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夏休み

2008年8月21日 木曜日
この記事の所要時間: 約 3分44秒

 約一週間の夏休みが、終わりました。
 前半は、ファミレス行ってガンプラ作ってファミレス。後半は、ファミレス行ってマンガ喫茶行ってファミレス。こんな感じで終わりました。タバコで肺が真っ黒です。
 あ。生まれて初めて、ひとりカラオケ行きました! 受付に行くときは、ドッキドキで心臓飛び出るかと思いましたが、すっごい楽しかったです。2回も行ってしまいました。とてもひとにはお見せできないほど、熱唱しまくりました。
 そういえば、友人に嘘をついてしまいました。
「HUNTERXHUNTER」って、あんなに昔に連載開始したのに、まだ17冊くらいしか出てませんよー、なんて教えてしまったのですけど、嘘でした。最新刊は、25巻です。ごめんなさい。
 で、マンガ喫茶で再読を始めたんですが、これが、ものすっごい濃い。普通のマンガだったら、3時間あれば20冊は軽いのに、3時間パックに3回行って、やっと25巻まで読み切りました。けっこー流し読みしてるわりには、すごい時間がかかった。それだけ、面白いってことです。
 でも、セルが出てきてから急に眠くなってきまして、最後の2?3冊は、ほとんど読めませんでした。

 さて。
 ちょっと前の8月9日に、「スカイ・クロラ」を観てまいりました。大所帯で。立川のCINEMA CITYです。
 押井守監督です。原作は、森博嗣です。原作は未読です。
 いつもの押井守監督の空気感でした。やりきれなくて、終われなくて、ただ続いていく。虚しいほど空っぽなのに、ぎゅうぎゅうに詰まっている。
 ていうか、今回もあの押井犬が画面狭しと駆け回っておりました。誰か止めるひとはいないのでしょうか。今回これだけ出まくっていたということは、次回作では間違いなく、主人公より出番が多くなるでしょう。
 噂になってたスゴイ戦闘シーンは、テレビの「マクロスF」で見慣れていたので、あんまし感動しませんでした。逆に、寝ちゃってたくらいです。人間ドラマの方が興味深かった。
 とはいえ、人形遊び的な人間ドラマは、とても空虚です。ぶっちゃけ、生き返るたびに毎回いうことが違う主人公に、ただヒロインが翻弄されてるだけなんじゃね? とか思っちゃいました。
「崖の上のポニョ」は、声優に芸能人使ってて成功だと思いました。でもこっちの作品は、あんまし効果的でもなかったような気がします。棒読みが無気力に感じられればよかったんでしょうけども。
 あと、キルドレたちがあんまし子どもっぽくなかった。絶対勝てない敵が”教師”だし、どことなくヒロインが生徒会長に見えたりとかしましたけど、それだけ。所詮人形なので、そーゆー性格にされているのかも知れません。
 設定上未成年の子どもたちが、こんだけタバコ吸いまくりのアニメも珍しい。数年後には、モザイクかかってるかも。無修正版を見られるのは、今のうち。
 いゃあ、映画って、本当に面白いものですね。

 ついでに書いときますが、「仮面ライダー THE FIRST」を見ました。レンタルDVDです。
 リメイクされた、今時のカッコイイ初代仮面ライダーです。仮面ライダーのデザインは、ブルッちゃうくらいカッコイイ!
 でも、ラッパーが幹部にいるショッカーは何故か、就職が決まらず先のない大学院生や、死体や、病気で死にかけの女の子や、自分が不治の病だと思いこんでて自殺しようとするができない孤独なウエンツ瑛士なんかを改造人間にします。あのウエンツ瑛士のエピソードは、なんだったんでしょう。今世紀最大の謎です。
 そもそも、嫌煙家が結成したショッカーは何故か、とある女性記者が関わり合ったひとだけを、片っ端から改造人間にしていきます。で、説明なしです。
 とりあえず、マイナス思念が高いボンクラほど、強い怪人になるのかも知れない。あの女性記者は、実はショッカーの首領なんだ。そんなふうに勝手に想像しながら見てました。なんか説明欲しかったです。サイクロン号がいつの間にか2台になってたのも、納得できない。
 あと、一文字隼人がイケメンホストというのは、まだいいとしても、主人公が本格的な真性ストーカーということには、さすがに引きました。こんなに女々しくてウジウジした本郷猛、藤岡弘、に怒られちゃうんじゃないでしょうか。
 もう1本、「仮面ライダー THE NEXT」も借りてたんですが、観ずに返しました。原作に近いって聞いてて楽しみにしてたのに、遠く離れてました。
 いゃあ、映画って、本当に面白いものですね。

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