「オブリビオン」プレイ中であります。
クーラー無しです。Xbox 360のお蔭で、まるでサウナです。ちょっとしたダイエットです。
戦士ギルドのギルドマスターStonecoldは、帝都にて闘士としてデビューしました。
戦士ギルドのギルドマスターですが、闘士としては新人です。闘技場の親方やオーナーのババアにボロクソいわれようが、へっちゃらです。殴り殺してやろうか、なんて考えてません。
ていうか、戦士ギルドのギルドマスターなのに、誰も気づいてくれません。どんだけマイナーなんでしょうか、戦士ギルドって。ギルドマスターなのに!
軽装の闘士です。もちろん、武器は拳です。
広い闘技場。閑散とした客席。入場通路まで逃げて誰も見てないところで戦いそこで倒れる相手。
しかしながら、なかなかにして興奮します。
気分はプロレスラーです。
なるべく、闘技場の中央で戦います。強者なので、中央から動きません。弱者が、強者の周りを動くのです。
相手の闘士なんぞ、オブリビオンの魔物に比べれば、屁でもないです。
なにしろStonecoldは、戦士ギルドのギルドマスターですから。戦いのプロフェッショナルですから。ブラックウッド団をひとりで壊滅させた乙女ですから。負けるわけはありません。
たまに、思いっ切り吹き飛ばされたりしましたけど。
連戦連勝。
拳で、完全武装の闘士を殴り倒しまくります。
勝利のアピールまで、しっかりやります。四方に向かって、拳を振り上げます。アナウンサーが「勝利者は帰って休んでください!」と叫んでるのに、なかなか出て行きません。
気分はプロレスラーです。
その夜、Stonecoldはアンヴィルの北にある遺跡に侵入します。闘技場のグランドチャンピオンである色白オークに、出自を探ってきて欲しいと頼まれたのです。
遺跡には、気の狂った吸血鬼が住んでいました。
とりあえず説得を試みますが、会話が成り立たないので、仕方なく殴り倒しました。
一睡もせず闘技場に戻ってきたStonecoldは、躊躇したものの、グランドチャンピオンに遺跡で遭ったことを話し、そこで見つけた日記を渡しました。
乳白色だったグランドチャンピオンの肌の色が、青白くなりました。つぶらな瞳が、見開かれます。ガクガクブルブル震えてます。
きもいので、そっとしておきました。
試合をします。
戦士ギルドのギルドマスターStonecoldは、期待の超新人闘士ですから、観客が待ってるはずです。
つか、チャンピオンになりました。
わずか2日目にして、チャンピオンです。怒濤の快進撃です。壮絶な試合数です。朝9時から夜9時までしか開催していない闘技場で、2日続けて全試合Stonecold戦でした。ワンマンショーです。
リングネームは、「アイアン・メイデン」に決めました。
間髪入れず、グランドチャンピオンに挑戦です。
相手のグランドチャンピオンは、乳白色の肌のオーク。よれよれです。
試合早々、彼はダッシュで近づいてきて、「殺してくれ!」とかいいだします。つぶらな瞳で。自分の呪われた出自を知ってしまい、死にたくなったのでしょう。その真実を彼に教えたのは、紛れもなくStonecoldです。
責任を感じたので、公衆の面前で思いっ切り撲殺してあげました。手加減無用です。
新グランドチャンピオン「アイアン・メイデン」の誕生です。
なんかちょっと微妙な気分です。できれば、ガチで戦いたかった。
あと、罪には問われないけど、個人データの「殺人数」が1になってしまいました。
グランドチャンピオン「アイアン・メイデン」の武器は、もちろん拳です。
グランドチャンピオンになったら、今までろくに会話すらしてくれずブスっとしてたオーナーのババアが豹変。ハイテンションで、「すごいこと思いついた! あんたの相手は人間じゃダメ! モンスター! モンスター!」とかいい出す始末。
闘技場に出てみると、相手はなんとミノタウロスロードが3体。
どんなマッチメイクやねん。
どっから連れてきたんだこいつら。
倒しましたけど。拳で。
「一週間後に、もっとすごいモンスター集めとくからね!」って、どんだけ血が好きなんだこのババア。
つづく。
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アイアン・メイデン
2007年8月28日 火曜日
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