信じられないような事件が起こりました。
一瞬でした。
あまりのことに、しばらく茫然自失しました。
以前書きましたが、嫁がグッピーの稚魚を1匹だけ確保してくれて、水槽に浮かべた網の中で保護していました。
生まれてから1週間が経ちます。
まだ小さいですが、ヒレもついてサカナっぽくなってきています。
狭っ苦しい網の中にいるより、広い水槽でのびのびと育てた方がいいかも知れない。網も苔がついて汚れてきたことだし。
うん。もう大丈夫だろう。
嫁も、そういってたし。
思い切って、稚魚を解放しました。
と、その時――
ちゅるん。
目を疑いました。
なにが起こったのか、しばらく理解できませんでした。半笑いで、ただただ水槽を眺めるだけしかできませんでした。
……。
冷静になって順番に詳細を書いていきます。
2009年11月2日月曜日。
祝日の間の平日なので、有給を取って水槽のメンテナンスを行っていました。
嫁の水槽のアンモニア濃度がまたしても素晴らしいブルーグリーンになってたので水換えして、1つめの水槽に目を移しました。
1つめの水槽は安定してるので、特にすることはありません。気になるのは、グッピーの稚魚が入った汚れた網。
稚魚は生まれてから1週間が経つし、まだ小さいでけどヒレもついてサカナっぽくなってるし、狭っ苦しい網の中にいるより広い水槽でのびのびと育てた方がいいかも知れないし、汚れた網が気に入らない。
うん。もう大丈夫だろう。
嫁も、そういってたし。
よし。稚魚を解放しちゃおう。
あまり深く考えずに、そう決めました。
まず、網の半分を水中に入れて、稚魚が出れるようにしました。
怯えたようになかなか網から出なかった稚魚が、やっと出たところで、グッピーの雌が近づいてきました。稚魚の母親です。親子対面です。
ちょろちょろっ、と逃げる稚魚。
すさささーっ、と追うグッピー雌。
フィルターの隅で、稚魚は追い詰められました。
がっはっは。そんな小さな口じゃ、稚魚は食べられないよ。稚魚も、そんなにこわがることないのに。自分の母親じゃないか。
そう思った刹那。
ちゅるん。
稚魚が、グッピー雌の口の中に吸い込まれました。
まるで、香川人が讃岐うどんを吸い込むように。
白魚の躍り食いのように。
それはもう見事な”ちゅるん”でした。
前日の犯人の画像です。
稚魚の入った網に張り付いています。ずいぶん前から狙っていたようです。
ちょっとしたミスで、小さな命を失わせてしまいました。
まさか、あの大きさの稚魚を一気飲みできるとは思いませんでした。未だに信じられません。
せっかく生まれてきたのに。可哀そうに。ごめんなさい。
しかし、こんなことは自然界では普通のことです。弱者は強者の血肉になるのが定めなのです。子は、母の栄養になる運命なのです。
こわい。
自然こわい。
今日は、こわい自然について学びました。
自然こわい。チョーこわい。
ごめんなさい。
不謹慎だとは分かっています。
大変失礼だということも。
でも ちゅるん はダメです。
笑ってしまいます。声が出そうになるのをこらえていましました。
ブラックジョークとか苦手なハズなのにな。
ちなみにうちの水槽は1/3水換えしてもアンモニア濃度が下がりません。
ていうか上がりもしなければ下がりもしません。
何度試験しても同じ色です。
どうなってるの?テトラ試験薬!
(≧Д≦)いやこれはもう笑ってもらうしかないかと!
なんというかこう、自然の摂理です。
アンモニアですが、たしかソイルは最初アンモニアを出しまくってpHを下げまくる仕様だったと思います(ものによりますが)。
うちもけっこー上昇してましたが、サカナは平気な感でした。でも心配なので、1~2日に1回、1/3水換えしまくりました。
活性炭とかゼオライトとか、アンモニア対策したらいいかも知れませんよ!
おはようございますのこんにちは。
>ソイルは最初アンモニアを出しまくってpHを下げまくる仕様だったと思います
なんと!これまた全然知りませんでした。我無恥也。
確かにphは下がりまくっております。
6in1での試験なので数値は曖昧ですけども。
貴重な情報ありがとうであります。
>活性炭とかゼオライトとか、アンモニア対策したらいいかも知れませんよ!
活性炭はフィルター付属のやつを1つ投入してるんですけども、
ゼオライトは未使用なので試してみたいです。
でもすでにフィルター内がいっぱいいっぱいなんですよねー。
蓋を閉めるのに苦労するのであります。
そして水換えは日課(と言っても1日12リットルずつぐらいですが)に
なりつつあります。
っと、人様のコメント欄でまでアドバイスいただきまくりで恐縮です。失礼しました。