとと帰宅。晩メシ喰ってログオン。

 今日も黒魔道士のレベル上げだ。パーティー参加希望を出してジュノ下層へ飛び出す。
 運良く、競売見る間もなくすぐさま誘われたので合流。狩り場はどこにしようかと相談し、ベヒーモスの縄張りに行ってみよう、ってことになる。えらい久しぶりの狩り場だ。メンバーでも、行ったことがない人が多い。
 獲物は”コウモリ”だが、モンク時代、ジェットストリームでよく即死したもんだ
 多少の不安を感じつつ、クフィム島に出撃。

 デルクフの塔の前を通り、洞窟へ。ここを抜ければベヒーモスの縄張りだ。
 この洞窟には、”コウモリ”と”ホネ”と”エビ”がいる。たいした強さの敵ではないんだが、ここは穏便に「スニーク」で走り抜ける。まず前衛さんに「スニーク」がかけられ、最後にリーダーの白魔道士さんが自分にかける。
 前衛さん3人は先にいっちゃったので、ここが初めてのリーダーとミスラ白魔道士さんを、ハゲが道案内をする。
 なにしろ経験者なのである。道案内はお手の物である。

 いや、思い出した。ここで何度も道を間違えてる
 つーかやっぱり間違えちゃった。行き止まりジャン。アハハごめーん。
 って、か ら ま れ て ま す
 ミスラ白魔道士さんの「スニーク」が切れちゃったようだ。”ホネ”が2〜3体いるようなところで。しかも”コウモリ”までリンク。こりゃマズイと戦闘参加するも、詠唱止められまくり。もうナニモデキマセン。
 前衛さん3人がやってくるころには、”エビ”も2体リンク。いくら「楽に倒せる」敵とはいえ、こりゃキビシイ。つーかリーダー死亡。ハゲもボッカボカ殴られまくって、なにも魔法使えないまま死亡
 いきなり全滅か!? とか泣きそうになったものの、なんとか4人で敵を殲滅させることに成功。
 ミスラ白魔道士さんに「レイズ」をかけてもらい、2人復活。前衛さんの後に続き、ベヒーモスの縄張りまで走り抜ける。

 なんでもノートリアスモンスターのベヒーモスが出るらしく、LV65とかの勇者たちがたくさんいるベヒーモスの縄張り。LV34くらいのパーティーは、ハゲたちだけだ。
 あんまり嬉しくないが狩り場独占。リンクしても自己責任で
 つーかなんかえらい強い”コウモリ”。連携も巧くいかず、思いっ切り苦戦して総力戦。2戦目あたりでリーダーがまた死んじゃう。
 こりゃあキビシイなあ、とか思うも、頑張って慣れてくるうちに軌道にのり、モリモリ”コウモリ”を狩りまくる。
「ファイガ」でマジックバーストとかしちゃって、キモチイイ

 後半はライバルパーティーが現れて、”コウモリ”が枯渇しちゃったりもするが、順調に狩り続けて23時。
 帰りはキチンと「スニーク」し、前衛さんもちゃんと守ってくれたので無事にジュノ到着。
 ちょっと早めの解散だったので、もうひと稼ぎしようかと思ったのだが、おとなしくログアウト。

■2003年7月12日(土曜日) 深刻な前衛不足  「運命の邂逅♪」

 午前8時ころに起床。コンビニで朝メシ買ってきてログオン。
 昨日FF XI UtilityPlusというツールをインストールしていたのだが、これの機能で「スナップショット WebLive」というものがある。
 さっそく設定する。ライヴハゲである。

 今日は張り切っていっちゃうぞー、とか鼻息も荒くパーティー参加希望を出してジュノ下層へ飛び出す黒ハゲだったが、ぜんぜん誘われる気配なし
 サンドリアにいるPotimaroアニーキに一緒に組もうといわれたので、到着までにパーティー参加しとこうかと思ったのだが、ちっとも声をかけてもらえない。サーチしたら、前衛さんはナイトさんとモンクさんだけ。
 誘われる前にアニーキ到着。白魔道士になってやってきた。
 仕方がないので2人で組むことに。しかしお互いリーダーやりたくない。ここは穏便に、/randomしてデカイ数値を出した人がリーダーで。でもってハゲがリーダーに。トホホ。

 リーダーになったからには頑張らなければ。さっそくメンバーを探す。
 さっき見つけてたナイトさんからOKを貰うが、モンクさんは売り切れ。興味津々でガルカの赤魔道士さんを誘い、残り2名。前衛さん枯渇。侍さんだと勘違いして召喚士さん誘っちゃったり。謝ったり。
 出現を待ち続け、なんとか戦士さんを誘い、最後の1人はサンドリアにいた暗黒騎士さんをアニーキが誘う。やっとめどがついた。パーティーメンバー集めるだけで、1時間くらいかかっちゃったYO。
 暗黒騎士さんが到着するのを待ち、チョコボでクロウラーの巣へ出撃。
 午前中だけあって、チョコボが安いのは助かる。

 変態サブリガ男Syruがいい尻見せつけながらロランベリー狩りしているのを眺めつつ、順調に”イモムシ”を狩りまくる。ライバル少ないので、獲物は豊富だ。
 ガルカの赤魔道士さんが、セクスィーな種族装備を着ていたので、アニーキと2人で萌える。しかもけっこー巧い。指示も的確だ。
 Potimaroアニーキ、白魔道士LV36になり、嬉しそうに「テレポ」3種類を覚える。
 ハゲもLV36になり、「サンダガ」を覚える。アニーキに「キケンだ……」と恐れられる
 13時まで狩りまくり、「エズケプ」で離脱。ジュノまでとっとこ走って戻って解散。
 アニーキはさっそく「テレポ」で独り旅。「思ったよりも楽しくない……」と呟いた。

 昼メシ喰って復帰。
 14時からガルレージュ要塞に、Gwenのアーティーファクトを取りに行く約束だったので、ジュノ港に集まる。ついでに焼却炉クエストもやっちゃおう、って感じで。
 Gwen、Oruka、Felix、Potimaro、Gra、Talavi、ハゲモンクというメンツで出撃。すんなり第2魔防門を突破し、焼却炉前で”ホネ”を殴りまくる。つーかあっさりコッファーのカギが出る。ていうかコッファーも発見
 あっというまにGwenの目的達成。Orukaも焼却炉クエストをこなす。
 Graは侍として第2の人生を歩んでいたのだが、今度のバージョンアップで侍のアーティーファクトも追加されるという。ガルレージュ要塞のコッファーもアヤシイ、っつーことでGraのカギを探すことにする。

 Talaviが抜け、Potimaroが抜け、代わりにIndianaが助っ人としてやってきたので迎えに行く。ていうか戻るのめんどくさいので、そのまま地下で”ホネ”を狩ることにする。
 Gwenが抜けると、同じくコッファーのカギが欲しかった白タルChihuahuanも参加。ってとこでカギが出てGraゲット。あと1つだ。
 眠くて意識失いつつも”ホネ”を狩りまくるがなかなか出ない。
 ぼんやりしてたら”ホネ”に”おばけ”がリンク。”コウモリ”もリンク。こりゃマズイってんで「エスケプ」で離脱。
 もう19時なんで、ちょっくらハゲは晩メシに行く。
 晩メシ喰って、よっしゃー! とかキアイ入れたらジュノにいた
 ま、まさか全滅!? とか思うも、なんでもハゲが離脱して1戦目でカギが出たとのこと。
 やっぱハゲが呪われてたらしい

「めちゃイケ」観終わって、パーティー参加希望を出しつつジュノ下層へ飛び出す黒ハゲ。相変わらず前衛不足だが、モンクと違って1時間もすれば誘われるだろう。
 映画「世にも奇妙な物語」が始まる。
 第1話が終わる。なんのこっちゃ。
 第2話が終わる。中井貴一素晴らしい。
 第3話が始まる。……えーと。
 ぜ ん ぜ ん さ そ わ れ ま せ ん

 このまま時間潰すのももったいない。
 戦士のレベル上げしてるYurotanが、ソロで死にまくっているので、助っ人に向かうことにする。

 東サルタバルタの川岸で目覚めました。
 最近、なにか鬱病にでもなったかのように気分が沈んでいたのですが、今日はやけに高揚しています。躁鬱の気があるのかも知れません。
 この高揚感の正体はなんでしょうか。
 まるでハゲ頭の呪われた霊にでも取り憑かれたような不思議な感じで、足が北に向かいます。
 そちらにいったい、なにが待ち受けているというのでしょうか。私の人生が変わる、そんな予感さえします。

 タロンギ大峡谷へ入ります。
 ここです。ここに、なにかを感じます。
 そこには、タルタルの戦士が佇んでいました。
 その名は、Yurotan。
 直感がひらめきました。このタルタルは、運命の男です。私が野望を達成するために欠かせない、大切な戦士。
 そう、下僕です。
 泥水をすすり、絶壁をはい上がってでも私のために無償で働く下僕です。ウィンダスを、あの優柔不断な神子から救うため、そして私の野望を現実のものとするため、私の代わりに血を吐き、骨を砕いて守ってくれる下僕です。

 Yurotanに先頭に立っていただき、目に写る悪霊どもを次々に殲滅していきます。

 トリに地獄を見せてやりました

 順調だったのですが、トリがリンクしてしまいます。さっそくYurotanは、私のために死んでしまいました。下僕とはいえ、トリの嘴に内臓を抉られ、手足を千切られるそのさまを見るのは、すこし可哀想に思えます。
 私の憤りを感じたのか、悪霊は私には刃向かってきませんでした。この場は、見逃してやることにします。

 ウィンダスに強制送還されたYurotanが、新たな下僕Kayataを連れてやってきました。タルタルの侍です。
 しばらくすると、Argという名のエルヴァーンもやってきました。Orukaという忍者も現れました。
 一日で、こんなに下僕が増えるだなんて。今日はとても素晴らしい日です。

 ヤグードに地獄を見せてやりました

 ギデアスの要塞に殴り込みです。悪霊ヤグードを、片っ端から惨殺していきます。もはや敵ではありません。
 Chihuahuanという名のタルタルも、下僕として馳せ参じました。
 ですが、今日はもうタイムリミットのようです。
 そう遠くないうちに野望が達成することに確信を抱きながら、眠りに就きます。

 深夜3時。死んだようにベッドに倒れる。ぐぅ。

■2003年7月13日(日曜日) デーモンとの鬼ごっこ

 ぐだぐだでだらだらしつつ12時ごろ起床。昼メシ喰ってログオン。

 今日は13時からタルシーフTeleviのリクエストにより、ミッション12の闇の王を退治する予定である。
 とはいえ、決まってるメンバーが、タルナイトTaruo、Televi、ハゲモンクの3人。とりあえずミッション12をまだクリアしていないのは、ZinzaとTikiとTarutoなんだが、捕まったのはTikiだけ。
 とはいえこれでもまだ4人。あと2人足りない
 どーしようかと悩みそうになってると、Potimaroアニーキが参戦してくれるという。ついでにヒゲ赤魔道士Rも、まだミッション12をクリアしていなかったので参加決定。
 LV60オーバーが3人という、完勝間違いなしの布陣で、ザルカバードまで飛ぶ。

 例によってからまれまくりつつも、無事ズヴァール城に到着。めんどくさいのでデーモンとかゴブリンとか”目玉”とか殴りつつ、エリア切り替えがあるところでは強引に逃げ切ったりしつつ、奥を目指す。
 問題は、テレポートゾーンだ。ここのデーモンは、ちょっと強いし数も多いしめんどくさい。
 さて、どうしようかと悩む前に突撃開始。逃げ切る方向性で。
 怒濤のように突進し、テレポートポイントへ。必死こいて逃げまくり、テレポート、まだテレポート。血だらけになりながらも、背後は見ないようにして突き進む。
 デーモンとの、壮絶なる鬼ごっこ
 そしてついに最後の間に到着。このまま闇の王の門を潜れば、エリア切り替えだ!
 ケツに火を点けて突進!
 しかし、突如アニーキ死亡! 次いでTiki死亡!
 やっぱり無謀だったのか!? 闇の王の間へ到着! ……ギリギリ間に合わなくてTaruo死亡!
 ウワァァァァァァン! 3人も犠牲者が出ちゃった!
 どうやら、普段逢いたくても逢えないようなノートリアスモンスターが混じっていたもよう

 だが、ヒゲ赤魔道士Rが生き残ってくれたのは幸運だった。
 Teruo「レイズ」で復活。衰弱が治ると、救出作戦だ。
 門の前のデーモンを殴り倒し、スキをみてアニーキに「レイズ」。段差上のデーモンにハゲがからまれて逃げ戻ったりしつつも、”目玉”に「魔物達のララバイ」をかけ、緊迫の中「レイズ」でTiki復活。
 なんとか全員、闇の王の門の中へ入ることができた。闇の王との戦いの前にして、すでに全体力使い切ったような感じである。

 Tikiの衰弱が治ると、いよいよ闇の王である。
 つっても、こないだたいしたことのない敵であることを確認していたので、作戦をテキトーに話し合い、ドカンと突っ込む。
 救援要請出すこともなく、落ち着いて戦闘。序盤、あまりにもヒマなんでTikiが殴りにきたりとかしつつ、問題なく勝利。イベントに突っ込みいれつつ、ミッション完了。
 Tikiの「テレポ」で脱出し、各地へ散る。
 ハゲはセルビナで黒魔法を購入し、ラテーヌ高原でチョコボを借りると、居眠り運転しながらジュノヘ戻る。

 なんか眠いので寝ちゃう。
 ぐぅ。

 だるだるで起床。晩メシ喰って、ハゲ黒魔道士復帰。パーティー参加希望出して、ジュノ下層に飛び出す。
 最近なかなか誘われない黒魔道士なんだが、なんだかあっさり誘われた。しかし、勢いよく承諾の返事をしたのにもかかわらず、ぜんぜん音沙汰がない。サーチしてみたら、リーダーはル・ルデの庭にいる。
 下層に降りてくるのかな、とか思いつつ待つが……ぜんぜん誘われる気配がない。5分経過しても誘われない
 もしや誘い間違いだったのか? それとも他にいい人が見つかったので切られたのか? 返事が汗くさかったからか? とかうじうじ悩んでみるも、どうにもらちがあかない。
 ここは断られるにしろなんにしろ、ちゃんと確認とっとかないとな、とか思ってTellで訊く。
 そしたらパーティーに誘われる。おお、下層に降りてくれたのか。つーか、リーダーと2人きりなんですが。さっきサーチで確認したときも、リーダー色していたんだがな……。
 想像力を発揮。メンバー何人かで同時に仲間を誘ってしまい、6人を越えてしまったので、このリーダーさんが責任を取って離脱し、ハゲと組んでくれた、ってことに違いない。きっとそうだ。そういうことにしておこう
 順調に仲間を集めていき、チョコボに乗ってクロウラーの巣へ出撃。

 獲物は”イモムシ”なんだが、なかなか攻撃が強力で、前衛さんのHPの減りがモウレツだ。ハゲも必死こいて「ケアルII」しなくてはキケンで、マジックバーストするヒマもない
 壁役の戦士さんが青い色の装備をしているんだが、チェーン装備じゃないよなあ、まさか……。
 そしてこのリーダー、ヒュームの白魔道士さんなんだが、戦闘終了後に唐突に「リレイズ」とかしちゃう。MPかなりギリギリで、連戦できるかできないか、ってくらいなのに。ジュース飲むわけでもないし。
 代わりにハゲがジュース飲みまくって「ケアルII」しまくる。慣れてくると、マジックバーストも入れられるようになる。
 まあ、ライバル多くてなかなか戦えないのも確かなんだが。

 会話も余りなく、淡々と戦闘をこなす。ハゲ魔道士LV37になる。
 獲物がなかなかいないのにも関わらず、贅沢にも”イモムシ”がリンク。1体でもかなりカツカツだったんで、こりゃあまずいぞ「エスケプ」か!? とか思っていると、にょろんと獣使いSkyblue登場。リンクした”イモムシ”を操ってくれる。
 モノスゴク助かった。救われた。命の恩人です。
 1戦闘分くらい回復するまで待っててくれて、”イモムシ”を放してくれた。それどころか、奥から”イモムシ”を連れてきてくれる。嗚呼、なんていいやつなんだ!
 ……でも、仲間が反応しないんですけど。リーダー沈黙
 なんかちょっとツライ。

 吟遊詩人さんのレベルが上がったところで、「エスケプ」で脱出してジュノまで走る。
 すこし遅れてジュノに到着し、いつものように元気よく「おっつかれさまでしたああああああああああああ!!」と叫ぶハゲ。
 パ ー テ ィ ー メ ン バ ー が い ま せ ん
 泣きそうになる。

 まあなんだ。ランク9、イメージ悪いです
 憮然とテレビつけたらK−1やってたんだが、ベルナルドとフィリオのショッパイ試合を見てたら余計に気分悪くなる。
 寝る。

■2003年7月14日(月曜日) ハッピーウェディング

 定時で帰宅。晩メシ喰ってそそくさとログオン。

 さあ、今日はいよいよKobattiとTarutoの結婚式である
 東サルタバルタの式場で、21時からウェディングベルである。
 付添人として、しっかりサポートしなくてはいけないハゲである。思えばなかなか式場の予約が取れず、やっと取れたと思ったら3ヶ月待ちで、すっかり忘れてたりとか色々とアレだが、いよいよ本番である。
 20時にジュノで復帰。倉庫キャラからクラッカーを輸送したりして、準備万全である。
 まだ時間もあることだし、とりあえずウィンダスに行って下見でもしよう。てってこ走って飛空挺乗り場へ。

 新郎、新婦、付添人は、1時間前に式場に集合でした

 ギャアアア! スッカリ忘れてた! ヤヴァイ遅刻じゃん! 飛空挺出たばっかりじゃん!
 飛空挺乗り場には、GoogooとTarutoが。
 ギャアアア! 新婦がいるじゃん! ヤヴァイ遅刻じゃん! 付添人と新婦が遅刻じゃん!
 式場前では、たった独りで新郎Kobattiが泣きそうになっていた。星の神官さんが現れ、なんとか事情を話して待って貰うことに。

 もどかしく思うも、飛空挺をただただ待つしかない。
 やっとこさ飛空挺がやってきたので乗船。ウィンダスへ到着。
 全力疾走で東サルタバルタへ飛び出す。式場はJ-11だ。「OK牧場!」「ガッツ石松!」とか叫びながら、Tarutoを連れて走りまくる。
 って誰もいないじゃん! 新郎どこだよ!? ヤヴァイ? もうなんだか完全にヤヴァイ!?
 焦っていると、ホルトト遺跡の前だよと教えていただく。慌ててそちらへ走ると、もう十数人のお客さんが。そして呆れ顔のKobattiと星の神官さんが
 平謝りのハゲ。まったくもって申し訳ない。

 リハーサルを行うとのことで、30分遅れで式場へジャンプ。
 式場は、崖下に海面が広がる荘厳な場所である。質素といえば質素だが、ウィンダスらしい趣がある。
 持ち物の確認や注意点を聞き、ひととおり説明を受ける。だんだん緊張してくる。
 リハーサルが終わると、いったん元の場所へ戻る。すると、30名くらいのお客さんたちが集まってくれていた。いや、こりゃあ動くのもキツイくらいの大賑わいだ。
 全員を連れて、式場へジャンプ。
 ハゲはお客さんたちを整列させると、星の神官から受け取っていたクラッカーを、ひとりひとり手渡してトレードしていく。やりながら、1ギルでバザーした方が遙かに早かったな、とか思う。配るだけで10分くらいかかっちゃった

 そして、いよいよ結婚式の始まりである

 音楽が、代わる。
 パイプオルガンの曲。

 ハゲは付添人として、新婦Tarutoとともに奥から入場。
 打ち合わせもしていなかったのに、自然と客席の真ん中に道を造ってくれた。Tarutoはそこを通って、Kobattiの横へ。

 クリスタルの音楽。
 星の神官に続いて、2人の誓いの言葉が。

 なにか思うところがあるのか、Piyoが暴れ始める。魔法を使ったり、召喚獣を呼び出しちゃったり
 星の神官さんに怒られちゃうハゲ。LS会話で、Piyoをたしなめる。

 血肉の交換。指輪の交換。
 Kobattiは、なにかいう度にシリをプリプリ振る。ついでに、1枚、また1枚と衣服が脱げていく。心憎い演出だ。

 星の神官さんが、二人の結婚を宣言。全員で、一斉に祝福の拍手!
 拍手? あれ、ここでクラッカーかな? ええと……うわぁ、忘れた! どのタイミングだっけ!? と焦るハゲ。思わず星の神官さんに訊いちゃう
 このタイミングでよろしいとのことで、「うおおおおおおおおおおおお!」とか叫んでクラッカーを鳴らす。これが合図なのだ。
 ここで再び一斉に盛り上がる。拍手とクラッカー。そしてJAや魔法の詠唱。ドッカンドッカン派手にやりまくる。
 って、気づくとPiyoが死んでいる。Techuが「レイズ」かける。
 って、気づくとまたPiyoが死んでいる。Techuが「レイズ」かける。
 なんだかモノスゴイ盛り上がりである

 客席を割って花道を造り、KobattiとTarutoが退場。つーか奥へ歩く。
 祝福の拍手。
「ここでクラッカーじゃないのか?」とかPiyoに突っ込まれ、そういやそうだな、とか思うが星の神官さんにちゃんと訊いたんだから間違っちゃいないだろう。つーか2回に分けときゃよかった。

 結婚式終了。
 全員集まって、もとの場所へ戻される。

 大成功の結婚式であったと思う。むちゃくちゃおもしろかった。
 なんつーか、星の神官さんがけっこーおもしろい人で、とってもよかった。遅刻しても待っててくれたし。無茶苦茶やってても容認してくれた。「お尻振りすぎでしたよ」とか事後突っ込みも粋なはからいだ。
 森の区入り口近くの場所で、二次会。用意してくれたクッキー食べたり、だべったり。
 せっかくなんで、ジュノまで歩くか、ってことになる。
 おまかせパーティーの赤玉出しながら、20人くらいでゆっくり歩く。かなり異様な光景だろう。でも、祝福の行進なのだ。
 モンク的には「パーティー誘ってくれ講義デモ」っぽいな、とかGarunと2人で涙ぐんだり。

 ラストのソロムグ原野で大暴れしつつ、ジュノへ到着。
 Tarutoが動かなくなる。どうやらもう眠いらしい。
 急いでル・ルデの庭に直行し、記念写真を撮りまくる。
 テキトーなところで、解散。そのままログアウト。

 Kobatti&Taruto、おめでとう!!

STO STO りりしいKobatti(36万で買ったグラットン装備)。
だんだん脱げていくKobatti。
STO STO 夕陽の中、おおいに祝福。
Piyo、自爆テロ決行。
STO STO 赤玉出しながら、一列縦隊でジュノまで行進パレード。
ジュノで記念撮影。

■2003年7月15日(火曜日) がんばるパーティー

 ほぼ定時で帰宅。晩メシ喰ってログオン……しようとしたらバージョンアップのダウンロード。PC版だけ先行らしい。っても適用されるのは17日のメンテナンス明けからなんだが。
 タバコ吸いに行くまでもなく、無事終了。
 さー始めようか、って画面がぐるぐるぐるぐる回ってるんですけど。うえ、気持ちわるっ。
 どうやらRスティックがイカレているらしい。昨晩ログアウトするまでは問題なかったのに。なんだよ、バージョンアップがバグってたのかよ? わけわからんが、とにかく気持ち悪い。ぐるぐるぐるぐるぐーるぐる
 しゃーないのでPC再起動。ぐるぐるぐるぐるぐーるぐる。直んないジャン。ダメジャン。泣いちゃうYO!
 コンフォグいじっても直らない。こりゃドライバがブッ壊れたかと思い、最新版をダウンロード。再起動2回かかってなんとかインストール成功。これで直ってなかったらどうしようもないな。
 恐る恐るハゲでログオン。ハゲ頭が停止している。ほっと胸をなで下ろす。

 なんだかいきなり疲れてしまったんだが、パーティー参加希望出してジュノ下層へ出撃するハゲ黒魔道士。
 今日はあんまし時間なさそうだなぁ、無駄な時間使っちゃったしなぁ、1時間待っても誘われなかったら、いよいよ釣りでもするかなぁ、とか黄昏れてたら、おさっそく誘われたので合流。
 リーダー含めて5人目まで名前の頭がSだったので、てっきりS族で集めてるのかと思ったら偶然だったらしく、6人目の名前はPさん。非情におしい
 暗黒騎士さんと、吟遊詩人さんとは、2度目だ。
 テンション上げつつ、「テレポ」でコンシュタット高地へ。チョコボに乗って、グスタフの洞門へ。

 ライバルのいないグスタフの洞門。狙いは”コウモリ”とゴブリンだ。
 最初の戦闘で、いきなり経験値200ポイント。時間はかかったが、余力残しての勝利だったので、こりゃあ今日はかなり稼げるかも、とか期待する。なによりも、パーティーの雰囲気がいい。つーか何故かハゲのテンションが高い
 テンション高いのはいいんだが、闇曜日のせいか、精霊魔法のダメージが20以下しか出ないんですけど。こりゃちょっとヘコム。マジックバーストも、ダメージが期待できないっつー。
 特にゴブリンに聞き難い。闇属性なのかな。”コウモリ”には、弱点属性の精霊魔法がわりと効くからいいけど。
 しかしながら、悲劇は急にやってきた
 ゴブリンが爆発。前衛4人に456ダメージ。ナイトさん、ゴブリンと無理心中

「レイズ」してキアイを入れ直す。がんばろう! とハゲはテンションを上げる。
 ライバルが増えてきた。”コウモリ”とゴブリンがいなくなる。残っているのは、”トンボ”。リンクさえ気をつければいけるかも知れない、ってんでチャレンジ。なんとかなった。ちょっとキツイが、がんばればいける!
 しかしながら、悲劇は急にやってきた
”トンボ”の強烈な一撃で、ナイトさん死亡。魔力の泉使って「ケアルII」しまくり、なんとか勝利。

 なんつーか、タイミングが悪い。勢いに乗ろうとするタイミングで、悲劇が訪れる。
 でも負けない。「レイズ」してキアイを入れ直す。がんばろう! とハゲはテンションを上げる。
 しかしながら、悲劇は急にやってきた
”コウモリ”が2体リンク。とても勝てそうもないので、「エスケプ」で緊急脱出! って詠唱前にナイトさん死亡。詠唱中に白魔道士さん死亡。

 なんつーか、タイミングが悪い。勢いに乗ろうとするタイミングで、悲劇が訪れる。
 ナイトさん、「こんな短時間で3回も死んだの初めて」とかいう。そりゃあそうだ。とてもとても悲しいことだ。
 でも負けない。ありがたいことに、ライバルパーティーに「レイズ」していただいた。キアイを入れ直す。がんばろう! とハゲはテンションを上げる。
 しかしながら、”トンボ”が2体リンクしちゃったので、必死こいて走って逃げる。タイミング悪い。なかなか巧くいかない。
 でも負けない。キアイを入れる。

 こんだけ仲間が死にまくったりしたら、やっぱパーティーの雰囲気は悪くなるもんだと思う。誰も喋らなくなったり、急用を思い出されたりLSメンバーに呼び出されたりしちゃうもんだ。
 だが、今回のパーティーはひと味違う。雰囲気は悪くならず、まったりと狩りを続ける。ハゲも無駄にテンション高いし。
 とにかく頑張る。頑張って、ハゲ黒魔道士LV38になる。「ファイアII」を覚えてご満悦。

 白魔道士さんのレベルが上がるまで狩り続け、「テレポ」でラテーヌ高原へ脱出。ニコニコとパーティー解散。
 まったり系だったが、ほんわかと楽しい狩りであった。
 チョコボでジュノまで戻り、モグハウスに突っ込んでログアウト。

■2003年7月16日(水曜日) 熾烈な奪い合いゲーム

 ほぼ定時で帰宅。晩メシ喰ってログオン。

 とりあえずレベル上げの準備を整えようと思い、飛空挺でウィンダスへ。リンゴジュース用に妖精のリンゴを買い溜めし、ついでに「デジョンII」をゲットする。あと2レベルだ。
 森の区の競売場にクズアイテムを放り込んでいると、パーティーに誘われる。うお、ジュノからじゃん。珍しく後衛不足のかな? つーかこりゃラッキー、ってんで喜んで承諾。「デジョン」でジュノに戻って合流。
 チョコボに乗って、クロウラーの巣へ出撃。

 道に迷いつつも、狩り場へ到着。エモノは”カブトムシ”だ。
 ライバルがいないので、素晴らしいペースで敵を狩る。何故か連携のコミュニケーションがうまくいってなかったのだが、普通にモリモリ稼げる。吟遊詩人さんもいるお陰で、かなりMPに余裕を持って戦える。
 このガルカの吟遊詩人さん。かなり働き者だ。しっかりと前衛と後衛で歌を使い分け、戦闘終了時には「ケアルガ」で回復もサポート。ちょっとルーチンワークっぽいけど。戦闘終了時には必ず「ケアルガ」
 それにしても順調だ。危なげなく、モウレツな勢いで経験値が溜まっていく。ウハウハだ。
 こりゃあ今日中に「デジョンII」を覚えられるんじゃないだろうか。

 ところがどっこい、ライバルパーティーが現れた時点で宴は終わる
 敵がいない。わいてもライバルパーティーに取られちゃう。あちらは前衛3人でしっかり張り込み、モノスゴイ早さで釣ってしまう
 さっきまでが嘘のようにヒマになる。ライバルパーティーはモリモリ戦闘しているんだが、こっちは1戦闘終わると、なかなか次の戦闘に移れない。
 雰囲気的には良いパーティーで、和気藹々とやっていたんだが、こういう状況になるとちょっとキビシイ。
 ライバルパーティー、釣り巧過ぎ

 なんつーか、これがこのFinalFantasyXIというゲームなのだ
 邪悪な敵に打ち勝つべく、人々を困らせるモンスターを、仲間たちと協力して退治し、強くなる。これが普通の剣と魔法の世界なんだが、このゲームは違う。奪い合い、取り合いの、利己的な世界なのだ。
 ぶっちゃけ攻撃的じゃないモンスターなんて、倒さなきゃいけない理由なんてないんだよなぁ。誰に迷惑かけてるわけでもないし。邪悪でもなんでもない。
 ちょっとブルーになる。
 狩り場を変えてもいいんだが、狩り場を探したり、移動したりすると、それだけでタイムアップになってしまいそうだ。時間に余裕があるメンバーばかりではない。

 23時30分で、狩り終了。3時間で4000ポイントくらいだから、それなりに稼げた方ではある。
 無言でジュノまで走り、パーティー解散。
 そのままログアウト。

 まだ寝るには早いので、借りてきたビデオでも観ることにする。コーエン兄弟の『ファーゴ』。偽造誘拐したら殺人事件に発展しちゃったという、実際にあった事件を題材にしている映画だ。
 やたら「イエーァ」っっつー言葉が耳につく。アホな娼婦が「イエーァ」。聞き込みする婦人警官が「イエーァ」。まあいいんだけど。
 で、犯人ってナニモノ? おしゃべり男はいいんだが、その相棒がナゾ。正体不明。最後まで正体不明。おしゃべり男とあんま面識なさそうだし。感情ないっぽいし。殺人マシーンみたいだ。ジェイソンの中の人なのかも知れない
 事件自体はかなり残忍かつ救いようもないものなんだが、淡々と撮ってるもんで、ぜんぜん恐怖感とか感じない。スリルとかサスペンスとかぜんぜんない。これがコーエン兄弟の味、っちゃー味なんだが。
 余計ないらない場面がたくさんある。30分は削れたと思う。婦人警官の旧友が精神疾患だとか、そんなん事件と関係ないじゃん。きっとこれが伏線に違いない、とかいう考えは、序盤でなくなる。
 事件解決までの道のりは、かなり場当たり的だ。犯人が優柔不断とバカと殺人鬼なんで、あっさり逮捕されて当然なんだが。
 婦人警官、犯人、誘拐実行犯、どれも均等に撮っているので中途半端。感情移入できない。どっかに絞ればもっとよかったんではないだろーか。

 これだけ陰惨な事件を、こんなに退屈な映画にしたのは、さすがコーエン兄弟。
 ぐったりしつつ就寝。

■2003年7月17日(木曜日) ばーじょんあっぷ

 さあ、本日は「ジラートの幻影」以来の大型バージョンアップである。たぶん。
 バージョンアップ開始させといて、晩メシ。喰い終わって戻ってきても、まだ2%とか。なんじゃこりゃ。つーか15日にPC版だけ先行でダウンロードしてたデータってナンナノヨ?
 2ちゃんとか見て時間をつぶす。やっぱPC版は時間がかかってるもよう。

 やっとバージョンアップが終わってハゲログオン。過大な期待を抱いて、モンクで出撃。とりあえずエルデューム古墳へ向かう。
 南の入り口から入り、手前の小部屋の”ホネ”に喧嘩を売る。おお、チャクラが15分に1回だったのが、5分に1回になってる! こりゃあ便利になったぜ!
 ……ってよくよく考えてみれば、5分に1回「ケアルII」使えるってだけだもんなぁ。暗闇や毒は治るんだが、キアイで病気とか呪いも吹き飛ばせるようにならんもんか。衰弱まで吹っ飛ばせとはいわないから。
 かまえるはどうかと思い、使ってみる。今まであまり使ったことないので比較できないんだが、防御力は30とかモノスゴイ数値になるのは変化ないが、かなりカウンターできる。相手が「楽に倒せる」敵だからかも知れないが。
 リスクはあるが、ソロではなかなか使えるアビリティーかも知れない。喰らうダメージは大きいが、カウンター率が高いので、かまえるを使わないときとあまり代わらない。
 ……って、わざわざ使う必要ないじゃん

”イヌ”殴ってたら”ホネ”がリンクしちゃい、こりゃ死ぬなとか思って逃げようとしたら、奥から白タルさんが「強い」”ホネ”つれて逃げてきちゃったので、一緒になって必死こいてエリア移動。なんとか一命を取り留める。
 再度戻って”ホネ”を殴る。1匹倒して25ポイント。毎戦闘集中・回避・チャクラが使えるくらいのペース。
 だんだんヘコんでくる。
 なにやってるんだろう。食事も持ってきてないし。
 だんだん鬱になる。

 侍のGraが、いよいよ解禁されたアーティーファクトクエストをやる、っつーので参加させていただくことにする。
 呪われていたので、のったりした動きでバタリア丘陵を出て、ロランベリー耕地に行き、ソロムグ原野からジュノ港へ入る。なんかもう1時間くらい呪われているような気がする。”ホネ”の呪いってこんなに長かったっけ?
 Indianaの「テレポヨト」で飛び、走ってノーグへ。Nanashiがアーティーファクトクエストを受けたので、「テレポメア」でタロンギ大峡谷へ。チョコボのレンタル料金が4桁とか笑える値段になっていたので、走って聖地ジ・タへ。

 なんでもゴブリンがキーアイテム落とすっつー情報らしいんで、テキトーに殴る。ちょっと強めのゴブリンが落とした。GraとNanashiの分をゲットすると、北へ向かう。
 目的の泉の前に到着。アーティーファクト装備の戦士さんがソロで”サカナ”と戦ってるなぁ、とか思ったら「手伝ってくれませんか!」と叫ばれる。あれ、LV60でも勝てない”サカナ”なんているのか?
 とか思ったら、この”サカナ”が侍アーティーファクトクエストその1のボスだった
 こんなんかよ。おさかなさんかよ。えらい期待はずれだ。
 モンクのときもそうだったが、もっと関連性のある敵用意しとけよ、とか思う。ヒゲヒュームの侍さんが「キサマの腕を試してやるぅ!」とか叫んで斬りかかってきたら、えらい楽しいと思うんだが。

 あっさりと勝利。戦士さん、クエスト条件クリア。ていうか、GraとNanashiもクエスト条件クリア。
 ゴブリン乱獲する必要なかったじゃん
 まあ、1戦闘でパーティー内のメンバー全員クリアできる、っつーのはいいことだ。
 クエストを完遂するために、侍さんたちは「テレポヨト」でノーグへ向かおうとする。せっかくなんで、戦士さんも、とかやってたら、同じ目的の2人組みが現れる。せっかくなんで、アライアンスを組んで一緒に倒す。こういうのはイイネ。
 戦闘が終わったところで、ハゲたちはIndianaの「デジョンII」でジュノに帰還。

 うーん、なんかセンスないよなー、スクエア。
 ちょっと辟易シテキチャッタ。



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