時々でいいから

2006年12月15日 00:00:00 | 【カテゴリー: ファイナルファンタジーVI
この記事の所要時間: 約 5分9秒

 昨夜はファミレスに行きました。
 10日ぶりくらいにタバコばすばす吸いまくりました。
 鼻の奥から薄黄色のスライムが出ます。

 さて、今日も誰もが生暖かくスルーしてくれる「ファイナルファンタジーVIアドバンス」プレイレポートです。
 それにしても、このブログの検索に引っかからない率は、想像を絶します。
 12月は本日15日までに、ユニークユーザー641件、ページビュー2316件に対し、検索件数はなんと驚きの0件です。
 ちなみに11月は、ユニークユーザー1139件、ページビュー4208件に対し、検索件数は12件(何故か半数がMSN)でした。
 SEO的に逆の意味でトップレベルです。ぜんぜん嬉しくありません。
 ちなみのユニークユーザーの3割は、自分です。


 ザ・ロックたちは、帝国のある島をうろうろして経験値を稼ぎ、ベクタという町に忍び込みました。
 ベクタには、心強いリターナーの仲間が先に侵入していました。
 彼が「ういー… は き そ う だ」とつぶやいている隙に、魔導研究所に進入成功です。

 魔導研究所。
 なにやら仕掛けが楽しい研究所です。ここで働く研究所員も、こんな楽しい仕掛けを使って毎日出勤しているのかと思うと、同情を禁じえません。
 魔導師ケフカが、さりげなく登場しました。
 どこにでもいるあたり、意外と働き者です。
 ケフカは誰もいない部屋で、「俺が神様だよ…。ヒーッヒッヒッヒ…。幻獣をもっと集めて…、魔導の力をとりだしてー…、そして…、……三闘神の復活だー!!!」なんて、とても親切に伏線的な台詞を聞かせてくれました。
 ダストシュートに飛び込むと、力を抜かれて弱り切ったイフリートとシヴァに襲われました。それなりに強いですが、敵ではありません。撃破すると、石になってくれました。
 先に進むと、幻獣たちがこぞって石になってくれました。
 ザ・ロックたちは、幻獣たちにモテモテです。
 全身石まみれです。
 ここで、着ぐるみを着たシドが登場。こいつが元凶らしいです。全部こいつの研究らしいです。極悪人ですね。
 続いて、魔導師ケフカが登場。
 シドとぐるになって、セリスが実はスパイだったんだよー、と暴露します。
 まあ、常識的に考えてそんなわけないんですが。冷笑ものです。
 ――なのに。
 ザ・ロック、信じちゃいました。
 何故か、うそつきの代名詞みたいな男であるケフカの言葉を、信じちゃいました。
 なにが信じられないって、もうザ・ロックが信じられません。
 セリスも同じ気持ちなのでしょう。この男、散々口説きまくってたくせに、急に手のひら返しやがって……。情けなくて悔しくて、怒りが収まりません。
 セリスはついカッとなって、わけのわからない謎の魔法を使い、ケフカごとどっかに飛んでいってしまいました。
 それだけでは彼女の怒りは収まらず、なんと研究所が爆発寸前です。
 セリスを怒らせると大変なことになる、という伏線かも知れません。
 セリスとケフカがいなくなり、ぽつんと取り残された極悪人のシド。
 ザ・ロックたちに殺されると思ったのか、急に「ここは危険じゃ! 急げ! こっちじゃ!!」と叫んで協力的になり、反省した素振りを見せ、「皇帝に話をしてみよう。この戦争のおろかさを…」なんてつぶやいてザ・ロックたちの顔色を伺います。
 なにはともあれ、シドの案内で、無事に脱出したザ・ロックたち。
 セッツァーがやってきて、飛空挺でとんずらぶっこきます。
 目指すは、ゾゾ。

 ゾゾに到着すると、一瞬でマンションの最上階までワープ。
 全裸のティナがベッドに寝かされている部屋です。
 部屋には、すでにエドガーとガウがいました。だからお前ら、ナルシェを守ってるんじゃないのかよ! なんて突っ込む無粋なひとは誰もいません。この部屋で、変態大魔王のエドガーと、野獣のガウが、全裸のティナを前に、いったいなにをしていたのか、問う者もいません。
 魔導研究所で拾った石の中に父がいたらしく、全裸のティナが反応します。
 そして回想シーンが始まります。

 幻獣界。
 幻獣であるマディンは、人間界から流れ着いたマドリーヌを拾い、家に連れ込んで強引にアレします。
 マドリーヌは一度は逃げようとしますが、マディンに捕まって強引にアレされます。
 そしてマディンとマドリーヌは、見詰め合います。簡素な異空間で無意味にキラキラ光りながら意味不明にぐるぐる回る愛と信頼のヘンテコなシーンは、素晴らしく感動的で思いました気がした方がいいものですたんぷー。
 えーと。
 とにかくここで驚くところは、実はティナは生まれる前の記憶を持っていた、というところです。あとティナは、生まれてすぐの記憶も鮮明に覚えていたようです。
 ということで、マディンとマドリーヌは家に帰ってアレしました。その結果、ティナが生まれました。
 2年後。
 帝国兵が幻獣界に現れ、お前が引き入れたんじゃねーの、と疑いをかけられたマドリーヌは、マディンのことを無視してティナを連れてぴゅーと去っていこうとします。
 嫁姑問題というか、複雑な家庭の事情というか、積み重なったストレスというか、外部からきた嫁は苛められるのが常という、梨園のような境遇だったのでしょう。逃げ出したい気持ちもわかります。
 しかしマディンに捕まってしまいました。幻獣界には戻りたくない。そんなマドリーヌの強い気持ちが働いたのか、マディンとマドリーヌは、なんかに吸い込まれて人間界と幻獣界の狭間みたいな所に吹き飛ばされます。
 そこに偶然、ガストラがいました。帝国の皇帝様です。赤ん坊のティナを気に入り、拉致します。
 その後、ティナは脳改造され、立派な殺人兵器に仕上がりました。

 回想シーン、終わりです。
 ザ・ロック、一生の不覚です。
 話の間に、ティナが服を着ていました。
 まったく気づきませんでした。なによりもショックです。
 記憶と恥じらいを取り戻したティナは、仲間に戻りました。
 飛空艇に乗り、誰も守る者が残っていないナルシェに向かいます。

 ――ていうか。

 いなくなってしまったセリスのこと、時々でいいから、思い出してください。


つづく?

 

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