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竹中直人が主人公

2007年2月20日 火曜日
この記事の所要時間: 約 2分15秒

 一喜一憂しながらシコシコしてます。
 ファミレス出勤です。
 なにもかもが25日に集約されてて困ります。煩悩を捨てようと思います。

 そういえば、先々週くらいに『どろろ』を観に行ってきました。立川のCINEMA TWOです。
 なんか客層が若かったです。ガキんちょばっかでした。お菓子臭かったです。嫁は足踏まれてご立腹でした。
 ということで、感想を書きます。
 もう原作読んだのずいぶん前なので、すっかり忘れてるんですが、オリジナリティのある近未来的時代劇な舞台設定がステキすぎると思いました。序盤の一連のシーンは、もうびっくりするくらい良かったです。あと、百鬼丸の改造シーンがすごい。
 CGに関しては、なにもいいません。
 妻夫木聡は、カッコ良かったです。軟弱なイメージがあったんですが、十分にオリジナルの百鬼丸してました。これはアリだと思います。
 柴咲コウは、ひたすら叫んでました。やかましいです。
 で、問題は中井貴一です。クライマックスのひとり芝居は、壮絶でした。インディーズ系のカルト映画を彷彿とさせます。とてつもなくシリアスなシーンに、目を疑うようなナンセンスなカットを乱暴にぶっ込むというやり方。これはこれで好きなんですけどね。
 面白かったです。

 そういや『犬神家の一族』も観に行ってました。立川のCINEMA CITYです。けっこー前です。
 なんというかこう、登場人物全員が、歳食ってました。映像は新しいのに、古臭いというイリュージョン。
 内容は、1976年版の脚本そのまんま使ったんじゃないの? ってくらいそのまんまらしいですけど、1976年版を覚えてないのでなんともいえません。でも、前作にあった風土的な雰囲気が、なくなってたような気がしました。
 なんか松坂慶子が気を吐いていました。
 奥菜恵は、もうホラー映画女優でいいと思います。
 深田恭子は、存在感がありすぎて、絶対に事件になんか関わってる、と思わせちゃうところがどうかと思いました。
 でもやっぱ、石坂浩二の金田一耕助は良いですねえ。今後もCGでいいからお願いします。
 面白かったです。

 あと、『大奥』も観ました。立川のCINEMA CITYです。かなり前です。
 まさか竹中直人が主人公だとは思いませんでした。ひとりで大興奮しちゃいました。テヘ。
 杉田かおるは、なんかそのまんまで、リアリティあり過ぎて困りました。
 ミッチーは、相変わらずミッチーでした。ステキです。
 ていうか、出演者のほとんどが友情出演ってどういうことなんでしょうか。
 それはそうと、時代劇も演出とキャストと音楽でこうも現代的になるんだなあ、と思いました。
 面白かったです。