2010年8月4日19時頃、ドスパラに発注していたパーツが届きましたァァァァ――ッッ!
パーツ構成は、8月2日に公開したのとおんなじ。
いやあ、このために前日部屋を片づけたかいがありました。
作業スペースもしっかり確保済み!
並べると、わくわくします。
いやもう注文する前からわくわくしてたんですけども。
以下、画像たっくさんなのでご注意を。
マザーボードはMSI P55A-GD55。
チップセットはintel P55。余り物のH55ではございません。
オーバークロックボタンとゆー、すごいものが付いてます。期待できそうです。
6Gbps対応のSATAは2ポート。
あと、いろいろと温度を下げる工夫がされてるみたいです。
PCケースはGMC H-80。
売れてないのか、ドスパラで電源と抱き合わせで売ってました。
ミドルタワーです。想像通りの大きさです。
チープで安っぽいという噂を聞いていたのですが、そうでもなかったです。けっこーしっかりしてるしカッコイイ。
HuntKeyの600W電源も、思ったよりよさげでした。
ケースの付属品をまとめた小箱が5インチベイに装着されてて、なんじゃこりゃぁぁぁ! どーやっても取れねーじゃん! などと憤慨したのですが、予習としてこのケースのプロモビデオをYoutubeで見ていたので、前面パネルを外せばいいとわかりました。
……説明書に書いてなくね?
CPUクーラーでけえええええッ!
予期していたとはいえ、CPUクーラーのScythe SCKBT-1000 兜はすんごい迫力でした。つか、こんなでっかいのマザーボードにくっつけて、おっこったりしないのだろーか。ちょっと心配。
この巨大なオブジェクトに比べ、CPUのちっさいこと。
しかしIntel Core i7 870はこのPCの心臓なのだった。
グリスをCPUに塗りたくり、兜を装着。ヒートパイプをメモリの方に向けちゃったんだけど、どう考えても熱が集まりそうなので、1回外して上に向けました。ファン用電源ケーブルの位置からして、この方向が正しいと思う。
MSI R5870 Lightning Plusは、箱も高級感がありました。
このPCでいちばん高価でいちばん重要なパーツです。
こんなでっかいブツをマザーボードにくっつけて、おっこったりしないのだろーか。こっちでもそう思ったけど、これはケースにネジ止めするから大丈夫かな。
ちょっとした事件が起きました。
このカード、電源を刺すとこが黒いシールに覆われていて、しかも英語で注意書きなんてしてあったから、恐くて剥がせなかったんです。
刺したらだめだよー、っていう意味かと判断しました。
でも、電源刺さずにPCを起動させたら金切り声をあげられました。
「キィィィヤァァァァーッ! シヌウゥーッ! コロサレルーッ! キヒャァァァーッ!」なんていう、血みどろになった鬼女のような悲鳴。
慌てて電源落としてシール剥がしてケーブル刺しました。
今度はすごい静かに起動しました。
おとなしい淑女のようです。
……知らないでいい裏の顔を見てしまった思いです。
マザーボードにIntel Core i7 870とMSI R5870 Lightning Plusを設置。
CPUクーラーとグラフィックカードの重さで、マザーボードがたわみそうです。
慎重に作業しました。
けれど、PC組をむのって5年ぶりだったから、なんかこう、いろんなとこで戸惑ったりしました。
ハードディスクやDVDドライブをつけるケーブルがついてねぇぇぇーっ! 最近は別売りなんかよぉぉぉぉぉっ! と叫びつつ散乱した箱の中を一生懸命探したんですが、ちゃんと傍らに転がってました。何度も手にとって確認してました。
SATAケーブルって細くてちっさいですね。
……昔のびろーんとしたケーブル想定してた。
パネルつけ忘れ。やり直し。
電源コネクタがなかなか刺さらなかったり、逆向きで刺そうとしてたりもしました。
結局、ケース内部はケーブルでぐちゃぐちゃになるし……。
まあいいか。
ケースのフロント用USBは2系統あって、マザーボードにUSB 3.0対応の端子がちょうど2つついてたので刺しました。
そしたらカードリーダーもUSB端子使うんでした。
なんか気持ち悪いけど、フロントの1系統は使用不可です。
だいたい完成。
グラフィックカードの電源の件で悲鳴を上げられましたが、それ以外はまったく問題なく、無事に起動しました。
SATA 6Gbpsのポートに接続したハードディスクもちゃんと認識。
計8GBのメモリも問題ありません。
物足りない、とかいっちゃうのは贅沢です。
光るPC。
ケースのサイドには大型のファン。しかも赤いLEDで光る。フロントのファンも赤いLEDつき。
上部ファンには青いLED。
更にマザーボードで青いLEDが光ってたり、グラフィックカードに緑のLEDがついてたり。
ケース内部でかなり発光しています。
ケースの隙間からちらちらと明かりが漏れています。
これぞ、ゲーミングPC! って感じです。
大満足ですッ!
しかもこのPCケースは内部の温度表示できます。噂ではよくサーモが壊れてることが多いらしいんですが、うちのコは問題ありませんでした。
モニタはSamsungのSyncMaster B2230H。
21.5インチワイドのノングレア液晶です。フルHD対応でHDMI端子付き。でもスピーカーはついてません。
いやー、最近の液晶モニタは軽いねー。びっくりした。LEDだからかな。
ツルテカしてていい感じ。
しかし噂通り、ノングレアなのにギラギラしてて目に痛い表示でした。即、明るさ落としました。
あと、細かい文字が若干ぼやける感じ。HDMIで繋げたせいかなー。
Microsoft Windows7 64bit Home Premiumをインストール。
インストールはすいすいと完了しました。
Windowsで一番進化を感じるのは、インストールかも知れない。
物足りない、とかいっちゃうのは贅沢です。
Windows Updateを終えたら、マザーボードとグラフィックカードのドライバをインストール。Avast!もインストール。
そして、「ファイナルファンタジーXIV オフィシャルベンチマーク」をインストールしました。
即実行。
このためにこのPCを誕生させたのだから、走らせないわけにはいきませんッッ!
1発目の計測結果。
――HIGHで4806。
うーん。もちょっと行って欲しかったなー。
ハードディスクの速度が少し影響してるのかも。でも、グラフィックカードだよなー。
そうだ。オーバークロックしてみよう。そのためのツールついてるんだし。
MSIのオーバークロックツールAfterburnerで、HD 5870のクロックを900MHzから1000MHzまで上げて計測。
――ベンチマークの動画がビリビリバビリオンになった。
うーん。動いて欲しかったなー。
フリーズ寸前だったので慌てて中止。
950MHzにしてみてもビリビリバビリオンになったから、やはり速やかに中止。900MHzに戻す。
あんまり耐性のないチップ個体だったのか。電源が600Wじゃ足りないのか。
ATI RADEONのドライバをバージョンアップして再計測。
――HIGHで50くらい下がった……。
うーん。どーやっても5000超えられないかなー。
あんまし意味ないかも知れないけど、CPUのオーバークロックも試してみようかなー。
深夜2時過ぎちゃったんで、悶々としたまま就寝。