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消耗品ガンダム

2008年1月24日 木曜日
この記事の所要時間: 約 3分40秒

 風邪を引きました。
 いやあ、久しぶりの風邪っぽい風邪です。白血球異常増殖系ではない、純粋な風邪です。
 朝熱を計ったら、38.5度でした。
 病院に行こうと思い家を出たら、雪。こんなときに限って、雪。今年初の雪らしい、雪。
 病院に着いたらまだシャッターが開いてなくて、出勤してきた医者とか看護師とかが中に入っていくのにシャッターを開けてくれず、結局20分くらい雪の中で待ってました。意識朦朧としてたし、まっ先に診てもらいたかったので、死ぬ死ぬつぶやきながら待ってました。
 病院で熱を計ったら、39度を超えてました。
 病院で体長悪くなるっていうの、本当なんですね。
 しかし、発熱系の風邪は、ちょろいもんです。こういう風邪っぽい風邪なら、1日で回復させる攻略方法を知っています。今までも、その方法でなんとかしてきました。
 その攻略方法とは。
 ズバリ汗でしょう。
 とにかく布団にくるまり安静にしつつ汗をかきまくるんです。苦しくてだるくてどーしようもない状態でも、なんとか頑張って眠って汗をかきまくるんです。
 医者にもらった薬も当然ですが、葛根湯も効果があります。
 もう嫌んなるほど汗をかきまくるんです。
 足の先からパンツまでびっしょりになるくらい。
 ポカリを2リットル消費し、びしょびしょになった寝間着を5回ほど着替えました。
 結果、夜までに36.5度まで熱が下がりました。
 汗の勝利です。
 で、熱は取れたのはいいんですけど、原因不明の神経の痛みがツライです。昨日は効果があった頭痛薬も効かなくなってるし。こればっかりは、現代医学じゃどうしよーもないので、ひたすら耐えるしかありません。

 というわけで、最近「機動戦士Vガンダム」のレンタルDVDを観てます。
「機動戦士Vガンダム」といえば、「機動戦士ガンダムF91」のTVシリーズをやるつもりだったのに「機動戦士ガンダムF91」の興行成績が悪かったために制作されたシリーズであり、バンダイの圧力でなにもかもがボロボロになり、総監督の富野由悠季が「一番嫌いなガンダム」と公言し、彼はこの作品のあと鬱になり、日本刀を持って制作会社に殴りこみに行こうか、関係者全員の家に放火しに行こうか、自殺しようか、などと考えていたといわれるいわくつきの作品です。
 それはともかく、1stガンダムから続くUCシリーズの中では最後のTVシリーズです。1stガンダムから数えて73年後の話です。クィンマンサとかサザビーの進化の先が、ヘリコプターというのはどうかと思いますが。しかも、ガンダムシリーズ初の、消耗品ガンダムです。
 今観ると、なんというか、クオリティがアレですね。
 比べるなんて酷ですが、「機動戦士ガンダム00」と比較しちゃうと、ロボの動きとか演出とか全然違ってて、「あれー?」とか思ってしまいました。全然動いてない。そういえば「機動戦士Ζガンダム」も、こんな感じだったかなー。脳内補完していたのかも。効果音なんかも、今とは違って昔ながらのものでした。ロボットアニメは全然見てなかったので、この15年でどれくらい進化してるのかがわかりません。「機動戦士ガンダムSEED」も、「機動戦士ガンダム00」と同じくらい、ロボットのアクションがビシュビシュ動いてるんでしょうか。
 そんなことを思いながら、24話まで観ました。だいたい中間です。
 作戦というかストーリー的に納得できないので、考えないようにして観てます。山の向こうで戦闘しているのを見て、スクーターみたいなので10分で到着しちゃうとか、すごすぎです。MSの強さをセリフだけで表現するというのも、首を傾げずにはいられません。
 あと主人公が「スペシャル」と呼ばれてるわりには、ちっとも強くありません。ザコ敵に苦戦しまくってるし。カミーユもそうだったんですけど、アムロくらい圧倒的じゃないと、なんかスッキリしません。
 でも、キャラクターの唐突的な言動やエピソードが、「あー、ガンダムってこうだったよなー」って思わせてくれます。富野節というやつでしょうか。
 富野節といえば、キチンと死亡フラグが立ったキャラは、キチンと死んでくれます。さすがです。これからもどんどんレギュラーキャラが死んでいくようなので、期待です。
 ラストがトンデモないみたいなので、最後までキッチリ観る予定です。
 ていうか、アイキャッチのハロの巨大化が気になって仕方がありません。