先週末は、どえらく密度がこかったです。
まず土曜日の朝、いきなりの思いつきで、品川経由にて嫁と鎌倉へ。
電車の時間さえ合えば、1時間30分くらいで鎌倉駅まで到着しちゃうことに驚きました。時間が合わないと、軽く2時間越えますが。
鶴岡八幡宮をひやかしたあと、いろんな意味でマズイ和食レストランで食事をし、あこがれの江ノ電へ。
この江ノ電が、テレビなんかのイメージとはぜんぜん違ってました。
ガラガラの車内。窓を開けて、涼しげな潮風を浴びながら、住宅街を行く。そんな脳内妄想を抱いていたんですけど、実際は、早朝のJR中央線も真っ青ってくらいに満員のぎゅうぎゅうのミチミチ。壮絶なほどの混雑具合で、ぐったりしました。
江ノ電から解放されると、江ノ島へ。行きは乗り合いボートに乗りました。すごい楽ちん。岩屋を観たり、展望台に登ったり、猫を十分に満喫しました。
疲れ切った足をひきずりながら江ノ島から出ると、徒歩で新江ノ島水族館へ。
なんと閉館してました。
鼻水出ました。
つか、16時でチケット売り場閉めちゃうって、そりゃないよ。
お蔭で、17時の小田急ロマンスカーに間に合いました。ハンバーガーのニオイが充満し、幼児が座席をバンバン叩いてくるという、とてもロマンスを感じられる電車ではありませんでしたけども。
というわけで、日帰りで江ノ島行けるとは思いませんでした。
そして2008年6月15日の日曜日は、上野の森美術館へ、嫁と「井上雄彦 最後のマンガ展」を観にいってきました。
土日のせいか、ものっそい行列でした。当日券の行列です。
前売り券があっても、時間指定で人数制限があり、少しずつ会場に入れていく感じでした。
お蔭で、ゆっくりと作品を堪能できました。
少し早めに並んでおいてよかった。
ぶっちゃけまして、「バガボンド」の最終回が生原稿で読める展示会、みたいな感じでした。又八が出てない気がしましたが。
とはいえ、圧巻。
様々な演出が凝らしてあって、涙が出るほど素晴らしい。
なにしろ生。生ですよ生。マンガの生原稿を、こんなにまじまじと間近で観れるなんて、めったにない。さらに、とても自由な原稿サイズ、紙質、薄墨。芸術たりうるマンガ原稿でした。
実は、嫁もわしも、井上雄彦のファンでも「スラムダンク」のファンでも「リアル」のファンでも「バガボンド」のファンでさえもないんですが、きてよかった、観て良かったと心底思えました。
このあと家に帰ると、スタンリー・キューブリックの映画を立て続けに2本観ました。「シャイニング」と「2001年宇宙の旅」です。嫁は寝てました。
無茶な週末おしまい。
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