変態です

2008年08月26日 00:00:00 | 【カテゴリー: 2008年に観た映画
この記事の所要時間: 約 1分56秒

「デトロイト・メタル・シティ」を観てまいりました。公開初日です。立川のCINEMA CITYです。デスメタルバカマンガが原作です。大好きです。
 主演は、マツケンです。松山ケンイチです。コスプレキングです。クラウザーさんです。変態です。
 いやあ、すごかった。
 松山ケンイチは、サイコーです。Lとはまったく違うキャラクターを、Lと同じように、忠実に演じ切っていました。完璧です。もうこのひとは、マンガの世界から抜け出してきたとしか思えない。
 松雪泰子の壊れっぷりというか原作再現度も、かなり高かったです。ていうか、原作より美人なので、主人公が羨ましくなります。パンチラ見えます。
 加藤ローサは趣味じゃありません。ごめんなさい。
 白いシャツ着たDMCファンは、すばらしい解説者っぷりを見せつけてくれました。原作と同じく、彼はいなくてはならない重要なキャラクターです。
 他にも、強烈で個性的なキャラクターがたくさん。「ブルマ」しかいわないヤツまでいる。
 キャラクターが生きている作品は、もうそれだけで面白いです。

 李闘士男っていう監督、すごい巧い。無茶な2次元世界を、見事に3次元化してくれました。
 強弱を、しっかりつけてました。のんびりした田舎のシーンでは、本当にゆっくりと時間が流れるし、ライブのときは、激しくスピーディー。キモカワブリッコのときはとことんキモイし、クラウザーさんのときはとことん変態。母と社長の対比も面白い。ギャップのあるキャラクターに、メリハリのあるシーン。コントラストがきいてて、とても良かった。
 小ネタも、ふんだんに散りばめられています。原作を知ってようが知らなかろうが関係ない、オモロいネタやシュールな笑いが、これでもかというくらい、ていうか全体的に、いやもはや作品自体がネタです。変態です。
 クライマックスの猛烈な外しっぷりから、怒濤の音楽シーンに移るところも、むちゃくちゃ良かった。
 音楽まで良いですよこれが。アルバム欲しくなった。でも、カラオケだと「SATSUGAI」の歌詞表示されないみたいです。
 原作知ってても知らなくても、十分楽しめると思います。劇場は満席で、けっこー幅広い客層でした。どっと笑い声が湧き起こる映画です。
 いゃあ、映画って、本当にいいものですね。


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コメント / トラックバック2件

  1. ぐぐ より:

    あーーーヽ(‘ ∇‘ )ノ
    先こされたー(* ̄▽ ̄*)ノ”
    ((o(“へ”)o)) クーッ

    ワテも見る予定です。
    ワクワク((o(゜▽゜○)(○゜▽゜)o))ドキドキ

  2. Stonecold より:

    (´∀`)とてもおもしろおかしい変態映画でした。
    これはオススメできる。
    CDは、iTMSからダウンロードしちゃっいました。

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