航海日誌 2005.03.30 それはドロンジョ商会
23時過ぎにベルゲンに登場。
カンパンと安ビールは意外にもつもので、6日間程度の水と食料でロンドンに無事到着。
ロンドンに戻ってきたはいいものの、海事ギルドも交易ギルドも冒険ギルドもろくな仕事を紹介してくれない。イスラムの街まで行くのも面倒くさいので、仕方がなく交易クエストを受ける。
またベルゲンである。
ロンドンで交易品を抱え、カンパンと安ビールでエディンバラへ。牛と羊をモリモリ捌いて肉にして、ウィスキーも補充してベルゲンへ。がっぽり3万円の利益。交易クエストも達成。交易品の木材も仕入れられるだけ仕入れる。
ロンドン→エディンバラ→ベルゲン→ロンドンを繰り返すだけで大金持ちになれるような気がしてきた。
ベルゲンを出ると、ノルウェー海賊3兄弟が戦闘中だった。でも相手は逃走に成功したらしいので、その場で碇を下ろしてノルウェー海賊3兄弟が落ち着くのを待つ。
戦闘が仕掛けられるようになると、ノルウェー海賊3兄弟に襲い掛かる。
やはり強い。強いが、戦いがいがある。3隻に接近されて1隻に追従しようと隙を見せた瞬間にクリティカルを狙ってくるとか、もうなんつーか強い。スタナーV号、けっこーボロボロ。
白兵戦では1人も船員を失わなかったのに、砲撃でバンバン船員がすっ飛んで行く。
結局船員を9人もすっ飛ばされ、1隻は砲撃で、2隻は白兵戦でケリをつけた。経験値は100ポイントくらい。
ちょっと割に合わない気もする。もーちょっと戦利品がいいものだとよかったのだが。砲弾8個とかいらないから。
長時間戦っていたので、カンパンと安ビールを補給しにベルゲンに戻る。酒場で船員を補充し、交易商人のところへ。船員たちが止めるのを振り切り、交易品の木材を購入。計100本になった。
まあ、なんとかなるだろう。
ロンドンまで、カンパンと安ビール。食料は少なめなので、船員たちが決死の覚悟で釣りをする。
こんな時にかぎって、私掠船にからまれる。2隻いたのでおいしそうだったのだが、提督の船を沈めてとっとと終了。なにしろもう安ビールが残り少ない。木材では喉は潤わない。
必死こいて風を拾い、なんとか餓死者を出さずにロンドンへ到着。
船員たちにとっては、かなりのスリルとサスペンス。
ロンドンで交易品の木材をバザーして放置していたら、股間にTARUTOが乗っかっていた。
ログを確認してたら、こないだ知り合ったみどみどさんからTELLが入っていたので返答する。
みどみどさん、すぐさま目の前に現れる。
スキピオさんとマル・ブゥーンさんも登場。そのままその場でTARUTOもまじえて普通に下品な会話をしまくる。たまたま通りかかったひともまじえてハゲ頭について語る。
ここでスキピオさんに、商会に入らないかと誘われる。
以前Ryokoにも、友人の商会に入らないかいと誘われたけど、断ったことがあった。ソロで気ままに行きたかったし、他人のコミュニティーに入るのは、「Corum Online」でちょっと失敗してたので、慎重になっていたのだ。
ちなみにハゲが商会を作るという話は、100%なくなった。
100万円なんて出せません。
商館を手に入れるには、たくさんの仲間と、下血するくらいの資金が必要らしいし。
ハゲは海賊なので、商会作るのもなんだかヘンな話だし。
スキピオさんたちとは、なんだかウマが合う。こないだチャットルームでご一緒したときも、ノリがいいのでとても楽しかった。この日記のことも知ってるし。
というわけで、TARUTOとともに承諾。
艦隊を組んでアムステルダムに行き、商会に登録。
商会の名は、ドロンジョ商会。
なんだかとってもステキな商会だ。
ていうか、商会リストの中にはメンバー1名の商会がいくつかあった。なんか寂しいなコレ。危なくハゲもこうなるところだった。
ち
く
び
とか合図して記念写真を撮ったりしつつ、親睦を深める。
マル・ブゥーンさんのワキ毛が生えてないことが発覚。みどみどさんのスカートの中に顔を突っ込むTARUTO。マル・ブゥーンさんの股間に顔を突っ込むハゲ。
メンバーは、ハゲとTARUTOが参加して7人。まだ小さいが、シモネタOK、というかシモネタ歓迎の、とても心地よい商会である。
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βテスト以来のフル艦隊で アムステルダムへ。 |
アムステルダムで記念撮影。 (街の住人2名含む) |
航海日誌 2005.03.28 謎のギーズ公
23時過ぎにロンドンに登場。仕事がいろいろ重なってて、微妙に忙しい。いちばん忙しいのは、愛猫の相手。
疲れが溜まっているので、クエストをひとつクリアして寝ようと思う。
ロンドンで交易品を積んで、エディンバラへ。牛と羊をバリバリ捌いて肉にすると、ウィスキーを補充して東へ。私掠船とか海賊にからまれたので打破しつつベルゲンへ到着。
交易利益3万円。がっぽり儲ける。
TARUTOがクエストで苦戦していた。マルセイユのギーズ公に逢えない、というのだ。
以前ハゲもマルセイユで海事クエストを請けたのだが、このギーズ公に逢えなかったので諦めたことがあった。おそらく城にいるのだろうが、名声7000で准八等勲爵士で正装度40くらいだと、門前払いを喰らう。
郷士のTARUTOの名声は、確か1000以下だ。
それでもめいいっぱい頑張り、香水まで使って正装度を60まであげてみたらしい。
門前払い。
謎のギーズ公。果たして我々に謁見できる日がくるのであろうか。
ベルゲンで交易用の木材と情報を仕入れて北へ向かい、弱めの海賊をプチっと倒してベルゲンへ戻ると、再度交易用の木材を仕入れる。船の中は木材だらけ。
木材に圧迫され、食料が積めない。ロンドンまで水と食料がもつかどうか、とても微妙なところだ。カンパンと安ビールですらもたないかも知れない。船員たちが青ざめている。
船員たちの恐怖感を煽るために、このへんで就寝。
ていうか、もう深夜2時じゃん。
航海日誌 2005.03.27 魂の抜けたキャプテン・ハゲ
花粉が酷い。どれくらい酷いかというと、密着性の高いマスクしてたら鼻息が上から漏れて眼鏡が曇るくらい酷い。もひもひくも〜ん。駅のトイレに唾を吐こうとしたら、マスクしたままでベちょべちょぬる〜ん。
市販の薬なんて効かない。ずるずるバシャーン。
横浜中華街でイマイチな中華料理を喰って、ステキな喫茶店でチャイして、シーバスに揺られて帰宅。もひもひくも〜ん。ずるずるバシャーン。自然のない機械の星に住みたい。銀河鉄道の開通はまだですか?
セビリア生まれの商人TARUTOが北海までこれるようになったので、艦隊を組む。商人は名声が溜まりにくいので、戦闘クエストで手っ取り早く名声を稼ぎたいらいい。
TARUTOはロンドンでシャウトして、速度型商用フリュートを原価即納で手に入れていた。20万で安売りしていた12門砲を積み、かなりのパワーアップ。ていうかハゲのスタナーV号にわりと追いつかれた感じ。
ハゲが海賊討伐のクエストを請けて、エディンバラ経由でベルゲンへ。ハゲは交易で利益3万を越えるが、TARUTOはそれほど利益を出せない。やはり地元の交易商人は地元の人間しか信用しないらしい。
2隻のフリュートの前に、海賊はあっさり撃沈。これで報酬4万円はお得だ。
ベルゲンで交易品の木材を大量に仕入れてロンドンへ戻る。
TARUTOが北海にきたのは、イスパニアミッションのためであった。以前アルジェの近くでの戦闘も参加させてもらったが、今回も助太刀をする。
アムステルダム沖で、バカデッカイ船が多数出現。
放っておくと仲間の船がすべて倒してしまうので、ハゲは頑張る。TARUTOはパニック状態で逃げ回る。ていうかこんなデッカイ敵船なんて、商人が相手できるわけない。
戦闘終了。戦闘経験値100ポイントくらいもらってニコニコのハゲ。でもこのミッションの当事者であるTARUTOは、戦闘経験値5ポイントくらいだったようだ。
話の展開からいって、このミッションが終われば東地中海の地図が手に入るはずなのだが、まだ手に入らなかったようだ。知名度が致命的に足りないのが原因かも知れない。
手っ取り早く名声を稼ぐために、ハゲが海賊討伐のクエストを請けて出撃。オスロを目指す。
スカゲラク海峡に入ったところで、海賊にからまれる。敵は4隻だが、フリュート2隻なら問題なく倒せるはずだ。ちょうどいい感じの強敵の出現に、興奮するキャプテン・ハゲ。
クリティカルを喰らうが、こっちも負けじとクリティカルを狙う。1隻沈めて、残り3隻。燃えてきた。
突然。
ハゲの魂が抜ける。
具体的にいうと、PCが落ちる。
電源を入れなおしても、画面は真っ暗のまま。
熱暴走っぽい。PCケースの放熱ファンの上が荷物で埋まっていた。
あわててPCをバラし、ファンについた埃を取ったり、ドライヤーを冷風にしてマザーボードやグラフィックカードやCPUを冷やしたり。
その間、魂の抜けたハゲは、まだ洋上にいた。
無言ですいーっと戦線離脱していくハゲに戸惑うTARUTO。
TARUTOはしばらくハゲに追従するが、無言で西に向かうので気持ち悪くなって離脱。そのまま冷たく見送る。
やっと復帰したハゲ。スタナーV号はエディンバラに向かって、オートセイリングで疾走中。
あわてて180度回頭させようとするも、そのタイミングでエリア切り替え。
まあいいや、とか思うも、エリアが切り替わった瞬間、嵐。
ついさっきまで晴天だったのに。
碇を降ろし、船員が飛んでいくのを眺めながら、嵐が去るまでおとなしく待つ。
嵐が去ると、オスロを目指して出航。オスロで待っていてくれたTARUTOと合流し、コペンハーゲン沖で弱い海賊をちょちょいと倒す。この程度じゃ物足りない。欲求不満である。
ロンドンに戻ると、オスロで買ってきた交易品の木材をバザー。すぐに完売。「大型大砲鋳造法」は、相変わらずちっとも売れない。
TARUTOのイスパニアミッションのつきあいで、地中海へ向かう。リスボンなら「大型大砲鋳造法」が売れるかも知れない、と思ったからだ。貴族風ロール髪のカツラも2つ仕入れる。
貴族風ロール髪のカツラはすぐに完売したが、「大型大砲鋳造法」はさっぱり売れない。
しかしながら、あこがれのコルセアコートが68万円で売っているのを発見。性能がいい方は90万円の価格だったが、消耗品だと自分をいい聞かせて、通常品のコルセアコートを68万円で購入。
実にカッコイイハゲ。
問題は、頭だ。普段はハゲでいいのだが、戦闘時にハゲのままだと銃弾が当たって痛い。今はモリオンヘルムをつけているのだが、これはコルセアコートとぜんぜん合わない。
カッコよくて防御力がある兜か帽子を探さないといけない。
TARUTOのつきあいでマルセイユまで行くと、イスパニアミッションの都合でまたアントワープに行かなければならないらしいので、蜂蜜を5樽抱えてカレーを目指す。ついでなので、商人クエストだ。
イギリスミッションと違って、イスパニアミッションはなんだかめんどくさそうだ。話は面白そうだけど。
ロンドンに戻ってきて、「大型大砲鋳造法」をバザー。
あまりにも売れないので、そのまま就寝。
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街で見かけたヒゲとボイン。 |
ひと皮向けたカッコイイハゲ。 |
航海日誌 2005.03.25 キャプテン・ハゲの出逢い
会社の呑み会でわりとベロンベロンで頭痛が痛い。ちょっとだけ海に出て寝ようかと思う。
リスボンの銀行前でぼんやりバザー。やっぱり「織物秘伝・高級生地の書」は売れない。
並んでバザーをやってるおデブなひとに声をかけられる。この日記を読んでくれていて、しかもブログもやってるということなんで、相互リンクとか約束しちゃう。商人のプリングルスさんである。
そのままぼんやりしてたら、マッチョなハゲに声をかけられる。この日記を読んでくれていて、しかもブログもやってるということなんで、相互リンクとか約束しちゃう。冒険家のスキピオさんである。
スキピオさんにチャットルームに誘われたので、参加する。スキピオさんの友人のみどみどさんが、かなりノリがいい。なんだかすこし「FFXI」のHagePOWERみたいな感じがして、とても楽しい。
他にもバザー中に「がんばってください!」とか声をかけられる。
15万円まで下げていたけど、やっと「織物秘伝・高級生地の書」も売れた。
今日はいい日だ。
とてつもなく嬉しくて舞い上がるハゲ。
資金稼ぎと戦闘レベルをあげるためにロンドンに帰ろうかと思う。やはり地元の方がいろいろと稼げる。
ビスケー湾のあたりでガレオン船に乗るスキピオさんに捕まったので、ロンドンまで引っ張ってもらう。
ロンドンの酒場で疲れを癒していたら、マダムに声をかけられる。この日記を読んでくれていて、しかもブログもやってるということなんで、相互リンクとか約束しちゃう。商人のちゃあさんである。
今日はいったいどうしたんだ、ってくらい声をかけられる。
なんてすばらしい日なんだろう。
調子に乗って、「大型大砲鋳造法」という20万円のレシピを購入。40万円でバザーに出す。
以前80万円でバザーに出していたひとがいたが、この価格設定でもかなり強気だ。それに、「織物秘伝・高級生地の書」だって売れたのだから、もっとレアな「大型大砲鋳造法」はすぐに売れるだろう。
とか考えたのだが。
もちろん、ちっとも売れない。
報酬6万円の重キャラベルを倒すクエストを請けていたら、スキピオさんに見つかる。せっかくなんで、スキピオさんと、スキピオさんの友人の軍人マル・ブゥーンさんと3人で倒しにいくことになった。
ちなみにこのマル・ブゥーンさん、おデブでフルフェイス兜でアフリカン相撲ファッションであり、反則的にナイスなルックスなのであった。フルフェイス兜から薄っすら見える眼鏡なんて、これ以上ないオシャレだ。
人知れず、嫉妬するハゲ。
それはそうと、準備を整えてロンドンを出発。カレーで情報収集して、ビスケー湾に向かう。
スキピオさんは冒険家だし、戦闘用キャラックに乗るマル・ブゥーンさんは、このクエストに一度失敗しているようだ。ハゲだって、なんかの間違いで一度勝っただけだ。
ぶっちゃけ、負ける確立の方が高い。
談笑しながら海を進むと、3人分の重キャラベルが出現。
見た瞬間、こりゃ無理だあっはっはっは、とか思う。
ところがどっこい、戦力が分散してくれたので、ハゲが巧いことクリティカルを敵提督にかましまくり、白兵戦を仕掛けられるギリギリのところで撃破成功。
1隻しか沈めなかったので戦闘経験値は低かったが、報酬はしっかり6万円。それよりなにより、かなり緊張感があって楽しかった。
ロンドンに戻り、スキピオさんたちにお礼をいってログアウト。
ソロも楽しいけれど、こういうのも楽しいなあ、とか思ったキャプテン・ハゲであった。
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ハゲとカツラのコラボレーション。 |
反則技のアフリカ風相撲ファッション。 |
航海日誌 2005.03.24 モテモテのハゲ
ロンドンで6万円のクエストを請けて、ボルドー、リスボン経由でマディラへ。ラスパルマスで海賊を倒し、シースネイクの紋章をゲット。報酬6万円にしては弱い敵だった。距離があったからかな。
リスボンの酒場のオネーチャンのところへ、報告を頼みに行く。☆5つのクエストだから断られると思ってペチコートを買っていったのだが、一杯おごっただけであっさり報告を頼まれてくれた。
やはりハゲ頭はモテるなあ。
せっかくなんでペチコートもプレゼントしたら、親密度があがった。もう一杯おごったら、更に親密度があがった。
やはりハゲ頭はモテるなあ。
報酬をいただくと、海事ギルドでクエストを請けてマラガへ。パルマの手前で弱小海賊を倒す。
帰り道に久しぶりにイスラムのガレー船と戦おうかな、とか思ってたら、船が難破していたのでナンパしてマラガまで引っ張ってあげる。こういうときは、助け合いの精神だ。
ジブラルタル海峡の辺りで、NPCの乗るイスパニアの商用キャラックを見つけたので、鼻息を荒げながら襲い掛かる。こういうときは、海賊の精神だ。
商船だからと甘く見てたら、弾道学を使うはクリティカルかますは白兵戦仕掛けてくるはで、えらい強い。確かこいつには、スタナーIV号で一度負けている。
でも撃破。リベンジ達成。スタナーV号は若干強い程度の相手以下には無敵だ。
イスパニアへの敵対度が7アップ。はやくイスパニア人から狙われたい。
リスボンに戻って報酬をいただくと、ギルド前広場の木の下でバザーをひらく。
ロンドンでランク7からのレシピ集「織物秘伝・高級生地の書」を買ってきていたのだ。10万円で買ったこいつを、20万円で出品。あと貴族風ロール髪のカツラも8万円で出品。シースネイクは5000円。
貴族風ロール髪のカツラが真っ先に売れる。買ってくれたマッチョなナイスガイはガッツポーズ。こちらとして、とても嬉しい。きっと似合うに違いない。
「織物秘伝・高級生地の書」は、さっぱり売れず。30万とかでバザーしているひともいたのだが、やはりこういうものは売れにくい。タイミングとかもあるのだろうけど、売れる気がしない。
「大型大砲鋳造法」なら売れるかな、とか考えたけど、仕入れ値20万で不良在庫になったら目も当てられない。
やはり資金稼ぎは地道にいくしかない。
バザーで見かけたコルセアコート。120万円。
頑張ってお金を貯めなければ。
航海日誌 2005.03.23 私掠海賊になりそこねたハゲ
23時から航海開始。最近ちょっと疲れ気味なので、1時間くらいやって寝ちゃおうと思う。
気づくと深夜2時。
あれえ。ぼくちゃんじかんのかぞえかたがわかりません。えへ。
ベルゲンで木材を仕入れてロンドンでバザー。ガッツリ儲ける。そのまま城へ行って、6万円の投資。大型大砲鋳造法のレシピまで買えるようになった。交易品には、紙も出現。
だが、これ以上ロンドンに投資しても、レシピや交易品は増えないような気がする。
爵位があがれば、銀行に預けられるアイテムの数が増えるのだが、貴族風ロール髪のカツラを預けてみたところ、手数料を2500円くらい取られた。あまり頻繁に使えるものではないことが判明したので、どうでもいい。
ていうか、そろそろ次の船のことを考えなくてはいけない。
戦闘レベル16で乗れる強襲用ガレーか、戦闘レベル17で乗れる戦闘用キャラック。人員や砲塔を買う予算は確保しておかなくてはいけない。
つっても、ハゲの戦闘レベルは14であり、まだまだ先は長いのではあるが。
ハゲのことを買いかぶりすぎているロンドンの海事ギルド。10万円の報酬を約束していただけるのは嬉しいが、絶対に達成できそうもない任務なのでお断りする。
他にないかと聞いたところ、報酬6万円の仕事を紹介してくれた。ビスケー湾の私掠船を倒す、というものだ。
きた。ついにきた。
これだ。間違いない。
クローズドβテストの時の記憶が正しければ、このクエストをクリアすれば、私掠許可証がもれなく貰え、私掠海賊になることができるはずだ。
燃えてきた。敵は強いはずだが、スタナーV号ならなんとかなるはずだ。
カレーで情報を貰い、西へ向かう。
ビスケー湾に入ると、私掠船が2隻。なんとびっくり重キャラベル。無茶苦茶デカイ。
クローズドβテストからやってるのに、最近やっとまともな戦い方を身に着けたキャプテン・ハゲ。距離を取り、風上で反転しつつクリティカルを狙う。もちろん、提督の船に集中砲火だ。
渾身の勝利!
ていうか、長期戦を想定して修理用の木材を20個も買ってきたのに、17本も余ったんですが。
まあいい。とにかくこれでハゲも私掠海賊だ。ウキウキしながらロンドンへ戻る。
報酬をいただく。
経験値と名声をいただく。
仕事の紹介を始める依頼人。
あれ? なんか忘れてませんか依頼人さん。
え? なんだって?
頭でも打ったのかって? 寝言は寝てからいえだって?
私掠海賊になるのは、こんなに簡単なわけないらしい。
とぼとぼと酒場に向かうキャプテン・ハゲ。
記憶なんてぜんぜんあてになんない。
思い出してみたけど、このクエストはクローズドβテストだと地方海賊になれる海軍ギルド登録証が貰えるクエストだった。えらい難易度下がってたのだな、とか思う。
酒を飲んで気分を晴らし、コペンハーゲンの南で海賊退治。オスロで木材を大量に仕入れてロンドンでバザー。
なんだか最近、仕入れられる交易品の数が減ってきた。以前は7個仕入れられた西洋甲冑も、今では4個しか仕入れられない。オスロの木材も、仕入れられる数が減った。
こればっかりは、街に投資しても変わらない。買占め防止なのかどうか知らないけど、ちょっと不満だ。
バージョンアップがあって、敵船にいきなり白兵戦が仕掛けられなくなっていた。街の近辺も、安全地帯になったみたいだ。戦争対策なのだろうけど、これはいい修正だな、と思った。
近々、我がイギリス軍も戦争を仕掛けるらしい。
目標は、おそらくジェノヴァになるだろう。
航海日誌 2005.03.21 肉を捌く海賊
アレルギー性鼻炎薬を買ったら楽になった。今年はキビシイね花粉。外でらんない。
交易レベル6になったキャプテン・ハゲである。戦闘用フリュートに乗れるようになったハゲである。
武装がない。
リスボンのバザーで売っている砲門は、どれも50万円とか75万円とか高価なものばかり。強力だが射程の短い砲は興味がない。バランスの取れた砲門が好みなのである。
ていうか、貯蓄が80万円しかないし。そんなに高価なものは買えない。
確かにリスボンは活気ある街だが、やはりロンドンに比べるとバザーが整理されていない。それに、武装関係は名産品の関係上、ロンドンの方が豊富であるように思える。
というわけで、ロンドンへ向かおうと思うハゲである。
イスラムのガレー船に復讐? 無理無理! 当分無理!
こういう時に限って、リスボンの海事ギルドではロンドン方面の仕事を紹介してくれないわけだが、オポルト沖でちんまい仕事をひとつこなし、やっと紹介していただく。
ぼっこの戦闘キャラベルで、北に向かう。懐かしいプリマス沖を颯爽と走り抜け、わりとたやすくロンドンへ到着する。近くなったもんだ。
やはりロンドンは賑わっていた。バザーも、ちゃんと見やすく並んでいる。商業エリアに隣接して造船所もあり、バザーの商品もある程度分かれているので、かなり探しやすい。
シャウトうるさすぎだが。
散々悩んだ挙句、26万円の12門砲を2つ購入する。装甲板も1枚購入。補助帆も1枚破けそうだったので新調。シースネイクの紋章も、安く買っていたので貼り付ける。もうなくしたりしないぞ。
60万円分の装備を施した戦闘用フリュート、スタナーV号完成。
なんか手に入れてから乗るまで、えらい時間がかかったような気がする。
ロンドン沖へ出て、初航海。うーん、カッコイイ。
戦闘キャラベルで苦戦した敵船に、かなり楽に勝てるようになった。戦闘経験値を溜めるのがつらかったのだが、この船だとかなり楽に稼ぐことができる。速度も速いので、オスロやコペンハーゲンまでなら楽に往復できる。
報酬2万、3万の仕事を次々こなす。オスロに行く度に木材を大量に仕入れ、ロンドンでバザーで売りさばく。資金も順調に貯まっていく。
本当の意味でこのゲームのレベルアップとは、船を買い換える時である。
苦もなく、あっという間に戦闘レベル14になる。
問題があるとすれば、海事ギルドの依頼人が報酬10万円とか18万円とかのどえらい仕事を依頼してくることだ。高く買ってくれるのは嬉しいのだが、いくらなんでもまだ無理だって。
資金に余裕が出てきたので、ロンドンに投資を始めた。投資するには30くらいの正装度が必要なので、恥ずかしい衣服を調達。せっかくなので桃色に染めてみた。
投資を始めたのは、爵位が欲しかったのもあるが、普通買えないものが買えるようになるので楽しいのだ。
何度目かの投資で、やっと爵位が貰えた。これで銀行にアイテムを3つまで預けることができるようになった。船に乗せているだけでアイテムは疲労するので、先物買いをした場合に便利だ。
最近装備品がすぐボロボロになる。白兵戦をしていると、耐久度減りが早いのかも知れない。レザージレもブーツも狩人の槍も買い換えた。ケルトの腕輪も壊れてしまったのだが、品薄で流通していない。
まだ北にこれないTARUTOに買ってきてと頼まれた、「お菓子の作り方・初級編」と「畜産秘伝・牛の章」と「畜産秘伝・羊の章」。とりあえず、買って持っておく。いつ地中海に戻るかまだわからないけど。
クエストのついでに交易をしていたら、羊が売っていた。
レシピ集って、使っても減らないよな。
TARUTOに許可も取らず、勝手にもりもり羊の乳を搾り始めるハゲ。これで英国の白いパンをモリモリ作れる。ビスケットだって作っちゃう。
調理ランクが3になると、牛を見つけたらモリモリ捌き始める。
特筆すべきはエディンバラ。牛と羊が大量に買えるので、モリモリ捌いて牛肉と羊肉を作る。ウィスキーも安いので、大量に仕入れてそれらを対岸のベンガルに持っていくと、利益が3万円を超えた。交易経験値がっぽり。
交易レベルが7になる。
なんだったんだ地中海。
貯蓄も70万円まで回復してきた。やっぱグレートなブリテンだぜ、とかほくそ笑むキャプテン・ハゲであった。
オスロとロンドンを往復するだけで冒険経験値が50くらい入るので、冒険レベルも上がった。冒険レベル10、交易レベル7、戦闘レベル14になった。
投資を続けていると、大砲系なんかのレシピ集が買えるようになった。
いちばん嬉しかったのが、ついに貴族風ロール髪のカツラが買えるようになったことだ。ハゲ頭にピッタリフィット。必要ないのに思わず衝動買いしてしまった。
資金を貯めて、リスボンでカツラ屋でも開こうか、とか画策中である。
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やっと乗れたスタナーV号。 |
正装度の高まった実にジェントルなハゲ。 |
航海日誌 2005.03.19 とても厳しい商人修行
3連休である。もちろん、どこへも行かず海へ出ちゃうのである。自宅にいながら地中海旅行を満喫。実にリーズナブル。実に堕落的。
ていうか外は花粉地獄ですYO!
キャプテン・ハゲもそろそろお年頃である。具体的にいうと、そろそろ船の代え時である。だってもう戦闘レベル13なんですから。
散々乗り回した戦闘用キャラベル。竜骨もボロボロで、以前勝てた相手にも勝てなくなってきた。どうにもこうにも撃沈王の称号再び、である。いくらなんでも負けすぎ、である。泣きそうなのである。
気づけば、1ランク下のボロの軽キャラベルと耐久力が変わらない。
そろそろ船の代え時なのである。
戦闘レベル13というと、バーバリアンガレーに乗れるレベルである。しかし、このガレー船は船員数75名。白兵戦で圧倒的な力を発揮するのは確実なのだが、食費や給料や酒代などの維持費がえらいことになりそうだ。相当な蓄えと稼ぎが前提となる。ぶっちゃけ、自信がない。
もうひとつの選択肢は、戦闘用フリュートである。こいつは船員数32人だが性能がよく、戦闘レベル11で乗れる。
造船技師でもある冒険家のワインに聞いてみたところ、バーバリアンガレーはアレクサンドリアでしか作れないから無理だという。フリュートは、ロンドンで作れるらしい。クローズドβテストの時は、ハゲはロンドンでこの船を買った。
戦闘用フリュートは、クローズドβテストの時、ハゲが最後に乗っていた船だ。なんとなく、愛着もある。
やはりここは戦闘用フリュートに乗ろう、と思う。
ワインがイギリス方面にわざわざ仕事を作ってくれたので、戦闘用フリュートを発注する。リスボンはロンドンと違い、なかなか造船技師がいない。船を安価で作ります、ってシャウトもない。
ワインに発注した直後にシャウトがあった。しかも同時に3件くらい。今まで聞いたことなかったのに。なんだこのタイミング。
それでもやっぱり知り合いに頼んだほうがいい。とか思ってたら、ロンドンに着いたワインから連絡。戦闘用フリュートはまだ造れないらしい。残念。
リスボンにて、さっきまで30万円で即納、ってシャウトだったのに、直後に26万円で即納、って別のひとのシャウトがあって、しぶしぶ値下げして26万円でとシャウトしたひとに交渉。
新造の戦闘用フリュートを手に入れる。
わくわくしながら、港へ向かう。戦闘用フリュートで初航海だ。
乗れない。
よく見たら、この船、交易レベルが6必要だ。
ハゲの交易レベルは、5。レベル6まであと260くらい。
こうして、キャプテン・ハゲの商人修行が始まった。
交易レベルを上げるには、当然だが交易して経験値を稼ぐしかない。
交易で利益が1万円以上出ると交易経験値が20くらい入るのだが、ロンドン近海と違って、地中海だとなにが儲かるのかわからない。相場の動きも激しい。だから、こっちにきてから交易はやらなくなっていた。
交易で経験値が稼げないとあれば、交易クエストをこなすしかないのだが、交易名声が10くらいしかないので請けられない。
まいったなあ、やっぱバーバリアンガレーにすればよかったなあ、とか思ってたら、心を見透かすような絶妙なタイミングで新造バーバリアンガレーを安く売るというシャウトが。
聞かなかったことにする。
だってもう戦闘用フリュート買っちゃったし。75人雇う甲斐性もないし。
というわけで、商人のTARUTOさん(3代目)に協力していただく。
ワインに輸送用ガレーを作ってもらってブイブイ交易というか調理しまくるTARUTOを提督にして、交易クエスト請けていただく。提督が受けたクエストは、名声に関係なく請けられるのだ。
地中海を走り回って、経験値5ポイント。3ポイント。たまに10ポイント。ヘタすりゃ1ポイント。
260ポイント溜めるのに何十時間必要だというのだ。
くじけそうになったので、他の方法を試す。
生産である。
具体的にいうと、調理である。TARUTOの指示に従い、セビリアで調理スキルを取り、パルマで「誰でもできる簡単レシピ」を買い、ピサで「はじめて焼くパン」を買い、小麦をゴリゴリ小麦粉にする。小麦粉挽きは、調理の基本なのである。誰もが通る道なのである。ゴリゴリ。
大成功すると、交易経験値が1ポイント貰える。小麦は大量に買えるから、運がいいと7ポイントくらい入る。
交易クエストなんてやってらんね。
地中海を走り回って小麦や卵を買い漁る。小麦粉と卵を練って焼いてベーグルを作る。ついでなので、交易クエストも請ける。セビリアでは、ハゲは商人として有名だ。
イスパニアの弱い商船は、見かけたら襲うけど。イスパニアへの敵対度は50くらい溜まっているが、まだ問題ないみたい。調理のために、セビリアに入りまくる。
地道に交易経験値を溜める。1円玉貯金の気分である。
あと200。まだ先は長い。
あと150。ここからが長い。
あと100。ここからが長いのだ。
あと50。ここからがまた長いのだ。
あと25。ここからがまた長いんだなこれが。
あと10……。
やっとのことで、レベルアップ! 交易レベル6になった。
小麦粉まみれのハゲ。
調理ランクも2になった。なんだか調理に目覚めてきた。
バタリ。
航海日誌 2005.03.17 イスパニアの敵
そういや「大航海時代 Online」のパッケージ版(トライアルパック)をコーエーショップで予約して買った。
うん。わかっているよ。
お金払ってパッケージ版を買っても、ダウンロード版と同じくアップグレードチケットを買わないと正式ユーザになれないって。CD−ROMでインストールできるから、ただ単にダウンロードしなくて済むだけなんだって。
税込み2604円+送料500円。
でも、マニュアルと地図がついてたからいいんだもん!
税込み2604円+送料500円。
それはそうと、『大航海時代 Online ワールドガイド』は2005年3月下旬発送予定で税込価格1575円。
2部予約シチャッタ! YEAH!
「大航海時代 Online パワーアップキット」って出るのだろうか。わくわく。
今日はハゲである。
トレードマークのヘビを奪われたハゲである。
マルセイユの海事ギルドの依頼人は、へこんだハゲを心配してか、ロンドンへ行くような仕事ばかりをリストアップしてきた。だが、ハゲにもプライドがある。
あのイスラムのガレー船に復讐をしないうちは、母国になんて帰れない。
セビリアに書簡を届ける仕事を請けて、船に乗る。
イスパニアの首都であるセビリアは好きな街ではあるのだが、いかんせんひとが少ない。バザーも少なく、欲しいものが手に入らない。そろそろ武器にガタがきているので、新しいものが欲しいのだが。
相変わらず、イギリス人には厳しいセビリアの海事ギルド。ろくな仕事を紹介してくれない。
オポルト近海へ海賊退治に行った帰りに、魚くさい街リスボンに入る。ここはロンドン並に人が多く、バザーも豊富だ。アフリカファッションも流行っている。狩人の槍を、10万円で購入。
酒場で仕事の報告を済ますと、海事ギルドへ行く。ここはセビリアよりはマシで、報酬2万円くらいの仕事を紹介してくれた。
お節介な依頼人のいるマルセイユまで戻るのも面倒なので、しばらくリスボンを本拠地にしようかと思う。
街の人の相談に乗るような細かい仕事もこなしていたら、かなりいい具合に仕事を紹介してくれるようになった。さすがに報酬4万円の仕事は請けられないが、1.5万円〜2万円くらいの仕事なら喜んで請ける。
セウタまで海賊退治にでかける。
なんとなく、ジブラルタル海峡の辺りでイスパニアのNPCの船を襲う。
近づいてきたら、結構でかい。キャラック船だった。1発撃ってみたら1ダメージしか与えられなかったので、脱兎のごとく逃げ出す。
なんだかむしゃくしゃするので、セウタ沖で別のイスパニアのNPCの船を襲う。
今度はキャラベル船だ。船員数も25人。これなら勝てる。白兵戦をしかけ、収奪して沈める。レモンパームしか乗せていなかったのが、哀愁を誘う。
イスパニアへの敵対度が10あがった。
この10という値が、羽毛のように軽いのか、鉄球のように重いのか、よくわからない。
しかし、キャプテン・ハゲがイスパニアの敵に回った瞬間である。
ドレーク船長がスペインの無敵艦隊を撃退したのは、それほど昔の話ではない(ていうか未来の話?)。母国イングランドとイスパニアの仲は、昔から悪かったのである。敵になって当然なのである。
なんだか興奮覚めやらぬハゲである。
なんだかセビリアが遠く感じるようになった。もうあの街には入れない。いや、敵対度10くらいじゃ問題ないだろうけど、なんとなく気分的に。
新たにクエストを請けてリスボンから出たら、さっき沈めた船と同じ名前のNPCの船団が目の前に。しかもでっかいガレオン船。うわー、復讐にきやがったのか!? とかビビってたら、ハゲを無視してリスボンに入港していった。
ログを確認したら、名は同じだけど姓が違っていた。よくある名前なのね。
キャプテン・ハゲは、意外と小心者なのである。
経験値稼ぎにと、ファロ沖でクエストをクリアすると、危険海域のラスパルマス近海へ向かう。補給をしつつ、モロッコ海賊をモリモリ倒して稼ぐ。敵の砲弾で、船員をバンバンすっ飛ばされる。せっかく鍛えたのに。
戦闘レベルが12になったので、リスボンへ戻ろうと思う。
帰り道で、プレイヤーに襲撃される。
しまった、イスパニアの復讐か!? もうちまたで噂になてるのか!? とか思ってビビってたら、「まちがえましたー!」といわれる。船を見ようとして間違えて戦うボタンをクリックしちゃったようだ。ハゲも昔やったことがあるので、気持ちは良くわかる。
ほっと胸をなでおろし、リスボンへ急ぐ。
キャプテン・ハゲは、意外と小心者なのである。
航海日誌 2005.03.16 魚くさいインテリン
今日から正式サービスの開始だ。
正式サービス開始とともに、スタート地点の街が増える(ネーデルランド、フランス、イタリア)と思ってたのだが、ガセネタだった。ガッカリ。順次追加されるらしく、いずれ国籍を変えることもできるという。
この大航海時代はイングランドとイスパニアとポルトガルの時代なので、仕方がないといえば仕方がない。
今日はインテリンの出番である。ハゲに騙されてリスボンにきちゃった謎の商人である。
最近、街にはいろいろな姿のひとがいる。アフリカの民族衣装っぽいひととか、金色の甲冑着ているひととか。そのほかにも、見慣れない服装をしているひとがちらほら。
かなり無秩序かつファンタスティックな世界になりつつある。
バザーを見ても、見慣れない交易品とかを売っているひとを見かける。遠い地でめずらしいものを仕入れ、母国に帰って売る。現実的で当たり前のことだけど、こんなことができるのはこのオンラインゲームだけだろう。母国が賑わうのは、なんだか嬉しい。
先行者が頑張れば頑張るほど、新しく始めるひとや、のんびりやってるひとが暮らしやすくなるゲームだと思う。
リスボンの交易ギルドの依頼人が紹介してくれる仕事は、どれも仕入れ系のものばかりでめんどくさそうだ。しかも、危険海域のマディラに行かせたがっているような意地悪なメニュー。
いちばん簡単そうなクエストを受け、オポルトにアーモンドを届けに向かう。
オポルトには、皮革が売っていた。道具屋には、リンネル製ペチコートも売っている。帆を作ろうと思ってアムステルダムで買ってきた麻生地は、まだ20枚余っている。
手元のモードデザイン集・第1巻を見ると、この材料で羊皮飾ペチコートができると書いてある。インテリンも愛用しているカッコイイ服だ。さっそく作成。
ヒツジやニワトリの毛を毟ったり、木材を削ったりして、やっと服が作れるようになった。ちょっと嬉しい。
リスボンの交易ギルドの依頼人が紹介してくれる仕事は、相変わらずどれも仕入れ系のものばかりでめんどくさそうだ。報酬と届け先と期間を見て、いちばん効率のよさそうなクエストを受ける。
リスボンの王宮に、魚肉を100樽届ける。
100樽て。大丈夫かこの国。王族にかなり激しい魚肉マニアでもいるのか。ていうか、なんでこんなめんどくさいクエスト受けたんだ。アタマ大丈夫かインテリン。
受けちゃったもんはしょうがないので、オポルト、リスボン、ファロを行き来しながら船で釣り。
せっかくなので、リスボンでニワトリを買っては毛を毟り、オポルトで塩を買いファロで卵を買いゆでたまごを作る。オポルトで小麦を買って小麦粉にしたり。羊皮飾ペチコートもあと2枚ほど作成してみた。
羊皮飾ペチコートはバザーで売り出してみたのだが、ぜんぜん売れない。カッコイイのに。インテリンは当初28000円で買ったのだが、もう25000円じゃ売れないのだろう。20000円まで下げたけど、さっぱり売れない。売ってる人が他にいなくて相場がわからないのだが、15000円くらいかな。そういや、店売り価格を確認してなかった。
魚肉は、オポルトとファロで買える。それ以外に、釣りで得た魚を保管スキルで魚肉に。
所持金がモリモリ減って行く。なんて悪趣味な拷問クエストなんだ。
100樽も持って歩けないので、何度もリスボンの王宮に行き、衛兵に納品する。なんだか身体が魚くさくなってきたような気がするインテリン。王宮は、もう壊滅的に魚くさい。
調理スキルがランク2になったころに、やっと100樽納品完了する。
ロンドンに帰りたい、と切に思うインテリンであった。こんな魚くさい国イヤだ。
|
自作の羊皮飾ペチコート。ぜんぜん売れない。 |
縫製メモ
麻生地(織物) | アムステルダム |
毛織生地(織物) | アムステルダム、ジェノバ、ピサ |
ニット(織物) | ジェノバ、カイロ |
皮革(繊維) | ストックホルム、オポルト |
フェルト製アクトン♂(胴装備) | アントワープ、プリマス、オポルト、マラガ、セウタ |
リンネル製ペチコート♀(胴装備) | アントワープ、プリマス、オポルト、バレンシア、バルセロナ、ピサ |
木材(工業品) | ベルゲン、オスロ |
ニワトリ(家畜) | ヘルデル、リスボン |
ヒツジ(家畜) | ヘルデル、エディンバラ |
アヒル(家畜) | ヒホン、モンペリエ |
ヤギ(家畜) | カリアリ |
織物秘伝・生地の書(ランク3〜8) | プリマス(?) |
航海日誌 2005.03.14 キャプテン・ハゲの意地
セビリアでクエストを受けて、パルマへ。相変わらず、セビリアの海事ギルドはあまりいい仕事を紹介してくれない。クエストだけじゃ経験は詰めないな、と思ったのでそのままカリアリに向かう。
カリアリの南の海域で、イスラム系のガレー船と戦おうと思ったのだが、4隻とかで艦隊組んでいるうえに、でっかいガレー船も含まれているので、からまれただけで即死しそうなので逃げ出す。
1隻でぷかぷか浮いてたちいさめのガレー船を見つけて、猛然と襲い掛かる。この世は弱肉強食なのである。
かなりてこずる。
マルセイユの酒場で、クエストの報告を済ませる。セビリアの海事ギルドにはうんざりなので、しばらくマルセイユを本拠地にしたいと思う。
マルセイユの海事ギルドで細かいクエストを受けていたら、報酬3万円のクエストが出た。これって確か、転職が可能になる海軍ギルド登録証が貰えるクエストだ。
カルヴィで情報収集し、サッサリ沖で私掠船を倒す。なかなか戦いがいのある敵だ。経験値もかなり入る。
ついでなので、カリアリの南の海域で、1隻でぷかぷか浮いてるちいさめのガレー船を探す。しかしあまり単独の船は見当たらず、そのまま西へ流れる。
ついでなので、海岸線ぎりぎりを航海しつつ、アルジェというイスラム圏の都市へ行こうと思う。もっこりした帽子を買ったので、頭髪の変装はバッチリだ。
ガレー船に気づかれないように、お忍びでアルジェに到着。
言葉が通じない。
言語を覚えてないので当然だ。酒場で酒を飲んで疲れを癒すこともできず。補給だけして海へ出る。
海には、からまれただけで即死しそうなガレー船の団体さんがうようよ。そういえば、クローズドβテストの時は、この町に近寄ることさえできなかった。恐る恐る、北を目指す。
盗賊船にからまれた。
敵は3隻だが、船は小さい。この程度のやつなら、安心だ。
距離をとって砲撃しようと思っていたら、生意気にも白兵戦を仕掛けてきた。ウチの鍛え上げられた船員たちをナメるんじゃねーぞ! とか思うも、徐々に劣勢になってきた。ヤバイ、かなり強い。逆の意味で見掛け倒しだ。
船員がかなり減ってきたので、逃走する。失敗。もう一度、逃走。失敗。手術道具を連打する準備をしつつ、逃走。失敗。おいおいおいおい、と思うも逃走失敗。いくらなんでもと思いつつ、逃走失敗。
そんなバかな。
最後のひとり、船員ゴンザレスが、海に落とされる。
いちども逃走が成功することなく、ストレートに船員を皆殺しにされる。
ボコボコにしたハゲをあざ笑いながら、盗賊たちはスタナー号のエンブレムのヘビをはがして持っていった。
これ以上ない屈辱である。
悔しさに涙を浮かべるハゲ。
浮き輪を海に放り投げると、ひょっこりとゴンザレスが戻ってきた。とりあえず、アルジェに向かおう。
ガレー船団に襲われる。
容赦ないなイスラムの民め。ガレー船が白兵戦を仕掛けてきて、ゴンザレスが、海に落とされる。
積荷を持っていった敵船が遠ざかったところで、浮き輪を海に放り投げると、ひょっこりとゴンザレスが戻ってきた。そのまま目の前にあったアルジェに到着。でも資材を補充するくらいしかできない。なにしろ、言葉が通じない。
意を決して、海に出る。からまれただけで即死しそうなガレー船の団体さんがうようよ。また襲われて海とアルジェを永久ループになるんじゃないかと思うと、背筋が凍る。
運良く、離れたところにいたガレー船に襲われたので、危険海域から逃げるように戦線離脱。ほっと一息。船員不足でやたら遅い船で、そのままパルマを目指す。
ゴンザレスと二人旅。しかしハゲへの忠誠度はどこへやら。栄養不足だと騒いだり、ホームシックにかかったり、わがままいい放題。そういや、ロンドンで連れてきた船員で残ったのは、こいつだけなんだなあ。
今夜はこのままじゃ終われない。なんか悔しい。
パルマとマルセイユで、フランス人の船員を雇う。フランス人の船員たちは、さすがに忠誠度は低く、錬度も低い。鍛えるために、手ごろなちいさな船を見つけては襲い掛かるが、なかなか強くならない。
マルセイユの海事ギルドで、報酬3万円のクエストが出た。さすがフランス、イスパニアとは違う。転職が可能になる海軍ギルド登録証が2枚になるが、持っていて損はないだろう。商人に転職して軍人に戻る、とかすると大損しそうだが。
カルヴィで情報収集し、サッサリ沖で私掠船と遭遇。どうせ余裕だ。船員を鍛えるのにちょうどいいと思い、白兵戦で襲い掛かる。
船員が、ばったばったと死んでいく。
表示される攻撃力と防御力では大差ないのだが、錬度は隠し要素として絶大なる効力を発揮していた。あきらかに、スタナー号の船員は弱い。どんどん減っていく。
なんとか逃走に成功。しかし船は度重なる攻撃でボロボロ。しかも、積んでいた木材が在庫切れ。
スタナー号、本日3度目の轟沈。
キャプテン・ハゲ、号泣。
浮き輪で復帰し、サッサリに漂着。減った船員は、逃走直後に手術道具を使って切って張って繋いだのでそんなに減ってない。忠誠度は低いけど、新人を雇うよりはマシだ。最近キャプテン・ハゲの不甲斐ない噂が蔓延しているのか、ベテランの船員はなかなか誘いに応じてくれないし。
木材を山ほど積んで海に出ると、スタナー号の修理。修理が終わると、すぐにリベンジ戦。こうなったら意地だ。勝つまでやめない。
いきなりグローブが壊れたりとか不吉な予感が漂うが、今度は砲撃で戦い、苦戦しつつも私掠船2隻を沈める。リベンジ完了。
マルセイユに戻り、報酬3万円と海軍ギルド登録証をいただく。
時計は、深夜2時過ぎ。
やはり無理はよくないみたいです。ゲフン。
航海日誌 2005.03.13 インテリンの失策
セビリアでテキトーなクエストを受けて、西へ東へ。ポルトガルとイスパニアが戦争してたけど、イングランド人のハゲにはまったく関係がない。
なんだかんだで必死こいて頑張り、戦闘レベル11になった。
たまに謎の商人インテリンの出番がある。おもに土日の午前中とか、ちょっと空いた時間に1〜2時間とか。
だったのだが、ついつい面白くて頑張っちゃう。商人面白いわやっぱ。
主にヘルデルが拠点。ニワトリと羊の毛を毟る。クエストをクリアしたら誰でもできる簡単レシピを貰ったので、調理スキルを覚えて塩と卵でゆで卵を作る。
バターを5箱持って酒場に納品しに行ったら、チーズを5箱だといわれたりしながら、こつこつ合成を頑張る。やっと縫製スキルランク2になったので、単帆補助帆も作り始める。アムステルダムで麻生地を仕入れ、ベルゲンへ行って木材を仕入れる。でも船がちいさいので、素材を大量に仕入れられない。
服を買ってばかりで総資産が7000円くらいしかなく、交易の資金すらままならなかったのだが、さすがは商人だけあって、数時間頑張ると10万円くらいの利益が出た。
ロンドンで叫んだら、やさしい造船職人が2本マストコグを58000円で作ってくれた(定価96000円)。名匠の6門砲もバザーで安いのを買い、準備万端。船員は20人まで乗せられるが、金を食うので、2人増やすだけの10人に。
オスロに60日以内に行くだけという簡単な冒険者クエストを受けて、アムステルダムで麻生地を仕入れてから北へ向かう。ついでにイギリスミッションをこなして幽霊船を見送る。
麻生地2枚と木材1本で、1枚のちいさな補助帆ができる。手持ちの麻生地が、あっという間になくなる。今度は木材を55本買い占めて、アムステルダムへ向かう。
アムステルダムで麻生地を買い、ヘルデルへ行き、補助帆を作りつつニワトリと羊の毛を毟り、塩と卵でゆで卵を作り、酒場で疲れを癒すとアムステルダムへ。
延々とピストン移動。
やたら楽しい。
しかし、完成した補助帆は店売りで250円とか750円とか。性能が低すぎて、バザーじゃ売れない。かなりの赤字である。
やっと縫製スキルランク3になった。金はかかるが上がるのは早い。まだ序盤だけど。
今度はすこし性能が高い補助帆を作る。麻生地10枚と、木材5本。麻生地は一度に19枚買えるが最小単位が10枚なので10枚しか買えない。なんだそりゃ。
やっぱりヘルデルとアムステルダムを高速ピストン運動である。
完成した補助帆は、店売りで4000円。木材1本500円、麻生地1枚600円とすると、1つ作るのに原価で8500円もかかるから、やっぱり赤字である。
でも、バザーで売れることが判明した。定価より安めの設定で、通常時のものを6000円、プチ成功時のものを8200円、大成功時にできたものを10000円で売り切る。
赤字は赤字だけど。
なんだかんだやってたら、冒険レベル5、交易レベル6、戦闘レベル4になった。
木材を使い切ったので、ちょっと気分転換に遠出してみることにする。ハゲの時の記憶で、地中海には合成素材が豊富だったような気がしたのだ。
大ハズレ。
麻生地はアムステルダムにしかなく、木材はベルゲンとオスロにしかないことが判明。
リスボンで、途方に暮れるインテリン。
あのハゲ、全然あてにならない。
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新しい服を買ってみたものの、独身教師度が更に高くなったので封印。 |
航海日誌 2005.03.10 野生の勘
これをこなしたら有名人になれるぜ、と、セビリアの海事クエストの依頼人におだてられて、危険海域のラスパルマス方面まで行き、私掠船3隻を沈める。
セビリアに戻ってきて、報酬の30000円と、ギルド登録証をいただく。
ギルドマスターのところへ行き、傭兵から地方海賊へ転職届け。漕船、収奪のスキルを揃える。
逮捕しなくていいのでしょうか。
砲術のスキルポイントがかなり溜まってたので、スキルアップするかと思ったがしなかった。代わりに、銃撃と修理のスキルが下がった。
なんだか損したような気がしてならないキャプテン・ハゲである。
LV10を越えると、なかなかレベルが上がらなくなる。私掠船を倒して有名人になったはずなのに、セビリアの海事クエストの依頼人は、ろくなクエストを紹介してくれない。
地道にクエストの途中で寄り道して海賊を倒し、経験値稼ぎ。
モロッコ海賊、船はでかいしそれなりに強いのに2隻セットで経験値11とか納得いかない。バルセロナ行ってファロの西で海賊倒してクエスト経験値10とかも納得いかない。
なんだかロンドンが恋しくなってきた。
セビリアで、ワインとRyokoと合流してしばし談話。「XXX」が多くて話が通じにくい。
2人と別れると、Toruteのクエストの護衛で、ラスパルマスまで向かう。
Toruteが提督になり、ハゲも商人クエストを受ける。交易名声はぜんぜん上がらないので、未だに交易クエストが受けられないから、非常に助かる。
海賊に襲い掛かりながら、危険海域に突入。なにごともなく、ラスパルマスに到着。
帰りも海賊に襲い掛かったり奇襲されたり。この辺の海賊はちょうどいい強さなので、4隻くらい出てもハゲひとりでなんとかしのげる。ていうか、白兵戦で沈めまくる。やっぱガレー船のがいいかなこのハゲ。
Toruteの船がクリティカル受けまくって危なかったけど、ハゲの修理スキル連打でなんとかしのぐ。
途中で寄航したカサブランカを出た辺りで6隻の海賊に襲われたが、いいかげん面倒くさくなったので逃走する。もう深夜1時過ぎているので、ヤバイ時間帯だ。
逃走後、あることに気づく。
Toruteが提督じゃん。
忘れていたけど、このゲーム、提督が撃沈されたらその艦隊は負けになるのだった。
野生の勘が働いてよかった。
野生の勘といえば、この日は早めに仕事場を出たのだが、そのあとサーバ障害が起こり、復旧まで10時間かかっていた。技術者はもちろん、徹夜で作業だ。
別にいてもいなくてもなにも変わらなかっただろうけど、……本当に申し訳ない。
航海日誌 2005.03.09 カマを掘られたスタナー号
今日からセビリアで頑張ろうと思うキャプテン・ハゲだったが、海事ギルドが嫌がらせをしてろくな仕事を紹介してくれない。いちばん高額な仕事が、18000円の海賊退治。
ナメられたものだな、とか思いながらクエストを受けて出航。
でもこのクエスト、海賊がいる場所がチュニス沖なんですけど。えらい遠いしえらい危険な海域だ。
西地中海に入り、まずはパルマに寄航。バルセロナ、モンペリエ、マルセイユ、カルヴィ、ジェノバ、ピサを経由してカリアリにやっとこさ到着。
この近海は、イスラム圏のゴッツイ海賊が多い。しかも、全部ガレー船だ。
ビクビクしながら、チュニスの東へ向かう。目当ての海賊が出現。鼻くそほじりながら撃沈。なんでこんなところまでわざわざ雑魚を倒しにこなけりゃいけないんだ。
試しにチュニスに寄ってみたけど、変装度15くらいじゃ街に入れなかった。
このままでは欲求不満なので、その辺にいたガレー船を襲撃する。やはり、強い。ダメージはさほど喰らわないのだが、なかなか相手も沈まない。砲弾5個くらいじゃあ、2〜3隻倒すので精一杯だ。
カリアリで補給し、西へ針路を取る。行きに無視したバレンシアに寄って、セビリアを目指す。
イギリスミッションで退治するはずの不審船を発見。襲い掛かったら、イギリスミッションのオネーチャンがいきなり船ごと出現。もしや、ずっとハゲの背後にいたのか。ストーカーだったのか。
ゆっくり白兵戦で片付けようと思ってたのに、勝手に提督の船を沈められる。
戦闘が終わると、イギリスミッションのオネーチャンは、疲れた顔してイギリスに戻るという。
別れた直後、振り返ったら、また不審船と戦っていた。こりゃ疲労も溜まるわけだ。
セビリアでクエストの報告。報酬は、18000円キッカリ。だが、ちょっとはハゲのことを認めてくれたのか、すこしマシなクエストを紹介してくれた。
パルマに行き、あっさりと目的の海賊を倒す。敵は3隻出現したが、すべて白兵戦で沈めた。
こも辺では無敵なんじゃないだろうか、とか思い上がるキャプテンハゲ。
北アフリカ大陸ぞいには、イスラム圏のガレー船がうようよしている。ちょいと実力を試しに襲い掛かってやろうか、とか思ったけど、見た目で既にえらい強そうなので、すごすごと逃げ出す。
ちょうどよさそうなガレー船を発見。2隻セットでえらい強かったが、なんとか勝利できた。
もう1戦くらいできるかな、とか思ったので、同じ2隻セットのガレー船に近づく。襲ってくれたので、戦闘開始。
砲弾が尽きる。
まだ2隻とも残っているが、こりゃ白兵戦しかない。相手はガレー船だけあって、執拗に近づいてくるので逆手に取ろう。相手は40人だが、こっちだって鍛え上げた船員が32人。スキルを使えばなんとかなる。
敵船が、スタナーIV号のシリにぴったり張り付く。
さあこい。白兵戦だ。うしゃーンナロ!
ラムで衝突される。
見たことないくらいの大ダメージ。
ガッツンガツンダメージを喰らう。船尾がゴリゴリ削れて行くスタナーIV号。必死こいて修理スキルを連打。
もう1隻のガレー船にとどめの衝突を喰らってスタナーIV号轟沈。
そうか、白兵戦じゃなくて衝突が得意なのかこの辺の海賊は。
浮き輪を使ってその場で復帰。ゆでたまごをモリモリ食いながら、残った木材で修理してたらまた襲われたので、必死こいて逃げる。
セウタで補給し、ほっと一息。木材を大量に抱え、修理しながらセビリアを目指す。なんだかえらい修理スキルが上がったような気がする。
八つ当たりに、その辺の海賊を倒す。
戦闘レベルが1つ上がって、戦闘レベル10、冒険レベル7、交易レベル5になった。
砲弾は多目に積んでおこう!
航海日誌 2005.03.08 地中海のキャプテン・ハゲ
相変わらずロンドン沖とオスロあたりまでの海域を行ったりきたりしていたキャプテン・ハゲだったが、イギリスミッションが進んで西地中海の入稿許可書を貰ってしまった。これでとりあえず、ピサの斜塔を見る権利と、イスラムの海賊にボコボコにされる権利を得たわけだ。。
まだ北欧のリガとかストックホルムには行っていないのだが、そろそろロンドン近海も飽きてきたところなので、地中海へ殴りこみをかけることにする。
まずは理由だ。ロンドンでクエストを探すと、マラガに行って話を聞いてくるだけというやつがあった。報酬は18000円。安いけど、他は海賊退治74000円とかしかないので仕方がない。
まずはアムステルダムに寄って交易品を売り、そのままナントへ直行。ボルドー、ヒホン、オポルトを経由して、リスボンへ到着。ファロ、セビリアに寄航しつつ、やっとマラガに到着。
これで報酬18000円は安すぎだろ。
帰りはちょいとセウタに寄って、セビリアに到着。すこしだけ仲良くなった酒場のオネーチャンに報告して、報酬をいただく。
これからしばらく、ここを拠点にしようと思う。
旅の途中で、ポルトガル語、イタリア語、西アフリカ諸国語を覚えた。バイリンガルじゃなくてマルチリンガルなハゲである。チリン。
念願の操舵スキルも習得したので、ギュンギュン旋回してみる。なかなか具合がよろしい。これで敵にクリティカルを喰らう確立が減ればよいのだが。
やっぱ地中海は活気があるね。ちいさな街にもひとがイッパイ。
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ブサイクな猫とたわむれるハゲ。 |
やっとセビリアに到達したハゲ。 |
航海日誌 2005.03.07 臆病なキャプテン・ハゲ
会社のPCがイカレた。具体的にいうと、1分〜1時間で自動的に電源が落ちてくれる。ワーイ省エネだー。とか喜んでらんない。編集してたファイルが消えた。受信ボックスのメールが全部消えた。仕事できない(昼休みに日記書けない)。
なんか知らないけど、会社のPCは半年くらいで1台壊れる(他のひとはそんなことない)。自宅のPCは1年以上頑張ってるのに(たまに起動しないけど)。
サーバセンターに出かけて震える。最近のLINUXは凄い便利だね。
オスロからロンドンに帰ると、イギリスミッションのオネーチャンの影の薄い兄が逮捕されてたので、オネーチャンの付き添いとして城へ出頭。話に入れず、なんだか疎外感を受ける。
オネーチャンが某マ・クベみたいなオッサンの部下になったところで、やっと開放される。鼻くそほじりながら、近場の海に金を稼ぎに行く。
海軍ギルドには、報酬4万円のクエストとか、7万円のクエストとかが出現。それ以外は4000円とか8000円とか。差が激しい。報酬3万円のクエストでギリギリなので、高額報酬のクエストはちょっと躊躇する。
クローズドβテストの時には、ソロで星7個で報酬7万ドルのクエストのクエストを強引にクリアしたことがあった。船は1ランク上の戦闘用フリュートだったけど。
6万ドルの転職クエストなんか、戦闘用キャラベルでブイブイ戦ってたような気がするのだが。
臆病になったもんだなあ、とか思う。
船が傷つくことに恐れはなくなったのだが。
そういえば、まだ2回くらいしか轟沈していないような気がする。昔は、調子に乗って何度も難破したものだったが。保険金詐欺か、ってくらいに。
とか思いながら、カレーに特産品を尋ねに行くキャプテン・ハゲ。
交易レベルが1つ上がって、戦闘レベル9、冒険レベル6、交易レベル5になった。
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わりと背が低いハゲ。 |
航海日誌 2005.03.06 丑三つ時の悪夢
私椋船じゃなくて私掠船だった。(国に認められて)私的に掠奪する船だね。教えてくれてありがとーう。
こっそり修正しました。
相変わらず地中海には目もくれず、イングランド沖をと北欧を往復する毎日。ロンドンでがっぽり仕入れてヘルデルで売ると、利益が10000円越えることが判明したので、モリモリ儲けている。相場は、記憶と野生の勘で判断。
コペンハーゲンに行った帰りに、難破している船を発見。
そういや数ヶ月前にオスロで補給物資を積んでいたことを思い出し、救助に向かう。救援物資を渡すと、すっかりゾンビとスケルトンになった船員たちに感謝される。そのまま幽霊船は、コペンハーゲンへ向かって行った。
オスロに到着すると、「なんて素早い対応なんだ!」「素晴らしい!」とか、しこたま嫌味をいわれる。きっとコペンハーゲンで、とんでもない大惨事が起こったに違いない。幽霊船入港。
ロンドンで商人Toruteと冒険家Elzaと冒険軍人Ryokoと組んで、オスロ方面へ海賊退治。
そろそろ目当ての海賊が出るかな、と思ってたら全然関係ない海賊に奇襲されてElza轟沈。強い船が6隻以上出やがったので、どうしようもない。ほうぼうのていで尻をまくって逃げ出す。
浮き輪を使ってElza救出。修理しまくって木材を枯渇させるも、目当ての海賊は鼻くそみたいな強さだったのであっさり勝利。
オスロで木材を仕入れ、ロンドンへ向かう。
帰る途中で、また私掠船に襲われる。パーティー組むと、襲われやすいのか。
ロンドンで報告して、報酬をいただく。Ryokoに木材を20個仕入れるクエストが出たので、受けていただいて連続してクリア。ガッポリ儲ける。何故か海賊退治より木材納入した方が貰える名声が多かった。
軽ガレー船を買おうかどうしようか悩んでいた。船員15人から一気に40人に増えると、ちょっと維持費がもたないような気がする。漕船のスキルもないし。白兵戦では圧倒的に強いんだけど。
とか躊躇しているうちに、戦闘レベル9になった。戦闘用キャラベルに乗れるレベルだ。資金はある。ガレー船も魅力的だけど、デッカイ船に乗りたいハゲである。
定価の28万円で購入。スタナーIV号だ。
船員は32人になったので、やっぱり維持費はたいへんだ。交易品があんまり乗せられない。でも船速が増したので、なんとかなるような、ならないような。
戦闘レベル9、冒険レベル6、交易レベル4になった。
ロンドンでToruteと組んで、オスロ経由でコペンハーゲンへ向かう。Toruteのイギリスミッションを手伝うのだ。
ハゲの時と違って、今回はロンドンで引き受けてオスロでミッションを進めてそのまま救援に向かう。俊敏かつ迅速だ。迅速なんだが、難破船が見つからない。ストレートにコペンハーゲンに到着しちゃう。
調理スキルを上げているToruteの付き合いで、リューベックまで塩を仕入れに向かう。
雑魚海賊を退治しつつ、オスロとコペンハーゲンの間の海を探しても、難破船は見つからず。やっと「!」マークを見つけたと思ったら、他のひとがイベント中だった。
ところがどっこい、そこに難破船はいた。
さすが幽霊船。Toruteにしか見えないみたいだ。
よく考えたら、遠いロンドンで難破したという話を聞いてやってきたのだ。十分ゾンビ化する時間はある。
Toruteが補給物資を渡すと、幽霊船はコペンハーゲンへ向かっていったようだ。
とりあえず、オスロへ戻って今日は落ちようと思う。
時刻は、もう深夜2時。
クローズドβテストの時に、この時間帯のヤバさを思い知っているハゲである。丑三つ時の海は、ろくなことがない。一刻も早くログアウトした方がいい。オスロへ急ごう。
海賊船に奇襲される。
予想通りだ。
えらいデカイ海賊船が4隻。Toruteはあっさり轟沈。こっちも逃げようと思ったら、いきなり白兵戦を仕掛けられる。
4連続逃亡失敗。
予想以上だ。
死者を多数出しながら、やっと白兵戦から逃亡できたと思ったら、連続で別の船と白兵戦。
必死こいて白兵戦から逃亡し、所持していた手術道具6個をすべて使って、死んだ船員を切って貼って繋げる。鍛え上げた船員たちを失うのは惜しい。
戦線離脱し、ほっと息をつく……暇もなく。
嵐。
せっかく治した鍛え上げた船員たちが飛んでいく。
予想なんてできようもない。
なんだこの強烈な悪意のこもった連続イベントは。
嵐が去ると、Toruteを浮き輪で救出し、木材を貰って修理しながらオスロへ戻る。
スタナーIV号の船員は、27人。5人減っただけで済んだのは良かった方か。
やはり遅くとも深夜1時で就寝した方がいいと思いました。
航海日誌 2005.03.02 薔薇と脂
深夜1時くらいに帰宅(久しぶりに24時まで残業やった)。
風呂か海かの究極の選択。つい海を選んでしまうのは、やはり海人の宿命か。
ロンドンで西洋甲冑とウィスキーをスタナーII号に積み込み、絵描きの疑問を解決しにオスロに向かって出航するハゲ。奇襲してきた私掠船を振り切り、やっとオスロへ到着。やっぱ遠いなオスロは。
絵描きが知りたがっていたバイキングの話を聞くと、西洋甲冑とウィスキーを高値で売り、木材を20仕入れ、奇襲してきた私掠船を振り切り、釣りで食料を補充しながらロンドンへ戻る。
海軍ギルドに報告して、報酬ゲット。
それにしても、しがない絵描きのくせに、こんな大金を情報の報酬として支払えるなんて、なんてリッチなやつなんだ。パトロンが大富豪なのか。もしやあの、冒険譚を聞きたがる桃色の服を着たデブのオッサンがパトロンか。この変態め。
とか勝手に妄想する。薔薇と脂。オエ。
オスロへは長旅だったので、往復しただけで冒険経験値が80くらい入った。冒険レベルアップ。戦闘レベル6、冒険レベル5、交易レベル3になった。
オスロで購入した木材。木材は、ロンドンの街でやたらバザーで売っている。1つ1200円〜1500円で取引されている。クエストでも使うし、縫製の合成でも使う。わりと需要はあるのだ。供給過多気味だけど。
仕入れ値は、1つ500円くらいなので、バザーで20も売ればかなりの儲けになる。
迷うことなく交易商に全部売るハゲ。
だって、バザーってめんどくさいんだもん。放置しとくと自動ログアウトしちゃうから、監視してないといけないし。1つ600円くらいで売れたからいいや。
いずれ謎の商人インテリンで縫製のランクを上げたいと思うので、木材が意外とたくさん買えることが判明して嬉しかった。ベルゲンでも同じくらい買えるだろうか。
インテリンの縫製スキルのランクは2なので、次から単帆補助帆の作成だ。麻生地1つと木材1つ。オスロとアムステルダムを延々と往復だな。資金もつのだろうか。
これだけで、約1時間。もう深夜2時。嗚呼、もっと海に浸かりたい。
とっとと就寝。
さっきから、海のBGMが鳴りっぱなし。脳の中で。
航海日誌 2005.03.01 ジェントルハゲ
23時から海に出る。
今夜の旅を簡潔に書くと、33000円で名匠の6門砲を買ったら直後に17000円で売りに出してる人がいたり、そもそも砲台買わなければ貯金を合わせて1ランク上の船が買えることに気づいたり、デブキャラがハゲと同じ服とブーツを着ていて(色も一緒)なんか嫌な気分になったり、そんな感じの旅だった。
泣くもんか。
交易レベルが1つ上がり、戦闘レベル6、冒険レベル4、交易レベル3になった。
あと、お偉いさんに呼び出されたので王宮に行くと、郷士の称号をいただけた。女王様に認められたジェントルマンなハゲである。
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ハゲ軍人 Stonecold
[サーバ:Notos 国籍:イングランド]
謎の商人 インテリン
[サーバ:Notos 国籍:イングランド]
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