スマラマラム!
バリ島三日目です。仕事するつもりだったんですが、まったく手に着きません。読書すらほとんど進んでません。恐ろしいところですね、リゾート地って!
ちなみにバリ島というかインドネシアの料理はまったく口に合わないというか拒絶反応出るくたいダメでした。香辛料がもうムリッ! 匂いだけで泣きそうになったので、二日目の晩ご飯は近くのショッピングセンターにてイタリアンのカルボナーラを食べました。安心!
で、三日目です。
朝から嫁とスパに行ってきました。マッサージとかトリートメントとかボディスクラブとかなんかリゾートっぽいアレです。
いきなり全裸で紙パンツです。
なんか首が痛くなりましたけど、スパは気持ちよかったです。お花のお風呂はぬるくて寒かったですが。あとハゲ頭の髪の毛にトリートメントをしてもらったんですけど、なんとなく店員さんに悪いなあとか思っちゃいました。
昼飯(豚肉のステーキというかスペアリブみたいな肉)を食べて、午後というか夕方からは、いよいよバリ島の歌舞伎町といわれるクタへショッピングに出かけます。
クタの手前にあるバリスクエアとかいうショッピングセンターまでは、H.I.Sの送迎車で楽しく移動。たいしたことのないショッピングセンターだったので、そこから出てクタまで歩こうとしたんですが――
そしたらこれがもう、凄まじかったんです。
狭い道には自由気ままな車とバイク(100CCのスクーターはなんと四人乗りまでOK)。細く崩れた遊歩道からはドブとゴミの匂い。生ゴミを漁る野良鶏。そしてあちこちにいる野良犬(道ばたに倒れてて死んでるのかと思ったら赤い目をぎょろりと剥いて狂犬病をアピールとかもう強烈)。
ぶっちゃけコワイです。いろんな意味でコワイです。見なくていいものを見てる気がしました。
ものが安いという話だったので、地元のひとが入るスーパーマーケットにも入ってみました。なんか買わないと出られない仕様っぽかった(入り口は一方通行でレジしか出る場所がない)ので、お土産をちょいと買ってみましたが、なんかレジで特別な処理されました。アレってなんだったんでしょうか。とにかく場違いな感じがしました。
これ以上街を歩くのは無理(徒歩だとクタまで15分くらいかかりそうだった)ということで、タクシーを探そうと思ったんですが、向こうから声かけられました。タクシーはボッタクリがコワイので、嫁が事前に交渉して15000ルピアの支払いでOKであることを確認。
渋滞気味の細い道を通り、クタへ移動。
いやあ、クタは賑やかでした。すごいひとです。いろんなお店が並んでいます。観光客もいるので安心です。でも道がすんごい狭いです。一方通行だらけだし。車は渋滞しまくりです。
マクドナルドで一服。コーラとミネラルウォーター。
うーん。
帰りたい。
わしも嫁もいっぱいいっぱい。
特に買い物もぜず、逃げるようにタクシーに乗りました。クタからヌサドゥアまで70000ルピアであることを事前に確認。
ところがどっこい、このタクシーがまた凄い運転でした。
なにこのアトラクション。交通ルールが無茶苦茶なのかこのタクシードライバーが無茶苦茶なのか、カーレースというかアクションゲーム並にコワイ運転。嫁ガクブル。とにかくスクーターがどこから出てくるかわかんない。信号がめったにないので、車は自己判断であっちこっちから出てくる。そんな中、クラクションをバンバン鳴らしながら時速80キロで爆走するタクシー。
無事に事故ることもなくホテルに到着。嫁グッタリ。
えーと。
ヌサドゥアが作られたリゾート地であることを思い知らされました。
ごめんなさい。
本当にごめんなさい。
バリ島はヌサドゥアだけでいいです。