戦記じゃないじゃん

2006年07月31日 10:53:56 | 【カテゴリー: 2006年に観た映画
この記事の所要時間: 約 1分37秒

 えー、「ゲド戦記」を見てまいりました。12人くらいで。立川のシネマツーで。
 宮崎駿の長男、宮崎吾朗初監督作品。元建設コンサルタントで、三鷹の森ジブリ美術館初代館長だったひと。今まで現場での経験はないみたい。
 脚本にも、宮崎吾朗の名が。挿入歌「テルーの唄」の作詞もしたらしい。
 むかし宮崎駿は「ゲド戦記」を映画化したかったのだが作者に断られてしまい断念したのだがその後ジブリが有名になることによって逆に作者に映画化してくれと頼まれたので満を持して映画化しようとしたら息子に取られちゃった、みたいな経緯があるとかないとか。
 ゲドの声の菅原文太。いい味出してました。シブイです。岡田准一もわりと良かった。ささやき声で話すささやき組。
 新人の手嶌葵は、ちょっとなんか棒読みというかそんな感じがした。肝心な場面で声に説得力がないというか。
 で、内容なんですが、原作を未読なので、椅子からずり落ちてしまいました。戦記じゃないじゃん。ゲド役立たずじゃん。そこでなんで竜よ。どうして竜なのよ。
 ジブリ作品に必ずあると思われる楽しい部分が皆無でした。楽び心のない、生真面目な作品。
 語るべきことを語らず、切るべきところを残しているあたり、まだ作品を作るのに慣れていないんだなー、とか思った。
 観終わったあと、みんなでけっこー盛り上がりました。
 面白かったです。

 映画の後は、昭和記念公園の花火大会。毎年ながら、すんごいひと。でも江戸っ子でも粋でもないので、途中で飽きちゃいました。テヘ。

 相変わらず「グラナド・エスパダ」プレイ中。マゾ仕様もだんだん慣れてきた。ちょっと油断すると、10レベル以上下の狩場ですぐ全滅しますが。
 シコシコの方は、そろそろ一息つけるというかつきたいというか。間髪いれず、次のアレをナニしなくてはいけないんですけど。
 たまには自分を信じてみます。そろそろ自分をさらけ出したいと思います。

 

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コメント / トラックバック2件

  1. おちき より:

    隠密同心!臭姫の御知己!!(何故大江戸捜査網なのかは僕にも解りません

    お疲れ様。一言だけ。
    >ちょっとなんか棒読みというかそんな感じがした。
    どうやら僕は棒読みフェチらしい。この作品の大部分がこの人の台詞で埋まってる。気力のない「うわぁ」とか最高。
    ・・・それでチャチャ話が出てたのか!(゚Д゚; )今更気づいた。

  2. ♪夕闇迫る雲の上~~いつ~も一羽で飛んでいる

    1週間以上のご無沙汰です。Σ(; ̄□ ̄A
    すっかりすっかりするっかり更新してませんでした。

    いやーー夏バテってこわいですね。

    何もする気が…

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