「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」を観てきました。立川のCINEMA TWOです。チケット売り場、一般の方が予約優先の列よりも空いていました。
シリーズ3作目で完結編です。1作目は個人的にダメでしたが、2作目は物凄く面白かったんでチョー期待してたんですけど、3作目でついにジャック・スパロウが脇役になっちゃっててしょんぼりでした。
あと、誰がなにをしたいのか、矛盾があり過ぎてよくわからなかったです。つか、あれだけ艦隊集めといて、なんで一騎討ち?
けれど、「大作を観たぞー!」感は、たっぷりでした。これだけの作品は、そうそう観れるもんじゃないです。
オーランド・ブルーム。カッコよかったです。
キーラ・ナイトレイ。全作より可愛いかったです。
チョウ・ヨンファ。……あれで終わり? なんか武藤敬司みたいでした。
そしてジョニー・デップ。鼻の穴しか印象に残りませんでした。
面白かったです。
ちょっと前に、「トゥモロー・ワールド」を観ました。レンタルDVDで。
すんごい撮影技術でした。
てっきり、チープなSF映画だと思ってたんですけど、とんでもない。壮絶なまでの映像リアリティ。光とか陰の使い方が、異様に巧み。度肝抜かれました。久しぶりに画面に釘付けですよ。
これを観て思い出したのは、カレル・チャペックの戯曲「ロボット(R.U.R.)」です。こっちの場合、ロボット(つか、人造人間)を作り出した代わりに人類が種を残せなくなっちゃって、結局ロボットの反乱で絶滅しちゃうんだけど、「トゥモロー・ワールド」は、理由不明である日突然種が残せなくなっちゃう。これってリアリティありますよ。理由なんかないんです。真実なんて、人知の届かないところにあるんです。
演出も、脚本も、すごいレベル高いな、と思いました。嫁を失って人知れず泣き崩れる主人公のシーンとか秀逸。猫がにゃーんだし、犬もわんわんでした。動物って強い。
大人よりも赤ん坊の命の方が大切だとか、そーゆー程度の低い話じゃないです。希望は、誰から見ても希望なんです。そして仕事は仕事でまた別のこと。
んですが、「悲鳴と女の喘ぎ声しか聞こえない!」「恐い!」といって、嫁がちょー不機嫌になってしまいました。トホホ。
面白かったのに。
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大作を観たぞー!
2007年5月29日 火曜日
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