イチローみたいだった

2008年05月13日 00:00:00 | 【カテゴリー: 2008年に観た映画
この記事の所要時間: 約 1分14秒

「墨攻」を観ました。レンタルDVDで。原作は、酒見賢一の歴史小説。マンガ版は全11巻。
 紀元前4世紀の中国戦国時代。趙は十万の大軍を率いて燕へ侵攻する途中、小国の梁を攻め込もうとしていた。梁は、武装防御集団である墨家に救援を頼むが、やってきたのはたったひとりの男だった。
 十万人対ひとりの戦いが、今始まる。



 墨子とか墨家にはあんまし触れてないのは、話を難しくしたいためには良い判断だと思います。”博愛主義の武装防御集団・墨家”でいいと思います。わかりやすい。
 とにかくアンディ・ラウがカッコよかったです。存在自体が絵になる男。イチローみたいだった。
 でも、戦略的には、どーなんでしょ。数千人しかいない城に、十万人の軍勢が太刀打ちできないとゆーのが売りなんですが、あの映像だとあんまし説得力ないような気がしました。迫力はありましたけど。
 十万人は退けることはできても、たったひとりの愛する女性を救うことはできなかった。定石です。救った国に裏切られちゃうのも定番。そして男は去る。このカッコ良さも鉄板。男気に溢れる作品です。
 こーゆー中国の歴史映画を観てると、コーエーの歴史シミュレーションゲーム「三國志」がやりたくてウズウズしてまいります。もう新作でないのかなー。「三國志11 with パワーアップキット」でもやろう。
 あと、よく考えたら日本人が原作の中国映画でした。なんてグローバルな映画。
 面白かったです。

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