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たそがれたい。
「めがね」を観ました。
いや、道に落ちてためがねを見たとか、ねがねにはめがねーとか、免許の更新に行くたびに壊れるめがねとかの話じゃなくて、映画です。邦画です。レンタルDVDです。
嫁は、「かもめ食堂」を観て、もたいまさこの怪演が気に入ったみたいで、彼女が出てるこの作品を借りてきました。「めがね」も、同じ荻上直子監督です。主演も、三谷幸喜の妻の小林聡美で同じ。
春の、南の島。
なにも起こらない。
ただ、海を眺める。
なにもない。
ただ、かき氷を食べる。
なにも考えなくていい。
ただ、ゆっくりと時が流れる。
なにもしなくていい。
ただ、たそがれる。
けれど、日常に戻る。たそがれていいのは、ほんの少しだけ。現実を忘れちゃいけない。
たそがれの才能は、持ってます。天才的だという自負もあります。
しかし、発揮できる機会がない。このモノに囲まれた世界、ガンプラとファンタシースターポータブルの満ち足りたこの宇宙では、なかなかたそがれることができません。埋もれた才能です。
宿泊代、一週間でいくらなんだろう。
それがいちばん気になりました。下世話です。
映像は、とても綺麗でした。音楽もまったりしてて、気持ちよく寝てしまうほどです。寝ちゃいけません。
いゃあ、映画って、本当にいいものですね。