ジョン・ウーのレッドクリフ

2008年11月08日 00:00:00 | 【カテゴリー: 2008年に観た映画
この記事の所要時間: 約 2分47秒

 ネタバレなんか気にしない。

「レッドクリフ」を観ました。公開初日です。立川のCINEMA TWOです。10人くらいで観ました。
 監督は、ジョン・ウー。トニー・レオンが周瑜で、金城武が諸葛亮。中村獅童は甘興。甘興? 甘寧じゃないの? 甘興覇から覇を取ったの? 覇気のない甘寧ってこと? でもまあ、甘寧っぽくていい雰囲気だったと思う。
 あと、孫尚香が出てきます。いわゆる孫婦人です。正式には名前は無かったハズで、孫尚香はコーエーのゲームが初出だった気がしたんですけど、京劇で使われてる名前でした。

 劉備は、よれよれのおっさんでした。新大久保にいそうです。オーラがまるでありません。
 諸葛亮は、終始ニヤニヤしてました。イケメンじゃなかったら、殺されてるところです。
 関羽は、すごい眉毛剃ってて渋谷系でした。歩兵でした。やたら青竜刀を落として取りに行ってました。
 張飛は、素手でぶつかっいき、どっかーん! って感じでした。超肉体派でした。蛇矛はなくしちゃったみたいです。
 超雲は、やたらカッコよかったです。わりと忠実に再現されてました。確実に贔屓されてました。
 ホウ統は、何故か姿を現しませんでした。どういうこと?

 曹操は、時代遅れの曹操像でした。標準的でステレオタイプな悪人です。わかりやすい。
 夏侯惇は、隻眼じゃなかったです。ていうか、髭のオッサンがたくさんいて、誰が誰だかわかりませんでした。つか、赤壁参加してたっけ?
 張遼は、夏侯惇と同じ顔してました。つか、赤壁参加してたっけ?
 ザコ武将は、夏侯惇と同じ顔してました。何人もいました。やられもやられても出てくるので、ゾンビかと思いましたが、全員別人だったみたいです。

 孫権は、情けなかったです。政治手腕なさそうでした。でもイケメンでした。たぶん、母性本能くすぐるタイプ。
 周瑜は、これでもかッ! ってくらい、死にフラグが立ちまくってました。矢傷を受けるのも、早すぎです。たぶん赤壁の戦いが終わると同時に死ぬ。
 小喬は、チャン・ツイィーだと思ったらリン・チーリンだった。たぶん周瑜と一緒に死ぬ。
 甘興は、中村獅童でした。特別出演なのに、けっこー出てた。たぶん周瑜が死ぬ前に死ぬ。
 孫尚香は、今時の孫尚香でした。時代に即した萌え萌えのツンデレで、すごく良いキャラクターでした。たぶん、Pert2で美味しいとこもってく。
 韓当、黄蓋、程普は、ちょこっとだけ出てました。たぶん、Pert2もこんな扱い。

「三国志」ではなく、「三国志演義」ではなく、「赤壁の戦い」ではなく、「ジョン・ウーのレッドクリフ」でした。

 オープニング前に、日本語で三国志の簡単な解説が流れたので、うお! まさか吹き替え版!? しまった! とか思いましたが、本編が始まったら、ちゃんと字幕になりました。
 上映中、座席のあちこちで、客がガサガサ鳴らすのが、やたら耳障りでイライラしました。
 映画が終わってスタッフロールになると、今まで経験したことないくらい、劇場がザワザワしまくってました。途中で終わったことに、赤壁の戦いなのに戦いが始まってないことに、Part2があることに、驚きを隠せないみたいな雰囲気でした。
 Part2は、来年の4月。
 楽しみです。

 いゃあ、映画って、本当に面白いものですね。

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コメント / トラックバック2件

  1. ぐぐ より:

    映画お疲れ様でした。
    2時間半長かったですね

    >張飛・・超雲
    どっちがどっちだか今はもうわからなくなりました( ̄Д ̄;;
    関羽は強烈だったので忘れませんヽ(‘ ∇‘ )ノ

    >夏侯惇は、・・・張遼
      ↑ だ・・だれ? スポットライトあたってました?

    周瑜は、もう ゴリにしか見えません><

    自分的には、後半陽のあたらなくなった孫権・・が
    気に入りました^^

    映画って本当に面白いものですね

  2. Stonecold より:

    >張飛・・超雲
    えー。あんなに違ったのに! ジャイアンと出来杉くんくらい違うのに!

    >夏侯惇は、・・・張遼
    台詞は、1個くらいだったと思う。

    >周瑜
    ゴリて……。

    >孫権
    痩せたピエール瀧でしたね。虎の合成丸出しのシーンはどうかと思う。

    (´∀`)来年のPert2が楽しみです。
    「ライラの冒険」みたく打ち切りにならないといいなあ。

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