HAGE_BLOG

　今日もファイナルファンタジー11です。
　メールソフトBecky!のスパムメールフィルタを最新版に更新したら、すべてのメールがスパム扱いになるようになってしまいました。なにこれ。

　ナイズルを、体験しちゃいました。
「ナイズル島踏査指令」というやつです。マップはランダムで変わり、フロアごとに目標が変わるダンジョンです。100階を目指すのです。
　以前から、LSの高レベルで高スキルなスーパーエクスキューショナーたちが、ナイズル界に燦然と輝く誇り高き武勇を語り合っていましたが、永久のベテラン初心者であるハゲには、ぜんぜんまったくこれっぽっちも関係ない世界のことだと思ってました。よだれ垂らしながら聞いてるだけでした。
　そんなナイズルに、挑戦する日がきた。
　なんだか、夢のようです。

　
　今回の企画は、Kuzuyuが、立ててくれたものでした。
　まだ本格的にナイズルを体験していないLSメンバーをメインに、1階からチャレンジしようという、素晴らしい企画です。
　実は、企画が持ち上がったとき、ハゲは参加表明しませんでした。他のLSメンバーたちだけで、メンバーが揃いそうだったのです。レベル72しかない永久のベテラン初心者がついて行っても、足を引っ張るだけだしな、なんてネガティブなことを考えてました。
　ところが、いざ当日になってみると、メンバー揃うのかな、揃わないのかな、もしかして空きができちゃうかな、って具合になってまいりました。Kuzuyuも、そわそわしてました。
　その時パルブロ鉱山にいたハゲは、「も、もしメンバーが揃わなかったら、連れてってもらおうかしら」などと、わりと控え目に、それでいて期待と希望を胸に、おどおどしながら、いいました。
　KuzuyuがOKしてくれました。
　その瞬間、目の前が、ぱーっと明るくなりました。
　あくまでも、メンバーが揃わなかった場合の補欠ですが、もしかしたら、ナイズルに行けちゃうかもしんない。
　これはもう、パルブロ鉱山で尻から「花粉」を飛ばしている場合じゃない。
　猛烈ダッシュでバストゥークに戻ると、モンクに着替え、アトルガン白門に飛びました。

　実はハゲはまだ、ナイズルに行く準備がまるで整っていませんでした。具体的にいうと、ナイズルに通じる移送の幻灯を開通してません。
　出発までには時間はあるし、メンバーも揃ってなかったので、Kuzuyuが手伝ってくれるといってくれました。
　これはありがたい。
　アルザビでKuzuyuと合流し、アトルガン白門で戦績をコインに取り替えます。白銀貨1枚と霊銀貨3枚です。Kuzuyuがおごってくれるといってくれたんですが、ここぞとばかりに遠慮して、自分で交換しました。
　チョコボに乗り、Kuzuyuとバフラウ段丘へ出ます。慣れない土地です。どこをどう行ったらどこへ出るのかさっぱりわからないハゲは、Kuzuyuについて行きます。飼い主を信頼する犬のように、ひたすらついて行きます。
　すぐに、目的地に到着しました。もうKuzuyuについていけばどこにでも行ける、って気になってきました。
　門番の青魔道士に、コインをトレード。地図をいただき、中に入れてもらいます。
　ぽつん。
　あれ。
　見慣れない部屋に、ハゲひとり。
　なんと、Kuzuyuが入ってこない。
　これは一体全体どういうことか。飼い主を見失った犬のように、ハゲは慌てます。もう涙目です。失禁寸前です。
　どうやらKuzuyuは、ハゲにコインをおごってくれようとしたとき、自分の分を交換するのを忘れちゃってたみたいです。
　なんというアクシデント。こんな知らないところでひとりぼっち。これはもう死んだ。確実に死んだ。などと思いましたが、そんな素振りはおくびにも出さず、平気なふりをして、ハゲは進みます。大丈夫、きっとなんとかなる。いちおうマップもあるし。
　Kuzuyuの的確なチャット案内に従って、ハゲは進みます。嬉しいことに、Sloveが目的地にやってきてくれて、道しるべになってくれました。彼女たちのお蔭で、実に残念というか、非常に心残りというか、なにごともなくあっさりと目的地に到着してしまいました。
　Kuzuyu、Slove、ありがとう！
　ナイズル移送の幻灯、開通。
　これで、いつでもナイズルに挑戦できるようになりました。

　ハゲの準備は整いました。あとは、突入メンバーが揃うのを待つだけです。
　この頃になると、もうハゲは引く気なんかなくなってました。補欠として名乗り出たくせに、行く気満々です。我ながら、なんてずうずうしいやつだと思いますけど、この情熱は消せない。
　ついに揃ったメンバーは、Kuzuyu、Techu、Gra、Ryoto、Googoo、ハゲ、という6人です。どことなく、懐かしさを感じるこのメンツ。Ryotoとパーティー組むのって、5年ぶりくらいかも知れない。
　所定の手続きを済ますと、ミーティング。作戦参謀のTechuの言葉に耳を傾けます。一応、それなりに調べてたので、理解できました。できたと思う。
　そして、いよいよ突入！
　Techuについて行って、全ての敵を殲滅したりとか、特定の敵を殲滅したりしました。すごい順調。
　しかし、ランプを点灯せよってとこで、アクシデント発生。臆病なハゲは手近なランプでおとなしく待機してたんですが、勇敢に奥へ向かったGraとかRyotoが、イカとかいうやつに殺されてしまいました。慌てて駆けつけて、敵を掃除。
　その後、急いでランプを点灯させようとしたんですが、順番がわからず、時間切れになり、追い出されてしまいました。
　無念。
　ついでに、ブラックアウト。
　強制終了させて、再ログインして戻りました。


　あまりにも無念だったので、そのままの勢いで、2回目にチャレンジしました。イケイケのノリノリ状態です。
　1回目の時は、わりとあっさりナイズルに入れたのですが、この時はすごいひとがいて、いわゆるシュッシュオンライン状態になりました。シュッシュシュッシュと、突入がキャンセルされます。
　15分くらいシュッシュシュッシュしてたら、やっと入れました。
　今度こそ、5階を目指す！
　Techuについて行って、全ての敵を殲滅したりとか、特定の敵を殲滅したりします。
　しかし、順調とはいえません。なんか知らないけど、スライム系ばっかり出てくるのです。まるで、スライムの城。とにかく攻撃が通じにくい。倒すのに、やたら時間がかかる。
　結局、3階までクリアしたところで、時間切れ。急いで円盤に記録して、脱出します。
　今度もまた、ブラックアウト。
　強制終了させて、再ログインして戻りました。

　2回行っても、5階までは到達できませんでした。いやはや、なかなか巧くいかないもんです。運の要素も関わってくるんだと思う。
　悔しい。
　だが、それがいい。
　悔しいからこそ、難しいからこそ、達成感もひとしおでしょう。
　初めての経験でしたが、とてもとても楽しかったです。
　また行きたい。
　また紛れ込みたい。
　Kuzuyuについて行きたい。
　ただ、ハゲがレベル72だったことが、戦力不足になった原因のひとつだった気がします。やはり、キッチリとレベル75にした方がいいです。レベル上げなくちゃ。尻をペチンペチン叩いている場合じゃない。
　戦利品でいいものは、1つだけ出ました。シーフ専用の、レベル75武器です。性能は、どんなんだったか忘れちゃいました。RareでExだった気がする。
　未鑑定アイテムは3つくらい出ましたけど、残念ながら、いいものはありませんでした。とりあえず、セルフボウをゲットしました。せっかくなので、記念に取っておこうと思います。

　つづきます。

タグ: アトルガン, ナイズル