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「ソウ4」をレンタルDVDで観ました。
もうなんていうか、序盤から悪趣味なミチミチ音でグロいです。残虐非道な描写が、いいかげん飽きてくるほど続きます。そういう意味では、安定しているという感じのこのシリーズ。まさかこんなに続くとは思いませんでした。
というわけで、感想はネタバレ全開です。
内容なんですが、「ソウ3」の回答編、といった感じ……かな? 同時進行の話でした。
と同時に、ジグソウについてさらに深く語られてます。彼のバックグラウンドを構築し、今までいくらなんでも無理があるだろうといった箇所を肉付けしたような感じなんです。後付けで。ものすごい後付けで。
そして、「ソウ5」で解決されるであろうナゾが登場して終了。
どうして彼がジグソウの後継者となったのか。きっとそれが次回作。「ソウ3」みたくなるのかも。
しかしジグソウが死んでしまっているせいか、今までよりゲームらしさがないです。残虐なのは相変わらずなんですが、閉鎖感とか息が詰まるような緊迫感がないんです。このシリーズ特有のオチも、あんまり衝撃的じゃない。
やはり「ソウ」は、”最強の末期ガン患者”ジグソウじゃないと。だからこそ、死んでるのに回想シーンでモリモリ出てきてるんですが。
実は「ソウ4」とかもうほとんど覚えてなかったんで、誰が誰だか理解できませんでした。オチに衝撃を感じなかったのも、登場人物を覚えてなかったせいだと思います。
新作が出るたびに、前作までをみっちり復習しといた方がいいみたいです。それだけの価値が――あるかないかは、好みによります。
それにしても、ジグソウはカセットプレイヤー、何十台買ったんだろう。
面白かったです