いよいよ最終回!「ファイナルファンタジーVIアドバンス」プレイレポートです。
まさか最後まで書けるとは思いませんでした。感無量です。
一気にラストまで、行きます!
腐った魚を、執拗にシドの口の中に詰め込むセリス。海岸へ行き、黙々と魚を手づかみで捕獲し、シドの口の中に押し込みます。
ついにシドは腹を壊し、死んでしまいました。
やっとセリスの溜飲が下がります。
しかしながら、その島には他に誰もいません。シドの死体とふたりきり。なんて無残な状況でしょう。
絶望したセリスは、崖から投身自殺をします。
その崖は自殺の名所であり、シドの虐待に耐えかねたひとびとが、たくさん飛び降りて死んだという、いわくつきの場所です。
しかし、セリスのHPは1000を越えていました。
常人の百倍以上です。ゾゾの町人でさえ、HPは500くらいでしょう。
つまり、セリスは助かってしまったのです。
死ぬこともできない肉体を持て余しながら、こんな思いをしなくてはいけないのはシドのせいだと思い、修羅の形相をしたセリスは、死体に鬱憤をぶちまけるために、小屋に戻ります。
すると、シドが横たわるベッドのわきに、手紙が落ちていました。
手紙には、「外の世界に出ろ。仲間はきっとお前の事を知っている。ストーブの横の階段から下へおりなさい。そこに答えが待っているから。おじいちゃんより」そう書かれていました。
それを読み、セリスは歯噛みしました。
――このクソジジイ、生きていやがったな!
さっきまで、確かに手紙などありませんでした。だとしたら、死んでいなかったシドが、セリスが出て行ったあとに書いたものに違いありません。
――こんな辛気臭い島、こっちから出て行ってやるよ!
セリスは心の中で叫び、地下に向かいます。そこには、いかだが用意されていました。セリスは気合を入れて持ち上げると、凄まじい筋肉で海岸まで持って行きます。
そして、海に出ました。
いかだで海に出るなんて、ある意味自殺ですが、セリスのHPは1000を越えているので問題ありません。
陸に到着しました。
荒れ果てた町に入ると、生き残ったひとがいました。ケフカがかなりやんちゃをしているという噂を聞きます。
セリスは、ぎゅっと手を握り締めます。
そもそも、こんな酷いことになったのは、ケフカのせいです。ザ・ロックに疑われたのも、シドに陵辱されたのも、なにもかも、ケフカのせいです。
セリスの復讐の血が、滾りました。
北の町で筋肉マッチョがいるとの噂を聞き、もしやザ・ロックではないかと頬を染め、急いで向かいます。
マッシュでした。
落胆し、膝をつくセリス。
なんか自身で屋敷が潰れそうなのを、マッシュは筋肉で支えていました。屋敷の中には、まだ子どもが残っているそうです。
仕方がないので、セリスは子どもを助けに、屋敷の中に飛び込みます。
マッシュは、きっかり5分しかもちません。セリスは急ぎます。
なんということでしょう。
この屋敷、どうしてこんなに宝箱が散らばっているんでしょう。
――ていうか、なんでモンスターが出るんだよ。どうなってるんだこの屋敷!
そう心の中で叫びながら、セリスは走ります。なにかとんでもない罠にはまったような気がしてきました。
宝箱を開ければモンスターが出ます。
廊下を歩いているだけでモンスターに襲われます。
ダッシュシューズに履き替えたものの、速さに慣れなくてなかなかドアをくぐれません。
ついでに子どもがみつかりません。
時間切れ。
セリスは屋敷の下敷きになり、マッシュも力尽きました。
シャドウが死に、シドが死に、セリスもマッシュも死にました。
ザ・ロックやティナやエドガーたちは、未だ行方不明です。
もはや、ケフカに対抗する者はいません。
ケフカの笑い声が、天空に響き渡りました。
おしまい
ちなみに、モーグリも仲間にできませんでした。まあ。当然ですね。
屋敷から子どもを助け出すミッションは、4回失敗しました。屋敷に入って最初の戦闘でモンスターを倒したら最後っ屁で石化してゲームオーバーとか、やっと子どもを助け出して屋敷からあと数歩で出られるってところまできたらモンスターに襲われて倒したのに最後っ屁で石化してゲームオーバーとか、もうなんか鼻血が止まりませんでした。
なんというか、攻略情報必須のゲームです。これがイヤで、FFVとかFFVIを敬遠してたのを思い出しました。
とても面白かったです。
ユアペディアのおかやまりゅうせいにて中傷されていましたよ。このブログ。
ご報告ありがとうございます。
一応把握してますが、なんかこわいので関わらないことにします。
しかし、まったく別人だしまったく関連ないのにどっからつながったんだろう……。
かわいい!
俺はこのときが一番好きだったよ。
主は今何をしてるんだろうな。