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テーブルトークカフェ

2009年7月6日 月曜日
この記事の所要時間: 約 4分11秒

 土曜日に、嫁と偵察に行ってまいりました。


テーブルトークカフェDaydream

平日    18:00?23:00
土日祝日  11:00?22:30
年中無休(年末年始以外)

JR神田駅 西口 徒歩6分
http://trpgtime.cool.ne.jp/first/


 テーブルトークカフェDaydreamは、JR神田駅西口から線路に沿って南下し、「え? もしかしてこの先?」と疑ってしまう細い路地を入ると、真新しいマンションがありまして、その2階でした。15分くらい彷徨いました。
「見学しにきたんですけど、いいですか?」と嫁がいうと、快く承諾してくれました。
 そこは、名前の通り、テーブルトークを行うカフェでした。
 フロア全体が、プレイルームになっています。
 中は広く、明るくて清潔で整頓されおり、とてもキレイでした。
 テーブルは、4卓並んでいます。2卓が埋まってました。
 1卓は、5?6人で「Dungeons&Dragons」をプレイしてました。奇声のあとに沈黙とかあって、なんというか懐かしく感じました。マスターがノートPCを使ってるのを見て、真似したくなりました。
 もう1卓は、2人だったので、雑談してるのかと思ったら、ソロプレイしてたみたいです。意識されてたようなので、あんまし見れませんでした。
 しかし、この店はヤバイです。
 新旧様々なボードゲームや、TRPGのルールブックが並べられてて、鼻血吹きそうになりました。
「これやった!」「これやったことある!」「うわあ、こんなもんまである!」「死ぬ! 懐かしすぎて死ぬ!」などと、ひとりで興奮してました。
 具体的にいうと、「甲竜伝説ヴィルガストRPG 」「メタルヘッド」「蓬莱学園」「ワープス」「ワースブレイド」「ブルーフォレスト物語」「ロールマスター」「エルリック」「タリスマン」。「エヴァンゲリオンRPG」とかまでありました。
 これらは、貸し出し用です。中身が読めます。気になってたけど、買おうかどうか迷ってたルールブックやサプリメントまで、確認できちゃう。
 初めての来店だと、たぶんゲームやってる暇なんかありません。
 とてもすばらしいお店です。
 キレイだし。
 ルールブックやダイスが常備されているので、キャラクターシートとシナリオさえあれば、すぐにプレイできそうです。
 問題は、料金。


お一人様につき
 平日 1,800円/1日
 休日 3,600円/1日


 うーん。ちょっと敷居高いかなー。
 1日遊びまくると思えば、実はそんなに高くないんだけども。ディズニーランドの1日チケットより安いし。
 平日だったら、初めて利用する場合に限り、無料のキャンペーンがあるみたいです。

 この店で、「アリアンロッドRPG エリンディル・レジェンドガイド」を見かけました。
 新刊です。手にとって、ざっと読んでみました。シナリオのネタが満載です。これは欲しい!
 でも、ここでは品切れらしく、売ってません。

 というわけで、秋葉原まで歩きました。


ロールアンドロールステーション

平日  12:00?21:00
土曜  11:00?21:30
日祝  11:00?20:00

JR秋葉原駅 電気街口 ダイビル方面 徒歩5分
http://www.arclight.co.jp/r_r_s/


 ロールアンドロールステーションにくるのは2度目なんですが、今回も迷いました。微妙にわかりにくいです。
 神田のDaydreamと違って、古い雑居ビルです。エレベーターは汚くて窮屈です。そして6階にある店内も、狭いし、キレイとはいえません。
 でも、ゲームの在庫はしっかりしています。
「アリアンロッドRPG エリンディル・レジェンドガイド」が、しっかり平積みされていました。ついでなので、「アリアンロッド・リプレイ・レジェンド」も買いました。約5,000円ぶっ飛びました。予想外でした。迂闊でした。


 ロールアンドロールステーションにも、プレイルームがあります。
 窮屈なスペースに、5卓くらい詰まってます。
 かなり盛況で、すべて埋まってました。和気藹々とした声が店内にも響いてきて、とてもわくわくしちゃいました。


お一人様につき
 平日    250円/1日
 土日祝日 2,500円/1日


 毎週木曜日は、無料になるみたいです。
 Daydreamより安いですが、ルールブックの貸し出しはないようですし、土日は予約でいっぱいみたいです。

 というわけで、プレイルームを2カ所、見学してまいりました。
 プレイルームは、よいところです。
 かなり特殊な人種の集まるところなんで、初見だとドン引きするかと思いましたが、嫁は大丈夫でした。
 懐かしい空気。昔運営してたコンベンション気分になりました。きっと、プレイに集中できることでしょう。
 プレイルームで遊んでみたい!
 プレイルームで遊んでみたい!
 大事なことなので、2回書きました。

時空の迷宮 後編

2009年7月2日 木曜日
この記事の所要時間: 約 8分40秒

 TRPGプレイ日記です。
 セッション第5回目『時空の迷宮』のつづきです。


ギルド『花鳥風月
キャッチフレーズ「我々は花鳥風月! お金に困っている!」

チキ ヴァーナ(狼族) 女性 【アコライト/シーフ】 レベル7
 プレイヤー:Tiki
 苦労性で、いつも金欠の少女。何故か不意打ちが得意。
 父親が、反神聖帝国軍の隊長。軍資金を調達するために、冒険者となる。宝石魔人ジュエリーザの弱点を知っている。
カヤタ ドゥアン(有角族) 男性 【ウォーリア/サムライ】 レベル7
 プレイヤー:Kayata
 楽天家で行動力のある、ムードメーカー。とても運がいい。肩に、彼にしか見えない鳥を乗せている。
”久遠の森”の、封印守護の一族。何者かに、崖の上から突き落とされたが、運が良かったので生きている。
タルト エルダナーン 男性 【メイジ/アコライト】 レベル7
 プレイヤー:Nyagon
 美少女にしか見えない謎の魔術師。とても金に飢えている。過去の記憶を失っている。
 魔術を使って、大暴れする夢を見る。過去の記憶が、ちょこっとだけ蘇ったもよう。
タケオン フィルボル 男性 【シーフ/サモナー】 レベル7
 プレイヤー:Takeon
 賢くて、マイペースで、ひとがいい。ダンジョンでの仕事はピカイチ。たまに、罠もかかってないのに爆発する。
 魔人になった父親を捜している。右手の甲に、魔族が近づくと痛むという入れ墨が施されている。
じじ ヴァーナ(猫族) 男性 【ウォーリア/ダンサー】 レベル7
 プレイヤー:Ganhiro
 ぷるぷる震える、ダンシングおじーちゃん。川上から流れてきた。


 宝石魔人ジュエリーザを退け、チキの父リヒトを救出した”花鳥風月”の一行は、再び、宇宙空間に伸びる、曲がりくねった通路に出ました。
 歩いていると、もやもやとした、白い霧に包まれました。視界が遮られ、浮遊感があり、まるで雲の上を歩いているみたいです。
 すると、みんなの目の前に、映像が映し出されました。
 マグドゥーラの王女サングリエルの姿です。
 彼女は、サッサカと、豪奢な部屋をお掃除していました。じじは、なぜか、胸がきゅーんとなり、思わず若返ってしまいます。サングリエルは、棚の上の写真を手に取りました。そこに映っているのは、若いじじの姿。
 そこで、映像は途切れました。じじは、しゅんとなり、幼児ではなく、じーさんに戻りました。
 次に映し出されたのは、タケオンの母、タケママでした。
 彼女のそばには、タケオンの知っている、冒険者の姿。タケママたちは、森の中で、なにかと戦っているようです。
 それは、武具魔人ツヨイーザ。冒険者たちを一蹴し、タケママに刃を向けますが、ぴたりと止まります。そして、ツヨイーザは走り去ってしまいました。悲しそうな、タケママの顔。
 その次は、チキの父、リヒトです。
 先ほどの若々しい姿とは違い、年輪の刻まれた、険しい顔をしています。反帝国軍の隠れ家で、部下と戦略を練っていました。資金がない、武器が揃わないと、リヒトは嘆いています。
 チキは、金金いってる父を見て、なんだか気分がヘコんできました。さっきの父は、カッコよかったのに。
 今度は、棺に眠る、タルトの姿が映しされました。
 すぐに映像が変わり、闇の中で膝を抱える宝石魔人ジュエリーザの姿、森を疾走する武具魔人ツヨイーザの姿、街を破壊する巨大な恐竜の姿、
 そして、小柄なゴシック風のファッションを着た人形のような美少女が映ります。少女は、体中に包帯を巻き、眼帯をしていました。見られているのを察したように、キツイ目で睨みます。すると、映像が掻き消えました。
 どうやら映像は、その場にいる者に関係するひとが、映し出されているようです。
 じじ、タケオン、チキ、タルトときましたので、カヤタの番です。
 映し出されたのは、スコティッシュフォールド。
 にゃんこです。
 ズコー! っとなりました。
 しかしすぐに、可愛い女の子が映りました。猫の飼い主っぽいです。窓辺で立て肘をつき、空を眺めています。
「はやくこの世界が、あたしだけのものにならないかなー」
 なんだか、物騒な女の子です。いいんでしょうか、これで。
 最後は、リグレです。どうでもいいといった雰囲気の中、封印守護の一族の、族長の姿が映ったり、里に住むひとたちの姿が映ったり、カヤタのときに出てきた女の子のとこでピタリと止まったりしました。
「ふ、深い意味はないぞ!」リグレは焦りますが、カヤタはまったく気にしてません。
「……オレは、里のみんなのことが好きだ。オレが、一族を護る。そう、思っていた」リグレは悔しそうな顔で、カヤタを睨みますが、カヤタはまったく気にしてません。
 みんなの映像が終わると、急に霧が乱れ、黒々としてきて、まるで暗雲の中にいるかのようになりました。
 雷光がほとばしり、雷鳴が轟きます。足下の黒雲が、渦を巻き、その中で、3つの巨大な目が、ギョロリと開きました。おぞましく血走った、青と、赤と、黒い目玉。そして、上空から、死蝋のように白い、巨大な手が、グアッと、伸びてきます。
 捕まれそうになった瞬間、ぱっ! と、映像が消えました。

 宇宙空間に戻りました。
 宝の部屋でいいことがあったりなかったり、トノレネコとかいう怪しげなぼったくり商人に逢ったり、数値当てクイズに正解したり、温泉で心身共に癒されたりしたあと、苔の生えた石の扉が出てきました。
 ドアを開けると、重苦しい霧に包まれた、カビだらけの部屋に出ます。
 部屋の奥には、バンシーがいます。グールが2体、飛び出してきました。
 戦闘です。
 若干手間取りましたが、危なげなく、勝利しました。
 ひと息ついていると、背後から声がしました。
「おおっ!? この迷宮に、先に入った冒険者がいたのか!」
 冒険者っぽいひとたちが、入ってきました。フィルボルの男、フィルボルの女、そして、獅子の顔をした体格のいい男と、ヴァーナ猫族の女の、4人です。
 タケオンは、フィルボルの男女に、両親の面影を見ます。
 かなり若いですけど、間違いありません。タケパパとタケママです。
 獅子の顔をした男の目にも、なんだか、見覚えがあるような気がしました。
 若いタケパパは、この迷宮を、”死獣の迷宮”といい、奥にいる死獣の王”ヘルデスタイガー”を討伐しにきたといいます。
 タケオンは、この迷宮の名に、聞き覚えがありました。
 父が、”魔人の武具”のうちのひとつを、を手に入れた迷宮です。
 部屋の奥の壁には、穴が開いていました。おそらく、出口です。穴は、時間が経つにつれ、すこしずつ小さくなっていきます。あまり、時間がありません。
「このあと手に入れた防具は、絶対、身につけちゃだめですよー!」タケオンは、そういい残して、部屋から出ました。

 宇宙空間に戻りました。
 時間が残り少なくなってきたので、すごい駆け足です。
 宝の部屋でいいことがあったりなかったり、ダマスクススコーピオンを再度スルーしたり、連続でダマスクススコーピオンをスルーしたり、幼児だったチキが元の年齢に戻ったのに今度はカヤタがおじいちゃんになっちゃったり、宝の部屋でいいことがあったりなかったり、宝の部屋でいいことがあったりなかったり、宝の部屋でいいことがあったりなかったり、神々しい者と出会った気がしたり、トノレネコとかいう怪しげなぼったくり商人の店の前を通り過ぎたり、嵐の海のど真ん中に投げ出されたり、虹の橋を渡ったりしました。なんか全員フェイトが1点増えました。
 そして、ついに、両開きの白い扉が現れました。
 制限時間、残り30分。
 いよいよ、最後の部屋です。

 クライマックスフェイズ。
 真っ白な、広い部屋です。
 おじいちゃんいなってたカヤタが、元の姿に戻りました。
 正面奥に、霧の扉が見えます。出口だ。リグレとカヤタは、難なく、霧の扉をくぐり抜けることができますが、他のメンバーは、通り抜けできません。
 壁に、「ご用の方はこちら」と書かれたボタンがあります。
 ボタンを押すと、霧の身体を持った巨漢が、がっはっはと笑いながら、出てきました。
「おうおう! なんというか、すさまじいメンツだわい! わしは、この、時空の洞窟の主、ボティラーだわい! 時と時間の妖精だぞい! まあ、わかっているとは思うが、わしを倒さないと、ここから出ることは、できんぞい。とどめはささんが、ここで倒れたら、出られるのは数十年後か、数百年後か。ぐはは。まあ、頑張れや! 手加減は、せんぞい!」
 というわけで、ボス戦です。
 レベル18のエネミーです。
 ギルドスキル《陣形》で移動し、じじは若返ります。
 いきなり、《セレスチャルスター》+《マジックブラスト》の攻撃を受けますが、ふたつのエンゲージに別れていたので、《プロテクション》と《サモンアラクネ》により、被害は最小限に抑えられました。
 カヤタとじじの攻撃、タルトとカヤタの魔法、チキの援護。
 2ターン目で、チキの《ヘイスト》を受けたタルトが《ウォータースピア》をぶちかまし、放心したところへ、カヤタの強烈な一撃。とどめは、じじが刺しました。
 あっという間です。
 せっかく、6ターン目までの行動を書いておいたのに、使わず終いでした。
 でも、制限時間ギリギリでした。
 タルトのダイスの目を数える時間が、長かったのです。
「うわっはっは! このわしが、負けるとはな! 通ってよしだわい! またこいよ! 勇者さま!」
 ボティラーは、バターン! と倒れます。
 しっかりと戦利品をかっぱいだところで、部屋全体が、眩しく輝きました。

 エンディングフェイス。
 気付くと、森の中にいました。
「ようこそ、”久遠の森”へ!」リグレが、いいました。
「懐かしいなあ。カレーのにおいがする」カヤタがいいました。
 ……インド?

 アフタープレイ。
 きっちり、5時間で終えることができました。
 部屋ひとつにつき、経験点2点、って決めてたので、20部屋だと、これだけで、40点。ボスエネミーが、18点。特殊イベントなども盛り込むと、ひとりにつき、100点超えてしまいました。
 なんという大盤振る舞い!
 でも、レベルはひとつしか上がりません。
 全員揃って、8レベルです。
 レベル8の5人パーティーが、どんくらい強いのか、さっぱりわかりません。

 セッション第6回目につづく。

時空の迷宮 前編

2009年7月1日 水曜日
この記事の所要時間: 約 10分6秒

 TRPGプレイ日記です。
 セッション第5回目は、いつものTakeon邸で行いました。
 シナリオのタイトルは、『時空の迷宮』です。
 ベースは、あくまでも「シナリオ集1 ファーストプレイ」だと、いい切っておきます。
 断るまでもないですが、今回のプレイ日記も、脳内補正がモリモリ加わってます。本当はこうしたかった! 的な悔しさも入ってます。

 プリプレイで、Ganhiroの猫耳おじーちゃんを、見直しました。
 おじーちゃん補完計画です。
 前回は、《クイックステップ》を取っていないという、のんびりとした、社交ダンスじーちゃんでした。
 今回からは、よぼよぼな動きが敵の攻撃を的確に避け、震える手が超振動バイブレーションとなり敵の骨まで粉砕するという、ヒップホップじーちゃんになりました。

 前回のおさらい。
”石の街”ロダニアで、魔人ジュエリーザを退け、一躍人気者になった”花鳥風月”の一行。
 神官ランディアの依頼で、魔剣を封じる溜めに、カヤタの故郷である、”久遠の森”を目指すことになりました。
 ですが、ロダニアから”久遠の森”までは、馬を使っても、30日くらいかかってしまいます。
 たまたま出会った、カヤタの友人、リグレの案内で、近道である、時空の洞窟を目指します。
 途中、魔王エラザンデルの部下、漆黒の剣士コッホバールに襲われましたが、マグドゥーラの王女サングリエルの登場により、難を逃れました。
 しかし、どうやら、魔王エラザンデルの復活は、近いようです。


ギルド『花鳥風月
キャッチフレーズ「我々は花鳥風月! お金に困っている!」

チキ ヴァーナ(狼族) 女性 【アコライト/シーフ】 レベル7
 プレイヤー:Tiki
 苦労性で、いつも金欠の少女。何故か不意打ちが得意。
 父親が、反神聖帝国軍の隊長。軍資金を調達するために、冒険者となる。宝石魔人ジュエリーザの弱点を知っている。
カヤタ ドゥアン(有角族) 男性 【ウォーリア/サムライ】 レベル7
 プレイヤー:Kayata
 楽天家で行動力のある、ムードメーカー。とても運がいい。肩に、彼にしか見えない鳥を乗せている。
”久遠の森”の、封印守護の一族。何者かに、崖の上から突き落とされたが、運が良かったので生きている。
タルト エルダナーン 男性 【メイジ/アコライト】 レベル7
 プレイヤー:Nyagon
 美少女にしか見えない謎の魔術師。とても金に飢えている。過去の記憶を失っている。
 魔術を使って、大暴れする夢を見る。過去の記憶が、ちょこっとだけ蘇ったもよう。
タケオン フィルボル 男性 【シーフ/サモナー】 レベル7
 プレイヤー:Takeon
 賢くて、マイペースで、ひとがいい。ダンジョンでの仕事はピカイチ。たまに、罠もかかってないのに爆発する。
 魔人になった父親を捜している。右手の甲に、魔族が近づくと痛むという入れ墨が施されている。
じじ ヴァーナ(猫族) 男性 【ウォーリア/ダンサー】 レベル7
 プレイヤー:Ganhiro
 ぷるぷる震える、ダンシングおじーちゃん。川上から流れてきた。


 オープニングフェイズ。
 コッホバールを退けたその夜、じじは、なぜかマグドゥーラの王女サングリエルのことが、気になって仕方がありません。なんか知らないけど、ドキドキしてます。この、甘酸っぱい胸のときめきは、なに?
 すると、ピッキューン! と、ひらめきました。
「お、思い出したぞぉーっ!」
 その時、彼の身体が光り輝き、一瞬のうちに、若返りました。20代の精悍な青年に、変身したのです。腰に提げた剣は、妖魔をスパーンと倒すという、聖剣ヨーマスパーンに変わりました。
 でも、変身したショックで、なにを思い出したのか、忘れてしまいました。
「……なんだったかのう?」
 しょぼーんとしたら、変身も解けちゃいました。おじーちゃんに、戻っちゃいました。
 謎だらけのおじーちゃん、じじ。
 彼は、フェイトを1消費すると、若返り、聖剣ヨーマスパーンを手にすることができるという、妙な能力を得ました。

 次の日の早朝、野営をしていたタケオンが、水を汲みに小川へ行くと、獅子が、木の陰から顔を半分だけ覗かせてこっち見てました。
 タケオンが声をかけると、獅子は嬉しそうに寄ってきて、ぐるぐる喉を鳴らします。
 獅子は、重々しい声で、喋り出しました。
「助言を、与えよう。運命の気まぐれにより、過去と邂逅するであろう。ただしそれは、変えることの……む! すまない。今日は、時間がない。カーチャンに見つかると、叱られてしまうのだ。では、達者でな!」
 獅子は、ずばばっと、走り去ってゆきました。
 ふと、頭に違和感を覚え、触れてみると、動物の王が彫刻されたサークレットが、はめられていました。
 それは、ハイサモナーサークレット。サモナースキル《ハイサモナー》の効果が上がる、強力なサークレットです。
「……僕、《ハイサモナー》、取ってないんですよねー」
 タケオンは、爽やかな笑顔で、空を眺めました。

 ミドルフェイズ。
 リグレの案内で、時空の洞窟へ到着したました。
 それは、石を積み重ねた、門のようなものでした。門の間は、真っ白い霧に包まれ、向こうが見通せなません。もやもやが、流れ出ています。
 リグレは、厳しい顔で、説明します。
「いいか。この時空の洞窟は、通り抜けに、あまり時間をかけられない。具体的にいうと、リアルタイムで5時間、つまり19時までに通り抜けられないと、死ぬまで出られなくなる!」
 えー。まじでー。みたいな感じすが、行くしかないので、門をくぐります。
 いきなり、広大な宇宙空間に出ました。
 きらめく小さな星々が、うっすらと、みんなを照らしています。
 足下には、横幅3mくらいの薄いタイルあり、遠くまで伸びています。宇宙空間に浮かぶ、通路です。
「ふーん」みなさん、淡泊な反応です。
 カヤタとリグレは、封印守護の一族です。彼らにだけは、安全な道が見えますが、チキたちには、見えません。
 リグレは、カヤタを引っ張って、安全な道を行こうとします。
「あっちは、困難な道だからな。因果をねじ曲げるような、凶悪な障害が、待ち構えている、って話だぜ。言い伝えによると、途中で姿を消してしまうとか、姿や人格が変わったりとか、……発狂する者もいたという」
「リグレは、安全な方、行きなよ。僕らは、こっちの道、行くからー」カヤタたちは、困難な道を選びます。
「ちょ!? ……わ、わかった。お前が、どれほどの男なのか、見届けてやるぜ!」リグレも、ついてくるみたいです。

 時空の洞窟は、訪れるものの運と、宿命により、姿を変える、迷宮です。
 通路の先になにが待ち構えているのか。
 それは、誰も知りません。

 宇宙空間に伸びる、曲がりくねった通路を進むと、緑色の扉が塞いでいました。
 カヤタが、どーん! と、ドアを開けると、唐突に、森の中に出ます。
 柔らかな木漏れ日に包まれて、暖かいです。鳥のさえずり。優しい風。アロマの香り。【HP】と【MP】が3d6点回復できるくらいの、癒し空間です。いきなりくるとこじゃありませんでした。
 さっさと通過します。

 宇宙空間に戻りました。進んでしたら、突然、凄まじい速さで、通路がタイルが流れ始めます。星々の光が線になり、平衡感覚が失われます。
 気付くと、広い部屋に倒れていました。
 なんということでしょう。
 チキと、じじが、3歳児になってしまいました。
「おっぱいは、まだでしゅかー」じじは、老人だったり、若者だったり、幼児になったり、忙しいです。
「……進むでしゅ!」チキは、受け入れたみたいです。
 幼児2人を連れて、カヤタたちは、部屋から出ました。

 通路を、灰色の扉が塞いでいました。ドアを開けると、12m四方の鉄鋼の部屋に出ます。木目調の模様が、壁や床を満たしています。部屋の奥には、禍々しい彫刻のされた大理石の扉がありました。
 目をこらすと、部屋の隅に、部屋と同じ模様の大きなサソリが、いました。襲ってくる気配はありません。
 エネミー識別してみると、ダマスクススコーピオンだということがわかりました。
 2回攻撃。受けるダメージは常に1。HPを回復する攻撃。
 スルー決定。
 とっとと、部屋から出ました。

 宇宙空間の通路を、大理石の扉が塞いでいました。
 重いドアを開けると、突然、どこかの街の中に出ました。
 城壁に囲まれた都市ですが、壁は崩れ、家屋が燃え、潰された兵士の死体が転がっています。まるで、戦場です。
「……あ、あれれ? ここは?」カヤタは、首を傾げます。
「おっぱいは、まだでしゅかね」3歳児のじじが、指をしゃぶります。
「街ね! お買い物できるわっ!」タルトが、目を輝かします。
「そーじゃないでしょう」タケオンが、突っ込みます。
 とかやってたら、巨大な影に、覆われました。
 見上げると、どこかで見たような、巨人。
 魔人ジュエリーザです。ジュエリーザが、背を向けて立っています。
 ロダニアで遭遇した時と、ちょっと姿が違うのに、気付きました。宝石の数が少なく、黒い地肌が見えています。
 魔人の向こうには、果敢にも剣を向ける、ひとりの騎士がいました。ヴァーナ狼族の、男です。
 チキは、彼に見覚えがありました。
「あ、あれは!? お、おとーしゃん!?」
 チキの父の、リヒト。とても若く、まだ20代前半っぽいですが、間違いありません。
 そして、この街は、帝国に奪われた、チキの故郷でした。

 魔人ジュエリーザは、灼熱のビームで、リヒトを吹き飛ばしました。彼は、家屋に衝突すると、血を吐き、倒れます。
 チキの姿が、一瞬、ブレました。
「おとーしゃん!」駆け出そうとする、よちよち歩きのチキを、カヤタがつまみ上げました。
「こーなったら、やるしか、ないっ!」カヤタは、カタナを抜きます。
「勝てますかねー?」タケオンも、戦闘態勢を取りました。
 タルトは、隙をみて回り込み、チキの代わりに、リヒトのところへ向かいました。
 殺気を感じたのか、魔人ジュエリーザが、振り返りました。
 戦闘開始です。
 ジュエリーザの放つ、灼熱のビームで、大ダメージを受ける、カヤタ、チキ、タケオン、じじ。
 絶望的な戦力差ですが、カヤタは、果敢にも攻撃します。しかし、ダメージを与えられません。
 タルトは、リヒトを《ヒール》で回復しました。立ち上がろうとしたリヒトに、ジュエリーザが向き直ります。灼熱のビームが放たれ、彼は戦闘不能の虫の息になりました。タルトは、余波を受けて、吹き飛びます。
 姿がブレるチキ。
 焦るカヤタたち。
 すると、ジュエリーザが、タルトを見て、目を見開きました。
 巨大な身体を持つ魔人が、ちいさなタルトに、怯えています。
 ロダニアのときと、同じです。
「……エ、る、ウェーッ!?」と、つぶやくと、ジュエリーザは、背を向けて、地面を蹴って飛び立ち、逃げ出しました。
 ぽかんとして、飛び去るジュエリーザを、見送ります。
 とりあえず、驚異は去ったみたいです。

 父のそばに連れてってもらったチキは、彼に《レイズ》を使います。
 リヒトは、息を吹き返しました。
「……あ、ありがとう。ジュエリーザを、追い払ってくれたのか。……すごいな。これで、我が国は救われた」
「報酬っ!」と、タルトが叫びます。
「ちょっ!? なにいってんでしゅか!」
 チキは、タルトを全力で止めました。ここで父が借金を作れば、その借金は、こっちに回ってくるような気がしたのです。
「お嬢ちゃん。キミの名を、教えてくれないか?」と、リヒトはチキに訪ねます。
 なんだか嫌な予感がしたので、チキは「チキです」と答えます。
 さっき、ジュエリーザが立っていたところに、いつの間にか、扉が現れていました。扉は、徐々に、空気に解けていきます。
「急がないと、まずそうですよー」
「ちっ。つけとくからね!」
「行こう、チキ!」
「えーと。娘しゃんには、優しくねー」
「おっぱいは、まだかいのう」
 カヤタたちは、あっけにとられるリヒトを残し、扉をくぐり抜けました。

 つづく。

まったくかなわない

2009年6月30日 火曜日
この記事の所要時間: 約 2分4秒

 2009年6月28日(日)に、「アリアンロッドRPG」セッション第5回目を、執り行いました。
 前回が、5月30日だったので、約1ヶ月ぶりです。
 1ヶ月ぶりだったので、筆記用具を忘れてしまいました。先週は、TRPGする予定もないのに、持って行ったのに。
 マスタリングも、テレテレでした。
 さらっと流すとこで盛り上がったり、盛り上がる場所でさらっと流れたり、失言で迷わせてしまったり、せっかく用意した悪意をすべてスルーされたりと、TRPGならではの予想できない展開に、てんやわんやでした。
 あと、やっぱNPCを演じるのが、巧くできません。ふごー。
 精進せねば。

 今回は、ダンジョンものでした。
 つか、毎回ダンジョンものですけども。
 シティアドベンチャーとか、野外での冒険とか、やってみたいんですが、なかなかよいアイディアが出てきません。
 いつもと同じようなダンジョンでは、つまらないので、時間制限を5時間と設定し、フロアをランダムで決める感じにしました。
 フロアを決定するには、6面ダイスを2個振ります。3?11まで、フロアを用意しました。ゾロ目は、特別なフロアを用意していて、3回目のゾロ目が、ゴールになります。
 いきなり1回目でゾロ目を出してくれたので、まさかの短時間終了か!? と思いきや、20回も振って、やっと最終エリアに辿り着くという、ギリギリの展開でした。
 制限時間30分前で、ラスボス戦です。
 間に合うのか!? と思いきや、たった2ターンで終わってしまいました。
 ラスボス、弱っ!
 プレイヤーキャラクター、強っ!
 レベル7の5人パーティー相手に、レベル18のエネミーが1体だと、まったくかなわないのが、わかりました。
 HP180なんて、5回くらいの攻撃で、なくなっちゃいます。
 苦戦すらしてくれません。
 サイコロを16個も振っても、たいしたダメージにならないのは、ダイス運がないせいですけども。

 次回は、7月の11日か12日か18日か19日になると、思われます。
 全10回なので、残りあと5回。
 第4回?6回がカヤタ編になるので、第7回はタケオン編で、第8回がタルト編で、第9回がじじ編で、第10回がチキ編になる予定です。
 カヤタ編が3回も続いてますけど、実は1回分が3つに別れたのでした。
 ずれずれです。
 あと5回で終わるんだろうか。
 とりあえず、サイコロ、あと10個くらい用意しとこうと思います。

眠る巨人とキノコの肉

2009年6月16日 火曜日
この記事の所要時間: 約 1分9秒

 何故か、「アリアンロッドRPG」用のシナリオを、作ってました。
 ダンジョンものの、ショートシナリオです。
 ラスボスは、どうかと思います。
 もともと、このシナリオは、今やってるキャンペーンに組み込もうと思って、作ってました。でも、時間的な関係で、できなさそうなので、単独でプレイできるように、編集しました。
 というわけで、公開します。
 いわゆる、フリーシナリオ、みたいな感じです。
 いっちょまえに、pdfです。
 マウスでキノコ描きました。2分かかりました。
 2.5MBくらいあります。
 あんまし、ネットにシナリオって転がってないので、もしかしたら、需要あるかなーと思ってます。
「アリアンロッド」でこのブログを検索してくるひとなんて、月に2件くらいしかないという現実は、棚に上げておきます。
 mixiでは、総スルーです。さらに、スレストッパーです。
 涙出そう。

『眠る巨人とキノコの肉』

■シナリオデータ
 プレイヤーキャラクター数:4?6人
 キャラクターレベル:5?7
 プレイ時間:3?4時間
 必要なサプリメント:上級ルールブック、エネミーガイド

ダウンロードはこちら
※右クリックで、ダウンロードしてください。そのままクリックすると、ファイルが開いちゃいます。

 まあ、なんといいますか。
 遊びたいですッッ!

ふたつの壊音 後編

2009年6月3日 水曜日
この記事の所要時間: 約 11分39秒

 TRPGプレイ日記です。
 セッション第4回目『ふたつの壊音』のつづきです。ふたつ目です。


ギルド『花鳥風月
キャッチフレーズ「我々は花鳥風月! お金に困っている!」

チキ ヴァーナ(狼族) 女性 【アコライト/シーフ】 レベル6
 プレイヤー:Tiki
 苦労性で、いつも金欠の少女。何故か不意打ちが得意。最近は、アコライトしてる。
 父親が、反神聖帝国軍の隊長。軍資金を調達するために、冒険者となる。宝石魔人ジュエリーザの弱点を知っている。
カヤタ ドゥアン(有角族) 男性 【ウォーリア/サムライ】 レベル6
 プレイヤー:Kayata
 楽天家で行動力のある、ムードメーカー。とても運がいい。肩に、彼にしか見えない鳥を乗せている。
”久遠の森”の、封印守護の一族。何者かに、崖の上から突き落とされたが、運が良かったので生きている。
タルト エルダナーン 男性 【メイジ/アコライト】 レベル6
 プレイヤー:Nyagon
 美少女にしか見えない謎の魔術師。とても金に飢えている。過去の記憶を失っている。
 魔術を使って、大暴れする夢を見る。過去の記憶が、ちょこっとだけ蘇ったもよう。
タケオン フィルボル 男性 【シーフ/サモナー】 レベル6
 プレイヤー:Takeon
 賢くて、マイペースで、ひとがいい。ダンジョンでの仕事はピカイチ。たまに、罠もかかってないのに爆発する。
 魔人になった父親を捜している。右手の甲に、魔族が近づくと痛むという入れ墨が施されている。
じじ ヴァーナ(猫族) 男性 【ウォーリア/ダンサー】 レベル6
 プレイヤー:Ganhiro
 ぷるぷる震える、ダンシングおじーちゃん。川上から流れてきた。


 ミドルフェイズの、つづきになります。
 宝石魔人ジュエリーザを追い払い、ロダニアの街に入った、”花鳥風月”の一行。
 チキは、ため息をつきながら、神殿に向かいます。
 魔王エラザンデルを封じた魔剣を2本抱えたまま、クラン=ベルから失踪してしまったので、連絡しとかないといけません。
 気が重そうです。
 神殿の奥に通されると、いつもの鏡がありました。
 砂嵐が消えると、パッと、ライン神殿の神官長、ランディアが映りました。
「……チキ。なんで、ロダニアなんだ? 例の剣は、2本とも、無事だろうな!?」
 いきなり、渋い顔をされます。
 チキが、クラン=ベルの邪教の神殿での顛末を話すと、ランディアは納得してくれた、というか、合点がいったように、頷きました。
「信じよう。で、最悪な話と、絶望的な話と、凄惨な話がある。どれから、聞く?」
 今度は、チキが渋い顔になりました。
 ランディアは、訥々と話します。
 ひとつ目は、クラン=ベルの神殿で封じていた魔杯リーアグナスが、妖魔に奪われてしまったこと。
 ふたつ目は、その犯人が、”闇の聖女”と呼ばれている妖魔であり、その仲間に、ハゲ頭のモンクと、ガンスリンガーの男がいたこと。
 そして最後は、手薄だったヴァイスの神殿が、妖魔軍団に強襲され、封じていた宝珠ブラック・ウディーレを、強奪されてしまったこと。
 この3日間で、いろんなことがあったみたいです。
 しかも、クラン=ベル襲撃事件の犯人は、チキが知ってるハゲである可能性が高そうです。
 ガンスリンガーも、金をせびりにきた、あの男に違いありません。
 ということは、”闇の聖女”は、あのアコライトです。
「お前の持つ、魔剣ふた振りの重要度が、増した。妖魔に奪われれば、人類は、……滅びる。しかし、聖都ディアスロンドは、この期に及んで、魔剣が届けられるのを、渋っている。なにかあったときの責任を、お前たちに押しつけたいのだろう」
「はあ」
 いつの間にか、”花鳥風月”の責任にされてます。
「待てよ。ロダニア、か……」
 魔剣の処遇で悩むランディアは、なにか思いついたみたいです。
「チキ。聞いたことはあるか? ルディオン山脈の南部に、久遠の森と呼ばれる場所がある。そこには、封印守護の一族が住んでいるという。彼らは、封印のプロフェッショナルだ。……私がいいたいことは、わかるな?」
 ブチッと、通信が切れました。
「……アコライト、、辞めようかな」
 そんなわけで、またしても、無理難題を押しつけられた、チキでした。

 打って変わってカヤタたちは、酒場で商人たちにおごられていました。
 大宴会です。
 猫耳おじーちゃんも、すっかり”花鳥風月”の一員になってました。
 そんな折、カヤタの肩を、誰かが叩きました。
 背が高く、痩せていて、さらさらの金髪の髪をなびかせた、美形のドゥアンです。何故か、目を見開いてます。
「お、おまっ!? カ、カヤタか!? お、おおおお前、生き……、いや、どこいってたんだ? し、心配したんだぜ!」
 カヤタは、冷や汗を垂らす彼に、見覚えがあります。
 封印守護の一族で、族長の息子、リグレです。
 いつもはよそよそしいのに、今日は、やたら馴れ馴れしくしてきます。ウザイくらいです。
 すると、チキが、くらーい顔をして、戻ってきました。
「……しゅーごーう」
 奥の個室に集合して、チキの話を訊きます。
 みんなで、渋い顔になりました。
「今度は、久遠の森? じゃあ、報酬は!?」タルトが、チキに噛みつきました。
 協議の結果、明日の朝、もう一度交渉することになりました。チキだけじゃなく、タルトも入れて。
 なんにせよ、久遠の森に、行くことになりました。
 カヤタの実家がある森です。封印守護の一族が住む森です。
 地図を見ると、ロダニアからだと、馬でも一ヶ月くらいかかりそうな距離です。かなり遠いです。遠いですよ、ランディアさん。ディアスロンドよりは近いけど。
「そうだ。あいつなら、なんか知ってるかも」
 カヤタは、リグレに話を訊きに行きます。
「ああ。それだったら、時空の洞窟を通ればいいさ。あっという間に、久遠の森の、すぐそばまで行ける。洞窟の入り口は、ロダニアから山に入って、3日くらいだぜ」
 リグレは、そう、教えてくれました。
 このとき、リグレの目が、あやしく輝くのを、カヤタ以外は感じました。
「じゃー、リグレ! よろしくな!」
 ファンブルを出したカヤタは、フレンドリーに、リグレの肩を叩きました。

 翌日、”花鳥風月”のみんなは、商人たちから表彰されます。魔人ジュエリーザを撃退し、ロダニア石を護ったことを、評価されたのです。
 報酬として、なんでも10%引きで買い物ができることになりました。
 でも、買い物は、あと。
 まずは、神殿へ赴きます。
「……な、なんだ?」鏡に映るランディアは、警戒しています。
「報酬、少なすぎると思うんですけどー」タルトが、さっそく口を尖らせます。「任務、放棄してもいいんですけどー」
 さんざんいい合った結果、報酬20000G。前金で、5000Gの契約を勝ち取りました。容赦ないです。
 資金ができたところで、買い物です。
 みなさん、何故かカバン類をいっぱい買い揃えていました。

 クライマックスフェイズです。
”花鳥風月”の一行は、ロダニアから、出発しました。リグレの案内で、山に入ります。
 なにごともなく、陽が暮れました。
 しかし、2日目の、夕刻。
 空があかね色に染まる頃、タケオンの手の甲の入れ墨が、ギリッと痛くなります。毒が回るかのように、じわじわと、痛みが増します。
 警戒していると、茂みの暗闇から、人影が出てきました。
「……ほう。さすがだな。気付いた。か」
 赤い木漏れ日の中に、男が足を踏み入れると、その姿があらわになります。黒く長い髪。褐色の肌。美麗な顔つき。銀に縁取られた漆黒の甲冑。そして背には、巨大な剣。
「見付からぬ、とでも、思ったか? それとも、コルンを倒した程度で、奢ったか。結界も張らず、持ち歩くとは、な。舐められたものだ」
 黒衣の美剣士は、端正な顔を歪めます。
「人間ども。我が主の力を封じた剣。……返してもらうぞ!」
 奥の影から、屈強な甲冑を着た髑髏顔の男が3人、飛び出してきます。ブラッディマーダーです。
 戦闘開始、です。
「ひっ!?」怯えたリグレは、カヤタの背中に隠れました。

 ズバアッ! と、黒衣の美剣士は、手を伸ばします。
 すると、魔剣カーディアックが、吸い寄せられるように引っ張られます。すごい吸引力です。ダイソンも真っ青です。
 チキは、慌てて魔剣をつかみます。カヤタも、一緒につかみます。
 チキとカヤタが攻撃に加われませんが、ブラッディマーダーは攻撃してきます。そのうち1体は、回り込んで、タルトに襲いかかります。
 絶体絶命のピンチ!
 と、思いきや。
 タケオンの召喚魔法がパワーアップしてたり、猫耳おじーちゃんが前衛で敵の攻撃を引き受けてくれたり、タルトの大砲が相変わらずだったり、チキは動けなくても《プロテクション》を飛ばせたりで、まったく危なげないです。
 2ターンの間、魔剣を護り切ると、黒衣の美剣士は、背中の大剣を抜きました。
「よかろう。ならば、殺すまで!」
 その刹那。
 黒衣の美剣士の前に、まばゆい霧のようなものが降り立ちます。
 ゆらめくそれは、女性の姿となり、立ちふさがりました。
 イベントムービー的なシーンなので、KayataがAボタン連打しました。キュルルルルと、早送りです。
「キ、キサマは、サングリエル!? 何故ここに!?」黒衣の美剣士が、うろたえます。女性は無言。けれど、美剣士はな、にか思いついたのか、ニヤリと笑みを浮かべました。「……そうか。キサマが目を覚ましたということは、我が主の復活は、近い!」黒衣の美剣士が、消えました。まるで、楽しみにしていたアニメがもうすぐ始まるのを思い出したかのような、勢いです。幻影のような女性も、消えました。
 イベントムービー終了。
 取り残されたのは、ブラッディーマーダー。
 あっという間に、倒されました。
 レベル13のエネミーが、3体だったのに……。

 エンディングフェイスです。
 ブラッディーマーダーの死体から、アイテムをかっぱぎ終わると、さっきの女性が現れます。
 とても美しい女性です。半透明の、幻影です。
「私は、マグドゥーラの王女、サングリエル。フォモールの王エラザンデルを、封じる者」
 サングリアルは、魔杯リーアグナスの封印が解かれたことにより、目覚めたみたいです。
 さっきの黒衣の美剣士が、魔王エラザンデルの部下、コッホバールだということを、教えてくれました。
 エラザンデルの霊体を封じているのが、都市マグドゥーラ。魔杯は、マグドゥーラを、霊界から現世に呼び出すことができる、特別なアイテムのようです。まだその方法を、敵に知られてはいないようですが、解析は、時間の問題らしいです。
「……ならば、手段は、ひとつ」カカッ! と、サングリエルの目が光りました。「倒すのです! 今こそ、あの憎き魔王、エラザンデルを、ブッ殺すのです!」
 彼女は、300年前の無念を、晴らそうとしているみたいでした。
「コッホバールが持つのは、魔杯リーアグナスの他に、宝珠ブラック・ウディーレのみ。今なら、殺れます!」
 魔剣カーディアックは、エラザンデルの心臓。魔剣セレブリックは、知恵。ぶっちゃけると、HPとMPです。エラザンデルが蘇ったとしても、HPとMPが激減した状態で、戦えるというわけです。魔眼のふたつも封じているから、魔力も1/3。かなり有利に違いありません。
 とはいえ、それでも、魔王は魔王です。
 どーしようかと悩んでいる、”花鳥風月”のみんな。
 ここでサングリエルは、強硬手段に出ます。
 みんなの手に、光り輝くものが、現れました。じゅっ、と、手のひらに、焼き付きます。それは、光の呪印でした。
「その呪印があれば、陰の森にある、”刻の墓”って呼ばれてる遺跡から、マグドゥーラへ入ることができます。マグドゥーラは、かつて”宝石の都”と呼ばれた、とても美しい街です。是非、いらしてくださいネ! 魔剣カーディアックと、セレブリックは、持ってこないよーに!」
 サングリエルは、いうだけいって、霧のように、消えました。
「……その剣、捨ててっちゃおうか」タルトが、いいました。
「……そーしたいのは、やまやまだけど、さ」チキが、深い深いため息をつきました。

 リグレが、ひょっこりと顔を出しました。顔面蒼白です。
「カ、カヤタ? お前ら、なんなの!?」

 途中ですが、これにてシナリオ終了で、アフタープレイです。
 経験値は、ジュエリーザに挑み、魔剣を死守できたので、60点+フェイトくらい入ったと思います。なんとか、1レベル上がるくらいです。
 時間的にバルバロッサができなかったり、キャラクターの立ち回りの影響で、重要な位置づけにするつもりだったNPCが出せなかったり、宿屋襲撃事件とかなくなりましたが、おおむね、シナリオ通りに進みました。最後のボス戦での圧勝は、想定外でしたけども。つか、シナリオ通りじゃないですね。
 みなさま、お疲れ様でした。
 というわけで、セッション第4回が終了しました。
 全10回を予定しているので、もう中盤です。
 終盤に向けて、いろんな伏線を回収……。実は、伏線張ってるつもりなんです、これでも。いろいろと。後付けとか、無理なの多いですけど。
 そもそも、なんとなくで始めてしまったせいだと思うんですが、キャラクターの世界に対する位置づけが甘く、護るべき者がなく、NPCの存在感が弱いということが、はっきりしてまいりました。
 魔人はいいとして、魔王エラザンデル戦へのモチベーションが、カラッポです。
 もちろん、マスターの責任です。なんとかしないといけません。
 なんとかしたいと思います。
 少しずつ、ですけど。
 まずは、カヤタ。
 あと、次回は、ボス戦がすごいことになりそうです。
 いやでも、経験値稼ぎとアイテム収集だけの、ナイズル的なダンジョンシナリオ(時間制限と条件付きのフロアクリア型)もいいなあ、とか思い始めています。

 セッション第5回目につづく。

ふたつの壊音 前編

2009年6月2日 火曜日
この記事の所要時間: 約 6分57秒

 TRPGプレイ日記です。
 セッション第4回目は、Takeon邸で行いました。
 ベースは、あくまでも「シナリオ集1 ファーストプレイ」です。原型とどめていませんが。
 今回のシナリオのタイトルは、『ふたつの壊音』です。
 セッション時に、タイトルいうの忘れてました。プリプレイで、シナリオの概略いうの忘れてました。いわなくても、まったく問題ありませんでした。ヘコー。
 今回も、けっこー脳内補正加わってます。

 プリプレイで、今回から参加することになった、Ganhiroのキャラクターを作成しました。
 猫族の【ウォリアー/ダンサー】です。
 ぷるぷる震える、ダンシングおじーちゃんです。


ギルド『花鳥風月
キャッチフレーズ「我々は花鳥風月! お金に困っている!」

チキ ヴァーナ(狼族) 女性 【アコライト/シーフ】 レベル6
 プレイヤー:Tiki
 苦労性で、いつも金欠の少女。何故か不意打ちが得意。
 父親が、反神聖帝国軍の隊長。軍資金を調達するために、冒険者となる。宝石魔人ジュエリーザの弱点を知っている。
カヤタ ドゥアン(有角族) 男性 【ウォーリア/サムライ】 レベル6
 プレイヤー:Kayata
 楽天家で行動力のある、ムードメーカー。とても運がいい。肩に、彼にしか見えない鳥を乗せている。
”久遠の森”の、封印守護の一族。何者かに、崖の上から突き落とされたが、運が良かったので生きている。
タルト エルダナーン 男性 【メイジ/アコライト】 レベル6
 プレイヤー:Nyagon
 美少女にしか見えない謎の魔術師。とても金に飢えている。過去の記憶を失っている。
 魔術を使って、大暴れする夢を見る。過去の記憶が、ちょこっとだけ蘇ったもよう。
タケオン フィルボル 男性 【シーフ/サモナー】 レベル6
 プレイヤー:Takeon
 賢くて、マイペースで、ひとがいい。ダンジョンでの仕事はピカイチ。たまに、罠もかかってないのに爆発する。
 魔人になった父親を捜している。右手の甲に、魔族が近づくと痛むという入れ墨が施されている。
じじ ヴァーナ(猫族) 男性 【ウォーリア/ダンサー】 レベル6
 プレイヤー:Ganhiro
 ぷるぷる震える、ダンシングおじーちゃん。川上から流れてきた。


 オープニングフェイズ。
 欲望の女神マハディルグの悪意で、クラン=ベルから遠く離れた僻地、ルディオン山脈に飛ばされちゃった、”花鳥風月”の一行。
 しかしここは、カヤタの故郷に、近い土地です。”石の街”ロダニアまで、徒歩で3日くらいのところだとわかったので、歩いて行くことにします。
 次の日の早朝、野営をしていたタケオンが、水を汲みに小川へ行くと、茂みから、獅子が出てきました。
 やたら威厳のある風貌の獅子です。何故か、ぐるぐる喉を鳴らしてます。
 獅子は、硬直して動けないタケオンに、近づいてきて、そばに身を伏せました。
「タケパパには、世話になった」獅子は、フレンドリーに話し出します。魔人ツヨイーザが、陰の森にある遺跡、”刻の墓”へ向かってることとか、教えてくれます。
 ここで、起きてきたカヤタとチキとタルトが、タケオンと獅子の様子を、こっそり覗き見ます。
 とても珍しい、言葉を話す獅子を見て、彼らは襲いかからんばかりの勢いです。
「……も、もうひとつ、助言を与えよう」居心地悪そうに、獅子は話します。「それは、近々起こる厄災のことだ。……名誉を得るなら、財宝を失うだろう。森へと旅立つのなら、責任を問われるだろう。と、いうわけで、サラバ!」
 思わせぶりなことをいって、獅子のくせに脱兎のごとく、逃げ出しました。
 タケオンの指には、サモナーリング。獅子からの、プレゼントです。
 と、ここで、川上から悲鳴が。
「わひゃ?い!」
 なんと、段ボールに乗った、猫耳おじーちゃんが、流れてきたのです。慌てて救出するカヤタたち。
 おじーちゃんの名前は、じじ。
 還暦で、よぼよぼで、ぷるぷる震えていますが、剣を持っています。「まだまだ現役バリバリじゃわ?い」といってます。
 こんな山の中に放置するのもアレなんで、街まで連れて行くことにしました。

 ミドルフェイズです。
 やっと、ロダニアの街が見えてきました。街っていうか、国です。城壁に囲まれ、立派な城もあります。
 山を下り、街道に出ると、ロダニアから商隊が出てきました。大きな商隊です。護衛を引き連れて、なにやら仰々しいです。
 と、その時。
 タケオンの手の甲の入れ墨が、焼け付くように痛くなります。
 ズアッと、影に覆われ、突風とともに、影は消えます。なにか巨大なものが、頭上を通過したのです。
 それは、街道に、ドスン! と、着地しました。強烈な、地響き。
 10mはあろうかという、巨人が、登場しました。
 巨人は、キラキラと、太陽の光に、輝いています。赤、青、緑、翡翠色、様々な色が、陽炎のように、眩しく乱反射しています。全身が、宝石でできているかのようです。
「グオオォォーン!」巨人が、凄まじい咆哮をあげました。商隊の馬車を、襲い始めます。
 間違いありません。
 あの巨人は、宝石魔人ジュエリーザです。
 チキが追い求めていた、魔人です。
 こんなところで、遭遇です。
 商隊を護衛していた冒険者や、兵士が、ジュエリーザに蹴散らされ、踏み潰されてます。圧倒的です。
「でかっ! あ、あれは、ちょっと、勝てないなあ。……って、あれ?」
 カヤタが悩んでいる間に、チキが走り出してました。タケオンも、続きます。
「ま、負けんぞぉ?いっ!」何故か、おじーちゃんは、チキに駆けっこで対抗意識を持ち、走り出しました。
 こうなったら、仕方ありません、カヤタとタルトも、走り出します。
 ジュエリーザは、チキたちに気付くと、クワッ! と目を輝かします。口元から、虹色の竜巻が放たれました。それは、みんなが所持している、宝石やアクセサリーを、残らず吸い取りました。
 宝石魔人ジュエリーザは、貴金属が大好物なのです。
 竜巻がやむと、ジュエリーザは、目を、ぱちくりとさせました。後ずさりし、何故か怯えた声を出します。
 その視線は、足下にいる、タルトを捕らえているみたいです。
 ジュエリーザは、地面を蹴り、飛びます。背中から放出されたルビーとサファイヤが人型になり、逃げる魔人を守るように、立ちはだかります。
 宝石の、ゴーレムです。コランダムゴーレムです。レベル15のエネミーです。
 2体のゴーレムは、襲いかかってきます。
 ゴーレム特有の必殺技、ビームが2連続で射出されました。凄まじい威力のビームです。全体攻撃です。
 しかしながら、チキの《プロテクション》、タケオンの《サモン・アラクネ》が、強固に護ります。
 仲間の援護を得て、カヤタの斬撃、タルトの《ウォータースピア》、タケオンの召喚魔法が、ゴーレムを削ります。強敵を前にして、一歩も引けを取りません。
 チキなんか、《プロテクション》を使いまくってたので、自分の行動順がきたのに、もう行動終了した気になってました。
 前衛には、カヤタと並んで、猫耳おじーちゃんも、立っていました。
 おじーちゃんは、還暦ですが、戦士なのです。
 そして、ダンサーでもあります。
 ダンシングおじーちゃんです。
 避ける! 避ける!
「まだまだ、若いもんには負けんぞぉ?い!」
 ぷるぷる震える足どりで、巧みに回避します。
 いつ寿命がくるかわからないので、おじーちゃんは、スキルの出し惜しみはしません。《ダンシングヒーロー》を使って、ダンシングヒーローです。
 でも、3度目には、直撃を受けちゃいました。ボクッ! と、大出血。
「おじーちゃんに、なにをするっ!」
 タルトの大砲が飛び、カヤタがとどめを刺そうとしてギリギリで倒せなかったりしつつ、戦闘終了しました。
 すると、辺りから、熱烈な歓声と、割れんばかりの拍手が。
 宝石魔人ジュエリーザを追い払い、商隊を助けたことで、感謝されたのです。商隊の荷馬車に積んでいたのは、とてもとても高価なロダニア石。半分は、無事だったようです。
 ありがとう、ありがとうの声が、鳴り止みません。
「我々は花鳥風月! お金に困っている!」宝石を奪われたので、カヤタは遠慮なく、そう叫びました。
「報酬!」タルトの目が、キュピーン! と光りました。

 つづく。

イエローサブマリン

2009年6月1日 月曜日
この記事の所要時間: 約 4分24秒

 何故か急に、携帯にスパムメールが届くようになりました。
「auマイプレミアショップ」からメールが届いた後に、モリモリ受信しまくるようになり、トホホな状態です。今んとこ、ずべてyahoo.co.jpからのスパムです。
 PCのメールアドレスには、毎日数百件のペースで届くので、慣れているんですが、携帯に届くのは、生涯初です。初体験です。あまりにも未体験だったので、どうしていいかわからなくなっちゃうくらい、戸惑いました。
 スパムメールでも、受信料払わなくちゃいけないんでしょうか。メールアドレスを受信拒否リストに入れるには、EZWebに繋がなくちゃいけないんだけど、この通信料もこっち持ち?
 ふんがー!
 メアド変えるしかないんでしょうか。
 ふんがー!

 2009年5月30日に、「アリアンロッドRPG」キャンペーン第4回を、開催しました。
 Takeon邸に向かう前に、遅い昼飯を食べようと、嫁とふたりでぶらぶらしてたら、映画帰りのTakeon、Kayata、Ganhiro、友人Nとバッタリ遭遇。
 せっかくなので、合流し、スーパーで弁当買って、Takeon邸に入りました。
 最後にTikiが、お土産持ってやってきて、全員揃いました。
 そこらじゅう、お菓子だらけです。

 弁当を食べ終えると、「アリアンロッドRPG」セッション開始です。
 せっかくなので、今回から、Ganhiroにも参加してもらっちゃうことになりました。
 みんながレベルアップしている間に、キャラクターを作ります。
 本来なら、じっくり時間かけて、あーでもない、こーでもないと、悩みながらスキルを選ぶんですが、時間をかけるとセッションに間に合わない、ってことで、なんとダイス振ってクラスとスキルを決めちゃいました。
 そして完成しました。
 猫族の【ウォリアー/ダンサー】。
 こう書くと、なんだか萌えな雰囲気がしますが、さすがGanhiro。
 名前は、じじ。
 60歳のおじーちゃんです。
 還暦ダンサーの誕生です。
 ぷるぷる震えてます。

 段ボールに入った還暦の猫爺さんが、川上から流れてきたところから、キャンペーンスタート。
 あまりにもインパクトがありすぎて、用意していたオープニングがすっ飛びました。
 それにしても、あまりにも早急に作りすぎたし、スキルをダイス振って決めたせいで、なんかよくわからない感じになってしまい、非常に申し訳ないことになってしまいました。
 命中率上げて1ターン。
 回避率上げて1ターン。
 3ターン目でやっと攻撃。
 いくら還暦とはいえ、ちょっとこれはマズイです(涙)。次回までに、なんとかしたいと思います。

 前回、25時間もかかったことを踏まえて、今回のシナリオは、短くまとめました。
 戦闘も、2回だけです。
 とはいえ、ボス戦が2回です。
 序盤の方は楽に済むだろうけど、後半のはイベントがらみなので苦戦するだろうなー、と予測していたのに、またしてもハズレました。
 レベル13のエネミー3体が、あっさりご臨終。
 うーん。みんな強くなったなあ。

 この後、Kayataのマスターで「ソードワールド2.0」を遊びたかったんですけど、時間切れ。
 後ろ髪を引かれる思いで、終電に乗って帰りました。

 翌日は、新宿に集合。
 西口のイエローサブマリンを襲撃しました。
 Kayata、Tiki、Takeon、Nyagon、ハゲの5人です。
 今まで知らなかったんですが、店の奥に、中古の本とかゲームとか売ってたのを教えてもらい、鼻血出そうになりました。
「ローズ・トゥ・ロード」とか、「ファンタズム・アドベンチャー」とか、懐かしいゲームが置いてありました。「Dungeons & Dragons」の赤箱青箱もありました。昔遊んでた、「機動戦士ガンダム」のシミュレーションゲームが、すごい値段になってました。
 こうやって眺めてると、なんで捨てちゃったんだろうなーって、悔やんじゃいます。

 Tikiは、ダイスのセットと、d20システムの「クトゥルフ神話TRPG」を、買ってました。とてもぶ暑いルールブックです。
 Kayataは、「クトゥルフ神話TRPG」のサプリメントを買いました。
 Takeonは、「ソード・ワールド2.0」のルールブックと、リプレイ本を買い込んでました。
 Nyagonも、新しい6面体ダイスを買いました。
 で、この流れなら買える! と思い、「アリアンロッドRPG エネミーガイド」を買っちゃいました。あと、「ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち」の2巻と、「ソード・ワールド2.0リプレイ たのだん」の1巻を買いました。あと、魔法陣が描かれているカッコイイ6面ダイスを2個買いました。
 ほくほくです。
 ほくほくのまま、刀削麺のXI’ANへ行きました。辛くて美味しい中華のお店です。鳥と唐辛子の炒め物を頼んだら、8割が唐辛子でヤバかったです。
 この後、ヨドバシカメラホビー館で、Takeonが「MGグフVer.2.0」を買ったり、Tikiがここでは書けないようなものを買ったりしつつ、雨の中を帰りました。

 来週こそ、Kayataの「ソードワールド2.0」です。
 プレイヤーができる!
 とてもとても、楽しみです。