今回も、ストーリーがまるでわからない「ファイナルファンタジーVIアドバンス」プレイレポートです。
もう放っておいてください。
封魔壁監視所に突入した、ティナ、ザ・ロック、エドガー、セッツァーの4人。
経験値稼ぎも飽き、ついに封魔壁の前まで到着しました。
ティナが開けようとしてたら、ケフカが登場。「ヒョッヒョッヒョッヒョッ……。ガストラ皇帝のおっしゃったとおりだ! ティナを、帝国にはむかう者に渡し、およがせれば封魔壁を必ず開く……。つまり、われわれの手のうちで、おどっていたにしぎないのだよ! ヒッヒッヒッ…! 君たちには用はありません 私のために用意された、栄光への道を開けるのです!!」などと長台詞をいいました。
バカだなあ、こいつ。ティナが扉を開けてから出てくればいいのに。先にそんなこといわれたら、開けませんよ。
そう思ったのですが、ここで予想外の行動。
ティナ、扉開けちゃいました。
しかも全裸になってます。
驚きです。やはり脳に障害が残っているのでしょうか。
全裸でドアをオープンです。
封魔壁の向こうから、幻獣たちがにゅぽぽーん、と出てまいりました。そのまま、どこかへ飛んで行きます。何故かケフカも巻き込まれ、一緒にすっ飛ばされて行きました。
なんか嫌な予感がするとかで、服を着たティナたちは飛空挺に戻ります。
なにやってんでしょうか、このひとたちは。
飛空挺で幻獣に襲われたりとかしつつ、帝国の首都ベクタに到着。
ベクタの町は、幻獣に襲われてぼろぼろです。兵たちは、火も消さずにおろおろしています。
いつの間にか、反帝国組織リターナーのリーダーであるバナンがきてました。他の仲間も一緒です。どうしてこいつらは、ナルシェを守るとかいいつつも、いつもナルシェから出ちゃうんでしょうか。
皇帝が呼んでいるというので、ティナたちは城に向かいます。
皇帝と会食です。当然のように、反帝国組織リターナーのリーダーであるバナンは抜きです。
会食が始まりました。
皇帝に「セリス将軍の事だが…」といわれて、ザ・ロックは「どちらにしても、セリスを信じている」と答えました。「信じている」という言葉に力をこめますが、「どちらにしても」という言葉で、実は疑っていて信じていないんだぞ、ということを頑として主張するという、絶妙な回答だと思います。
その後、何故か同じテーブルについている男と戦闘したりしつつ、帝国に協力して大三角島に向かうことになります。船で行くみたいです。
反帝国組織リターナーのリーダーであるバナンは、結局皇帝に逢えませんでした。
港に行くと、帝国の将軍レオが待っていました。角刈りのナイスガイです。オカマ臭が漂ってます。
彼がいうには、帝国の将軍一人と、街でやとった男一人を、同行させるらしいです。
そこで登場したのが、セリスとジャドウ(犬つき)。
ロック「セリス……」(意訳:なんだよお前、やっぱ帝国のスパイだったのかよ……)
セリス「……」(意訳:ちがうもん! ちがうけど、なんかどうでもよくなったから、帝国に戻ったんだもん! 私なんて、どうでもいいんだもん!)
この微妙な空気に、ティナも半笑いです。
中二か。
何故か、すぐには出発しないようです。
港町の宿屋で一泊。その夜。
悶々としたザ・ロックは、ティナを襲うのをやめて、宿の外にでます。
するとそこに、セリスがたたずんでいました。
寂しそうに、夜風にあたっています。
ザ・ロックは言葉をかけますが、セリスは堅い表情を変えません。そのまま無言で逃げていってしまいます。
取り残されたザ・ロック。
お互い、いいたいこともいえずに。
物 凄 い 破 壊 力 の 思 春 期 イ ベ ン ト です。
中二か。
次の日、いよいよ港から出発です。
夜になりました。
ティナが甲板でぼんやりしていると、角刈りのナイスガイ・レオがやってきました。
レオはやはりオカマらしく、女心がよくわかるみたいです。二人で淡々と、愛の話をします。セリスたちの思春期的な恋愛話なんかより、ずっと大人な感じがしました。オカマと露出狂の会話ですけど。
レオが去ると、盗み聞きしていたシャドウが、我慢できずに登場します。
「世の中には、自ら感情をすてて生きようとする人間もいるのだ。それを、忘れるな」なんて、聞いてるこっちが泣きたくなるような寂しい台詞をティナに向かってぶちまけます。きっと今までモテたことが一度もないのでしょう。そのままジャドウは、泣きながら去りました。
この後、ザ・ロックがおどけたBGMとともに出てきて派手にゲロをぶちまけるんですけど、割愛。
大三角島が見えてきました。
ふた手に分かれて行動するみたいです。セリスは別行動です。
別れ際、意を決したセリスが、ザ・ロックに話しかけようとします。
しかし、ザ・ロックは無視して出発します。
お互い、いいたいこともいえずに。
物 凄 い 破 壊 力 の 思 春 期 イ ベ ン ト です。
中二か。
サマサという村に到着。いちげんさんお断りの、京都の料亭みたいな町です。
村人たちはわざとらしく、必要以上に、魔法が使えることをアピールしてきます。どうやら魔導師の村らしいです。ストラゴスという爺さんの家で、いろいろ話を聞きます。
ストラゴスの孫のリルムに愛犬を奪われて、シャドウは歯軋りして悔しがってました。
その夜、サマサの宿に泊まっていると、村にある屋敷に火災が発生します。
慌てて出て行くティナとザ・ロックですが、シャドウはベッドから出てきません。
ベッドの中で、シャドウは忍び笑いをしています。
そうです。
実はこれは、シャドウが仕掛けた事件なのです。
屋敷にリルムを連れ出し、閉じ込め、火を放ったのです。
リルムに愛犬の心を奪われたことに対する、復讐なのです。犬しか友達のいない彼にとって、リルムは憎むべき敵なのです。
しかし、彼には誤算がありました。
そばに、犬がいません。
まさかと思い、シャドウは飛び起きます。探しても、やはり犬がいません。きっと犬は、リルムを助けに行ったに違いありません。シャドウは泣きながら、火災現場に向かいます。
燃え盛る屋敷の前で、村人たちがしょぼい魔法をちんたら使ってます。
ティナとザ・ロックは、リルムを助けるために、ストラゴスを仲間に引き入れ、燃える屋敷に突入します。しかし、奥の部屋でリルムと犬を発見したところで、一酸化中毒により倒れてしまいました。
そこへ颯爽とシャドウが登場。マスクをしているので、煙を吸わなかったのです。
ニヤリと笑みを浮かべ、愛犬とリムルをどう始末しようかと悩むシャドウですが、愛犬にくぅんくぅんと懇願されたので、あっさり妥協しました。ついでなので、ティナたちもまとめて連れ出すことにします。シャドウは大人三人、子どもひとり、犬1匹を抱え上げ、大ジャンプし、屋敷から脱出します。まさに火事場のクソ力です。
なんだかんだあって、ストラゴスを仲間に加えたティナたちは、西にあるという幻獣の洞窟を目指します。
シャドウは、愛撫し合う愛犬とリルムの仲を強引に割くと、犬を連れて、泣きそうな顔で走り去りました。
幻獣の洞窟に到着。
三闘神の像があるとこに到着しました。オルトロスが登場です。3度目です。あー。もう本当にどうでもいい。くすりとも笑えない寸劇のあと、リルムが仲間になりました。
洞窟の奥に到着すると、幻獣たちがわらわらいました。
幻獣たちのリーダーっぽいユラという名の幻獣が、「ついカッとなって町を滅ぼしてしまった。今は反省している」と話してくれました。ピンポイントで帝国の首都ベクタを狙ってたあたり、偶然ではなさそうなんですけど、ザ・ロックたちはあえて突っ込みません。
話し合った結果、帝国のひとと合ってくれるということなので、サマサに戻ります。
つづく
実はこの先のサマサでのイベントまで進んだんですけど、イベントが長すぎて途中で電源切ってしまいました。
通勤中にプレイしているので、いつもは駅に着いた時点で中断していたんですけど、イベント中だとなにも操作ができないんです。メニューも出せないんです。そんでもって、そのイベントがやたら長いんです。
というわけで、このゲーム、携帯ゲーム機でプレイするのはツライです。PSPなら電源切ってもその場から再開できますが、ニンテンドーDSはできません。セーブポイントからやり直しです。
まあ、洞窟をぜんぶ周り切る前にイベント始まっちゃってたので、やぶさかではないんですけど。
あと、攻略情報とか見ないでプレイしてるので、
「ぎゃあ! 会食の選択肢に意味あったのか! 退魔の腕輪(エンカウント率ダウンするアクセサリ)貰えなかった!」
とか日常茶飯事です。