この記事の所要時間: 約 2分53秒
ウィルス性胃炎2日目の昼に、「クローズZERO II」を、観てまいりました。公開初日の2009年4月11日です。
立川CINEMA TWOだと思って劇場行ったら、CINEMA CITYのシアター2ですっていわれて追い返されました。間違えたの2回目です。
上映中、ずっとおなかが、ぐきゅるきゅーと鳴ってました。騒音です。ごめんなさい。でも、出てはないです。なにも出てないです。音だけです。本当です。
ネタバレなんて気にしない。
バラバラになってた鈴蘭を、だいたいまとめたはずの滝谷源治。
でも、一番になってないのが気に入らなくて、リンダマンと対決します。しかし連敗続き。みんなに呆れられちゃう。
そんな時、とある人物をきっかけに、鳳仙と戦争になっちゃいました。
親父が撃たれたり、仲間が集まらなかったりで、どーすんの? みたいな感じになります。
いろいろあって、最終的には、スカッとできます。
小栗旬、カッコイイわー。画面に栄えるわー。
山田孝之、カッコイイわー。だんだんジョニー・デップっぽくなってきてる気がします。
金子ノブアキ、カッコイイわー。ミュージシャンなのに演技巧いな?と思ったら、ドラマとかけっこーたくさん出てたみたい。
高橋努 、ブサイクだったわー。この顔面は、兵器になると思います。サイコーすぎます。
岸谷五朗は、ちょっとおいしい感じでした。
遠藤憲一は、相変わらずシブイ。
黒木メイサは、残念でした。
やべきょうすけは、もっと出て欲しかったなー。きっと、いろいろあるんだろうなー。
美藤竜也が、すごい美少年でした。こんだけ美少年だと、許せちゃいます。つか、本当に若い役者がちらほら混じってるんですが、やっぱ二十代の役者と比べると、肌の質が全然違いますね。十代のみずみずしさは、珠玉のよう。
クローズパンチ(キック)が出ませんでした。
クローズパンチ(キック)とは、一撃で相手を吹き飛ばす、必殺技です。相手は、十数メートル吹っ飛びます。ごろんごろん転がって、気を失うか、ボロボロになります。
この攻撃は、クローズの、クローズらしい、クローズ的な、特別な演出です。
前作では、当然、かましてました。
ブルッちゃうくらい、やってくれました。
それなのに、今回は、ゼロ。
1発もなし。
リンダマンすら、使わない。
PTAに、苦情でも入れられたんでしょうか。
クローズパンチ(キック)がなく、ふつーのパンチキック流血だけだったので、ちょっと物足りませんでした。
三池監督っぽくなかったです。
今回は、クローズパンチ(キック)の件もそうですが、三池監督っぽくないのです。
血気盛んな若い連中をまとめるだけでもすごいんですが、いつもの三池節を出すところまでは、できなかったっぽいです。
ただ、ストーリーとはまったく関係ない、ブサイク男玉砕エピソードは、素晴らしく良かったです。涙出ました。
キャラクターが、たくさん出てきますが、みんな魅力的で、光ってました。スピーディーに、テンポよく、話が進んでました。これだけでも、すごいことだと思います。
それに、三池監督の本領は、「ヤッターマン」で十分に堪能させていただいたので、十分といえば十分だし、足して二で割っても、まだ余ってるくらいではあります。
完璧すぎた前作と比べると、若干落ちますが、面白かったです。
いゃあ、映画って、本当にいいものですね。
タグ: クローズZERO II, 三池崇史, 小栗旬