ショパンの夢が始まりました。
美麗な夢です。
究極的に美しいです。
次世代の夢です。
久しぶりに、胸躍る大作RPGです。20時間で終わるらしいですが。
コントローラーを握ると、ストレスがみるみる減っていくのがわかります。携帯ゲーム機じゃ味わえない高揚感が、据え置きゲーム機にはあります。
けれど、いくらなんでも投身自殺しながらエアーキッスはないと思います。
森本レオの語りは、異様に長かったです。ここでいい雰囲気になっちゃって、思わず寝ちゃうひともいるんじゃないでしょうか。
ちょっと心配です。
キャラクターはみんな可愛いのですが、演技が気になります。ぶっちゃけ、3DCGの演技が下手です。間が悪いというか、動きが不自然というか、ぎこちなさが目立ちます。声はしっかりしているので、余計にギャップが際立ちます。ちゃんと演技指導してもらいたかったです。
カット割りも、違和感を覚えました。ここでこのカット? っていう箇所が、序盤からかなりあります。
ちょっと心配です。
そして、地味です。
どれくらい地味かといいますと、旅の目的が地味です。
●女の子 → 村の特産品を高く買ってもらえるように、領主様のところへ嘆願しに行く。
●男の子 → 町の税金を安くしてもらえるように、領主様のところへ嘆願しに行く。
ある意味リアルなんですけど、どーなんでしょう、コレ。
まったくわくわくしません。
ちょっと心配です。
あと、犯罪者が出てきます。
パン屋からパンを盗む常習犯、ってレベルじゃないです。
ゲームをお持ちの方は、ステータス画面を確認してみてください。
はい。
39歳の男がいますね。
「これは僕の夢の中の世界なのさ」などと出会い頭にいきなり発言して、女の子をどん引きさせた男です。
今度は、彼と一緒に旅立つことになる女の子の年齢を、ステータス画面で確認してみてください。
はい。
14歳です。
39歳のおっさんが、14歳の女の子と、旅をするのです。
いい訳なんてできません。少なくとも東京都では、間違いなく犯罪行為です。
R指定じゃなくていいんでしょうか、このゲーム。
ちょっと心配です。
ゲーム自体は、とても面白いです。
アクションを巧くやってるように思わせる疑似アクションの戦闘システムは、秀逸です。光と影のシステムも面白いです。それに気づかず、1回全滅してしまったくらいです。
ロード時間がほとんど皆無、というのは驚愕しました。だてにアクセス音がうるさいわけじゃありません。待たされるのは、セーブのときだけです。
本体を買ってでも、プレイする価値のあるゲームだと思います。
ちなみに、我が家ではショパンのことをチョピンと呼びます。ノックチューンです。
ちょっと心配です。