レンタルビデオ見終わりました。
庵野監督で佐藤江梨子主演の「キューティーハニー」を見た。アニメと映画の融合。
・・・寝ちゃいました。テヘ。
なんつーか、「下妻物語」を観たあとだと、同じ方向性だと思うので、痛々しいというか、可哀そうになっちゃう。「下妻物語」は、1つ1つのエピソードが濃厚でインパクトがあり、それでいてスピーディーに駆け抜けた感じだけど、こっちはだらだらと薄く軽くやってる感じ。
とにかく、キャラクターとストーリーと演出が弱くてノリが悪い。魅力的なものがなにもないので、ひたすら退屈。合成やアクションシーンも、思っていた以上にしょぼい。プレイステーション時代のゲームの、カクカクアニメーションみたいな。このしょぼさは、狙ってやることじゃないと思う。あと、オチがまた酷い。
佐藤江梨子のプロモーションビデオみたいな。サトエリが好きだったらいいのかも知れない。
で、問題の「デビルマン」。
満を持して、いよいよコレを見るときがきた。こことかここでしっかり予習済みなので、覚悟完了状態で見た。よーし、笑いまくるぞー!
・・・失笑。
いやまあ、腕時計を見るみたいなデビルポーズを出すたびに笑ったけどさ、なんでこんなに退屈なんだろう。やっぱずれてるよなー、この監督さん。なにもかもがずれちゃってる。作品的に無意味になっちゃってるところを強調しまくって尺長くしてどーすんの。人間って酷い、というよりも、この役者と脚本と演出と監督って酷い、って感じだもの。
思ったよりも笑えなかった。残念。「ネタ映画としても楽しめない。苦痛がひたすら2時間続く」というキャッチコピーは正しかった。永井豪の突然のドアップにはびっくりしたけど。
で、シレーヌって、草なぎ剛だよね?