この記事の所要時間: 約 1分48秒
「オーケストラ!」を嫁と友人の3人で観てまいりました。立川のCINEMA TWOです。
本当はもうひとり友人と行く予定だったんですが、彼は約束の日を1日間違えていて、前日に観ちゃってました。
このフランス映画を観に行くきっかけになったのは、「月に囚われた男」を観たときに流れていた予告編です。これで、嫁が激しく興味を持ちました。
ネタバレなんか気にしない。
かつてはロシアの天才指揮者として知られていたが共産主義政府によるユダヤ人排斥政策によって楽団を追われて掃除夫となった主人公が、公演依頼のFAXをちょろまかし、昔の仲間を集め、ずっと気になっていたあの子も呼び寄せ、様々な難関を乗り越え、しょーもないドタバタもあった後、奇跡的にコンサートを成功させるお話。
よくあるパターンのストーリーで、予告編を見るだけでだいたい内容がわかっちゃいます。
でも、予想した内容とちょっとだけ違って(娘だと思ってた)ました。
ていうか、細かいネタがたくさん詰め込まれててすごい面白かった。間合いが違うので微妙に乗り切れないギャグもありましたが、ECジョークに慣れてないから仕方がないと思いました。
キャラクターだって立ってます。ちょい役まで立ってます。立ちまくってます。商売人じーさんの顔芸とかすごい面白かった。
やっぱちゃんと全部観ないと本当の面白さはわかりません。予告編だけで「こんなもんだろう」などとわかった気になっちゃいけません。この映画は、観て良かったと思える映画です。
ヨーロッパ系の映画らしく少し説明不足なので、歴史とか音楽の知識がないとわかりにくいところもあります。けれど、話を見失うようなことはありません。なんとなくそーなんだろーなー、的な感じで大丈夫です。
ハラハラドタバタわっはっはで、荘厳かつ感動的な演奏があり、最後はしんみり。そして、ものすごいハッピーエンドです。
派手ではありませんが、質の高い映画でした。
たぶん「のだめカンタービレ最終楽章」より面白いです。
いゃあ、映画って、本当に良いものですね。
タグ: CIMENA TWO, 映画
(500)日のサマー
面白いですよ