2012年4月20日は、記念すべきコーエーの『三國志 12』が発売された日であります。
約6年ぶりの新作です。
待ちに待った新作です。
最初は2月末に発売予定だったのに2回も発売延期されたお蔭で頭がハゲあがるほど、渇望した新作です。
たまんない。
むらむらしちゃう。
おひげのおじじゃまたちのむちむちなあせときんにくがうっほほーい! です。
ほとんどの武将のほとんどの時期がもはや年下だとか、そんなこともうどうでもいいです。
というわけで、イケメン武将なんかダイキライというひと専用のマニアックなプレイレポートが始まります。
とても汗臭いので、閲覧注意。
予約して購入したのは、もちろん『三國志12 TREASURE BOX』。
お宝満載です。
金の扇子がたまんない。
せっかくのトレジャーの後ろにゴミが散乱してるのは気にしないでください。
武将イラスト集つき。むらむらしちゃう。
あと、おまけのカードはオンライン対戦で使うみたい。三國志大戦TCGとは関係なかった。
こんな感じでハァハァしてたんですが、ちゃんとプレイしました。
20日の夜は翌朝5時半まで、21日の夜は翌朝6時半までプレイしました。
身体に鞭を打つプレイです。
ある意味、ドMプレイです。
激しいプレイに、尻が痛いです。
ていうか、心臓も苦しいです。腰も痛いです。意識朦朧です。あと、板チョコの角で口の中切って血溜まりができたのが破れたあとの傷口が痛い。
無茶できないのを、無茶したあとに痛感してます。
前置きはここまでにしといて、本題に入ります。
オンラインプレイとか、わらわら着いてくるタイアップゲームとのコラボとか完全無視して、いつものCOM戦です。
まずは「184年 黄巾の乱」。
まずは馬騰。
韓遂とともに、叛の気をぶいぶいいわす。
と思ったら、なんもできない。
董卓がたんまりと兵を抱えて通せんぼしてるから、西涼から出られない。
なんもしないで2時間くらい経過。
暇。
あと、人材いない。
ぜんぜん武将が集まんない。
秘策使って範囲を広げても、振り向いてくんない。
時間かけてやっと武将が集まったと思ったら、筋肉バカばっかり。
だったら自分で作ればいい。きっと、事実そうだったのでしょう。馬騰は頑張った。繁殖した。
そして現れた錦、孟起。とんでもないものができちゃった。
でも、それ以降は不作。ろくなのできない。
つか、馬超も脳筋です。
成公英だけが頼りです。
それにしても、やることない。
やることないけど、時代は進む。
張角が死に黄巾が討たれ何進と十常侍がほにゃららして董卓が呂布とともに表舞台へ登場。この董卓、馬騰のいる西涼をふたしつつ徐州まで勢力延ばしてやんの。
益州の劉焉は張飛を抱えて荊州を奪取。孫堅率いる軍と戦ってます。
取り残された馬騰。
しかし、なんとかなるもんです。
溜まりに溜まった兵で、一気にしかけました。
緒戦なのに、10万対10万の戦いです。
どんな感じの戦闘なのかよくわからないまま始め、なんだかよくわからないけど勝てました。
馬騰と馬超のツートップ。
三国志史上唯一戦闘に加わった女性(しかも相手は馬超)にして超策謀家(苦難の末馬超を追い払った)王異(グラフィックは美人だけど本当は肝っ玉かあちゃん)を迎えて、知能指数もアップ。
黄巾の乱から20年後、怒濤の攻めで中国を統一しました。
今作は、原点に戻った君主プレイしかできません。
武将プレイじゃないです。
一般武将で始め、領主に抜擢されたとたん謀反を起こして独立したけどすぐに討たれて下野してしばらく身体鍛えたあと別勢力に仕官してまた領主に抜擢されたとたん謀反を起こして独立して今度こそ天下統一したけど評判最悪で民衆にすごい嫌な顔される、とかできないです。
地道に国を作りつつ兵力を増やし、派手に他国へ攻め入る。この辺は一緒です。
今まで君主にべったりだった軍師は、いません。
一番知能指数が高い軍師が、たまにアドバイスくれるだけです。あと、それぞれの国に施設作って突っ込んどくと、勝手に仕事します。
外交はありますが、策略がありません。
代わりに、秘策があります。
秘策は、戦争時に使えるものも含みます。1~4ヶ月かけて数人がかりで開発します。しかも3つしか取っておけないので、どんどん使っていく感じです。
技法というのも別にあって、技能の底上げができます。
騎兵を強くするとか。街の収入をアップするとか。これも、ひとと時間とお金がかかります。秘策と違って、開発したら永久に適用されます。
基本は、ひとです。
人材です。
とにかく人材がいないと強くなれません。
そういう意味では、西涼スタートは最悪でした。秘策と技法を回せ始めたの、中盤以降だもの。
国作りは、いつも通り箱庭です。
畑とか兵舎とか建てます。
作れる施設と敷地はあんまり種類がなく、だいたいどこでも建てる施設は同じ、って感じになります。
その国特有のなにかがあるわけでもありません。
いちおう都市の属性的なものはありますけど、影響は微妙です。
戦闘は、リアルタイムです。
うにょうにょ動きます。
左クリックもしくはドラッグして部隊を選び、右クリックで移動場所を指定します。
ミスしまくりました。
不意にクリックしたら、主力部隊が敵から逃げ出した。
全部隊を敵城へ攻め込まそうとしたら、主力部隊だけ明後日の方向へ走り出した。
右クリックなんだか左クリックなんだかわからなくなり、部隊を移動できなくなる。
今回のCOMはけっこートリッキーな動きをすることがあって、迂回してきたり待ち伏せしたりしてきます。
味方の陣地が攻められてピンチなので部隊を向かわしたハズなのに、敵城攻めてた。
陣地守ってたはずの部隊が、いつの間にか端っこの方で休んでた。陣地やられて負けた。
ワンクリックで戦争に負けることができます。
あと、早送りが危険です。
このゲーム、武将が技能を使うとカットインが入ってなにやら叫ぶんですが、COMはわりと連続でかましてきます。
早送り状態だと、このカットインが連続すぎてクリックできない。技能使えない。移動もできない。操作ができない。
すごい速さで負けることができます。
早送りは、移動時だけにしといた方がいいです。
ちなみに、1回目の馬騰プレイでは、武将の技能の使い方知りませんでした。なんだよこれ敵武将だけバンバン技能使いやがってずっけー、とか思ってました。普通に使えた。
一騎撃ちは、うざいです。
自動で発生します。
発石車率いてた曹操が、気軽に呂布と一騎撃ち始めたりします。
なにこの無理なシチュエーション。
一騎撃ちが始まると、じゃんけんします。
じゃんけんで5勝した方の勝ちです。
武力に10とか差があるとまず勝てませんが、武力が勝ってても運が悪いと負けることがあります。
相手がパーばっかりで、こっちがグーしかない場合とか。
それがずっと続くとか。
どーしろと。
あと、馬超の武力115まで増やしたぜちょーつええぜ負ける気しねーぜうらぁ! とか思ってたら呂布とかふつーに武力135とかでなぶり殺しにされた。
徐晃あたりにも負けた。
一騎撃ちが、うざいです。
工夫はされてます。
過去作だと、だいたいマップの2/3ほどを攻略したところで残りは消化試合だったんですが、今作では最後まで気が抜けません。
じっと堪え忍んでる国は兵がたんまりといるし、戦争は防御側の方が有利なので、ヘタに手を出すとやられてしまいます。
一度敗れると兵をごっそり失ってしまい、致命的になりかねません。
なので、ある程度の緊張感を最後まで持たされます。
まあ、リロードすれば負けませんけども。
めんどくせーとっととクリアさせろよー、と思わないこともないこともないかも知れません。
2回目は、おまけシナリオの「信長転生」を選びました。
三国志の群雄たちに、戦国武将が混ざってます。
せっかくなんで、織田信長でプレイです。
上杉謙信と同盟を結び、曹操を攻めるとか、夢プレイです。
戦国武将のことよく知らないんで、イマイチ乗り切れませんが。
それにしても、中原は人材が多いです。おにゃのこもいっぱい。つか、知らないセクシー女性多いんですけど。一箇所に集めたらAKBみたくなった。
許昌で始まり、早々に洛陽を落として天子を押さえ、曹操、袁紹、伊達政宗を滅ぼして河北を統一し、西涼と漢中を落とし、徐州に鎮座する呂布を従えた上杉謙信に喧嘩売ったところで止めました。
早めに寝ようと思ったのに、0時近くてびびりました。睡眠不足で死ぬ。あと尻が痛い。
3回目は、いよいよ自分武将プレイの予定です。
マイ武将いっぱい作って、三国志に殴り込みです。
楽しみすぎて失禁しそう。
最後に、いちおう『三國志 12』の総合評価を出しておきます。
30点。
低いです。
クソゲーといってもいい。
たぶん、一般市場に受け入れられることはないです。
次回作はまた5年後か、まったく違ったイケメン&美少女三國志になるでしょう。
売り上げも、めっさ低いハズです。Twitterで「三國志」を検索したって、中国語のつぶやきしか出てきません。
でもいいんです。
30点でこれなんですもん。100点だったら死ぬ。確実に死ぬ。
あー、30点のクソゲーでよかったわー。
こうして生きていられるのも、『三國志 12』がクソゲーだからだわー。
たぶん、開発者もわざとクソゲーにしてるんだわー。シブサワコウ殺しちゃうからだわー。
いやあ、クソゲーじゃなかったら、会社辞めるとこだったわー。寝不足で死んでたわー。クソゲーバンザイだわー。
このゲーム中古で売れないので捨てようかと思ってたが
暇をもてあまして約2ヶ月ぶりにインスコしてプレイしたけど
あまりの糞ゲーぶりに怒りが再燃したわw
今は無事にゴミ箱の中に入っていますww