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けっこうシビア

2009年1月27日 火曜日
この記事の所要時間: 約 3分0秒

 最近残業ばっかなんで、電車の中でプレイする「女神異聞録 デビルサバイバー」が楽しみで仕方がありません。早く会社に行きたい! 早く満員電車でもみくちゃにされたい! あへあへひぎぃ!
 いいえ。病んでません。

 というわけで、6日目の午後に突入しました。7日縛りなので、あと1日半で、すべてが終わります。
 しかしこのゲーム、だんだん戦闘が難しくなってまいりました。
 いくらでもできるフリーバトルは、テキトーにだらだら戦えるんですけど、シナリオのバトルが難しいのです。
 なにが難しいって、お前死ぬ気か、お前それ絶対死ぬだろ、お前生きる気あんのか、死ぬ死ぬぅ死んじゃうぅ、みたいなヤツを、助けなくちゃいけない場合が多いのです。
 全力疾走で飛んでいって、敵を倒すか、イベントの仲間を保護しなくちゃいけない。
 といっても、世界観がすでに、”絶望的で生きてる意味がない”状態であり、”あいつが憎いから死んでも殺す”的なやつらを責めるわけにもいきません。
 でも、途中まで仲間だったヤツが、自分なりの正義を貫き通した挙げ句、文字通り消し炭にされて死に、ぼさっと捨てられ、風に吹かれて崩れて消えるシーンがあるんですが、これ、少年少女には軽くトラウマになっちゃうシーンなんじゃないでしょうか。Z指定ですよ。本当は、助けられたのかも知れませんけど。
 なんにせよ、仲魔の悪魔の能力を、よく調べ、パーティーを構成しとかないといけません。
 足が早くなる能力、仲間と場所を入れ替えることができる能力、移動して攻撃したあとまた移動できる能力、離れた敵に攻撃できる能力、これらを用意しておかないと、困っちゃうことになります。なりました。
 あと、耐性。可能な限り、全属性に耐性があった方がいいのです。弱点なんて、せいぜい一カ所。二カ所以上弱点がある悪魔なんて、いくらレベルが高かろうとも、レギュラーにはできません。涙目になります。なりました。
 弱点を無くし、強い技をつけ、パラメーターを伸ばしつつ、有利な能力のついた悪魔を合成する。そのために、合成して合成した悪魔と悪魔を合成した悪魔と悪魔を合成する。合成して能力を引き継いだ悪魔じゃないと、レギュラーにはできません。オークションで落とした悪魔なんか、使い物になりません。なりませんでした。
 けっこうシビアなのです。
 そして、人間関係もシビアなのです。
 あるキャラクターを優先してたら、他のキャラクターのイベントがどんどん消えていっちゃう。ほんと、ごめんなさい本田さん。ごめんよ、アツロウ。キミたちに興味ありません。
 2周目が楽しみです。

 話は変わりますが、嫁が「ジルオール」を買いました。PSP版の新製品です。

 PS版でやりまくったのを思い出します。コーエーらしい、地味だけど、しっかりしたRPGでした。当時としては、驚異的な自由度でした。クエスト数が、ハンパなかったです。大好きでした。やりこみました。すごい面白いゲームだよ、と嫁に勧めまくりました。でも、実はクリアしてません。
 PSP版だと、ロードがけっこう長くて、評価落としているようです。もったいない。しかし、メディアインストールという機能を使えば、改善するようです。メモリーカードに、データの一部をコピーしておく機能です。1GB程度のメモリーカードがあればいいみたいです。つか、今時のゲームは、メディアインストールは必須みたいです。「ジルオール」に至っては、メディアインストール使っても、まだロードが遅いようなので。
 嫁のPSPに刺さってるメモリーカードは、32MBです。

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女神異聞録 デビルサバイバー

2009年1月22日 木曜日
この記事の所要時間: 約 4分13秒

「女神異聞録 デビルサバイバー」を始めました。
 ニンテンドーDSです。DSi欲しい。
 女神転生シリーズは、大好きです。なにしろ、いちばん最初の「女神転生」をリアルタイムでプレイして絶賛しまくってたので、「わしが育てたゲームじゃわい! がっはっは!」という、まったくいわれのない親心が芽生えてたりします。
 なんていうわりには、ファミコンの「女神転生II」までしかプレイしていません。ちなみに、「女神転生II」に出てくる友達の名前は「かきょういん」でした。レロレロレロレロ。あ、嘘だ。スーパーファミコンの「真・女神転生」もやった気がする。
 ていうか、デビルサバイバーって、女神転生シリーズというよりは、デビルサマナーシリーズなのかも知れません。だとしたら、初体験です。
 あと、「剣と魔法と学園モノ。」は、ラスボスまで行ったんですけど、強すぎて勝てないので諦めました。レベル上げしんどかった。



 主人公の名前は、自由入力なのですが、いつものハゲオではなく、魔咲オウマにしました。あだ名はマオウ。メガテンの主人公にふさわしい名前だと自負しております。
 そんな主人公を、純粋な魔道士にすべく、魔力をガンガン上げてたら、近接攻撃じゃなくちゃダメージがまったく与えられないというボスが出てきて、詰まりました。
 そのボスに唯一効果のある武器は、主人公しか持てません。渡せません。
 しかも、その武器っていうのは、携帯ストラップです。
 携帯ストラップで、魔王に攻撃する。
 携帯ストラップしか、魔王には効果がない。
 凄まじいアイディアです。
 ぺしりぺしりと、携帯に取り付けた携帯ストラップの部分で攻撃です。
 携帯ストラップでぺしぺしやられて、魔王は「我に傷を与えるとは!?」などと仰天です。こっちも仰天です。携帯ストラップでしかダメージ与えられないだなんて、どんな魔王だ。
 絵にすると、とんでもない地獄絵図になるような気がします。
 そもそも、このゲームには武器がありません。近接攻撃は、基本的に拳です。少年も、少女も、拳を握りしめて悪魔に殴りかかります。見るもおぞましい悪魔には、平気で拳で殴りかかるのに、銃を持った軍人に出会うと、涙目で逃げ出すというありさまです。
 本来なら、角材とか、鉄パイプとか、サバイバルナイフとか、トカレフとかを武器にするのが女神転生シリーズなんですけど、これも時代です。十徳ナイフを持ってるだけで逮捕される世の中ですから、仕方ありません。教育上、よろしくないのです。モラルのあるひとびとは、ナイフとか持っちゃダメです。拳で戦いなさい。拳で愛を語るのです。拳こそすべて。肉体こそ美徳。裸体で抱き合おう。そういうメッセージが、見え隠れしています。
 だからといって、携帯ストラップはないと思います。

 携帯ストラップはおいとくとして、とてもよくできたゲームです。すごい面白いです。
 基本は、アドベンチャーっぽい感じ。7日縛り。山手線内の土地を、行ったりきたり。イベントは時間割りのようになっていて、どっかのイベントを見てると、他のイベントが消えちゃう場合もあります。
 戦闘は、シミュレーションっぽい感じ。敵の悪魔がとても仲魔思いで、やたら他のチームを回復をしまくってくれるのが、ほほえましくもあり、ウザイです。悪魔のくせに。どんだけ慈愛に溢れてるんだ。悪魔のくせに。
 経験値稼ぎは、任意でいくらでもできます。経験値入らなくなるまで延々と繰り返せます。主人公の圧倒的な火力で悪魔を殲滅しまくれます。前述の携帯ストラップ事件も、レベル3つ上げて解決しました。でもアツロウ弱い。
 インターフェイスもわかりやすくて、好感が持てます。特筆すべきは、悪魔検索。どんな悪魔が合成できるのか検索できて、結果から合体までシームレスにおこなえちゃう。目が離せません。もーちょいでこの悪魔作れるぜー! そのためにはアイツが必要だぜー! つか、こいつ作れるな。作っちゃおうかな、どうしようかな。うおー! とかなります。そうやってできた魔神トールのバカっぷりと、のろまっぷりは、実際に戦闘に投入してみると、非常に笑え……笑えません。
 キャラクターも、今っぽくて良いです。一見仲良さげな主人公グループの三人ですが、裏で様々な疑心暗鬼がほとばしってます。本当にいいたいことはメールで、とか、すんごく今ふうです。悶々します。
 みんなが悪魔召喚に使ってる端末が、どう見てもニンテンドーDSなのも、ステキです。こっちも、悪魔に魅入られているかのごとく、ニンテンドーDS使ってます。
 まだ4日目でレベル32くらいなんですが、まだまだたくさんの悪魔が待っているようなので、先が楽しみです。しかし、たまにイベントで説教くさい台詞とか出てくるのは、興ざめかも知れません。

 基本的に、攻略情報ナシでプレイしております。
 イベントは、見逃したり、中途半端だったりするでしょうが、それでいいんです。ある意味、占いみたいなもんです。ありのままの結果を受け入れようと思います。
 2周目が楽しみです。

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