この記事の所要時間: 約 7分51秒
2011年7月24日、1ヶ月半ぶりくらいの第5回ファイナルファンタジーTCGグランプリを開催しました。
ていうかもう『ファイナルファンタジーTCG タケ邸杯』にしときます。
参加者は前回と同じ、ハゲ、嫁、タケさん、ピヨ、てちゅ、ねぎちゃん、友人R、の7名です。
タケ邸杯なので、開催場所はもちろんタケ邸です。
今回は、コモンレギュレーションでの対戦です。
同じカードを何枚でも入れられるタケレギュレーション、何枚でもドローできるネギレギュレーションなどもありますが、カオスすぎるので却下しました。
コモンレギュレーションは、以下の特別ルールが適用されます。
【使用可能カード】
・プロモーションカード:使用不可
・スペシャルレアカード:使用不可
・エントリーカード:使用不可
・レアカード:1種類まで
・アンコモンカード:2種類まで
・コモンカード:無制限
【追加ルール】
・土単デッキは禁止。
・プロモーションカード:使用不可
・スペシャルレアカード:使用不可
・エントリーカード:使用不可
・レアカード:1種類まで
・アンコモンカード:2種類まで
・コモンカード:無制限
【追加ルール】
・土単デッキは禁止。
土単デッキを禁止してるのは、テストプレイしたところ、どー考えても土属性が強すぎるためです。
なんとかなるよーな気もしますけど。
49枚まで土属性で1枚だけ他の属性とかもありっちゃーありなんですが、さすがにそんなことするワルい子はいませんでした。みなさん紳士です。
普段使わないカードが、どんな動きをするのか。
大量に余ってるカードが、どんなキセキを生むか。
覇者となるのは、どのレアカードなのか。
そんな、『第4回ファイナルファンタジーTCG タケ邸杯 コモンレギュレーション戦』のレポートをお送りします。
みなさん、様々なデッキを組んでまいりました。
いちばん乗り気じゃなくてぶーぶーいってたピヨが、誰よりも熟考しまくってました。
もちろんキーとなるのは、どのレアカードを選ぶか。
プレイングもそうですが、デッキを作るアイディア出しのところから勝負が始まっています。
意外と皇帝を入れるひとがいませんでした。
なんとなく自粛してしまったよーです。
全員のデッキをバラしちゃいます。
嫁は、土+火属性デッキ。土属性がメインです。
レアカードに選んだのは、ケフカ。そしてギップルとヘカトンケイルを入れています。ルブラン、サノー、ウノーがおり、ゴーレムもあり、ズルいくらい土単に近いデッキです。
ピヨも火+土属性デッキですが、火属性がメインです。
選んだレアカードは、ゼムス。問答無用でプレイヤーにダメージを通すとんでもないバックアップです。フォワードをたくさん並べて、毎ターンプレイヤーを攻めてきます。
ねぎちゃんは、火+風+水+土の4属性デッキ。
なんと、ゴルベーザを選んでました。倒すと2CPのフォワードを4体並べるゴルベーザです。とんでもないチョイスです。
てちゅは、土+風属性デッキ。
大量に並ぶ一般兵を最強に強化する、ウォーリアオブライトをレアカードに選んでいました。バックアップの踊り子も、2体並べばパワー2000のフォワードを駆逐できます。
友人Rは、火単デッキ。
レアカードに、このレギュレーションでは最強と思われるスペシャルアビリティを持つレッドXIIIを選んでいました。
そしてハゲは、雷+水属性デッキ。
レアカードにオーディン。あとアンコモンのカイン。アンコモンのラムザ。プレイを始めてすぐに後悔することに。
最後にタケさんですが、大会が開始してから作り始めた雷+火属性デッキです。
なんと2戦終わったところで、キロスを4枚入れてるというタケレギュレーションが発覚。ていうか、なぜキロス。しかもレアカードのウォーリアオブライトを1枚しか入れてなかった。
1戦ずつレポート書いてくと長くなりすぎるので、はしょります。
まず、ねぎちゃんのゴルベーザ最強でした。
ただでさえ、パワー9000。しかも無理して倒したら2CPのフォワードが4体も並ぶ。たまったもんじゃない最悪のフォワードです。
ゴルベーザの嵐が吹き乱れました。
ケフカがくじけ、ウォーリアオブライトが散り、ゼムスがうなだれ、レッドXIIIが倒れました。
ゴルベーザ最強です。
でも、ケットシーにダルにされて倒れました。
なんでか知らないけど、仲間うちで最強なねぎちゃんにだけは強いハゲです。
友人RのレッドXIIIも、やっぱり強かったです。
竜騎士(♂)、竜騎士(♂)、ナイト、ローザが1撃の炎で駆逐されました。
オーディンでレッドXIIIを駆逐したものの、また出てくるし。
そのあと反撃のために展開したカイン、竜騎士(♀)、ユージュ、バイキングも、1撃の炎で駆逐されました。
泣いた。
それにしても、ハゲがレアカードに選んだオーディンはハズレです。
3枚使い切ってもたった3体しかフォワードを除去れません。低コストフォワードが並びまくるコモンレギュレーションでは、効果が薄いです。
もともとレアカードを倒す前提だったんですけど、肝心なときに引けないし。1戦目なんか1枚も引けなかった。
嫁のデッキはほぼ土単だったんで、プレイングがいちばん巧いピヨにも競り勝ってました。
ゼムスをヘカトンケイルで割られたピヨは、最後まで粘りに粘ったものの、息切れ破れました。
ずらりと並べた一般兵をウォーリアオブライトで強化したてちゅにも、デッキ切れまで追い込み、ついに降参させてました。
やはりコモンレギュレーションの土属性は強いです。
土メタとかできないかな。
ただ、ピヨとてちゅ相手にそれぞれ1時間以上かけてたんで、嫁はへろへろになってました。
フォワードがたくさん並ぶと、駆け引きと足し算が大変なことになります。
ちなみに本気デッキで戦いたがってたピヨも、待ちくたびれてへろへろになってました。
時間の関係で最後までできませんでしたが、結果はこーなりました。
ねぎちゃん”ゴルベーザ”が4勝1敗(1戦残し)。
友人R”レッドXIII”が4勝1敗(1戦残し)。
嫁”ケフカ”が3勝1敗(2戦残し)。
ピヨ”ゼムス”が3勝3敗。
ハゲ”オーディン”が2勝3敗(1戦残し)。
てちゅ”ウォーリアオブライト”が1勝4敗(1戦残し)。
タケさん”キロス”が4敗(2戦残し)。
というわけで、コモンレギュレーションでした。
実はこの日、シールド戦をやる予定だったんですが、嫁の「お金の無駄」というひとことで中止になりました。
その代わりに、ふところにやさしい、ゴミにもやさしい、コモンレギュレーションになりました。
とはいえ、結局コモンでも強いカードは決まってるので、入れるカードもメインデッキと同じよーなものになりがちでしたが、最近はあまり見かけなくなったウォーリアオブライトやケフカが実力を発揮し、ザルバックがいい仕事をし、ゴルベーザやゼムスが驚異となるなど、一風変わった対戦が楽しめました。
ガチガチの勝ちデッキでの勝負に疲れたときに、いかがでしょうか。
もっと疲れるかも知れませんけど。
嫁とてちゅの対戦が終わるのを待つ間、友人Rの発案で、3人マルチプレイを行ってみました。
プレイしてみたのは、友人Rとねぎちゃんとハゲ。
デッキは、とりあえずコモンレギュレーションです。
ルールは、以下でやりました。
・時計回りにターンを進める。
・攻撃できるのは、左隣のプレイヤーのみ。
・アビリティと召喚獣は、どのプレイヤーに対して使用してもよい。
・効果は、対象のプレイヤーのみに発揮する。
※クリュプスを発動させた場合、対象にしたプレイヤーのフォワードにのみに適用する。
・プレイヤーを選ばない効果は、自分か攻撃可能なプレイヤーにのみ発揮する。
※左右ふたりのプレイヤーがヤーグ・ロッシュを場に出しており、自分がオニオンナイトを出した場合、まず左隣のプレイヤーのヤーグ・ロッシュがアクティブになる。左隣のプレイヤーのヤーグ・ロッシュは、効果の対象にならない。
※算術士(氷)を出した場合、自分と左隣のプレイヤーのフォワードが効果対象になる。
・あとは通常通りのルール。
※EXバーストは対象を選べます。
・攻撃できるのは、左隣のプレイヤーのみ。
・アビリティと召喚獣は、どのプレイヤーに対して使用してもよい。
・効果は、対象のプレイヤーのみに発揮する。
※クリュプスを発動させた場合、対象にしたプレイヤーのフォワードにのみに適用する。
・プレイヤーを選ばない効果は、自分か攻撃可能なプレイヤーにのみ発揮する。
※左右ふたりのプレイヤーがヤーグ・ロッシュを場に出しており、自分がオニオンナイトを出した場合、まず左隣のプレイヤーのヤーグ・ロッシュがアクティブになる。左隣のプレイヤーのヤーグ・ロッシュは、効果の対象にならない。
※算術士(氷)を出した場合、自分と左隣のプレイヤーのフォワードが効果対象になる。
・あとは通常通りのルール。
※EXバーストは対象を選べます。
かなりカオスでした。
攻撃対象のプレイヤーを攻めれば、攻撃してくるプレイヤーが喜ぶという、3すくみ。
油断できません。
ふたりを相手にするよーなもんです。
まず友人Rが口先の魔術でハゲを操り、ねぎちゃんが窮地に。しかしハゲが友人Rを裏切り、オーディンをぶち込む。友人Rがハゲにクリュプスを飛ばせば、ねぎちゃんが魔界幻士で吹き飛ばす。
初めてにしてはバランス良く駆け引きが繰り広げられ、均等に攻撃が加わり、3人とも6ダメージになりました。
最初に脱落したのは、友人R。
ハゲとねぎちゃんの一騎打ちになったものの、デッキ切れになったねぎちゃんの一斉攻撃を耐えきり(ねぎちゃんに凌ぎ切る方法を教えてもらった)、最後はやっぱりケットシーでハゲが勝ちました。
終わってみれば、かなりカオスでした。
しかし、けっこー楽しめました。
こんなのも、いかがでしょうか。
まともなデッキでやるといろいろ不都合が出るかも知れないけど。
2体2とかでもおもしろそうだよねー。1対3とかで、1の方は手札を1枚捨てると6CP生み出せるとかでもいいかも、ライフ14とかで。
しかし、思った。こういうプレイって、うまくなった人が飽きて違う遊び方をしたときだということを・・・!(うまくなってないけどなーーーwww)
あと関係ないけどティーダの件忘れてたぜ!!!
それは違うぜ!
本気デッキでぜんぜん勝てないからもう遊びでいーやという気持ちが新たなレギュレーションを生み出すのだ!
ダメじゃん!
ティーダ持ってってたのに忘れた! 本気デッキのケースにもう3週間くらい入ってる!
コモンレギュレーション面白そうですね~。
私も実際に一度やってみたいです。
先日エリア大会でシールド戦試遊会に初参加したときもそうでしたが、普段と異なるルールでデッキを組むのってどきどきしますね。