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とても恐ろしい病気です

2009年10月29日 木曜日
この記事の所要時間: 約 2分33秒

 グッピーの稚魚を発見しました!
 アヌビアス・ナナに隠れている1匹の他に、もう1匹を確認できたのです!
 これで、網の中にいる稚魚を合わせて3匹になりました。

水槽
 3日経ってもちっとも大きくなりません。
 ブラックモーリーの稚魚が最初から大きめだったので、なかなか育たないのがもどかしいです。

 そのブラックモーリーですが、またしても悲しいことが起こりました。
 白点病を甘く考えていました。

(さらに…)

白点病について

2009年10月28日 水曜日
この記事の所要時間: 約 4分9秒

 昨日は、野に放たれたグッピー稚魚を発見しました。アヌビアス・ナナに隠れてました。ちみっちゃかったです。思わず話しかけてしまいました。愛おしくてたまりません。
 しばらくブツブツいいながら仏のような笑みを浮かべて(仏教ジョーク)眺めていたのですが、親グッピーが口を開けて迫りくると、ぴゅぴゅーっと素早く逃げてました。
 自然ってこわい。

 こわいといえば、病気です。
 白点病についていろいろ調べたので、メモっておきます。

 白点病とは、サカナの体表に小さな白い点がつく病気です。
 酷くなると、身体中に無数の白点ができます。サカナはかゆがって、底砂や水草に身体をこすりつけることもあります。この病気だけでサカナが死ぬことはありませんが、エラなど呼吸器系に白点が増えると、窒息して死んでしまいます。
 白点病の正体は、寄生虫です。
 イクチオフチリウス・ムルチフィリスという名前の、小さな繊毛虫なのです。
 この寄生虫は夜間に活発になりますが、体内時計を持ってるので明るさに依存せず自分で夜かどうかを判断するみたいです。
 アクアリウムショップの水槽など、外部から持ち込まれることによって増殖することが多いようですが、水槽に寄生虫がいたとしても必ず発症するわけではなく、水換えや水槽の移動などでサカナがストレスを感じたり弱ったりしたときに感染しやすいそうです。
 寄生虫は25度以下の低水温を好むようで、30℃以上の水温では寿命を早め、だんだんと衰退するらしいです。サカナに寄生できなかった場合も、5時間前後で弱体化をはじめ、20時間前後で感染力を失い、48時間で死滅するようです。
 しかしながら、休眠状態になると無敵になるようです。
 底砂の中に潜み、虎視眈々と復活の時を待つのです。
 なんてイヤな寄生虫なんでしょう。
 だから、発症したらサカナだけを治療するんじゃなくて、水槽自体も治療しなくちゃいけません。サカナの体表から白点が消えただけでは、完治じゃありません。
 寄生虫の寿命はおよそ10日くらいのようなので、だいたい2週間くらいは水槽の治療を続けましょう。
 休眠状態の無敵な寄生虫は、それ以後も生き続けることがあるそうですが、こればっかりは諦めるしかありません。

 次に、薬についてです。
 薬品を使うならメチレンブルー系やマラカイトグリーン系などがとても効果があり、0.5%の塩水浴も効果があるようです。
 ウチで購入した薬は、以下の2つです。

グリーンFクリア
 液体。白点病専門の治療薬。殺菌剤。成分は二酸化塩素。薬効期間は7?14日間。無色で、サカナや水草を育てていた水槽に直接入れることができる。光で分解され、有害なカルキに変化する。カルキ抜き剤で薬効が無効化される。割高。

ニューグリーンF
 粉。メチレンブルー系の治療薬。白点病、水生菌症、尾ぐされ症状および細菌感染症を治療する。薬効期間は5?7日間。薬浴専用の水槽で与える必要がある。メチレンブルーは光で分解され、効果が減少する。安い。

 ヒコサンZという、マラカイトグリーン系の薬も評判がいいようです。
 なにしろ「Z」です。「ゼーットッ!」と叫びたくなるような熱血漢な薬です。ただし、「ヒコサン」です。「ひこー」っていう音の響きがとても間抜けです。「サン」の部分はきっと太陽です。混ぜると、「ひこーSUN☆ゼーットッ!」です。ごめんなさい、意味わかりません。

 最初は他の水槽にでニューグリーンFを使ってましたが、現在はグリーンFクリアを使ってます。
 感染した水槽内から病原菌をなくしたいので、嫁の水槽に薬を直接入れているのです。
 フィルターは設置したままです。フィルターまで殺菌するのです。
 ただし、活性炭は取り外してます。活性炭は、薬効を吸い取って無効にしてしまうのです。同じ理由で、ゼオライトや吸着ろ材も入れておくとマズイです。
 ウチの場合、外掛けフィルターは撤去しました。投げ込み式の水作エイトSだけで濾過してます。
 ヒーターは、温度調節のできるものを入れ、30度に設定しています。
 この環境で、感染したサカナと感染の疑いがあるサカナを集めて薬浴させています。
 ブラックモーリー2匹とミッキーマウスプラティ2匹とプリステラ2匹とピクタス1匹です。
 サカナが多すぎるのでアンモニア濃度が上がってしまい(活性炭ないし)、2日目で水換えしました。その際、換え水にグリーンFクリアを適量混入させましたが、濃すぎないかどうか心配です。
 照明は消してます。そしたら夜行性のピクタスがヒャッホーイ! 状態でぐるんぐるん暴れ回ってるので衰弱死しないかどうか心配です。
 いちばん症状が酷いのは白いミッキーマウスプラティで、なかなか白点が減らないどころか増えてるようなので心配です。
 プリステラがマイペースすぎてエサにありつけてないのも心配です。
 アクアリウム商品を買いすぎて銀行残高が心配です。
 とにかくいろいろと心配です。
 心配だらけです。