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無理矢理ロックで吹き飛ばす

2008年5月14日 水曜日
この記事の所要時間: 約 1分1秒

「スクール・オブ・ロック」を観ました。レンタルDVDで。
 ロックに命を賭けるメタボで暑苦しい30代のダメ男が、ルームメイトの友人になりすまして小学校の代用教員になり、子どもたちにロックを教えロックを説きロックさせてロックするというロックなお話。ロケンロー。



 まーとにかくジャック・ブラックが画面狭しと暴れまくるというかシャウトしてギター掻き鳴らしまくる愉快な映画でした。彼は、存在だけで楽しくなれるという、希有な役者オーラを持っています。
 ストーリー的には、非常にぬるいです。
 普通、次々と難関が現れ、それを段階的にクリアしていくことで信頼関係を築き上げたり技術が向上したりして、話が進むものですが、この映画はそうじゃありません。それほど障壁もなく巧く行き、最後にまとめてどばっと難題が噴出してきます。
 そして、問題はすべて無理矢理ロックで吹き飛ばすという力業。
 あまりにも巧く行き過ぎてて、少々カタルシスに欠ける感じではありますけど、おバカ映画なので全然OKだと思います。
 腹を抱えて大笑いする系ではなく、クスリと笑う系でした。洋楽好きだと、よりいっそうニヤニヤできます。
 面白かったです。

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