「ハッピーフライト」を観ました。嫁が借りてきたDVDです。
「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」で有名な矢口史靖監督作品です。
主人公は、田辺誠一です。嫁が堺雅人と間違えてたのは秘密です。
時任三郎が、すごいいい味出してました。岸部一徳も、中年の憧れ的なキャラクターでカッコよかったです。つか、ベンガル含めみんなステキでした。けっこーいろんなひとが出演しています。残念ながら、竹中直人は見逃してしまいました。
あと平岩紙が気になって仕方がありません。気になる度では、綾瀬はるかよりはるかに上です。
もっといろんなアクシデントがあったり成長物語だったりするのかと思ったら、まったりと困難を切り抜けて頑張り抜くという群像劇でした。
空港に関わるさまざまな職業のひとたちがひとつの事件に関わり、それぞれの悩みや問題を抱えながらそれぞれの場所で奮闘します。面識すらないのに、彼らは知恵を絞り出して協力し合うのです。
ただそれだけなに、すばらしく面白かったです。
「ハッピーフライト」というわりには大惨事一歩手前のフライトでしたが、緩い雰囲気で緩いキャラクターばかりだから安心して観れました。
それでいて、深い。
普通に飛行機を利用してるだけだと知ることができない、いろんなひとたちのことを知ることができました。これだけでも、観る価値があります。みんな頑張ってる。プロフェッショナルってすごい。
博識でマニアックな映画です。矢口史靖監督の味が出まくってます。
全面協力したANAもすごいな、と思いました。
いゃあ、映画って、本当にいいものですね。
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ハッピーフライト
2009年8月28日 金曜日
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