HAGE_BLOG

　出逢ってはいけないふたりの出逢い。モーションを使った肉体言語のみで会話しました。


　完全に負けました。
　なんかこう、完膚無きまで叩き潰された感があります。
　この黒い肌の色とサブリガのコントラスト。そのえぐいゴーグル。たまりません。
　堪えられなくなり、脂汗を垂らしながら逃げ去ったハゲは、岩場の陰で拳を叩きつけ、噛み締めた唇から血を流し、もう二度とこんな敗北感を味わいたくない、などと思ってたのに、そのあと向かったエーテライトにいた。
　大股広げて激しく頑張ってた。
　また負けた気がした。

　ログインするやいなや、LSのメンバーに誘われてギルドリーヴです。
　息子と娘にくっついてキャンプ・ホライズンまで移動。サクサクッとリージョナルリーヴをクリアしていきます。
　しかしながら、リージョナルリーヴには落とし穴が。


　このワイト、えれーつええでやんの。
　たまーに、難易度が跳ね上がるリーヴがあるのです。
　ゾンビアタックを繰り返してやっとのことで2体倒せたと思ったら、20個集めなくちゃいけないアイテムがまだ3つしか出てない。制限時間内に、あと何体倒せばいいんだ。
　途方に暮れてたら、救世主登場。
　LSメンバーのマナさんです。
　体感パワーアップ率、5倍。
　時間ないのにハゲが回線落ちとかしてギリギリだったんですが、クリアすることができました。

　昨日はソロでギルドリーヴしやって、ウルダハで合成してただけでした。
　それにしても、合成は時間かかります。
　開始して着席するまで時間かかるし、ウィンドウ開くまで時間かかるし、アイテム欄が表示されるまで時間かかるし、アイテム選択も時間かかるし、そっから合成するアイテム選んだりとか消費するシャード確認したりするのも時間かかる。
　始まっちゃえば、一喜一憂。
　ブチ切れたり、微笑んだり、興奮して鼻血出したり、眠くなったりです。
　そんな合成ですが、問題があります。
　チャットができないんです。
　いや、できないことはないんですけど、タイヘンです。。
　1つの動作が終わるたびにキャンセルされるので、合成中に会話しようとしたら、コマンドを選択してそれが完了するまでの約3秒以内に文字を打ち込んでEnterしないといけない。間に合わないと入力クリアされちゃう。
　どんな早打ちゲームだ。
　しかも動作終了から次の動作開始までの間は、まったく入力を受け付けない。
　合成中は合成に集中しましょう、ってことなんでしょう。
　私語厳禁です。
「堂々とドードー狩りたい！」なんて喋ってれば、そりゃあ暴発するってもんです。

　会社からウキウキしながら帰ってきたら20時30分までメンテとかどんだけ佐渡島。
　メンテしてるサーバは4つだけだけど、我がミシディアサーバも含まれてる。
　悶々としてても時間の無駄なので、勝手にひとのキャラ使っちゃいました。
　Tiki Miraginoです。
　友人Rの持ちキャラです。
　ちょっと育ってるので、めんどくさくない。
　よしゃー！　幻術師を試しちゃうぜー！　ギルドリーヴを受けて、もりもりキノコ狩りだぜー！
　死にました。
　すごい勢いで死にました。
　ゾンビアタックを繰り返して繰り返して繰り返して、やっとリーヴひとつクリアできたくらいです。
　なにこのコ。
　おかしい。弱すぎる。
　これじゃあ幻術師じゃなくて幻滅師だ。
　いくら上半身下着姿だからって、釣り以外まったく興味無しだからって、死に過ぎる。
　不本意なプレイヤーに操られるくらいなら自殺する！　っていう強い想いがにじみ出ているのでしょうか。
　違った。
　フィジカルレベル上がってるのにポイント振ってなかった。
　INTとVITに半々ずつつぎ込んでやった。
　魔法を範囲化してぶっぱなしてやった。
　キノコなんかただのザコだった。

　会社からウキウキしながら帰ってきたら22時までメンテとかどんだけサディスティック・ミカ・バンド。
　2chとか情報系サイトとか見ながら悶々と時間を潰しました。
　このおあずけ感、たまらない。
　20日にオープンβが終わったら、焦燥感はこんなもんじゃないだろう。
　22日にサービスが開始したって、たぶんログインオンライン状態が続くし、サーバもばったんばったん落ちるだろうから、おあずけ感に身悶え卒倒するかも知んない。
　ぞくぞくしちゃう。

　22時ちょい過ぎに、ハゲログイン。
　LSメンバーのセカンドキャラの個人的にドストライクなミコッテに、サブリガをプレゼントしました。


　ハゲ印のサブリガ、最後のひとつです。
　できるならば、ハーネスもプレゼントしたい。
　やはりミコッテにはハーネスとサブリガをセットで装着していただきたいッ！

　というわけで、合成です。

　友人Rに、「Final Fantasy XIV」を味わっていただきました。
　布教活動です。


　ララフェルのTiki Miraginoは、ヴァナディールに存在したタルタルTikiの生まれ変わりです。
　ジョブは、やっぱり漁釣師です。
　魚を釣るために誕生しました。

　土曜日は嫁がお出かけだったので、朝から晩までプレイしまくりました。
　食料をコンビニで買い込み、ブログ書く間もなく遊んでました。途中でプレイヤーの疲労度が溜まりまくったので寝たりもしました。
　こんなの久しぶりです。
　ダメ人間リターンです。
　肩胛骨の下あたりが痛むようになりました。
　こんな生活してちゃダメだな、って思いました。

　とりあえず格闘士ランク10になったんで、クラフターでもやってフィジカルレベルの経験値を稼ごうと思い、ローカルリーヴをいくつかクリアしました。
　エーテルライトでのリーヴが終わり、ウルダハに戻って革細工のリーヴを受けに行きます。
　あらかじめ知っていたこととはいえ、請け負った仕事の内容に躊躇するハゲ。
　……これほどの逸品、わしにで作ることができるのだろうか。
　今のわしに、……果たして。
　ご存じの方はわかると思いますが、ウルダハの革細工のリーヴです。
　びっくりするようなものを作ってくれと頼まれるクエストです。
　ハゲは、心を決めました。
　ええいままよ！
　そして――。
　成功！　成功！　失敗！
　納品は2つだったので、リーヴ成功！
　ハゲは、震える拳を抑えることができません。
　――いける……。
　――これならいける！
　さっそく所持アイテムを見ると、素材のひとつは持っていました。
　朝の通勤電車のようにみっちりとリテイナーが詰まった密室へ駆け込み乗車します。メタルナックルが16万でしか売ってなくて絶望したものの、素材のひとつを発見して購入しました。
　残り2つの素材は、――裁縫ギルドだ！
　素材が揃いました。
　4つの素材を前にして、興奮を隠しきれないハゲ。
　できるのか。本当に、できるのか。
　ええい、やってしまえ！


　黙々と作業をするハゲ。
　裁縫の施設を（しかもいちばん高いやつ）借りちゃうくらい真剣です。でも革細工だった。

　成功するのか？　本当にうまくできるのか？
　そしてハゲが震えるほどヒートした、革細工の合成品とは!?