「オブリビオン」プレイ中であります。
もはや現実逃避以外のなにものでもありません。
実は、このゲームには、若い人物が出てきません。
中年と老人しか出てきません。若いといわれても、オッサンに見えます。
子どもや少年少女のいない世界なんです。
いたとしても、酷いもんです。
逢うたびに「わたしの勇者様!」などと可愛らしいことをいって慕ってくれるダル=マちゃんは、極彩色に鱗がテカるトカゲ人間です。
同棲することになるツンデレ騎士のマゾーガちゃんなんか、緑色の肌で豚鼻のオークです。
萌えようがありません。
むしろ死にたくなります。
主人公にしても、キャラクターメイキングをお任せにすると、婆さんとか普通に出てきます。良くて中年のオバサンです。
国産ゲームでは、少年少女が世界を救いますが、この世界では、中年が世界を救います。
これはきっと、某国の陰謀に違いありません。若くて萌え萌えな少年少女が出てくると、いろいろと犯罪的なニオイが濃くなってしまうからです。つか、このゲームのキャラクターが萌えキャラばっかりだったら、確実に全世界のプレイヤーがひきこもりになってしまって労働者が激減し世界規模で大恐慌になり間違いなく地球が滅亡してしまうことでしょう。
ああ、中年でよかった!
さて。
レヤウィンでひと通りクエストをこなしたので、Stonecoldは北上してブラヴィルへ向かいます。
ブラヴィルの町を走り回ると、何故か帝都に行かなくちゃいけないクエストばっかり増えました。
いよいよ帝都に向かう日がきたのでしょうか。
でも、なんとなくまだ行きたくなかったので、戦士ギルドの任務でもこなそうかなと思い、アンヴィルへ。
アンヴィルの戦士ギルドへ行くと、嫌味な上司から、盗賊退治に行ってくれと依頼されました。
おまけで、マグリールという名のチビ戦士がついてきました。
顔が引きつります。こいつは以前、わがままこいて戦士ギルドの仕事を放棄してた奴です。そのときは尻ぬぐいしてやったんですが、なんか嫌な奴です。
邪魔なので置いていこうとすると、「へえ! あんたひとりで仕事しちゃうんだ!」なんて皮肉めいたことをいいやがります。
むかつきます。
話しかけると、「今日は給料日だ! 呑みにいこうぜ!」とか叫び出します。
殺意が沸きます。
かといって、彼を放っておくわけにはいきません。盗賊に殺されてしまったら、あの嫌味な上司になにいわれるかわかったもんじゃありません。
盗賊たちの隠れ家に入ると、役立たずのマグリールを守りながら、気を遣って戦いました。
結構しんどかったです。
コロールの戦士ギルドから呼び出しがあったので、コロールへ飛びました。
ギルドの玄関を開けると必ず玄関の前に立ってるオークの上司に、ひと捜しの仕事を依頼されます。
ついでに、ギルドマスターの息子のおもりをすることになりました。自信をつけさせてやってくれ、なんて頼まれたので、今度も置いていくわけにはいきません。
このギルドマスターの息子、”ひとが隠密行動してるのに、敵を見つけて走り出す”とか、”トロールの軍団の中に無謀にも突っ込む”とか、”遠くにいるオークを見つけて勝手に突撃かます”とか、自殺志願者なんじゃないかと思わせる行動ばかりとりやがるので、とっても苦労しました。
思わず、「身の程を知れ、このマザコンがッ!」なんて叫びそうになりました。
なにせ、弱い。自信をつけさせようと思い、敵のオーガをあと2発で死ぬくらいまで傷つけておいて、ずっと盾で防御してたんですが、なかなかとどめを刺してくんない。「おりゃー!」とか威勢だけはいいんですか、カキンコキンと弾かれまくってます。イライラしたので、こっちでとどめ刺しちゃいました。
洞窟の探索もほどほどに、目的だけ達して脱出。えらいしんどかったです。
しかも、真夜中に町に帰ってくれば、オークの上司はボロい自宅に帰っててギルドにいません。ギルドで待ってろよ。どんだけ家好きなんだお前は。独身のくせに。
仕方がないので酒場に入り、朝までギルドマスターの息子に愚痴を垂れてました。
次の任務は、ブラヴィルです。巧い具合に戻ってこれました。
待っていたのは、マグリール。
またこいつかよ。
ため息しか出ません。
今回も、わがままいって仕事を放棄したみたいです。更に、勝手に戦士ギルドを辞めて、なんでも屋のブラックウッド団に入団したとかいってます。得意げな顔で。やりたい放題ですこのオッサン。自由です。フリーダムです。お前歳いくつだよ。もう立派な社会人だろうか。思わずブチ殺しそうになりました。
ていうか、戦士ギルドって、ろくな奴がいねえ!
つづく。
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