Final Fantasy XI ハゲ 日記
Skin Head Monk Stonecold

LastUpdate 2003-08-22


■2003年8月15日(金曜日) アイアンスケイル+1[夏休み]

 アイアンスケイル+1が欲しい。LV37で着ることができる、防御力29の胴鎧である。防御力28のアイアンスケイルも、LV38で着れるクイルブゥイも6000ギルくらいなんだが、アイアンスケイル+1が欲しい。
 アイアンスケイル+1は、55000ギルである。
 たった1つしか防御力が変わらないのに、価格は約10倍である。
 でも、欲しいったら欲しいのである。LV45のブリガンダインを買うまでは装備しなくちゃいけない防具である。少しでも性能のよいものを用意しておきたい。

 つーわけで、朝っぱらからベドーに篭ってOld Quadav殴りまくり。ライバルは少な目なんで、主にDa'Dha Hundredmaskが出現する辺りで狩りまくる。Ge'Dha Evileyeが出現する場所も回ってたのだが、ライバルが陣取っちゃったのでやめる。
 午後まで狩りまくるが、なかなかクィダフヘルムがでない。約5時間で15個くらいしか出なかった。つーか、なんでサポートジョブにシーフをつけてこなかったのかと悔やむ。
 おまけで、フェアリチュニックとパリーングナイフ2本。あとはクゥダフ人形フルセットと、ブラス装備。
 バストゥークまでチョコボで走って行って換金。
 ジュノに飛んで、アイアンスケイル+1をゲット!

 14時くらいから白魔道士Apusとレベル上げ。戦士Taruoも誘って仲間を集めると、クロウラーの巣へ出撃。
 少々意志の疎通が図れなかったなかったパーティーだが、トカゲ広場で”イモムシ”をモリモリ狩りまくる。
 ハゲ竜騎士LV36になる。
 最近、釣りに行くのが楽しくなってきた。なんか知らないけど、ライバル多いのに運良くエモノを見つけることができたり。
 ラストの戦闘で”トカゲ”がリンクしちゃうも、救援要請出してライバルパーティーに助けて貰い、なんとか撃破。うち解けた感じでジュノまで走って帰り、パーティー解散。

 モグハウスでモンクにジョブチェンジ。Radaの闇の炎の助っ人に行く。Radaの人脈で、かなり強いメンツが揃う。
 30分くらいで、えらいあっさり完了。えらいあっさり解散。

 晩メシ後の20時30分くらいから、白魔道士Apusとレベル上げ。仲間をかき集めてクロウラーの巣へ出撃。
 仲間集めているときから、ハゲとApusしか喋ってない。うわー、喋らない人が集まっちゃったのかなぁ、疲れているのかなぁ、つまんないのかなぁ、とか色々心配しながらもボケまくり、”イモムシ”を狩りまくる。
 すると、だんだん会話にも加わるようになってきた。パーティーの雰囲気が、凄く良くなってきた。
 こうなってくると、とても楽しいとても嬉しい

 ハゲ竜騎士LV37になる。喜び勇んでアイアンスケイル+1を装備。おお、カッコイイ!
 テキトーなとこで、ジュノに戻ってパーティー解散。

STO こんな感じのハゲ竜騎士。
もちろんサブリガ。

■2003年8月16日(土曜日) 過去最低の公式イベント[夏休み]

 朝10時くらいにハゲ竜騎士ログオン。
 サポートジョブに白魔道士をつけた竜騎士を試したくて、クフィム島へ出撃。ソロで”カニ”とか”ジャイアン”を突っつきまくる。
 サポートジョブに白魔道士をつけた場合、魔法を使うと子竜が「ヒールブレス」をしてくれる。「ケアルII」くらいの回復量だ。100ポイントくらい回復するので重宝するのだが、なかなか発動しない。
 調べてみたら、HPが1/3以下のときにのみ発動らしい。ってHP600くらいだから、200以下で発動か。
 魔法を使うっても、「ディア」とかじゃあMPがもったいない。なので、「ケアル」で発動させたい。30ポイントくらいの回復だから、つまりHP170以下で使うと効率がいい。
 もう、死と隣り合わせの戦い
 HP170以下で約130ポイント回復するので、レッドゾーンからオレンジゾーンまでは回復する。MPに余裕がある間は、オレンジゾーンのまま敵を探して突っつきまくるく
 スリルあって楽しいことは楽しいんだが、かなりデンジャラス。まさに背水の陣

 午後から白魔道士Apusとレベル上げ。いい感じに人材が豊富なので、こりゃあ今日は誘われるぞと思ったんだが誘われず、逆に人材は枯れてしまった
 タイミングを逃した。思いっ切りあぶれてしまった
 とっととパーティー作ってればよかった。やっぱ2人セットだと誘われにくいのかな。
 仕方がないのでパーティーを作り始めるも苦戦。1時間くらいかかってなんとか仲間をかき集め、クロウラーの巣へ出撃。

 残り物には福がある、ってことか。
 雰囲気もよく、ノリのいいメンバーで、モリモリと”イモムシ”を狩る。狩人さんが教えてくれた狩り場は、えらいエモノが豊富だ。前回まで釣りに苦労していたんだが、ハゲと狩人さんで、次々とエモノを釣ってくる。
 連携もバッチリ。ハゲがTP溜まってないときは2連を指示。ガルカ詩人さんもたまに連携に混じったりと、アドリブのきくパーティーでとても素晴らしい。
 ていうか、狩人さんモウレツに強い。広域サーチも大活躍だ。素晴らしい。

 ハゲ竜騎士LV38になる。
 真っ先にリーダーであるハゲのレベルがあがり、しかも一番レベルが高くなっちゃったので、なんだか申し訳なくなる。経験値がガックリと減ってしまうんじゃあないかと心配したのだが、チェーンでなんとか200ポイント越えることもできた。
 狩り続行。
 ハゲ竜騎士LV39になる。
 いや、まさかこんな短時間で2レベルも上がるとは思わなかった。さすがに経験値がまずくなってきて、とてもとても申し訳なくなる。でも、エモノも豊富だし、狩り場移動するよかいいかも、ってんで狩り続行。
 結局、約4時間でパーティーメンバー全員2レベルも上がるという大満足の狩りに。

 別れるのも惜しいくらいのいいパーティーだったのだが、今日は1年ぶりくらいの公式イベントがある日である。
 なんでも、とてつもなく強い敵が現れるので、みんなで協力して倒そう、って感じのイベントらしい。はてさて、いったいぜんたいどんな凶悪な敵が現れるのか。見たこともないような敵かも知れない。もしやアルティマウエポンとか?!
 戦利品はないらしいが、なにか特典があるかも知れない。ただ倒すだけじゃあつまらないもんな。
 名残惜しいが、パーティー解散。
 期待を胸に、Apusにタロンギ大峡谷まで送って貰う。

 晩メシを喰い終わると、わくわくしながら西サルタバルタへ走る。19時開始ということで、もうイベントは始まっている。
 まずは”獣人旗”を探して触るのだという。それでLV30まで引き下げられ、敵と戦うことができる。その”獣人旗”が、西サルタバルタにあるのだという。
 LSのメンバーと合流。ドキドキしながら”獣人旗”の所へ案内して貰う。

 な に も 見 え ま せ ん

 サーチしてみれば、400人以上の人が。10歩離れると人が見えなくなる。猛烈な人口過密状態。当然、”獣人旗”も見えない。近くにあるはずなのに、見えない。無茶苦茶重い。
 やっとこさ”獣人旗”を見つけて触る。なんのメッセージもでないが、全裸になったのでLV30になったのだろう。
 さあ、次は敵だ。いったいどこにいるのか、その強大な敵は……

 も う だ い ぶ 前 に 倒 さ れ て い ま し た

 し か も カ エ ル だ っ た ら し い

 たった1体の敵で6時間もたせるはずだったのだが、わずか数十分で倒されてしまったのか。
 もしくは、倒されても数十分で再出現するはずが、バグで出なくなっちゃったのか……。

 た だ ひ た す ら 立 ち 呆 け る 人 々

 ハゲも諦めきれず、1時間くらい待ってみる。
 なにごとも起こらず。
 不平不満のシャウトがこだまする中、唖然として立ち尽くすハゲモンク。LSメンバーたちは、とっとと離脱していった。

 パ ー テ ィ ー 解 散 す る ん じ ゃ な か っ た !

 鬱憤が溜まり、うおおおおおおおおおおおおおおお!! とか叫びながら、ウィンダスのモグハウスへ飛び込む。公式イベントの企画出すやつは、バカしかいないのか! ボンクラばっかりか! FFXIやったことないのか!
 憤りのエネルギーを糧にして、アーティーファクトクエストの手伝いをする。
 まずは黒魔道士アーティーファクトクエストその3だ。ホルトト遺跡に突撃し、水路で敵をなぎ倒しつつ進んでいると、お詫びメッセージが流れる。事実上のイベントギブアップ宣言
 呆れてものもいえない。
 まったく、ユーザをバカにした企画だ
 怒りでテンションあがりながら、目的地に到着。全回苦戦したMagic Sludgeを、数の暴力でブッ倒す。

 次は吟遊詩人アーティーファクトクエストその3だ。「テレポホラ」でラテーヌ高原へ飛ぶと、ダボイへ突入する。
 こないだTarutoを2回、ハゲとGwenを1回ずつブッ殺してくれた、Orcish Warlordがいる場所へ向かう。復讐の意味を込めてブッ倒し、Bugabooを呼び出してブッ倒す。

 次はクロウラーの巣でコッファーのカギ取りだ。奥へ走っていき、”イモムシ”とか”サソリ”とか”トンボ”とか”ハチ”とか、コッファーのカギを落としそうな敵を片っ端からブッ倒す
 いつのまにかカギが出たらしい。タルモンクKayataがゲット。ついでにコッファーも探しちゃおう。
 近くにないんで、こりゃあドーナツ広場かな、とか思って単身走り出すハゲモンク。そしたらコッファーを開けた音が。なんかKayataが近くで見つけちゃったらしい。
 走り出した意味がなかったなー、とか思いつつも、途中まできちゃったのでこのまま走って外へ出ることに。
 出口近くでハチにからまれるハゲ。
 いつの間にか「スニーク」が切れていたらしい。
 この辺のDeath Jacketなら、たしか「楽に倒せる」か「丁度いい」くらいの敵だ。百裂拳使えば楽勝だな、とか思うも敵のHPぜんぜん減りません
 調べてみたら「強い」”ハチ”です。
 ええええー!? ここの敵ってこんなに強かったっけー!? とか思う間もなくハゲモンクの死体ができあがる

 実は助っ人にやってきた白タルTechuも、この”ハチ”に襲われて脱出していた。
 この”ハチ”の名はWespe。かなり奥にいるはずの”ハチ”だ。
 誰かが追いかけられて連れてきちゃったのか、それとも獣使いさんの仕業か……。
 とりあえずTechuに「レイズII」をかけていただく。毎度毎度ありがたい。もうTechuの「レイズII」は、もはやハゲ専用といっても過言ではないだろう。

 そのまま突っ走ってガルレージュ要塞へ。今度は赤ミスラPentのために、コッファーのカギ取りだ。
 地下でレベル上げの邪魔にならないように”ツボ”とか倒していると、わりとあっさりコッファーのカギが出る。さあ、次はボムの炭を取りに行こう、ってんで「エスケプ」で脱出。

 全 員 パ ス し て い ま せ ん で し た

 当然コッファーのカギはPentにはいかず。咄嗟にそれに気づいて、慌てて「エスケプ」から外れたTaruoのかばんへ。
 すぐにまた出るさ、ってんで再度突入し、”ボム”を退治しに第1魔防門を潜る。目的のボム広場には、先客さんが。ガルカの獣使いさんだ。”コウモリ”を操り、”ボム”を攻撃している。同じ目的なのかも知れない。
”ボム”の自爆は怖い。しっかりと準備しようとしていると、獣使いさんが”ボム”2体に苦戦している。リンクしちゃったようだ。
 こりゃあ助けようってんで戦闘開始。1体だけ、こっちに引っ張る。

 い き な り 自 爆

 TechuとAonoriさん即死

 TechuはLV60越えてて、しかもレベル下がっちゃったので、こりゃあマズイってんでIndianaがジュノまで戻り、白魔道士にジョブチェンジしてくる。Indianaも「レイズII」が使えるのだ。
 ハゲとPentとOnyonyoでIndianaを迎えにいったら、”コウモリ”3体にからまれちゃったりもしたが、無事に合流。Techu復活。
 それじゃあコッファーのカギを取ろうか、ってんで第2魔防門を潜る。

 Aonoriさん取り残される

 Zinza、”コウモリ”にからまれて死亡

 公式イベントと違って、えらい困難かつスリルとサスペンスのあるイベントである
 ハゲとTechuでZinza救出。Aonoriさんと合流し、第2魔防門を開けて中へ入る。

 焼却炉近くのポイントで、”カブトムシ”とか”ホネ”とか狩る。でもすぐエモノがいなくなっちゃう。
 奥に”ホネ”はいるんだが、周りの部屋に”おばけ”とか”エビ”とかいるんで、釣りに行ってもHPが減ったら飛んでくる。魔法使っても飛んでくる。
 躊躇していると、勇者Indianaが「ブリンク」かけて突っ込んでいく。”ホネ”を背後からポカリと殴り、釣ってくる。
 素晴らしい。”漢釣り”である
 さっきと同じように、「ブリンク」かけて突っ込んでいくIndiana。”ホネ”を背後からポカリと殴る。

 魔法を唱える”ホネ”
 IndianaのHPがごっそり減ってイエローゾーン突入。

”おばけ”が2体飛んできた

”ホネ”と”おばけ”が2体。完全に許容量オーバーである。
 必死こいてターゲットを奪い、ギリギリのところで「エスケプ」成功。

 時間も時間なんで、今日はこの辺でお開きにすることにする。
 リベンジに燃えるIndiana

STO STO まずは黒魔道士AF3。数の暴力で勝利。
続いてダボイ。こないだの仇討ち。
STO STO でもって吟遊詩人AF3もクリア。
Death Jacketだと思ったらWespeデシタ。

■2003年8月17日(日曜日) ガルレージュ要塞5時間の戦い[夏休み]

 ぐったりと午後まで寝ちゃう。
 昼メシ喰って、白魔道士Apusとレベル上げ。例によって今日も仲間をかき集めるか、とか思ってたら誘われる。サーチコメントにApusもセットでと書いて置いたので、誘ってくれとリーダーにいったら「あら、ホントにセットだったんですかw」とか返される。
 いきなり印象の悪いリーダーである。

 Apusの「テレポルテ」で出撃。西アルテバ砂漠で”キリン”をメインに狩るんだが、なかなかターゲットが安定しなくて苦戦する。夜は”ミミズ”を探して徘徊。”クモ”とかも狩る。
 LV38〜LV40のパーティーだったのだが、LV40のリーダー、すぐにLV41になる
 喜ぶリーダー。
 ていうか、すぐレベル上がるのにLV38のメンバー誘うかよ
 やっぱり印象の悪いリーダーである。

 そしたらリーダー、急用ができたとかいって嬉しそうにパーティー離脱ですよ。

 夏休みだなぁ、とか思う。

 取り残された5人。
 まだ1時間も狩りしていない。テンション下がっちゃってたんでどうしようかと思ったんだが、このまま続行することにする。昨日組んだ狩人さんとまたご一緒していたんだが、そのフレンドのナイトさんを呼ぶという。
 こっからが、本番だった
 何故かヘコみがちなナイトさんだったのだが、これがまた巧い。しっかり敵のターゲットを固定してくれるので、ハゲも挑発することなく安心して突っつける。
 相変わらず狩人さんは強いし、広域サーチで敵を発見してくれる。休息してたら”サソリ”がわいてからまれちゃって、ナイトさんが犠牲になったりとかもあったが、パーティーの雰囲気はかなり良い。ただ、ちょっとハゲは空回り気味
 仲間のレベルが一通り上がる。ハゲも竜騎士LV40になった。
 晩メシどきになったので、ラバオでパーティー解散。

 晩メシ食い終わると、ジュノの港に集合。
 昨日のリベンジである。
 今日こそ、Pentのためにコッファーのカギをゲットするのである
 仲間が揃うと、ガルレージュ要塞へ突撃開始。落とし穴から落ちて地下へ。まだレベル上げのパーティーも、カギ取りライバルもいないので、遠慮無く”ホネ”とか”カブトムシ”とか”ツボ”とかを殴りまくる。
 殴って殴って殴りまくる。リンクしたって構わない。とにかく殴る。
 殴ってると、LSメンバーが助っ人にやってくる。
 かなりの大人数で殴りまくる。
 確率的には、かなりアップだ。これでコッファーのカギが出ないわけがないだろう。

 ま っ た く 出 ま せ ん

 ハゲが”ホネ”を釣ってきて戻ってきたら、”ホネ”2体と戦闘中だった。うわーやっちゃったー、とか思いながらも、自分が釣ってきた”ホネ”に殴りかかる。メンバー多いので、3体くらいは捌ける。
 ゴゴゴゴゴ、とかイヤな音たててる”ホネ”。これは、えーと、アレですか? アレですね
 ちょうどハゲモンクのTPが100%溜まった!
 今だ!
 スピンアタック!
 なんでやねん!
 ハゲモンク、「フラッド」直撃で死亡。昨日に引き続き、Techuの「レイズII」で復活する。

 て い う か 、 カ ギ が ま っ た く 出 ま せ ん

「ブリザドIII」「シェルラIV」獣神印章は、ポロポロと出る。「ブリザドIII」も「シェルラIV」も、こりゃあ競売でえらい値崩れしてるなあ、と確信できるほどポロポロ落とす。
 コッファーのカギよりレアな気がするんだが
 何人かの仲間が離脱し、いつの間にか1パーティーに。一仕事終えて戻ってきた人が参加して、再びアライアンスに。
 もう出るだろ! いい加減出るだろ! よしこいつが出す! 次出るに違いない! ってまた「シェルラIV」かよ!
 もう出してください! いい加減出してください! お願いします、次出してください! ってまた「ブリザドIII」かよ!

 出 る の は た め 息 ば か り で す

 気づくとIndianaが死んでたり。
 奥で”ボム”やってるパーティーが、死体出しまくってたり。
 Yskが風呂から上がったり。

 も う 5 時 間 も 経 過 し て い ま す

 時間が時間なんで、いつのまにか6人に。しかもレベル上げにちょうどいいくらいのメンツが揃ったのだが、”ホネ”を相手にするには戦力不足だ。できないことはないだろうが、1体相手してイッパイイッパイだろう。
 残念だが、このへんで今日は諦めることにする。

 出にくいとか、なんかもうそういうレベルではないような気がする
 これ、なんかバグなんじゃあないだろうか!?

STO フラッド詠唱中の”ホネ”にスピンアタックしても無駄です。
どうせならタックルしましょう、タックルを。

■2003年8月18日(月曜日) 突っ走るハゲ竜騎士[夏休み]

 さて、本日で夏休みは最後の日である。かなりFFXIをやりまくった夏休みである。つーかFFXIしかしていませんでした。ていうか、夏休み中ずっと雨なんですけど。もしかして、まだ梅雨明けしていませんか、東京は。
 このまま終わるのもアレなんで、映画でも観にでかける。
 立川は上映時間がうまく繋がらないので、吉祥寺に。今度こそ2本行く。

 まずは吉祥寺バウスシアターで『英雄』。吉祥寺バウスシアターってマイナー系もやってる小さな映画館で、劇場としては好きなんだが、大作やるようなところじゃあない。ちょっとなんかニオウなぁ。
 この映画の監督は、チャン・イーモウという人。『初恋のきた道』とか『あの子を探して』とか、泥臭くリアルで人情的で、かつ美しい絵を撮る監督だ。かなり好きな監督なんだが、今回はどうか。なんか似合わない気がする。
 予感的中。
 チャン・イーモウ監督にエンターテイメントはできませんでした
 一番近い映画は、北野武監督の『Dolls』。あーあー先にやられちゃってるよ、とか思う。北野武監督より、遙かに完成度が高いんだが。アートとして
 ストーリーとしては、暗殺者が秦の始皇帝と謁見する。それだけ。あとは色彩が織りなす、嘘と真実のコラボレーション。
 全体的にアートであり、リアルは存在しない。すべてが美しく、その美しさに憎愛も怒りも溶け込んでしまう。戦争シーンもなければ、血も飛び散らない。ストーリーに厚みもなければ重みもない。ただただ画面が美しい。
 それにしても、湖畔でのワイヤーアクションは、吹き出しそうになってしまった。笑ってた人、他にはいなかったかもだけど。

 ある意味予想通りの作品だった。いや、「うおお! これチャン・イーモウ監督かよ! すげえ!」っつーエンターテイメント映画を期待していた部分もあるんだが。
 なんとなく気分が沈みがちになりながらも、ガード下の映画館、吉祥寺セントラルへ向かう。昼メシ喰っているヒマはない。もうすぐ2本目が始まっちゃう。

 2本目は、こないだ見逃した『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』。ジョニー・デップ主演で、レゴラスことオーランド・ブルームも出演している期待のエンターテイメント作品。
 最もわくわくしたのは、開始まもないジョニー・デップ登場シーン。うおー、カッコイイ!! サイコー!!
 で、だ。
 よくもまー、これだけの素晴らしい素材を、これだけつまらなくしたもんだ。期待は裏切られ続け、スリルの欠けたお約束通りの展開で、落ちだけ予想通り。ラストシーンも、不満が残る妥協的なもの。
 海賊という背徳的な素材で、道徳的なストーリーじゃあつまらない。わくわくしない。
 ジョニー・デップのキャラクターと、キーラ・ナイトレイのかわゆさだけで143分。さすがディズニー。まいった。

 とぼとぼと帰宅。
 夏休みに観た映画3本とも、なんだかイマイチであった。ガックリ。

 晩メシ後、ハゲ竜騎士ログオン。
 さて、ハゲ竜騎士ももうLV40である。この夏休み中にハゲモンクをLV60にしよう! とか脳内妄想しているうちに、夏休みは終わった。そして結果として、竜騎士LV31だったのが、LV40になった。
 大 満 足 で あ る
 そしてLV40といえば、あるクエストを受けることが可能になる。
 アーティーファクトクエストである
 得られるアイテムは、ペレグリン(両手槍 D61 隔492 DEX+1 VIT+1 LV42 竜)であり、装備するにはまだ2レベル足りないのだが、是非とも入手しておきたい槍だ。

 こっそりとサーチコメントに臭わすコメントを記入しつつ、サンドリアとかでぶらぶらする。ドキドキしながらクエストを受ける。
 シャイなハゲである
 すると、嬉しいことに見つけてくれたLSメンバーが。いや、LV40になったので、そろそろでは、と思ってくれたのかも知れない。とにかく声をかけてもらって有頂天になるハゲ。
 ちょうど白魔道士Apusがログインしてきた。ApusもLV40だ。ついでに一緒に白魔道士のアーティーファクトクエストもやってくれないか、と頼む。快くOKしてくれるLSメンバーたち。
 感涙を流すハゲ。

 ジュノに集合すると、2パーティーのアライアンスくらい人が揃う。こりゃあ、あっという間に終わりそうだ。
 まずは白魔道士アーティーファクトクエストその1。
 集合してみたらApusがまだクエスト受けていないことが発覚。とりあえずラテーヌ高原まで「テレポ」していただき、Apusはチョコボでサンドリアへ。残りは走ってバルクルム砂丘の隠し海岸へ。
 ゴブリンとか惨殺しつつ走ってると、Apusに追い抜かれる。
 準備万全でMarcheluteを呼び出し、あっという間に瞬殺。Apusクエスト条件クリア。

 次は竜騎士のアーティーファクトクエストその2。
「テレポ」で東アルテバ砂漠へ。”アリ”とか突っつきつつ目的のポイントへ行き、堅い”アリ”を呼び出し、突っつきまくる。これまたあっという間に瞬殺。ハゲ竜騎士クエスト条件クリア。
”サボテン”の針千本も、これだけ数いるとたしいたダメージじゃあないな、とか確認しつつ、本日の目的はすべて達成。
 ものっすごっ感謝である!
 ありがとおおおおおおおおおおおうう!!

 バストゥークとラテーヌ高原へ行くパーティーに別れ、それぞれ脱出。
 チョコボに乗ってサンドリアへ。Apusとハゲ竜騎士、アーティーファクトクエスト完了!
 新しい槍を手にいれて、ニタニタ笑みを浮かべるハゲであった。

 ところで、モンクアーティーファクトクエストまだ残っているんだが。白魔道士のアーティーファクトクエストその1も受けているんだが。果たして竜騎士のアーティーファクトクエスト続けても大丈夫なんだろうか?
 コッファーは重ならないんだが……なんかイヤな予感がしないでもない
 少なくとも、モンクのアーティーファクトを全て揃えないといけないような気がする。
 うーむ。
 竜騎士をLV60にして、モンクアーティーファクトクエストをクリアするかないのか。

 炎のクリスタル集めに、ずっと倉庫キャラ(つーか栽培キャラ)だったエルヴァーン(貴婦人)Stoneoldで西ロンフォールを徘徊する。ブロンズサブリガに収まったシリが、とてもセクシィ。
 目的はオークとゴブリンなんだが、まだ無理なんで”ウザギ”とかいじめまくる。
 土のクリスタルばっかり溜まる。
 LV4になったところで、飽きて寝る。

■2003年8月19日(火曜日) 欠番57発目!

 久しぶりの職場。特に変化なく。だらだらと日記を書く。仕事してねぇ
 定時で帰宅。晩飯食ってログオン。

 まだApusがログオンしていないので、エルヴァーン(貴婦人)Stoneoldで西ロンフォールを徘徊する。オークに殺されまくったりしているうちにレベルも上がり、オーク3体に強姦されるころにはLV7になった。
 ハゲがピピラ焼くために集めていた炎のクリスタルなんだが、売ると非常に儲かるので競売に。
 なんだか目的がずれてきた
 女性のエルヴァーンのチェーンメイル姿っていいよね。
 大幅に目的がずれてきそうである

 最近、通勤時に京極夏彦著『陰摩羅鬼の瑕』を読んでいるんだが、これがまた眠い。いつも通りのいらない文章の塊で、ぜんぜん話が前に進まない。かなり退屈なのに、吸い込まれるような魅力のある文章だから性質が悪い。ぐいぐい引き込まれるのに眠くなる。
 まだ半分くらいしか読んでいないのだが、ぶっちゃけネタは見通せる。ただ、これをどう料理するのか。登場人物の動きだけが楽しみなんだが、ネチネチとした文章が延々と続くだけ。
 眠い。
 面白いんだが、眠い。

 そんなわけで、眠さを引きずりつつ狩りを続ける。レザーベストにブリンズサブリガというかなりオシャレなファッションで、オークやゴブリンとも戦えるようになったので、炎のクリスタルも集まるようになった。
 何度か寝落ちしそうになるも、がんばって死ぬ。
 うわ、また死んだ。7回目くらいだ。
 でもまあ、別にかまわない。貴婦人らしく片手斧を振り回し、オークを血みどろにする。

 深夜0時くらいに限界がきたので、風呂に入って就寝。
 炎のクリスタル、思ったほど集まらなかった。

■2003年8月20日(水曜日) 隠し欠番

 今日は会社系の人と呑み会。定時であがって丸の内線で後楽園へ。
 呑み会の場所は、JR水道橋駅近くのファイティング カフェ コロッセオというアツイ居酒屋だ。東京ドームのわきをてこてこ歩く。近道したはずが、道を間違えてえらい遠回りする。素直に後楽園ホールの前通って行けばよかった。
 店を発見。
 サンドバックを軽く叩いて地下への階段を降りると、鉄の扉が。一瞬戸惑うが、どうやらここらしい。
 先に1人入っていたので、軽く話しているともう1人登場。ビールで乾杯。
 料理を注文。
 餃子がきた。
 なんでも、この餃子のうちのどれかが”アタリ”らしい。
 あんまり気にせず、はじっこからパクリ。
「安心して食べていいですよ」
 口に入れた瞬間、そう教える。
 一気に口の中に広がる阿鼻叫喚。灼熱地獄。舌の上で繰り広げられるキャンプファイヤー。まるで地獄の業火に焼かれるかのように身をくねらせ、ろくに喋ることもできなくなる。
 唐辛子が、まるごと2本くらい入っているような。
 以前、中華料理屋の麻婆豆腐に入っていた赤唐辛子を、まるごと1個食べたことがある。あのときも辛かったのだが、喋れなくなるほどではなかった。
 喋れない。涙がボロボロ。
 イタイ。イタイイタイイタイ。口の中がイタイ。
 こりゃあスゴイ。
 オオアタリだ。
 まさかの一本釣りだ。
 ちょうど4人目がきたのだが、いきなり涙目のハゲを見てどう思ったであろうか。
 それはそうと、この店の”売り”はなんといってもプロレス映像だ。店には巨大スクリーンの他、小さなモニターが至る所に設置してあり、プロレスのビデオが流れている。
 リクエストも、当然OKだ。
 UWFのビデオがないというので、パンクラスの美濃輪VS菊田をリクエストしたのだが、美濃輪VS佐々木の試合しかなかった。少々地味だな。
 次のリクエストは、橋本VS小川。緒戦から、タッグの試合まで、4試合を一気に。
 これがアツイ。
 燃える。
 やっぱプロレスはいい。
 しかも、最近観ることのできない、シュートが混ざったキケンなニオイのする試合である。
 なんてったって、店にいる客がアツく語り出す。もう喧嘩腰でガツンガツンと語り出す。
 リクエストしたかいがあったってもんだ。
 やはり、こうでないと。
 こっちも握り拳作ってるわけだが。
 WWEの試合とかちょっこり観てたりすると、もう23時。かなり話し込んだ感じだ。
 店を出てJR水道橋駅へ。
 横断歩道の信号が変わるのを待っていると。ペットボトルが歩いてきた。
 そう、ペットボトルだ。
 酔っているわけではない。明らかにお茶のペットボトルだ。
 ペットボトルを、頭の上ののせたオッサンがいる。
 手には、小さな花束を持っている。
 リストラされたサラリーマンのようなその謎のオッサンは、どういう摩訶不思議な原理か不明だが、ペットボトルを頭の上に載せている。しかも、それはキレイに直立している。歩いても、微動だにしない。
 どうやって載せているのだろう。
 それ以前に、どうやって飲むのだろう。
 謎である。
 謎のペットボトル男である。
 手に持った花束も謎である。
 目つきがアヤシく、キョトキョトしている。明らかに挙動不審である。
 彼の身に、いったいなにがあったのか。
 雑踏に消えていく、謎のペットボトル男。
 水道橋。
 ファンタジーを感じさせる、素晴らしい街である。
 それはそうと、唐辛子が胃の中で暴れている。気持ち悪い。
 電車で4駅ほど寝過ごす。久しぶりだ。えらい寝過ごした。
 頑張って帰宅、ベッドに倒れる。
 なんか体の中から熱い。胸焼けのする、嫌な熱さだ。
 今朝、会社で便所に駆け込む。
 尻が熱い。
 モウレツに熱い。

■2003年8月21日(木曜日) 欠番58発目!

 定時でとっとと帰るつもりが、頭の悪いクライアントのせいで残業。22時過ぎに帰宅。晩メシのカレー食ったら、前日の辛さを思い出す。つーかまだ舌がピリピリ。軽く火傷状態みたいな。
 23時くらいにログオン。ハゲじゃなくて貴婦人Stoneoldで。

 とりあえずLV8になったことだし、ゲルスパ野陣営へ突撃してみる。片っ端からオークを片手斧で血みどろにしてみる。多少リンクしてもなんとかなる。
 調子に乗ってザクザクとオークの頭蓋骨を割っていたのだが、どうにも炎のクリスタルの出が悪い。
 でもって枯渇。オークいない。
 仕方がないのでちょっと奥へ行ってみる。
「丁度いい」オークと戦闘。やたら攻撃を外す貴婦人。3回4回連続で外すのは当たり前。さすがはエルヴァーン。人生不器用だ。
 やっとオークの死体ができあがった、と思ったらバインド状態。
 背後から斧でざくざく。
 斬られてます
 貴婦人の死体もできあがった。

 せっかくオークにサンドリアまで送っていただいたことだし、このへんで落ちることにする。
 結局炎のクリスタル5個くらいしかゲットできなかった。

『陰摩羅鬼の瑕』の眠さに負けて就寝。



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