大航海時代 Online
ハゲ
日誌
Great Captain Stonecold
LastUpdate 2004-11-11
■2004年11月10日(水曜日)
大航海日誌 その1
〜キャプテン・Stonecold〜
しまったああああああ!! 今日は「大航海時代 Online」クローズドβ版の開始日だったのだあああああああ!!
なんてこった。すっかり忘れていた。「MOE」で暗い気分になっている場合じゃなかった。
残業なんてしている場合ではなかった
。とっとと海に乗り出さなくては!
『大航海時代 Online』
当たり前だが
、すんなりログイン。サーバは1つだけとはいえ、クローズドβ版なので当たり前だ。でも、「MOE」の運用体制なんかとは、
まるで桁違いに普通
だと思う。
簡潔で親切な説明を読み、キャラクター作成。
もちろんハゲ
である。
このゲームでは、かなり自由なキャラクターが作れる。ガルカとかタルタルみたいな種族はないけど、男性だけでも、のっぽ、マッチョ、普通、デブの4種類の体格があり、顔はそれぞれに3種類、髪型もそれぞれに用意されている。
のっぽでもマッチョでもデブでもハゲは作れるのだが、口ひげと合わせて
いちばん実在のStone Coldに近い
、普通の体格にした。いろいろいじってみたが、美形からひょうきんなキャラまで、様々なキャラクターが作れて楽しい。
頬に傷とか、眼帯とか、海賊っぽい顔も作れる。髪の色や肌の色も何種類か用意されている。初期装備の服も、色違いが用意されている楚、バンダナ、服、手袋、ブーツの選択は自由だ。
ハゲを強調したい
ので、バンダナは選択しなかった。
女性は眼中になかったので忘れたけど、そのうち作ってみようと思う。
軍人Stonecold、霧の町ロンドンに誕生。ハゲに口ひげ、優しさをたくわえた鋭い瞳。
かなり気に入った。これだ! と思った。「FFXI」では
美形すぎ
たし、「Rose Online」では
気持ち悪すぎ
たし、「MOE」では
モンスターだった
が、「大航海 Online」のハゲはかなりStone Coldっぽい。カッコイイ!
いずれ
海賊になる気マンマン
である。
というわけで、海軍ギルドで簡潔で親切なメッセージに従って、手続きを完了する。
次は、最初のクエストだ。海軍ということで、船での演習である。
ギルドを出て港へ向かう。ロンドンの町は意外に狭く、ひとはたくさんいた。すこし重いが、「MOE」みたく
ゲームにならないほどではない
。「FFXI」と同じく、バザーを出してもふつうに移動できるのがいい。他人のキャラクター情報も見れる。
港に行くと、
なんと自分の船が
。
ちいさいけど、自分の船である。つまりStonecoidは
船長
である。
キャプテン
なのである。
船員も、7人まで雇える。お金に余裕があったので、食事とともに、7人の船員を雇う。きっと、どいつもこいつも荒くれ野郎ばかりなのである。なんだかワクワクのドキドキなのである。
船の名前は、”スタナー”にした。
キャプテン・Stonecoldのスタナー号
である。カッコイイ!
予想を裏切り、なんとも
面白いオンラインゲームの予感
なのである。なにしろ、
Stonecoldはキャプテン
なのである。
ヒャッホー! とか叫びながら、出航!
このゲームでの戦闘は、おもに海戦になる。船には大砲が積んであり、そいつで戦うのだ。船を横付けすれば、白兵戦もできる。どちらも、船員の質にかかっている。船員には、忠誠度とかのパラメーターが用意されているのだ。
演習用の敵船に砲弾を叩き込んで、クエストクリア。わりとあっさりしている。
しかしながら、やはり
海は怖い
。
油断してはいけない。
町に帰る方法がわからない
。
しばらく海を右往左往し、「どうやって戻るんだああ!」とか叫びながら漂流する。何度か座礁する。
ダメなキャプテン
である。
船員の白い目が背中に突き刺さる
のである。
泣きそうになっていると、誰かが「町をクリック」と教えてくれた。「さんきゅううううう!」と叫んで陸に見えるロンドンをクリック。やっと町に入ることができた。
ちょっとハズカシイ初航海
であった。
クエストをクリアして報酬を貰い、次のクエストを受ける。最初は簡単なのからやってみる。ロンドンの町を歩き回り、船を強化する装甲を貰う。ちゃんとミニマップは常時表示されてるから、道に迷うことはない。
いくつかクエストをクリアすると、報酬が高めのクエストをやってみようと思う。
歴史に関するクエストだ。ロンドンで詳しい人に情報を聞くと、フランスの町に行って確認してくればいいじゃん、とか
無責任なこと
をいわれる。
遠出である。大海原に進出するのである。目的地は、外国である。ユーラシア大陸である。
わくわくしながら、出発進行!
しかしながら、やはり
海は怖い
。
フランス領までは、かなり遠い。予想以上に遠い。遠いだけではなく、障害も多い。ぶっちゃけ、かなり軽く考えていた。
海賊に襲われ、やっつけようと思ったけど、相手は2隻だったので勝てそうもなく逃走。ほっとしてたら嵐。次は
疫病
。ろくに準備をしていなかったので、
船員が次々に死んでいく
。
何度も海賊の船を振り切り、やっとの思いでフランス領の町に到着した。スタナー号はボロボロになり、
生き残った船員は1人だけ
。
キャプテン・Stonecold、港でゲッソリと膝をつく。
クエストをクリアし、船員を補強する。海図を見て、今度は一直線ではなく、途中で町に立ち寄ろうと思う。無理はいけない。
町をぶらぶらしていたら、エンブレムを描いてくれる職人を見つけた。もちろん、帆にエンブレムを描いてもらう。戦闘機に描かれるような
オネーチャンの絵
だ。
帆も黒く塗っているし、船体の先の方も黒と黄色で塗ってある。それにこのエンブレム。スタナー号は、もう
超絶技巧的にカッコよくなった
。そのうち買い換えるだろうけど、しばらくはこいつで頑張るのである。
ていうか、
エンブレムを買ったらお金がなくなる
。
ダメなキャプテン
である。
食料と食事、あと修理用の木材と砲弾。長旅をするなら最大限までこれらを買わなくてはいけないのだが、お金が足りなくて8割りくらいしか積めなかった。なんかバイトとかしないといけないかも知れない。それか、海賊船を襲うか。
わくわくしながら再び大海原へ出航しようと思ったのだが、
時計を見たらもう深夜2時30分
。
ぶっ倒れるように就寝。
それにしても、
予想以上に面白いオンラインゲーム
だ。基本的にクエストをクリアしていく”お使いゲーム”なのだが、船での戦闘や船の改造なんかがツボだ。個人的に交易をしたり、戦闘に明け暮れたりもできるかも知れない。
なによりも、
未知の世界へ旅立つ
、という気分になれる。フランス領の町に行くだけでも、わくわくした。
システムは複雑で、まだ把握し切れていないのだが、インターフェイスがしっかりしていて、かなり親切設計だ。プレイヤーの数が多くて重いけど、支障をきたす程でもない。
クローズドβ版のキャラクターは、それ以後のβ版や正式サービスには受け継がれないので、
遠慮なく無茶
できる。
久しぶりに、本格的に燃えそうである。
ハヤクカエリタイ!
■2004年11月11日(木曜日)
大航海日誌 その2
〜切断されたキャプテン〜
朝、コンビニで1万円を出したら、九千円分
新札
でおつりをもらう。なんてことをするんだ。
もったいなくて使えないじゃないか
。今回の新札は、もうすっかり出回っているのかな。あの
伝説の二千円
と違って。
sqlrelayは勘違いしてただけで、ちゃんとDBに接続できた。DBに接続というか、sqlrelayに接続。しかしDBI:Oracleで19秒かかるselectの結果が、DBI:SQLRelayを通すと144秒もかかった。うーん、なんか設定かな。
午前中はサボれた(日記書けた)けど、午後から修羅場。でも20時くらいに逃げ出す。
『大航海時代 Online』
いきなり途方に暮れるキャプテン・Stonecold。ここはどこだっけ?
思い出した。長旅で、酷い目に遭ったのだ。
船員を6人も殺してしまった
のだ。
フランス領の町からロンドンまで帰らなくてはならないので、クエストで貰った装甲版を売り、酒場で船員を雇う。長旅になるので、船倉いっぱいに資材を積みたいのだが、所持金不足だ。
思い立って、町の外に出る。海ではなく、
陸地
だ。
歩いてどこまでいけるのかな、とか思ってぶらぶらしてたら
ゴロツキに襲われる
。短剣を振り回してなんとか撃退。ゴロツキは、80円を落としていった。
これだ
。
次の瞬間、キャプテン・Stonecoldは、
この土地の警備員になっていた
。
ゴロツキや野盗を見つけては、短剣を振りかざして襲い掛かる。
ノックアウト強盗ではない
。あくまでも、警備員である。容赦はしない。いただけるものをいただくだけである。
返り討ちにあう
。
お金を持っていかれる。
その噂を聞いて、
船員がひとり去っていく
。
また返り討ちにあう
。
お金を持っていかれる。
その噂を聞いて、
また船員がひとり去っていく
。
次の瞬間、キャプテン・Stonecoldは、
この土地の敗北者になっていた
。
2人の船員を欠き、しかも所持金は減った。
いいことなし
である。
もうフランスなんてこりごりだ! そんな情けない声を飲み込んで、船に乗り込む。
全財産に近かった5000円もの金をかけた
、スタナー号の帆に描かれたエンブレムが、苦笑いをしている。
しかし、ロンドンに帰れば、このクエストの報奨金がもらえる。そうすれば、この貧乏生活ともおさらばできる。
ロンドンに向かって出航!
いきなり嵐に遭遇
。
タイミングも悪いキャプテン・Stonecold
。
ロンドンまでは、遠い。長く厳しい航海が続く。
ストレスが溜まったのか、
船員から不満が続出
する。なだめるアイテムを買っていればよかったのだが、お金がなかった。2度目の嵐を越えるころには、その不満が爆発した。
反乱
である。
船員同士で殴りあいを始めた
。
海賊にも襲われず、なんとかイギリス領の町に辿り着いて一息つくも、お金がないので対処するアイテムを買うことができない。
まるで無力なキャプテン
。仕方なく、
険悪な雰囲気
のスタナー号に乗り、ロンドン目指して出航する。
船員の反乱は続く。今海賊にでも襲われたら、ひとたまりもないだろう。
もうすぐロンドンだ。なんとか無事に到着すればいいのだが。
と、そのとき、反乱が治まった。
「もう大丈夫でさ」と、明るい声で船員が報告しにきた。
確認すると、
船員はそいつだけしかいなかった
。5人いたはずの船員が、
1人になっていた
。
お前が殺ったのか
。
そういえば、フランス領の町へ辿り着いた時も、
船員は1人しか残ってなかった
。つまり、こいつだろう。きっと屈強な体躯をしているオッサンに違いない。
勝手にゴンザレスと命名する。
心の友
である。
故郷ロンドンに、到着!
フランスなんてダイキライ!
長くつらく厳しく難儀でぐだぐだな旅だった。もうしばらくイギリス沖から出たくない。
報酬を貰い、すこし潤う。船員を補充し、万が一のためのアイテムを買い、船倉を補給品で満たす。
やっとまともな船に戻った
。
簡単なクエストを受け、資金を稼ぐ。海に出て、海賊を退治する。海戦は、砲弾がすぐになくなるので、なかなか自由に戦えない。白兵戦に持っていくのも難しく、1回しか成功しなかった。
早く次の船が欲しいところであるが、まだ買うことはできない。しかし絶望するくらい高価なものではないので、頑張れば買える。それよりも気になるのは、
船よりも剣や衣服の方が高価
、ということだ。どんな世界だ。
所持金に余裕が出てきたので、スタナー号をちょっと改造する。6門砲を買ったら、
装備できなかった
。サポート用の帆を2種類買ったら、
どっちかしか付けられなかった
。
相変わらず、
あさはかなキャプテン
である。
それでも、船員は
減ることもなく
、やっと軌道に乗った、って感じである。ゴンザレスも、きっと笑顔だ。
ミッションみたいなのも受けたが、まずは資金稼ぎだ。クエストをモリモリこなそうと思う。
クエストの帰り道、海賊と戦ってたら砲弾が切れた。まだ小回りをうまく操船できないので、船を寄せて白兵戦に持ち込んだりしてもすぐに逃げられ、体当たりも1度しか成功できない。ぐるぐる回っていても仕方がないので、ケツをまくって退散する。
ちょっとだけ遠出していたので、
船員がホームシックにかかる
。まったく、我侭なやつらなかりだ。
ゴンザレスを見習って欲しい
。これを解消するアイテムを買ってなかった。
疫病対策
とか、
ネズミ対策
のアイテムは買っていたのだが。
スタナー号の帆は追い風を受けてぱんぱんにふくらんでいる。オートセイリングだ。このまま直進すれば、いずれロンドンに着く。しかし、ちょっとまだ距離がある。
船員たちの不満をなんとかするには、どこか町に寄り、酒場で一杯おごるのがいい。
ちょうど東の海岸に、町が見えた。すこし遠かったのだが、届くかな、と思ってクリック。矢印が出たので、入れそうだ。この全力で突っ走る船が、どうやってあの町に入れるのか、ちょっと疑問だけど。
町に入れない
。
ていうか、
船が暴走した
。
舵がきかない。なにもできない。スタナー号は、ただ北東に向かって全力で走るだけだ。
これってバグ?
もしかして距離的に町に入れないところでクリックしてしまったせいだろうか? プログラムの隙をついちゃったのだろうか。
しばらく待っても船は暴走したままなので、強制的にゲームを終了させる。
ログインできない
。
まずい。さっきのバグのせいだろうか。サーバに不具合を発生させるようなことをしてしまったのだろうか。
ハゲのキャプテンのせい
で、サーバがおかしくなったのだろうか。
10分くらい経つとログインできるようになった。しかもハゲのキャプテンは、ちゃんと町にいた。
しかし、このちいさな町には酒場はなかった。仕方がないので、ロンドンまで急いで戻る。
無事に戻れたので、クエストの報酬を貰う。そしてすぐに次のクエストを貰う。また海賊退治だ。
ゲームマスターにより強制的に切断されました
。
画面を呆然と眺め、鼻血が出そうになる。かくしてハゲは
強制的にログアウト
された。
やっぱりあの時か。町に入れないタイミングで町に入ろうとしたからか。
ハゲがなんかマズイことをしちゃったのか
。さっきしばらくログインできなかったのも、そのせいか。
確かにハゲは海賊という無法者を目指していたが、
まさかゲームマスターによって早々と芽を摘まれるとは
。
なにかの間違いであることを信じて、ログイン。問題ない。
ゲームマスターにより強制的に切断されました
。
まただ。しつこくまたログイン。このままアカウントを消去されてしまったらどうしよう。せめてゲームマスターと話をしたい。誤解を解きたい。ヘルプを出して、メッセージを打ち込む。
ふと周りをみると、
誰もいない
。
ゲームマスターにより強制的に切断されました。
障害が起き、サーバメンテナンスが始まっていた
。
落とされたのは、ハゲだけではなかった。ていうか、このメッセージどうにかした方がいいでしょ。
心臓に悪い
。
公式サイトを見たら、なんかメールシステムかなんかの不具合だったらしい。ハゲが町に入れなかったのも、そのタイミングでサーバに障害が起こっていたせいだった。
ハゲキャプテンは、無実だった!
たぶん!
メンテナンスは、深夜1時から深夜2時まで。
風呂に入ったりしつつ深夜2時まで待ってたが、
よく考えたら社会人はもう寝る時間
である。
欲求不満になりながら、就寝。
試しに女性キャラを作ってみた。ガタイのいい冒険家モリコ(厚化粧)。
ていうか、なぜかモリコのスクリーンショットしか撮れてなかった。たくさんハゲも撮ったのに。
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