Final Fantasy XI ハゲ 日記
Skin Head Monk Stonecold

LastUpdate 2003-09-05


■2003年8月29日(金曜日) 引退宣言

 トラブル続きも、Redhat Linux7.3を入れてやっとこさ突破する。いやー、なんかLinuxも奥が深いっつーか、デタラメっつーか。とりあえず巧くいきそうだからこれでいいや。
 しかしながら、問題山積み。なんかネットワークで詰まってるっぽい。

 晩飯食って、「三國志IXパワーアップキット」をプレイ開始。とりあえず最近馬超なんで、馬孟起でプレイ開始。とりあえず潼関を獲る。ていうか、あきらかに曹操軍に勝てそうもないな、馬超陣営。
 まだパワーアップキットでの機能追加を味わっていないのだが、なんかやっぱダメゲーだな「三國志IX」は。かったるい。

 2時間くらい楽しんで、ログオンする。
 ログオンして早々、引退宣言をかますハゲモンク。

 今 日 で リ ー ピ ン グ 狩 り を 引 退 し ま す!

 やってらんないもん、これ以上。いいかげん、レベル上げしたい。

 今日中に出すぞー、とかキアイ入れて広域スキャンしまくりの、”トカゲ”殴りまくりで気を吐くも、なかなか現れないLeaping Lizzy。それでも。Techuがくるまでに1匹。Techuと合流して1匹殴る。
 つーか、やっぱ出ません
 本当にコイツがリーピングブーツを落とすのであろうか? もしかして、なんか間違ってるんじゃないだろうか? とか疑心暗鬼になりつつも走り回る。
 飽きる。

 バストゥークに戻って就寝。

■2003年8月30日(土曜日) イベントそっちのけ

 午前中、中途半端な時間に起床。昼メシまで「三國志IXパワーアップキット」をプレイ。
 韓遂がヒヨッコ武将を拾ってきたので馬超が育ててみる。なかなか知的な猛将ができる。バカばっかりな陣営なので、かなり助かる。馬超が育てただけ合って、馬術もバッチリだ。
 しかし劣性。なかなか領土を広げられない。つーか張魯が攻めてきたがるし。
 拠点の長安を、曹操軍が5万でで攻めてきやがったのだが、約3万でなんとか撃退。かなり燃えた。

 昼メシ喰ってログオン。
 今日は久しぶりにレベル上げだ。まだApusは仕事が忙しいので、黒魔道士LV16の地獄の巫女で。
 わりとあっさり誘われたので、わくわくしながら出撃。

 いきなりリンクして全滅。狩り場を東海岸に移動し、地味に経験値を稼ぐ。
 なんつーか、あんまりゲームやってなさそうなリーダーだ。もしかしたら、普通のサラリーマンなのかも知れない。ゲームはゲームと割り切っているっつーか、コミュニケーションとか気にしてない感じがする。
 そんなわけで、地味に”カニ”とか”トンボ”とか狩る。リーダーの指示はない
 救援要請が出たので、駆けつける。白魔道士さんと黒魔道士さんは休息してて参加せず。しかし地獄の巫女だけでは回復が追いつかず、戦士さん死亡。
 うーむ。

 LV17になったあたりで、メンバーが数人抜ける。しかしまだ晩メシまでは時間があるので、メンバーを追加して続行することになる。
 ナイト、侍、侍、モンク、戦士、黒魔道士、黒魔道士というパーティー構成になる。
 マチガエではない。
 7人パーティーである
 アライアンスである。
 白魔道士がいないのである
 戦士さんはブラスハーネスだし、モンクさんはリネンローブである。
 何回か戦ってみて、こりゃあいろんな意味でキビシイと、モンクさんと侍さんが抜けたがり、侍さんが抜けることに。

 回復の頼りは、リーダーのナイトさんの「ケアルII」であるのだが、この人は絶対に休息しない。頼んでも無駄であった。リーダーのMPが回復するのは、レベルが上がったときだけである。
「ケアルII」2発分のMPしかないとはいえ、あるのと無いのとではゼンゼン違うのだが。
 とてもとてもキビシイ。
 でも、頑張る。具体的にいうと、地獄の巫女ではない方の黒魔道士さんが「ケアル」を頑張る
 長期戦になるとマズイので、地獄の巫女は精霊魔法でガツガツ削る。

 LV18になった。クタクタである。
 そろそろ帰ろう、ってことになったが、ブラスハーネスの戦士さんが、あと500ポイントでレベルが上がるというので、もう少し頑張ることにする。
 モウレツに強い”サカナ”にでくわす
 侍さんが死に、リーダーが死に、戦士さんが死ぬ。でも、誰も救援要請しない
 周りにパーティーがいるのだから、ここは救援要請だろう、とか思い、遅ればせながらも戦闘開始する地獄の巫女。武器を抜かなくては、救援要請できないのだ。
 救援要請を出すと、素早く戦闘解除して、再び「ケアルマシーン」になる。
 お陰様で、助けていただいてなんとか3人は生き残る。
 そのままセルビナに戻る。
 お別れをいう前に、パーティー解散。頑張った仲間を、Sayで労う。

 晩メシ喰って、再度地獄の巫女でパーティー参加希望を出す。
 今日は例のスクエアオフィシャルイベントの日で、HPが多いだけの普通のカエルがなんとなく出現するらしいのだが、どうせうんこなので無視することにする。
 なんで専用のグラフィックにしないんだろうか。見に行く気にもなれん。

 さっそく誘われたので、仲間の到着を待つ。
 バルクルム砂丘よりもブリム半島の方が空いているとのことで、船に乗る。そう、実際ブブリム半島でレベル上げした方が、圧倒的に効率がいい上に精神衛生上もよろしいのである。
 ライバルいないもの。取り合いしないで済むもの
 ステキな雰囲気のパーティー。船で釣りをするメンバー。青銅の箱とか出て、喜ぶメンバー。

 Sea Horrorが出る

 最強の”タコ”である。めったに見られないバケモノである。なでられるだけで即死である
 逃げまどう地獄の巫女。次々と死んでいく仲間たち。
 運がいいのか地獄の加護があったのか、何故か生き残る。仲間は全員死亡である。アーティーファクト装備の白魔道士さんも、ガクガクブルブルである。いくら高レベルでも、とてもじゃないがソロで勝てる相手ではない
 そのままマウラに到着。
 アーティーファクト装備の白魔道士さんに、仲間全員に「レイズ」していただく。とてつもなく感謝である。

 全員の衰弱が直ると、いよいよ出撃である。
 東の海岸まで走る。ヤバくなったら、オンゾゾの迷路に逃げ込む、という作戦。狙いは”サカナ”である。
 しかしながらこのパーティー、運がいいのか悪いのか

 Buburim booが出る

 めったに見れない”サカナ”のノートリアスモンスターである。しかも、”サカナ”にリンクしちゃいやがるのである。
 オンゾゾの迷路に逃げ込む。

 やはりブブリム半島はステキだ。
 素晴らしいペースでガツガツ”サカナ”を狩る。調子に乗って精霊魔法使いまくってたら、「ターゲットがそっちいっちゃうので控えめに」とか注意されちゃう。ちょっと反省。
 黒魔道士LV20になる。
 あっという間であった。
 ていうか、TVでやってたディズニーアニメの『ターザン』に萌える。ディズニーアニメと宮崎駿アニメは、天敵といえるくらいダイキライだったんだが。『ターザン』はいい。ヒロインに萌え萌えである。

 マウラに戻ってパーティー解散。
 黒魔道士はこれにていったん終了である。ウィンダスまで走って戻り、白魔道士にジョブチェンジ。このままLV40まで突っ走る所存である。
 そろそろ食事とか必要な気がしてきたので、ハゲにジュースを作らせることにする。調理スキル25なので、パインジュースが作れてスキルも上がるはずである。
 バズトゥークから飛空挺でジュノに。ジュノに着たところで、バストゥークにカザムパインが売っていたことが判明する。
 まあいいか。
 クゥダフヘルムやりまくりで、バストゥークで買った方が安いんだがな……。
 飛空挺でカザムへ。

 パインジュースを量産。スキルモリモリあがる。
 調理スキル28になったところで、荷物イッパイ。
 放置バザーにして、就寝。

■2003年8月31日(日曜日) 欠番59発目!

 ハゲはカザムで放置。
 パインジュースは微妙な売れ行き。

 新宿に遊びに行く。つーか、新宿ってあんまよくわかんない。ぶらぶら歩く。
 インド料理屋でカレーを食べる。なかなか本格的で美味しい。ナンがまた美味い。
 楽しかったのだが、もーちょっと遊ぶとこ知っておきたい。反省。

 とりあえず今日中にレンタルビデオを返却しないとイカンので、『富江』を観る。『リング』以後のジャパニーズホラー映画だ。菅野美穂がスゴイらしいので、期待しつつ観る。うわー、怖いのって久しぶりだ。
 ……あれ?
 コレ、ホラー映画じゃないの?
 おお、菅野美穂スゴイな。えらい怪優っぷりを発揮している。これだけいろんな役柄を演じることができる女優も珍しい。お笑い系からバケモノ系までこなせるとは。
 ……えーと。
 ナニコレ
 ここまでなにもないと、つまんないとかそういうレベルですらない。なんか可哀相になる。

 続いて『ドグラマグラ』を観る。夢野久作著の、幻魔怪奇探偵小説を原作とした、脳髄の犯罪を脳髄が暴き立てる話。
 夢野久作は好きな作家だし、原作も好きなのだが、映像化は無理なんであんま期待しないで観る。原作の忠実な再現よりも、映画は映画で独自の解釈で作られてるんだろうなー、とか勝手な憶測。
 ……うわー! これ、原作の8割ぐらいは映像化に成功しているんじゃないだろうか!?
 原作を読んだのがだいぶ昔なんで記憶も薄いのだが、こりゃーかなり完成度が高いんじゃないだろうか。もちろん原作を上回ることなんてできないのだが、映画にしてはかなり原作に忠実なデキだ。
 桂枝雀の怪優っぷり。室田日出男も素晴らしい。松田洋治もいい味だしている。役者が全員、染まっている。
 こういう映画は、今では絶対に作れない
 いい時代だったな、1988年。
 まさに気が狂うかと思われるくらいの、幻魔怪奇探偵映画だった。満足。

 ギャアアアアアアアア!! 返却日土曜日だった1260円のココロ〜〜〜〜〜!!

 ちょっとだけハゲで復帰。
 Tikiとトンペリーニョのクエストを受ける。ていうか、ガラッと引き戸を開けて登場したトンペリーニョにウケる。こりゃあ素晴らしい演出(?)だ。
 パインジュースが売れたので、補充する。1つ57ギルのカザムパイン2つで作れるので、180ギルで売っても黒字だ。だがしかし、あんまし売れないし、30本くらい売ってもたいした黒字ではないんだが。
 調理スキル30になる。
 あっという間だった。30になったら、試験受けないとこれ以上は上がらないんだったっけ。
 取り合えず金曜日までは、地獄の巫女の専用調理人としてカザムに放置決定なのだが。

 地獄の巫女を、マウラで船に乗せたところで就寝。

■2003年9月1日(月曜日) ジュノにきた巫女

 なんかProFTPの接続が遅い。Xinetdの設定が悪いのか、ネットワークの設定なのか。はたまたネームサーバーの設定か。このままでは使い物にならない。嗚呼ドウシヨウ……。
 とか悩みつつも帰ってきちゃえばどうでもいい。晩メシ喰ってログオン。

 さて、今日も地獄の巫女だ。白魔道士だ。
 昨日船に乗ったところでログアウトしてたのだが、予定通りちゃっかりセルビナに到着していた。素晴らしい時間短縮
 さっそくパーティー参加希望を出して座り込みを実施していると、程なく誘われる。なにやら自己アピールしまくっているLV14の黒タルちゃんを置き去りにして、バルクルム砂丘へ出撃。
 それにしても、他のジョブをやっているときは、白魔道士が1人もいなくて難儀するのだが、白魔道士やっているときに限って、白魔道士ばっかり余っている。今日も、白魔道士2人のパーティーだ。サーチすると、誘われ待ちの白魔道士が2〜3人。
 こんなシクロニシティ、凄くイヤダ

 狩り場は西海岸だ。
 白魔道士2人に赤魔道士1人なので、使う魔法に気を使う。肝心な弱体魔法は赤魔道士さんの方が効くだろうし。つーかエモノが「強い」”カニ”なんで、なにもする必要がない。仕方がないので、片手棍で殴り始める。たまに「ケアル」する。
 しかしながら、白魔道士さんが「スロウ」を誤爆。”カニ”との戦闘中に”サカナ”が乱入する。
 敗戦濃厚。ナイトさんが攻撃を一身に受けていたので、ここぞのタイミングで女神の祝福をかます地獄の巫女。
 思いっ切り間に合わなくてナイトさん死亡
 こりゃハズカシイ。
 あまりにもハズカシかったので、思わず死亡
 戦士さんが死亡しても救援要請出さないので、救援要請をだしてとお願いする。リーダーは死んじゃったけど、ライバルパーティーに助けていただき、白魔道士さんと赤魔道士さんは生き残る。

 こないだのマウラでは、えらいおいしかった”サカナ”なんだが、今日はそうでもない。
 ていうか、なかなか”サカナ”をやらない。ひたすら「強い」”カニ”を狩る。ヒマなので、地獄の巫女も殴りにいく。TPが溜まったところで。「とても強い」”サカナ”をやる。なかなか慎重派である。
 地獄の巫女、白魔道士LV19になる。
 前衛にLV17の仲間がいるパーティーである。
 これがスクエアマジック
 経験値が激減する。

 でもって”サカナ”にナイトさんを殺される。例のキョウレツなスクリュードライバーだ。他の仲間を回復していたら、回復が遅れてしまったのだ。白魔道士2人もいるというのに。
 全力で必死こいて頑張り、ギリギリのところでなんとか勝利。
 すぐにセルビナから走って戻ってきたナイトさんに、「なんで殺しちゃうんだ!」とか叫ばれる。てっきり自分の仇をとりたかった、とかいうのかと思ったら、「経験値入らなかった」とのこと。

 白魔道士さんの電話が鳴る。
 Tellではない。Telである。
「たった今、彼女と別れました」
 こういうとき、応援すべきなのか慰めるべきなのか、ちょっと迷う。フラれたわけでもなさそうだし。
 なんだかいろんな意味でタイヘンなパーティーである

 白魔道士さんの電話が鳴りまくっているとのことで、「ちゃんと話し合ってください」「リアルを大切に」といい、セルビナに戻ってパーティー解散することに。
 ひとりレベルが抜き出てしまってて、あのまま続けてても皆さんに迷惑をかけるところだったので、ちょうどよかった。
 ていうか、LV19になった。
 もうジュノでも大丈夫じゃあないだろうか。

 ドキドキのジュノまでの旅である。
 ハゲモンクのときと同じく、ルートはジャグナー森林経由である。オークやゴブリンに見つかったら、ほぼ即死である。「スニーク」も「インビジ」もないのだから、運と直感と回避能力だけが頼りである。
 1度では辿り着けないかも知れない。
 若干の余裕はある。2回殺されても、レベルは下がらない。
 慎重に慎重に、歩を早める。

 ジュノに到着。

 正直、ガッカリである

 さあ、ジュノである。ジュノといえば、チョコボである。
 モグハウスでホームポイントを設定すると、さっそく競売でゴゼビの野草を3つ購入。意外に高い。1つ400ギルくらいだ。
 追い返される。
 まだ白魔道士LV19だった
 ガッカリしつつモグハウスに戻って寝ようかと思っていると、Taruoに「黒になれば?」といわれる。そうだった、黒魔道士はLV20になってたんだった。すっかり忘れてた
 黒魔道士になり、クエストを受ける。

 1時間だけハゲ屋でパインジュースを180ギルで売る。1つも売れず
 地獄に巫女でチョコボクエスト2日目。まだ食べてくれない。
 そういや、辺境行きパスも必要になるんだよな。カギ集めしなくちゃならないか。……なんか憂鬱だなあ。

■2003年9月2日(火曜日) 悪霊に魅入られて♪

 そんなもんさ。散々なやんだ挙げ句、25を50に変えただけで解決したProFTPの設定。やっとサーバが使い物になった。
 ひとりで安心してとっとと帰宅。晩メシ喰ってログオン。

 ジュノのモグハウスで目覚めました。
 思い起こせば、遠くまできたことです。ウィンダス共和国から始まった私の旅は、ついに冒険者達のあこがれの国、ジュノ大公国にまで到達しました。
 この国は、なんでも精神疾患な上に、ナルシストで若作りな男兄弟2人によって支配されているようです。明らかに不健全でヘンテコな構造をした国です。ウィンダス共和国を我が物にした暁には、この国も矯正してあげなければいけません。
 まだ足を踏み入れたことのないサンドリア王国という国も、王子2人が陰湿な喧嘩を繰り返しているようです。人種差別の激しいバストゥーク共和国といい、悪霊と手を組んで喜んでいる神子のいるウィンダス共和国といい、この世界は暗澹たるものです。
 急がねばなりません。
 各国の首脳に、地獄を見せてあげなくてはいけません。

 さて、まずはジュノ上層のチョコボ厩舎へ向かいます。
 妙に澄んだ瞳の禿げ頭の意地悪な飼い主に虐待を受け、人間不信になったチョコボの治療を手伝うためです。ですが、なかなかなついてくれません。ゴゼビの野草を与えると良いそうなのですが、食べてくれません。
 今日の所は諦めます。無理に食べさせるのは良くありません。怒らせてしまうと、私が食べられてしまうかも知れません。
 そのままジュノ下層まで、お買い物に向かいます。この国にしか売っていない、貴重な白魔法を購入するためです。修得できる、たくさんの魔法が売っています。お財布が、みるみる軽くなっていきます。
 世知辛い世の中です。
 魔法を修得し、ため息と共に薄くなったお財布を懐にいれると、パーティーのお誘いがきました。もちろん承諾です。
 仲間を集めるのに時間がかかるそうです。セルビナと違って活気溢れる街ですが、私たちに釣り合うような、志の高い仲間はなかなかいないようです。

 やっとチョコボがゴゼビの野草を食べてくれました。とりあえず、一安心です。
 仲間も揃ったようなので、クフィム島というところへ出発です。
 ジュノ港の地下から、洞窟が延びています。海底トンネルのようです。ここを通って、ジュノの北に浮かぶクフィム島へ行くようです。素晴らしい仕事ですが、もう少し舗装をしっかりやってもらいたいものです。

 カニに地獄を見せてやりました

 場所は変わっても、残念ながら、相手をする悪霊は変わりませんでした。
 ですが、この呪われたクフィム島は、私をなんとしてでも排除しようと、不条理なほど執拗に攻撃を仕掛けてきます。
 休息していると、背後で地中からミミズがわき、私に攻撃をしてきます。カニとの戦闘中にも、突如背後にミミズがわき、私に攻撃魔法を使います。
 背後にミミズがわいたので、今度こそ回避しようと反対側へ走り込むと、なんとそちらにもミミズがわき、私に攻撃してきます。
 このクフィム島には、いったいなにが隠されているというのでしょうか。
 きっと、私の野望を察知し、今のうちに駆逐せんと必死になっている邪神がいるに違いありません。
 ですが、狩りの場所を変えるたびに巨人が出現しようとも、リーダーが殺害されようとも、負けるわけには行きません。

 白魔道士のレベルが20になりました。仲間のレベルが上がるまで狩りを続け、地下道を通ってジュノへ向かいます。
 すると、行く手を悪霊が遮っていました。おはぎに手足が生えたような、混沌とした悪霊です。か細い手で中空をまさぐり、牙を剥きだし、頭上に武器を浮かばせています。今まで見たこともない、恐ろしい姿の悪霊です。
 この悪霊には、まだ到底太刀打ちできないようです。
 クフィム島の邪神は、私を生かして帰したくないようです。
 どうしようかと戸惑っていましたが、私の霊感が閃きます。仲間全員に「スニーク」をかけ、無事に通過します。どうやらこの悪霊は、音にしか反応しないようです。
 なにか頭髪が禿げ上がるような、不吉な気分にさせる霊感でした。

 邪神の魔手をくぐり抜け、無事に生還しました。仲間と健闘を称え合いつつ、パーティー解散です。
 チョコボ厩舎へ向かうと、チョコボがやっとなついてくれました。ゴゼビの野草を与え、翌日にもまた与えます。すっかり心を開いてくれたようです。
 元気になったチョコボを見て、厩舎の責任者の薄汚い中年腹の男が、嫌らしい笑顔を向け、私にチョコボ免許を渡してくれました。これがあれば、チョコボに乗ることができるようです。
 奇妙な話です。操作方法など教えて貰ってもいないし、記述試験も技能試験もありません。いきなり免許を渡されても困ります。交通ルールなども勉強してはいないのです。
 この男の下心が読めます。私を騙して、なにかよからぬことを企んでいるに違いありません。
 油断のできない国です。
 私を騙そうだなんて、1年3ヶ月早いです。チョコボ免許をしまうと、適当にあしらって退散します。
 しかし、考えが甘かったようです。この国の悪意は、私の想像を遙かに越えていました。
 レンタルチョコボ屋へ行くと、半日で430ギルだといわれました。なんという暴利でしょう。そして私は、魔法を購入したせいで、所持金が数十ギルしかありません。
 してやられました。
 失意のまま、レンタルチョコボ屋を後にします。背後でチョコボ厩舎の責任者が、皮肉った笑みを浮かべているのがわかります。

 モグハウスへ戻り、眠りにつきます。
 予期せず、まるで悪意そのものの懐へ飛び込んだかのような、邪悪な空気を感じるジュノ大公国。ここに、私の本当のライバルがいるような予感さえします。

 辺境行きパス……。
 LV25くらいになれば、ソロでいけるかな。つーか、ミッションやんないとなー。あ、「デジョン」もゲットしとかないと。
 なんかやることいっぱいあって、楽しいかも。

■2003年9月3日(水曜日) 時をとめる邪神♪

 なんつーかこう、LINUXに若干詳しくなったような気がしつつも定時で帰宅。いろんなログ収集方法があるのね。
 晩メシ喰ってログオン。

 ジュノのモグハウスで目覚めました。
 今日もクフィム島に巣くう悪霊を退治しに出発です。地下道を通り、デルクフの塔と呼ばれる白く巨大な建物の前に到着しました。

 サカナに地獄を見せてやりました

 今日のパーティーは、この地に居座る邪神に並々ならぬ恨みがあるようで、物凄いペースで悪霊を連れてきます。そして、魔力が回復する間もなく、次の悪霊を殲滅します。
 私を含め、白魔道士が2人のパーティーですし、前衛に侍さんが2人もいるので、十分に余裕をもって戦えます。サカナやカニを次々と捕獲してきて、6人で殺戮します。この私すらも惚れ惚れするような、悪霊達への憎念を感じます。
 それにしても、恐るべきは邪神の底力です。
 これだけたくさんの悪霊を駆逐しているというのに、尽きることはありません。それどころか、理不尽な強さを誇る巨人を派遣したりと、悪意の手を休めようとはしません。

 邪神の怒りは、最高潮に達したようです。
 数多くの冒険者たちが、デルクフの塔の前に現れ、悪霊どもを駆逐しています。たくさんの人たちが、邪神の野望を挫こうと、ありとあらゆる悪霊を殺戮します。
 時を止められました。
 ほんの1秒くらいですが、邪神は時を操ることができるようです。回復魔法や防御魔法を唱えたつもりでも、身体が動きません。一瞬の状況判断ができなくなります。酷く身体が重く感じます。
 しかし、いくら邪神といえども、時の流れ自体を止めることはできません。回復魔法や防御魔法は、中断されたように見えても、しっかり効果は発揮されています。
 所詮はまやかしです。
 これくらいの力では、私たちの意志を挫くことはできません。

 白魔道士のレベルが22になりました。たくさんの悪霊どもに地獄を見せ、2つもレベルがあがりました。
 今回は、ここで終了です。
 ですが、邪神の悪意は、私たちに罠を用意していました。
 帰り道の崖に囲まれた細い道で、先頭を走っていたリーダーが悪霊に殺されてしまいました。もともとワイトに追われていた冒険者を助けようとしていたらしいのですが、私たちを待ち伏せしていたワイトが加勢し、2人とも殺されてしまったのです。
 なんて卑怯なことをする邪神でしょう。
 リーダー抜きの戦闘でしたが、私たち5人で力を合わせ、2体のワイトを滅殺して2人の仇を取ります。二重の罠で、背後に隠れていたワイトが、弱ったところを襲いかかってきましたが、私たちの怒りの前には無駄なことでした。
 リーダーはジュノに戻り、私たち5人は走ってジュノヘ戻ります。健闘を称え合いつつ、パーティー解散です。

 モグハウスへ戻り、眠りにつきます。
 クフィム島の邪神。しかし、私には重大な問題がありました。

 金 が ね ぇ
 パインジュースで細々とやっててもらちがあかねぇ。調理スキル青いし。試験受けにいかんと。
 ってんで、ハゲモンクをジュノで準備させといて就寝。

■2003年9月4日(木曜日) ひとりだとダメなハゲ

 なんか今週はサーバいじってるだけで楽チンだなー、とか思いつつ定時で帰宅。
 晩メシ喰ってログオン。

 パインジュースがジュノで売れた! 400ギルで売れた! 税金で100ギル持ってかれちゃうから、売れなかったら号泣もんだが、売れると利益がデカイ。カザムの競売だと税金が数ギルだが、200ギルでしか売れないもの。
 ……まあ、微々たるもんだが
 こんな体感できないくらいの僅かな利益では、地獄の巫女の養育費はまかなえない。ハゲの竜騎士としての今後もあるし。
 つーわけで、ソロムグ原野へ出撃。
 狙いはコカトリスの肉。調理スキルもあげつつ、ミスラ風山の幸串焼きを売りまくろう、という目論みである。運が良ければ、Deadly Dodoとも出会えるかも知れない。

 あんまし数がいないので、かなりゆったりとした狩りになるかと思ったんだが、意外に出現時間が早い。ていうか、出現範囲が広いせいで、巧く時間を計測できない。10分だか8分だか、もしかしたら6分で再出現なのかも知れない。7分っぽいかも。
 狩りの範囲は北東の崖下と、そこから南へ向かった道路の辺りまで。
 パーティー参加希望を出して、誘われ待ちのヒマつぶしにきているライバルなんかに遅れを取るものか、と必死こいて走り回ってTabar Beakを殴りまくる。運がいいと、4連続休みナシで殴れる。けっこーハードだ。
 経験則からいうと、なかなかコカトリスの肉は落とさない。1時間に1つゲットできればいい方だ。とか思っていたんだが、嬉しい誤算で、それなりに落とす。1時間で2個は堅い。

 しばらく1人で走り回っていると、無言でパーティーに誘われる。もちろん、喜んで承諾。
 Potimaroアニーキだ。
 最近HNMと戦っているというアニーキとだべりながら、Tabar Beakを殴りまくる。相変わらずロット運の悪いアニーキは、ハゲが86とか出してヘコむと、すかさず72とか出してくれちゃう。さすがだ。
 2人だと、かなりペースも速い。
 途中で吟遊詩人だったアニーキがモンクになって再登場。Deadly Dodoとも戦う。なにも出さなかったけど。
 4時間くらい狩りまくって、ハゲは13個のコカトリスの肉をゲット。予想以上の成果だ。
 アニーキに感謝。

 貴婦人Stoneoldに、以前やってた栽培で得た素材を送って貰う。ワイルドオニオン2個と、マウラニンニク4個だ。カザムからしも3ダースくらいあったのだが、邪魔だから売ってしまった。競売みたら1ダース1200ギルとか。かなり後悔。
 うわー、ワイルドオニオンって1ダース3800ギルとかするじゃない! マウラニンニクも1ダース1200ギルとか。予想外にギルがかかるじゃないかミスラ風山の幸串焼き。
 どうしよう。あんまお金かけたくない。でも、とりあえずカザムからしがないと作れないので、サンドリアの競売でStoneoldに買わせる。1個400ギル。ダース売りが品切れなんだもの。トホホ。
 ワイルドオニオンは、あとでゴブリン狩りまくるかなー……。
 今まで軽い気持ちで買っていた。職人さんたちに、あらためて感謝だ。

 ギャアア! ウィンダスのギルドで、カザムからし1個100ギルくらいで売ってるじゃん! そういえば、カザムで買えば100ギル以下だったような。買い出しに行くしかないかな。
 ギル儲けの試練はキビシイなあ、とか思いつつも、マウラニンニクとカザムからしを1ダースづつ購入。マウラニンニクも100ギルくらいなんだが、マウラだともうちょっと安いかな。

 さて、準備は整った。
 とりあえず、昇級試験である。スキル30で青字なのである。昇級試験の題材が、ミスラ風山の幸串焼きなのである。
 しっかり上級サポートを受ける。120ギルが、高く感じる。
 合成開始。……失敗
 炎のクリスタルとマウラニンニクが消滅。コカトリスの肉が消えなくて良かった。
 再度合成。……失敗
 炎のクリスタルが消滅。コカトリスの肉が消えなくて良かった。
 うーむ、なかなか巧くいかない。今までの昇級試験は、1発でできてたのに。スキル31から合成できるミスラ風山の幸串焼きを、スキル30の昇級試験にするなんて、ここからキビシクなってくるのかな。
 そういえば、試験管に話しかけてなかった。
 正式にエントリーしとこうと思い、話しかける。

 草 粥 を 作 っ て こ い と い わ れ る

 ミスラ風山の幸串焼きは次の昇級試験じゃん! これだから、ネット情報野郎はダメなんだ! 「下級⇒名取」って書いてあるじゃん! ハゲはまだ従徒じゃん!
 だいたいスキル31から作れるものが、スキル30で作れるわけないじゃん! 30で作れるんなら、30から作れるって書くじゃん! 31からって書いてあるんだから、30では無理じゃん!
 炎のクリスタルは今1個200ギルくらいだから、計500ギルくらいを無駄に捨ててしまった。パインジュース約2本分の損だ。
 鬱になる。

 今までSyan師匠やMaoru師匠に頼っていたツケが回ってきた。ひとりだと、どうにも巧くいかない。
 草粥たって、なんかえらいたくさん素材を使うじゃん。もう荷物イッパイだよ。持ってる素材使わない限り、荷物は減らない。モグ金庫も、ポストもイッパイイッパイだ。カザムパイン8ダースくらい持ってるのがイカンのだが
 LSで相談すると、なんと競売で草粥を買って持ってった、というツワモノが数人。うお、それアリなのか。
 お言葉に甘えてその線でいくことにする。競売で発見。出品は1つだけだ。1200ギルで落札。高いんだか安いんだか。
 ……なんかギル稼ぎのために、えらい出費しているような気がする
 草粥を調理ギルドまで持っていき、従徒から昇級して下級職人になった。
 次の名取になるための試験課題が、ミスラ風山の幸串焼きだ

 ていうか、下級職人に昇級したってミスラ風山の幸串焼きは作れない。上級サポートをつけても、スキル31からだ。それにしたって、失敗しまくることだろう。
 安定して作るのには、スキル34は欲しいところだ。
 調べてみると、アイアンパンがサンドリア小麦粉×1、岩塩×1、蒸留水×1で作れてスキル34まで上がるらしいのだが、炎のクリスタルを使うのでよろしくない。
 やはりここは、土のクリスタルと野兎の肉×1、サンドリア小麦粉×1、蒸留水×1で作れる釣り餌の肉ダンゴだ。こいつでスキル35までいけるらしい。土のクリスタルはPyokoが貯め込んでいたので、野兎の肉さえなんとかすれば安く作れるだろう。
 野兎の肉は……確かサンドリアの競売で1000ギルくらいだったっけか。Stoneoldにウサギ狩りを頑張ってもらうかなー。つーか、肉ダンゴは1ダースいくらで売れるのだろうか……。

 調理で儲けようって企画自体が間違っているような気がしてきた
 17000ギルくらいあったのが、2500ギルくらいになっちゃったし。
 素直に早起きしてベドー籠もった方が、遙かに稼げるな。

 それでもなんか楽しくなりつつ、就寝。



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