魚を手づかみで捕獲

2006年12月22日 00:00:00 | 【カテゴリー: ファイナルファンタジーVI
この記事の所要時間: 約 4分52秒

 まだまだいくヨ!「ファイナルファンタジーVIアドバンス」プレイレポートです。
 今週はサンデーもモーニングもなかったので、電車の中で進みました。サンデーは気づかずに買っちゃいましたが。先週号。

 魔大陸に上陸し、シャドウを拾って突き進む、ザ・ロックとティナとセリス。
 やたら強い敵が出てきて苦戦します。結構レベル上げてたはずなのに、敵の強さが強烈です。そういえば、レベル上げてもたいして強くならないんでした。ていうか、吹き飛ばされる攻撃がとてもウザイです。
 苦労しながら先に進むと、アルテマウェポンが道を塞いでいました。
 武器のアルテマウェポンといい、モンスターのアルテマウェポンといい、VIではまだ、たいしたことのない地位みたいです。
 アルテマウェポンの凄まじい攻撃で、シャドウ死亡。
 その直後、アルテマウェポン死亡。
 勝利のファンファーレが鳴る中、ひとりだけ死んでいて、しかも生き返らせてくれなかった仲間を恨んだシャドウは、戦闘終了後、「一度は帝国にこのみを売った俺だ……。お前らといっしょに戦う資格はない……」と苦し紛れの捨て台詞を残して、泣きながら走り去っていきました。
 愛犬に捨てられ、帝国にも捨てられ、ザ・ロックたちにも冷たくされたシャドウに、明日はあるのでしょうか。

 その先の広間に行くと、皇帝のガストラとケフカが、三闘神の像をうっとりと眺めていました。
 彼らにギロリと睨まれて、ザ・ロックとティナは、お得意の死んだふりを発動です。
 セリスだけ、死んだふりをするタイミングを逃してしまいます。ピンチです。
 ガストラは爺さんのくせに、やたら興奮しています。ギンギンのビンビンです。ハァハァしながら「セリスよ。さあこい。お前だけは特別だ。我がガストラ魔導帝国をきずくために、ケフカとお前に新しい子孫を残す使命を、与えようではないか!」などと卑猥なことを叫びます。自分でするより覗き見る方が興奮するという、ガストラの倒錯した性癖が暴露されました。
 当然、セリスは拒否。
 するとケフカが、剣を貸してくれました。これでザ・ロックたちを殺害せよ、とか無茶いいます。
 仲よさげに死んだふりをする、ザ・ロックとティナ。息が合っていることに若干嫉妬を覚えたセリスは、借りた剣でティナの顔面をぐちゃぐちゃに切り裂いてやろうかと思いましたが、寸前のとことで思いとどまりました。
 きびすを返し、ケフカの腹にドスッと剣を捻り込みます。
 痛みに乱心したケフカは、何故かガストラと痴話喧嘩を始めます。腹をえぐられて血まみれのケフカは、三闘神の像の力を借りて、しょーもないコントを演じ始めます。
 お茶を飲み、冷笑しながら、それを鑑賞するセリス。
 それにしても、腹を刺されてえぐられても死なないとは、やはりケフカは最強生物です。
 コントが終わると、三闘神の雷に撃たれて、ガストラが死にました。
 しかし、ケフカの乱心は止まりません。睨み合うことで力を中和していた三闘神の像を、ずらし始めます。五メートルくらいある巨大な石像を、たったひとりで移動させます。すさまじいパワーです。さすが最強生物です。
 とりあえず、「だめ! ケフカ!! だめ……ケフカ……。3人の力のバランスが破れたら……、力が暴走する……」と叫びますが、なにもしないセリス。あんな最強生物に喧嘩を売っても、勝てるわけありませんから。
 そこへ、唐突かつ颯爽と、シャドウが登場。
 すさまじいパワーで素早く像を動かし、ケフカを潰そうとします。
 そして「行け! 世界を守れ! 俺にかまうな。早く行け! もう暴走は止まらない! ふっ……必ず戻ってみせるさ。心配するな」と、カッコイイ台詞を叫びます。
 どうしたんでしょうか。
 彼に、なにが起こったのでしょうか。
 あまりの豹変ぶりに驚愕したザ・ロックとティナは、思わず飛び起きてしまいます。
 きっと、彼は悟ったのでしょう。愛されるためには、愛されるだけの価値を自分に見出さなくてはいけない、ということを。
 まぶしい。あまりにもまぶしい笑顔で、シャドウはケフカを引き止めます。
 シャドウが死んでもどうでもいいセリスたちは、その場から逃げ出しました。

 シャドウを置き去りにしたまま飛空挺に戻ると、世界が割れ始めました。
 この日、世界は引き裂かれたそうです。
 何故か空中を飛んでいた飛空挺にも被害が及び、セリスたちは落下してしまいました。
 世界を守れませんでした。

 暗転。

 セリスは、意識を回復しました。
 ボロい一軒家のベッドに寝かされています。ここはどこでしょうか。
 シドが入ってきました。どうやら彼が助けてくれたらしいです。しかも、1年間眠りっぱなしだったセリスの世話をしてくれたそうです。きっと、あんなことやそんなことまでしてくれたに違いありません。
 陵辱です。
 屈辱です。
 セリスは、着ぐるみを着て若作りをしているけどまだ50代であろうシドに、嫌味たっぷりに「おじいちゃん。そう呼んでいい?」といいます。物凄い憎悪の篭った目で睨みながら。
 シドは、ショックを受けながらも、殺されるのが恐いので、「おじい! へへ、てれるのォ。突然孫娘ができたみたいで……。ゴホッ、ゴホッ」といって、仕方なく従いました。
 シドは身体が悪いふりをして、セリスのベッドにもぐりこんできました。慌ててベッドから出たセリスは、外に出ます。海岸で魚を手づかみで捕獲すると、家に戻り、生のまま魚をシドの口に詰め込みました。
 無言の殺意。
 シドが、戦慄したように震えました。

 つづく


(※) シャドウを崩壊後に仲間に加える場合、魔大陸から脱出する時、選択肢で「そのまま」を選び、次の選択肢で「シャドウが気になる」を選んで待っていると制限時間5秒前に合流して脱出することになる。

 本日、シャドウの死亡が確認されました。

 

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コメント / トラックバック2件

  1. いんぢー より:

    モグを谷底に落として死なせ
    シャドウを大陸に落として死なせ
    シドに腐った魚を食わせて死なせ
    それぞれかなり過ぎたところで気づいてリセットをするということを
    思えば結構やったゲームだったなこれ・・・・こんちくしょー

  2. Stonecold より:

     なんかこう、このゲーム、攻略情報必須ですネ。
     取り返しのつかないことが満載。
     まあ、やり直したりはしない漢プレイ続行中ですが。

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