ネタバレなんか気にしない。
「レッドクリフ」を観ました。公開初日です。立川のCINEMA TWOです。10人くらいで観ました。
監督は、ジョン・ウー。トニー・レオンが周瑜で、金城武が諸葛亮。中村獅童は甘興。甘興? 甘寧じゃないの? 甘興覇から覇を取ったの? 覇気のない甘寧ってこと? でもまあ、甘寧っぽくていい雰囲気だったと思う。
あと、孫尚香が出てきます。いわゆる孫婦人です。正式には名前は無かったハズで、孫尚香はコーエーのゲームが初出だった気がしたんですけど、京劇で使われてる名前でした。
劉備は、よれよれのおっさんでした。新大久保にいそうです。オーラがまるでありません。
諸葛亮は、終始ニヤニヤしてました。イケメンじゃなかったら、殺されてるところです。
関羽は、すごい眉毛剃ってて渋谷系でした。歩兵でした。やたら青竜刀を落として取りに行ってました。
張飛は、素手でぶつかっいき、どっかーん! って感じでした。超肉体派でした。蛇矛はなくしちゃったみたいです。
超雲は、やたらカッコよかったです。わりと忠実に再現されてました。確実に贔屓されてました。
ホウ統は、何故か姿を現しませんでした。どういうこと?
曹操は、時代遅れの曹操像でした。標準的でステレオタイプな悪人です。わかりやすい。
夏侯惇は、隻眼じゃなかったです。ていうか、髭のオッサンがたくさんいて、誰が誰だかわかりませんでした。つか、赤壁参加してたっけ?
張遼は、夏侯惇と同じ顔してました。つか、赤壁参加してたっけ?
ザコ武将は、夏侯惇と同じ顔してました。何人もいました。やられもやられても出てくるので、ゾンビかと思いましたが、全員別人だったみたいです。
孫権は、情けなかったです。政治手腕なさそうでした。でもイケメンでした。たぶん、母性本能くすぐるタイプ。
周瑜は、これでもかッ! ってくらい、死にフラグが立ちまくってました。矢傷を受けるのも、早すぎです。たぶん赤壁の戦いが終わると同時に死ぬ。
小喬は、チャン・ツイィーだと思ったらリン・チーリンだった。たぶん周瑜と一緒に死ぬ。
甘興は、中村獅童でした。特別出演なのに、けっこー出てた。たぶん周瑜が死ぬ前に死ぬ。
孫尚香は、今時の孫尚香でした。時代に即した萌え萌えのツンデレで、すごく良いキャラクターでした。たぶん、Pert2で美味しいとこもってく。
韓当、黄蓋、程普は、ちょこっとだけ出てました。たぶん、Pert2もこんな扱い。
「三国志」ではなく、「三国志演義」ではなく、「赤壁の戦い」ではなく、「ジョン・ウーのレッドクリフ」でした。
オープニング前に、日本語で三国志の簡単な解説が流れたので、うお! まさか吹き替え版!? しまった! とか思いましたが、本編が始まったら、ちゃんと字幕になりました。
上映中、座席のあちこちで、客がガサガサ鳴らすのが、やたら耳障りでイライラしました。
映画が終わってスタッフロールになると、今まで経験したことないくらい、劇場がザワザワしまくってました。途中で終わったことに、赤壁の戦いなのに戦いが始まってないことに、Part2があることに、驚きを隠せないみたいな雰囲気でした。
Part2は、来年の4月。
楽しみです。
いゃあ、映画って、本当に面白いものですね。
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ジョン・ウーのレッドクリフ
2008年11月8日 土曜日
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