「オブリビオン」プレイ中であります。
現実逃避なんかしている場合じゃないんですが。
またしてもマグリールの尻ぬぐいをするハメに陥ったStonecoldは、仕方なく仕事の依頼元の魔術師ギルドへ行き、彼が請け負うはずだった仕事の内容を確認しました。
マグリールが嫌になっちゃうような任務とは、どれほど過酷なものだったんでしょうか。
ほう。
インプの胆嚢を10個もってこい、と。
ほほう。
全裸でもクリア可能な任務ですね。
確かにインプといえば、弱い頃のStonecoldが苦手としたモンスターでした。調子に乗って殴りかかり、何度となく酷い目に遭い、泣きながら逃げだし、衛兵さんに助けてもたっらもんです。
しかし、それも遠い記憶。
今となっては、ハエみたいなもんです。放っておいても、ダメージなんか食らいません。ダメージ反射10%の指輪をはめているので、勝手に死んでくれることでしょう。
なるほど、こんなしょーもない任務を依頼されたら、いくらなんでも嫌になっちゃうよね。
いやまさかインプが怖くて逃げ出したんじゃないよな。それほどヘタレじゃないよな。若干マグリールを疑いつつも、Stonecoldは洞窟に向かいます。
空は、茜色に染まっていました。
洞窟に入る前に、ちょっとだけ辺りを散歩してみました。
おや。
丘の下に、白馬がいるじゃあありませんか。こんなところに、どうして。誰かの馬なんでしょうか。
夕陽に照らされた白馬は、なにやら幻想的な雰囲気です。
目をこらすと、白馬の額に角が。
おお! あれはまさしく、ユニコーン!
興奮して近づこうとしたら、もっと興奮したミノタウロスが、物凄い形相で殴りかかってきました。なんだこいつ。倒したら、今度はミノタウロス2体が突進してきます。
ここで、はっとしました。
このミノタウロスどもは、あのかよわいユニコーンを、どこからか拉致してきた犯罪者なのではないでしょうか。そんな顔してます。間違いありません。
この野郎。許せません。
乙女として、許せません。
撲殺しました。
ユニコーンを、犯罪者どもから救ったのです。
両手を血まみれにしたStonecoldは、鼻息も荒く、血走った目で、ユニコーンに近づきます。
大丈夫。だってあたい、純潔乙女じゃもん。フヒヒ。
Stonecoldレベル32。
でも乗れました。
こんな姿でも、ユニコーンに乗れました。
修道院でザビエルハゲ(故人)に借りたまだら馬の馬くんとは、乗り心地が違います。速いです。綺麗です。美しいです。ごめん、馬くん。ユニコーン最高!
いい気分にひたってたら、またしてもミノタウロスが出てきました。空気の読めない奴らです。
ユニコーンから降りて、ミノタウロスを殴ります。ユニコーンを守るのです。ユニコーンを守るのは、乙女の責任です。
ユニコーンに、背後から蹴られました。
どうやら戦闘中に、あやまってユニコーンを殴っちゃたみたいです。
ミノタウロスは倒しましたが、ユニコーンの怒りは収まりません。前足で、ガンガン蹴ってきます。
おやおや。落ち着きたまえよキミ。ごめんってば。フヒヒ、ぜんぜん痛くないよ。可愛いやつめ。ムツゴロウ気分で余裕のStonecoldでしたが、ユニコーンの体力がみるみる減っていくのを見て、顔面蒼白になりました。
しまった。
ダメージ反射10%の指輪をはめているんだった。
必死扱いて逃げるStonecold。治癒の魔法で治してあげても、ユニコーンの怒りは収まりません。
ここでまた、はっとしました。
もしかしたら、あのミノタウロスたちはユニコーンのお友達だったんじゃないでしょうか。角友達なんじゃないでしょうか。Mixiの角コミュニティーのオフ会だったのかも知れません。仲良くやってたのに、邪魔をされた挙げ句に友達を殺され、渋々付き従いましたが、何度も何度も友達が殺されるのを見て、ついにブチ切れたんじゃないでしょうか。いっそのこと殺せーっ! ってくらい、怒っているんじゃないでしょうか。
きっとそうです。
だって、すんごい速さで追ってきます。
やっとのことで、Stonecoldは洞窟に逃げ込みました。ドアをブチ破って中まで追ってきたらどうしようかと思いましたが、諦めてくれたようです。
乙女失格です。
肩を落としながら、八つ当たり気味にインプを殺戮しまくり、インプの胆嚢を集めました。
洞窟を出ると、辺りはすっかり夜更け。ユニコーンの姿はありませんでした。
とぼとぼとブラヴィルに戻ったら、馬くんがいません。浮気を知って、実家に帰っちゃったんでしょうか。
もう散々です。
ため息をつきながら、魔術師ギルドへ向かいました。
マグリールの尻ぬぐいを完了させてコロールの戦士ギルドへ戻ると、ギルドの玄関を開けると必ず玄関の前に立ってるオークの上司に、「ここじゃ話せないことがあるから、夜中になったら俺の家にきてくれ」と囁かれました。
ヒゲ剃り痕の目立つ顔色の悪いモヒカン野郎に、です。
ふざけんなこの野郎。鏡見てからいえと、喉まで出かかりました。
つか、この上司、よく見たらオークじゃありませんでした。エルフっぽいです。ぶさいくですが。
でもまあ、とにかく嫌です。
こんな独身のオッサンの誘いなんか、受けたくありません。家になんて招待されたくありません。なにされるかわかったもんじゃありません。なにしろStonecoldは、純血乙女なんですから。
しかしながら、上司には逆らえません。なにしろStonecoldは、社会人ですから。
夜になると、上司の住むボロい家へ向かいます。もちろん、完全武装です。
ベッドの上で待ちかまえてたら殺してやろうかと思ってたんですが、上司はちゃんと鎧を着て立ってました。こちらに背中を向けた、裕次郎立ちです。ぶさいくなくせに、なにカッコつけてんでしょうか。
話を聞くと、「ブラックウッド団がアヤシイのでブッ潰したい」なんて物騒なこといい出しました。しかも、戦士ギルドのギルドマスターには内緒みたいです。この男、独断が過ぎます。
まあ、ついていきますけど。なにしろStonecoldは、社会人ですから。
つづく。
タグ: OBLIVION, RPG, Xbox, オブリビオン, クエスト, ユニコーン, 戦士ギルド, 日記
買いました
買っちゃいました
XBOXごと買っちゃった
ついでにPCモニターに繋げれるケーブルも買っちゃった
3時間かけて顔作りました
目が痛くなりました
うおお、買っちゃいましたか!
(´?`)寝不足に気をつけましょう。