はい。
どきどきしております。
電車の中で、どきどきしちゃいます。
というわけで、「どきどき魔女神判!」をプレイ中です。お守り型携帯クリーナー「どき魔女、まほの開運お守り!」は、家の机に貼り付けてあります。
けっこー売れてるっぽいです。場所のせいかも知れませんが、秋葉原のヨドバシカメラでは売り切れてました。
さて。
プレイ中です。
プレイしているんですが、……なんか、こう、アレですね。ナニがコレしてソレですね。
どきどき、っていうか、どん引き……いやいや、赤面しちゃいますね。
ぶっちゃけます。
エロゲーじゃないですかコレ。
遊んでてこんだけ恥ずかしくなるゲームって、初めてですよ。
なんとなくそーなんじゃないかなー、とは思っていたんですが、これほどとは。ギリギリの線を狙ってくるのかなー、とは思ってたんですが、モロにはみ出してます。
ここに「プレイ中」って書くと、なんか別の意味でプレイしてるんじゃないかと思われちゃうんでは、などと勘ぐっちゃうくらいですよ。
実際は、萌える前に引いて……いえ、照れてしまいます。
思わず挙動不審になってしまいます。
なにしろ、保険の先生が、いきなりヤバイんです。ヤバ過ぎます。まずいです。まず過ぎます。PTAが黙っちゃいませんよコレ。
ゲーム自体は、ごく普通のアドベンチャーゲームなんです。
いわゆる総当たり的なやつです。
ファミコンの「シャドウゲート」を思い出してしまいました。まあ、なんの前触れもなくいきなりゲームオーバーとかないですけど。
でも、不必要に難易度が高いです。
エロ裁判の前に戦闘があるんですが、2戦目にして5連続ゲームオーバーになりました。諦めてヤケクソ気味に画面を連打してたら勝てましたが。
裁判も、せっかくエロいのに、むちゃくちゃ難しくてムカつきまくりで別の意味で顔が真っ赤になります。
(追記:ずっと下半身ばかり執拗に攻めていたんですが、実は上半身も攻めることができることが判明しました。なんかだいぶ損していましたムキー!)
というわけで、実はあんまりプレイしていません。
携帯ゲーム機のゲームは、家ではやらない主義なんです。通勤時間にやる主義なんです。
電車の中だと、ひとの目が恐いんです。
ニンテンドーDSの画面に映っているあられもない姿の二次元少女に向かって息をふーふー吹きかけるだなんて、絶対にできませんよ!
知り合いに見つかったら、即ゲームオーバーです。社会人として終わりです。
どきどきしちゃう!
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どきどきしちゃう!
2007年7月12日 木曜日クリアしました
2007年6月20日 水曜日
「ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング」をクリアしました。
実は、通勤時間にちまちま続けていたんです。
完全に、電車内だけでクリアしました。自宅では、一切プレイしておりません。
いやあ、久しぶりにゲームをクリアしました。
残念ながら、達成率は98%でした。
ミッションを1個だけ見逃してたみたいです。
隠しエンディングが観れませんでした。あと1個だったのに。1個だけなのに。1個のみ。どこで見逃したんだろう。1個。悲しい。ガッデム。ビッチ。シット。うわーん。
さて。
せっかくなので、簡単にストーリーをご紹介しましょう。
まず、甲冑を鳴らしながら、ラオウが出て参りました。
ラオウですラオウ。
魔闘気をまとい、「うぬう!」とかいってます。圧倒的な存在感と、パワー。どこからどう見ても、筋肉マッチョの大男です。経絡秘孔を指先で突くよりも、拳で殴った方が遙かに威力が高そうな、あのラオウにそっくりな奴です。もちろん、敵です。
ラオウなので、やってることが常軌を逸しています。
まず、手に入れた魔の力を使い、戦争で死んだ恋人を生き返らせました。でも、「うぬう! こんなもの、我が愛する人間ではないわ! この失敗作が!」などと暴言を吐き、せっかく生き返った恋人を、パンチで天空の彼方までぶっ飛ばします。猛烈に暴力的です。
しかし、「うぬう! やはり、この手で息の根を止めねば気が済まん!」などと突如ブチ切れ、浮遊大陸まで追いかけます。そこで主人公のヴァン一行と出会うと、「気が変わったわ。こうしてくれる!」などと叫び、恋人を召喚獣のオーディンに変化させ、ヴァン一行にけしかけます。そして、自分は高笑いを残して退場するという、強烈な傲慢さ。
けれど、ラオウは女の子だったのです。
ラオウ子だったのです。
仲間の口から「彼女は」「彼女が」という台詞が出てきても、まさかな、そんなことないよな、だってどこからどう見ても巨漢だし、言動がラオウだもんな、と疑っていましたけど、やっぱり女の子だったのです。
凄まじい脳内イメージができあがりました。
ラオウ子。
しかも、ファザコンでした。母子家庭で育った彼女は、年上のおっさんに、ころっと騙されてしまったのです。
更に、鎧を脱いだらウサギ耳までついてました。
涙出ました。
ずっとラオウ子のエピソードが続いてましたが、後半から、「ファイナルファンタジー」らしくなってまいります。
神様です。
地上にいたけどいじめられて浮遊大陸に行った神様が、今更地上を滅ぼそうと思いついて、出てきてたみたいです。
全部、神様が悪かったのです。ラオウ子をたぶらかしたのも、この神様だったのです。
だから、神様を倒すのです。
宇宙空間だか次元の狭間だか知らないけど、「ファイナルファンタジー」っぽい空間にある神様の城に、ヴァンたちは乗り込みます。
最後の戦闘。
神様は、ヴァンたち9人にボコボコにされます。
絶望にうちひしがれ、孤独で鬱でどうしようもない神様に対して、ヴァンたちは「オレたちには仲間がいるぜ!」「すっげー今楽しい!」「毎日が楽しい!」「友達ってサイコー!」「僕たちってば仲良し!」「喧嘩もするけど、すぐ仲直り!」「笑っちゃうぜあはははは!」「悲しいことがあっても慰めてもらえる!」「今すっげー楽しい!」「今すっげー幸せ!」なんて口々に叫びます。満面の笑顔で。
力と、言葉の暴力。
いろんな意味で、窮地の神様。
神様は、神様なので、死にません。いくら殴られても、斬られても、死にません。地面にはいつくばった神様は、いつまでも、いつまでも、笑顔で幸せを叫ぶヴァンたちに、ボコボコにされ続けます。
心身共に、壮絶なダメージを受ける神様。
殴り疲れたヴァンたちが休息を取ると、神様は立ち上がります。この隙にと、なにかわかった風なことを言い残し、泣きながら去っていくズタボロの神様。
はっきりいいまして、いじめです。
肉体と心を攻める、陰湿ないじめです。
神様を、徹底的に、完膚無きまでいじめ抜くだなんて、ヴァンたちはスゴイ。
神様は、もう二度と立ち直れないでしょう。
めでたしめでたし。
ていうか、ストーリーの細かいところは、よくわかりませんでした。
クリアしてみても、わけわかめでした。
ですが、気になりませんでした。
細かいことなんか、どーでもいいんです。
プレイヤーじゃなくて、キャラクターたちがストーリーをわかっていればいいんです。
キャラクターの感情に、共感できればいいんです。
よくわからない情報も、キャラクターたちがわかっていて、考え、悩み、その結果「頑張るぞ!」「敵を倒すぞ!」「取り戻すんだ!」って感じに燃えていただければ、プレイヤーであるこっちも燃えます。段階を踏み、「世界を救うんだ!」「神様を倒すんだ!」と、徐々に話がでかくなれば、どんどん燃えてくるってもんです。
そーゆーもんです。
というわけで、面白かったです。
「ファイナルファンタジー」を、たっぷりと堪能しました。
このゲームは、間違いなく「ファイナルファンタジー」でした。
グラフィックスも美麗だし(ニンテンドーDSにしては)、音楽もいいし、ストーリーも神様でした。
戦闘は、最後までぐだぐだでしたけど。
でも、ムービーのときのパンネロのズボン、下がりすぎだと思います。
パンネロちゃん萌えです
2007年5月18日 金曜日
実は「ファイナルファンタジーXIIレヴァナント・ウイング」をプレイ中です。
ニンテンドーDS Liteでやってます。
わりと発売日直後に買いました。現在、第5章に入ったところです。LVは32くらいです。
面白いです。
「ファイナルファンタジーXII」の主人公だったのに全然ストーリーに関係なかったヴァンが、今度こそ主人公になってます。
パンネロちゃん萌えです。
ノスタルジーを感じるくらい、パンネロちゃんに萌えます。昔のアニメとかマンガに、こーゆーヒロイン、けっこーいたような気がします。
ちなみにパンネロの衣装って、「ファイナルファンタジーXII」のエンディングに近い物になっています。
まあ、「ファイナルファンタジーXII」は1秒もプレイしてないんですが。
でもこのゲームには、「ファイナルファンタジーXII」のメインスタッフがほとんど参加してないみたいなので、大丈夫です。
Amazoneのレビューから寸評を得ると、
・「FF12」のエンディングでの出来事が絡んでくるので「FF12」プレイしていた方がいいっぽ
・ラスボスまでゴリ押しでいける
・全員選択→目標めがけ突撃なので、戦略性は無に等しい
・一回一回の指示が重要なのに、味方にひっかかる事が多くて指示回数が無駄に増える
とのことです。
実際、指示出したのに他のキャラクター(というか召喚獣の群れ)に引っかかって身動きとれず気づいたらひとり突っ込んでた仲間が死んでいた、とか多発します。あちこち画面移動させながらプレイしてると、そうなりがちです。全員まとめて移動攻撃というなんの面白みもないゴリ押しをしてた方が被害が少なくて安全で最適です。
キャラクターが小さすぎて、最初はなにがなんだかわかりませんでした。慣れてきても、キャラクターが集団でくっつくとタッチペンの反応が悪くなり、思うように指示がだせません。やっぱり全員選択全員移動全員攻撃が基本みたいです。深く考えちゃいけません。かしこく作戦とか立てると、逆に窮地に陥ります。
つか、もともと高い敷居を取り払った初心者向けのFF作品として企画されていたみたいです。
なので、なんも考えないでプレイしていいんです。
パンネロちゃんに萌えていればいいのです。
とはいえ、携帯ゲームとしては致命的なんですが、「ちゅうだん」ができません。本当です。メニューには、やり直すとか、諦めるとかしかありません。中断したかったら、画面を閉じてスリープモードにするしかありません。実は今もその状態です。バッテリがいつ切れるかと、びくびくしています。もうちょっとでクリアなのに。
それと、ムービーが美しいのはいいんですが、上画面と下画面で連結されてるので、上と下どっちを見たらいいのかわかりません。ていうか、なにがなんだかわかりません。このシステムは失敗だと思います。せっかくきれいなムービーなんだから、TV画面で見たかったです。
なんかミッッション達成率100%にしないと、イベントつきの楽しそうなエンディングが見れないみたいです。
えーと。
面白いですよ?
絶望的な世界は、子どもたちが救うもんです。
屋敷
2006年12月26日 火曜日
いよいよ最終回!「ファイナルファンタジーVIアドバンス」プレイレポートです。
まさか最後まで書けるとは思いませんでした。感無量です。
一気にラストまで、行きます!
腐った魚を、執拗にシドの口の中に詰め込むセリス。海岸へ行き、黙々と魚を手づかみで捕獲し、シドの口の中に押し込みます。
ついにシドは腹を壊し、死んでしまいました。
やっとセリスの溜飲が下がります。
しかしながら、その島には他に誰もいません。シドの死体とふたりきり。なんて無残な状況でしょう。
絶望したセリスは、崖から投身自殺をします。
その崖は自殺の名所であり、シドの虐待に耐えかねたひとびとが、たくさん飛び降りて死んだという、いわくつきの場所です。
しかし、セリスのHPは1000を越えていました。
常人の百倍以上です。ゾゾの町人でさえ、HPは500くらいでしょう。
つまり、セリスは助かってしまったのです。
死ぬこともできない肉体を持て余しながら、こんな思いをしなくてはいけないのはシドのせいだと思い、修羅の形相をしたセリスは、死体に鬱憤をぶちまけるために、小屋に戻ります。
すると、シドが横たわるベッドのわきに、手紙が落ちていました。
手紙には、「外の世界に出ろ。仲間はきっとお前の事を知っている。ストーブの横の階段から下へおりなさい。そこに答えが待っているから。おじいちゃんより」そう書かれていました。
それを読み、セリスは歯噛みしました。
――このクソジジイ、生きていやがったな!
さっきまで、確かに手紙などありませんでした。だとしたら、死んでいなかったシドが、セリスが出て行ったあとに書いたものに違いありません。
――こんな辛気臭い島、こっちから出て行ってやるよ!
セリスは心の中で叫び、地下に向かいます。そこには、いかだが用意されていました。セリスは気合を入れて持ち上げると、凄まじい筋肉で海岸まで持って行きます。
そして、海に出ました。
いかだで海に出るなんて、ある意味自殺ですが、セリスのHPは1000を越えているので問題ありません。
陸に到着しました。
荒れ果てた町に入ると、生き残ったひとがいました。ケフカがかなりやんちゃをしているという噂を聞きます。
セリスは、ぎゅっと手を握り締めます。
そもそも、こんな酷いことになったのは、ケフカのせいです。ザ・ロックに疑われたのも、シドに陵辱されたのも、なにもかも、ケフカのせいです。
セリスの復讐の血が、滾りました。
北の町で筋肉マッチョがいるとの噂を聞き、もしやザ・ロックではないかと頬を染め、急いで向かいます。
マッシュでした。
落胆し、膝をつくセリス。
なんか自身で屋敷が潰れそうなのを、マッシュは筋肉で支えていました。屋敷の中には、まだ子どもが残っているそうです。
仕方がないので、セリスは子どもを助けに、屋敷の中に飛び込みます。
マッシュは、きっかり5分しかもちません。セリスは急ぎます。
なんということでしょう。
この屋敷、どうしてこんなに宝箱が散らばっているんでしょう。
――ていうか、なんでモンスターが出るんだよ。どうなってるんだこの屋敷!
そう心の中で叫びながら、セリスは走ります。なにかとんでもない罠にはまったような気がしてきました。
宝箱を開ければモンスターが出ます。
廊下を歩いているだけでモンスターに襲われます。
ダッシュシューズに履き替えたものの、速さに慣れなくてなかなかドアをくぐれません。
ついでに子どもがみつかりません。
時間切れ。
セリスは屋敷の下敷きになり、マッシュも力尽きました。
シャドウが死に、シドが死に、セリスもマッシュも死にました。
ザ・ロックやティナやエドガーたちは、未だ行方不明です。
もはや、ケフカに対抗する者はいません。
ケフカの笑い声が、天空に響き渡りました。
おしまい
ちなみに、モーグリも仲間にできませんでした。まあ。当然ですね。
屋敷から子どもを助け出すミッションは、4回失敗しました。屋敷に入って最初の戦闘でモンスターを倒したら最後っ屁で石化してゲームオーバーとか、やっと子どもを助け出して屋敷からあと数歩で出られるってところまできたらモンスターに襲われて倒したのに最後っ屁で石化してゲームオーバーとか、もうなんか鼻血が止まりませんでした。
なんというか、攻略情報必須のゲームです。これがイヤで、FFVとかFFVIを敬遠してたのを思い出しました。
とても面白かったです。
魚を手づかみで捕獲
2006年12月22日 金曜日
まだまだいくヨ!「ファイナルファンタジーVIアドバンス」プレイレポートです。
今週はサンデーもモーニングもなかったので、電車の中で進みました。サンデーは気づかずに買っちゃいましたが。先週号。
魔大陸に上陸し、シャドウを拾って突き進む、ザ・ロックとティナとセリス。
やたら強い敵が出てきて苦戦します。結構レベル上げてたはずなのに、敵の強さが強烈です。そういえば、レベル上げてもたいして強くならないんでした。ていうか、吹き飛ばされる攻撃がとてもウザイです。
苦労しながら先に進むと、アルテマウェポンが道を塞いでいました。
武器のアルテマウェポンといい、モンスターのアルテマウェポンといい、VIではまだ、たいしたことのない地位みたいです。
アルテマウェポンの凄まじい攻撃で、シャドウ死亡。
その直後、アルテマウェポン死亡。
勝利のファンファーレが鳴る中、ひとりだけ死んでいて、しかも生き返らせてくれなかった仲間を恨んだシャドウは、戦闘終了後、「一度は帝国にこのみを売った俺だ……。お前らといっしょに戦う資格はない……」と苦し紛れの捨て台詞を残して、泣きながら走り去っていきました。
愛犬に捨てられ、帝国にも捨てられ、ザ・ロックたちにも冷たくされたシャドウに、明日はあるのでしょうか。
その先の広間に行くと、皇帝のガストラとケフカが、三闘神の像をうっとりと眺めていました。
彼らにギロリと睨まれて、ザ・ロックとティナは、お得意の死んだふりを発動です。
セリスだけ、死んだふりをするタイミングを逃してしまいます。ピンチです。
ガストラは爺さんのくせに、やたら興奮しています。ギンギンのビンビンです。ハァハァしながら「セリスよ。さあこい。お前だけは特別だ。我がガストラ魔導帝国をきずくために、ケフカとお前に新しい子孫を残す使命を、与えようではないか!」などと卑猥なことを叫びます。自分でするより覗き見る方が興奮するという、ガストラの倒錯した性癖が暴露されました。
当然、セリスは拒否。
するとケフカが、剣を貸してくれました。これでザ・ロックたちを殺害せよ、とか無茶いいます。
仲よさげに死んだふりをする、ザ・ロックとティナ。息が合っていることに若干嫉妬を覚えたセリスは、借りた剣でティナの顔面をぐちゃぐちゃに切り裂いてやろうかと思いましたが、寸前のとことで思いとどまりました。
きびすを返し、ケフカの腹にドスッと剣を捻り込みます。
痛みに乱心したケフカは、何故かガストラと痴話喧嘩を始めます。腹をえぐられて血まみれのケフカは、三闘神の像の力を借りて、しょーもないコントを演じ始めます。
お茶を飲み、冷笑しながら、それを鑑賞するセリス。
それにしても、腹を刺されてえぐられても死なないとは、やはりケフカは最強生物です。
コントが終わると、三闘神の雷に撃たれて、ガストラが死にました。
しかし、ケフカの乱心は止まりません。睨み合うことで力を中和していた三闘神の像を、ずらし始めます。五メートルくらいある巨大な石像を、たったひとりで移動させます。すさまじいパワーです。さすが最強生物です。
とりあえず、「だめ! ケフカ!! だめ……ケフカ……。3人の力のバランスが破れたら……、力が暴走する……」と叫びますが、なにもしないセリス。あんな最強生物に喧嘩を売っても、勝てるわけありませんから。
そこへ、唐突かつ颯爽と、シャドウが登場。
すさまじいパワーで素早く像を動かし、ケフカを潰そうとします。
そして「行け! 世界を守れ! 俺にかまうな。早く行け! もう暴走は止まらない! ふっ……必ず戻ってみせるさ。心配するな」と、カッコイイ台詞を叫びます。
どうしたんでしょうか。
彼に、なにが起こったのでしょうか。
あまりの豹変ぶりに驚愕したザ・ロックとティナは、思わず飛び起きてしまいます。
きっと、彼は悟ったのでしょう。愛されるためには、愛されるだけの価値を自分に見出さなくてはいけない、ということを。
まぶしい。あまりにもまぶしい笑顔で、シャドウはケフカを引き止めます。
シャドウが死んでもどうでもいいセリスたちは、その場から逃げ出しました。
シャドウを置き去りにしたまま飛空挺に戻ると、世界が割れ始めました。
この日、世界は引き裂かれたそうです。
何故か空中を飛んでいた飛空挺にも被害が及び、セリスたちは落下してしまいました。
世界を守れませんでした。
暗転。
セリスは、意識を回復しました。
ボロい一軒家のベッドに寝かされています。ここはどこでしょうか。
シドが入ってきました。どうやら彼が助けてくれたらしいです。しかも、1年間眠りっぱなしだったセリスの世話をしてくれたそうです。きっと、あんなことやそんなことまでしてくれたに違いありません。
陵辱です。
屈辱です。
セリスは、着ぐるみを着て若作りをしているけどまだ50代であろうシドに、嫌味たっぷりに「おじいちゃん。そう呼んでいい?」といいます。物凄い憎悪の篭った目で睨みながら。
シドは、ショックを受けながらも、殺されるのが恐いので、「おじい! へへ、てれるのォ。突然孫娘ができたみたいで……。ゴホッ、ゴホッ」といって、仕方なく従いました。
シドは身体が悪いふりをして、セリスのベッドにもぐりこんできました。慌ててベッドから出たセリスは、外に出ます。海岸で魚を手づかみで捕獲すると、家に戻り、生のまま魚をシドの口に詰め込みました。
無言の殺意。
シドが、戦慄したように震えました。
つづく
(※) シャドウを崩壊後に仲間に加える場合、魔大陸から脱出する時、選択肢で「そのまま」を選び、次の選択肢で「シャドウが気になる」を選んで待っていると制限時間5秒前に合流して脱出することになる。
本日、シャドウの死亡が確認されました。
亀田興毅とファン・ランダエタのように
2006年12月21日 木曜日
今回も、視点が定まらない「ファイナルファンタジーVIアドバンス」プレイレポートです。
このゲームの主人公って誰なんでしょう。
ティナとザ・ロックとストラゴスとリルムの4人は、幻獣を連れてサマサに到着しました。
出迎えてくれたレオは、オカマ特有のなれなれしさで、幻獣と和解します。
そこで何故かザ・ロックとセリスは、亀田興毅とファン・ランダエタのように(時事ネタ)額をぶつけ合い、睨み合い、なにかを感じ合い、そしてついに和解しました。みんなにひゅーひゅーとかいわれちゃってます。
すると、カフカが部下のロボを従えて颯爽と登場しました。
ロボの銃弾により、主人公たちは即死。
鋼鉄のオカマフィールドを使って無傷だったレオは、カフカに挑む――前になんかできないかな、と村を回ってたらロボに殺されてしまいました。
ゲームオーバー。
2回目のやり直し。
ティナとザ・ロックとストラゴスとリルムの4人は、幻獣を連れてサマサに到着しました。
出迎えてくれたレオは、オカマ特有のなれなれしさで、幻獣と和解します。
そこで何故かザ・ロックとセリスは、亀田興毅とファン・ランダエタのように(時事ネタ)額をぶつけ合い、睨み合い、なにかを感じ合い、そしてついに和解しました。みんなにひゅーひゅーとかいわれちゃってます。
すると、カフカが部下のロボを従えて颯爽と登場しました。
ロボの銃弾により、主人公たちは即死。
鋼鉄のオカマフィールドを使って無傷だったレオは、カフカに挑みます。
カフカを殺したと思いきや、実は幻影だったり、皇帝が現れたと思ったら「実は幻影だよーん」とカフカがバラしてくれたり、カフカがなにをしたいのかさっぱりわからないレオは混乱しまくり、ついに死んでしまいました。
一方そこのろ、閉じていたはずの封魔壁が開きます。
ティナが開けなくても、向こうから開けられたみたいです。
恐ろしい幻獣が、怒り狂って出てきました。世界はどうなっちゃうんでしょうか。滅ぼされちゃうんでしょうか。
幻獣たちは、サマサに迫ってきます。
しかし、ここで想像を絶することが起きました。
カフカが、幻獣のすべてを魔法で魔石にしちゃたのです。
無敵です、カフカ。
彼には幻獣の力なんて必要ないんじゃないでしょうか。
幻獣を遥かに越えてます。
最強生物です。
「シンジラレナーイ!!!」とか叫んでますが、あなたの存在自体が信じられません。
こうして、世界は救われたのです。
カフカは幻獣の手から世界を救った救世主になったのです。
その後、瞬間移動したカフカは、皇帝と封魔壁の奥に行き、なんかしました。
魔大陸の出現です。
実は死んだふりをして難を逃れていた、ティナとザ・ロックとストラゴスとリルム。
無駄死にしたレオを墓に埋葬します。空に魔大陸が浮いてますけど、気にしません。ティナは唯一の理解者であるレオを失って、悲しんでます。「とてもいいオカマだったのに……」
そこへ、シャドウの唯一の友達である犬がやってきました。
シャドウに折檻されて、逃げてきたみたいです。「もういやだわん! あんな女っけのない、ひねくれたおっさんいやだわん! 愚痴と自虐的な話しかしないわん! もう付き合ってらんないわん!」とか叫びながら、リムルに抱きつきます。すっかりリムルになついているようです。
さて、どーしよーかーとか悩んでいたら、他の仲間がやってきました。
「帝国が裏切った。あやうく罠にはめられるとこだった」だそうです。
お前ら、帝国の城でなにしてたんだよ。見張ってたんじゃないのかよ。なんて、誰も突っ込みません。
変態大魔王で性欲の権化であるエドガーは、悶々としながら10歳のリムルを眺めますが、さすがに理性というか放送コードに引っかかったので諦めたみたいです。
仕方がないので、飛空挺で、浮上しちゃった魔大陸へ向かいます。
ティナとザ・ロックとセリスというパーティーになりました。
飛空挺で魔大陸へ向かう途中、インペリアル・エアフォース(帝国空軍)に襲われたので、戦います。空中を飛ぶ戦闘機に、剣で戦います。すごいです。ザ・ロックたちは、ミサイルを受けてもたいして傷つきません。
なんかヘンな敵が現れ、飛空挺から落とされてしまいました。なにかと思ったら、オルトロスでした。先輩連れてきているようです。どうでもいいので、テキトーに倒します。
戦闘が終わると、魔大陸に着地しました。
数百メートル落下したはずなんですけど、もちろん無傷です。ミサイル喰らっても、たいしたダメージを受けないくらいですから、当然です。
ここに、シャドウが落ちていました。
なんという皮肉でしょう。
犬に捨てられて、ヤケクソになって帝国の犬になったシャドウは、帝国に捨てられてしまったようです。
めそめそ泣きながら「俺にかまうな」とか叫ぶシャドウですが、声に力がありません。
同情したザ・ロックは、彼を連れていくことにします。
つづく
中二か
2006年12月20日 水曜日
今回も、ストーリーがまるでわからない「ファイナルファンタジーVIアドバンス」プレイレポートです。
もう放っておいてください。
封魔壁監視所に突入した、ティナ、ザ・ロック、エドガー、セッツァーの4人。
経験値稼ぎも飽き、ついに封魔壁の前まで到着しました。
ティナが開けようとしてたら、ケフカが登場。「ヒョッヒョッヒョッヒョッ……。ガストラ皇帝のおっしゃったとおりだ! ティナを、帝国にはむかう者に渡し、およがせれば封魔壁を必ず開く……。つまり、われわれの手のうちで、おどっていたにしぎないのだよ! ヒッヒッヒッ…! 君たちには用はありません 私のために用意された、栄光への道を開けるのです!!」などと長台詞をいいました。
バカだなあ、こいつ。ティナが扉を開けてから出てくればいいのに。先にそんなこといわれたら、開けませんよ。
そう思ったのですが、ここで予想外の行動。
ティナ、扉開けちゃいました。
しかも全裸になってます。
驚きです。やはり脳に障害が残っているのでしょうか。
全裸でドアをオープンです。
封魔壁の向こうから、幻獣たちがにゅぽぽーん、と出てまいりました。そのまま、どこかへ飛んで行きます。何故かケフカも巻き込まれ、一緒にすっ飛ばされて行きました。
なんか嫌な予感がするとかで、服を着たティナたちは飛空挺に戻ります。
なにやってんでしょうか、このひとたちは。
飛空挺で幻獣に襲われたりとかしつつ、帝国の首都ベクタに到着。
ベクタの町は、幻獣に襲われてぼろぼろです。兵たちは、火も消さずにおろおろしています。
いつの間にか、反帝国組織リターナーのリーダーであるバナンがきてました。他の仲間も一緒です。どうしてこいつらは、ナルシェを守るとかいいつつも、いつもナルシェから出ちゃうんでしょうか。
皇帝が呼んでいるというので、ティナたちは城に向かいます。
皇帝と会食です。当然のように、反帝国組織リターナーのリーダーであるバナンは抜きです。
会食が始まりました。
皇帝に「セリス将軍の事だが…」といわれて、ザ・ロックは「どちらにしても、セリスを信じている」と答えました。「信じている」という言葉に力をこめますが、「どちらにしても」という言葉で、実は疑っていて信じていないんだぞ、ということを頑として主張するという、絶妙な回答だと思います。
その後、何故か同じテーブルについている男と戦闘したりしつつ、帝国に協力して大三角島に向かうことになります。船で行くみたいです。
反帝国組織リターナーのリーダーであるバナンは、結局皇帝に逢えませんでした。
港に行くと、帝国の将軍レオが待っていました。角刈りのナイスガイです。オカマ臭が漂ってます。
彼がいうには、帝国の将軍一人と、街でやとった男一人を、同行させるらしいです。
そこで登場したのが、セリスとジャドウ(犬つき)。
ロック「セリス……」(意訳:なんだよお前、やっぱ帝国のスパイだったのかよ……)
セリス「……」(意訳:ちがうもん! ちがうけど、なんかどうでもよくなったから、帝国に戻ったんだもん! 私なんて、どうでもいいんだもん!)
この微妙な空気に、ティナも半笑いです。
中二か。
何故か、すぐには出発しないようです。
港町の宿屋で一泊。その夜。
悶々としたザ・ロックは、ティナを襲うのをやめて、宿の外にでます。
するとそこに、セリスがたたずんでいました。
寂しそうに、夜風にあたっています。
ザ・ロックは言葉をかけますが、セリスは堅い表情を変えません。そのまま無言で逃げていってしまいます。
取り残されたザ・ロック。
お互い、いいたいこともいえずに。
物 凄 い 破 壊 力 の 思 春 期 イ ベ ン ト です。
中二か。
次の日、いよいよ港から出発です。
夜になりました。
ティナが甲板でぼんやりしていると、角刈りのナイスガイ・レオがやってきました。
レオはやはりオカマらしく、女心がよくわかるみたいです。二人で淡々と、愛の話をします。セリスたちの思春期的な恋愛話なんかより、ずっと大人な感じがしました。オカマと露出狂の会話ですけど。
レオが去ると、盗み聞きしていたシャドウが、我慢できずに登場します。
「世の中には、自ら感情をすてて生きようとする人間もいるのだ。それを、忘れるな」なんて、聞いてるこっちが泣きたくなるような寂しい台詞をティナに向かってぶちまけます。きっと今までモテたことが一度もないのでしょう。そのままジャドウは、泣きながら去りました。
この後、ザ・ロックがおどけたBGMとともに出てきて派手にゲロをぶちまけるんですけど、割愛。
大三角島が見えてきました。
ふた手に分かれて行動するみたいです。セリスは別行動です。
別れ際、意を決したセリスが、ザ・ロックに話しかけようとします。
しかし、ザ・ロックは無視して出発します。
お互い、いいたいこともいえずに。
物 凄 い 破 壊 力 の 思 春 期 イ ベ ン ト です。
中二か。
サマサという村に到着。いちげんさんお断りの、京都の料亭みたいな町です。
村人たちはわざとらしく、必要以上に、魔法が使えることをアピールしてきます。どうやら魔導師の村らしいです。ストラゴスという爺さんの家で、いろいろ話を聞きます。
ストラゴスの孫のリルムに愛犬を奪われて、シャドウは歯軋りして悔しがってました。
その夜、サマサの宿に泊まっていると、村にある屋敷に火災が発生します。
慌てて出て行くティナとザ・ロックですが、シャドウはベッドから出てきません。
ベッドの中で、シャドウは忍び笑いをしています。
そうです。
実はこれは、シャドウが仕掛けた事件なのです。
屋敷にリルムを連れ出し、閉じ込め、火を放ったのです。
リルムに愛犬の心を奪われたことに対する、復讐なのです。犬しか友達のいない彼にとって、リルムは憎むべき敵なのです。
しかし、彼には誤算がありました。
そばに、犬がいません。
まさかと思い、シャドウは飛び起きます。探しても、やはり犬がいません。きっと犬は、リルムを助けに行ったに違いありません。シャドウは泣きながら、火災現場に向かいます。
燃え盛る屋敷の前で、村人たちがしょぼい魔法をちんたら使ってます。
ティナとザ・ロックは、リルムを助けるために、ストラゴスを仲間に引き入れ、燃える屋敷に突入します。しかし、奥の部屋でリルムと犬を発見したところで、一酸化中毒により倒れてしまいました。
そこへ颯爽とシャドウが登場。マスクをしているので、煙を吸わなかったのです。
ニヤリと笑みを浮かべ、愛犬とリムルをどう始末しようかと悩むシャドウですが、愛犬にくぅんくぅんと懇願されたので、あっさり妥協しました。ついでなので、ティナたちもまとめて連れ出すことにします。シャドウは大人三人、子どもひとり、犬1匹を抱え上げ、大ジャンプし、屋敷から脱出します。まさに火事場のクソ力です。
なんだかんだあって、ストラゴスを仲間に加えたティナたちは、西にあるという幻獣の洞窟を目指します。
シャドウは、愛撫し合う愛犬とリルムの仲を強引に割くと、犬を連れて、泣きそうな顔で走り去りました。
幻獣の洞窟に到着。
三闘神の像があるとこに到着しました。オルトロスが登場です。3度目です。あー。もう本当にどうでもいい。くすりとも笑えない寸劇のあと、リルムが仲間になりました。
洞窟の奥に到着すると、幻獣たちがわらわらいました。
幻獣たちのリーダーっぽいユラという名の幻獣が、「ついカッとなって町を滅ぼしてしまった。今は反省している」と話してくれました。ピンポイントで帝国の首都ベクタを狙ってたあたり、偶然ではなさそうなんですけど、ザ・ロックたちはあえて突っ込みません。
話し合った結果、帝国のひとと合ってくれるということなので、サマサに戻ります。
つづく
実はこの先のサマサでのイベントまで進んだんですけど、イベントが長すぎて途中で電源切ってしまいました。
通勤中にプレイしているので、いつもは駅に着いた時点で中断していたんですけど、イベント中だとなにも操作ができないんです。メニューも出せないんです。そんでもって、そのイベントがやたら長いんです。
というわけで、このゲーム、携帯ゲーム機でプレイするのはツライです。PSPなら電源切ってもその場から再開できますが、ニンテンドーDSはできません。セーブポイントからやり直しです。
まあ、洞窟をぜんぶ周り切る前にイベント始まっちゃってたので、やぶさかではないんですけど。
あと、攻略情報とか見ないでプレイしてるので、
「ぎゃあ! 会食の選択肢に意味あったのか! 退魔の腕輪(エンカウント率ダウンするアクセサリ)貰えなかった!」
とか日常茶飯事です。
口先だけの男
2006年12月18日 月曜日
もういいよ! いいって! いいって! やめてよ! きついよ! 見てらんないって! その辺にしよけよ!
っていわれるまで続く、「ファイナルファンタジーVIアドバンス」プレイレポートです。
終末はファミレスにこもってタバコプカプカしながらシコシコしてたので、今回は短めです。
ナルシェに到着後、気まぐれでパーティー編成。
ティナ、ザ・ロック、エドガー、セッツァーというパーティーにしてみました。
ただのシャレだったんですけど、マッシュやカイエンの方がつええに決まってるじゃん、とか思ってたんですけど、変態大魔王と間抜けなギャンブラーは意外に強いです。特にセッツァーの、なにが出るかわからない攻撃は気に入りました。ほぼ失敗ですけど。
ステキな予感に心ウキウキ状態になったので、このまま幻獣を説得しに封魔壁監視所へ向かいます。
どうでもいいですけど、なんかティナはすっかりバナンのいいなりになってます。
そして反帝国組織リターナーのリーダーであるバナンは、なんにもしてません。口先だけの男です。あこがれます。
バナン発案の作戦も、鬼畜です。
幻獣界に無理やり侵入して幻獣を強引に拉致して現世に魔法を復活させて世界を征服しようとする帝国の王を倒すために、幻獣界に無理やり侵入して幻獣を騙して現世に連れ出して強引に協力させよう、って作戦です。
やろうとしていることは、帝国とたいして変わらないのです。
威厳もカリスマもありませんが、バナンには口先があったのです。ティナも「私がやる。私にかできない!」とか叫んじゃって、すっかりやる気になっています。騙されているとも知らずに。
グラフィック的にも、彼が黒幕で間違いなさそうです。
封魔壁監視所に突入。
ヤヴァイです。
魔法習得とレベルあげが楽しくて、止まりません。レベルが上がっても、ちっとも強くなってないところもたまりません。
でもこの後、全員平均レベルにされちゃうって本当ですか?
それにしても、セリスへの無視っぷりは素晴らしいです。
そんなキャラクターいたっけ? って雰囲気です。
つづく