「トランスフォーマー」を観てきました。立川の、CINEMA TWO。友達が集まり、6人で。
8月4日。公開初日です。
正直、なんで今さら「トランスフォーマー」やねん、などと思いつつも、劇場で予告編を何度か観てたら、チラリと映るコンボイ(オプティマスプライム)に、わくわく感を禁じ得ず、しかもアメリカで公開するやいなや大ヒットしていると知り、いてもたってもいられなくなりました。
製作総指揮は、”宇宙人大好き!”スティーヴン・スピルバーグ。監督は、”あざといこと大得意!”な「アルマゲドン」のマイケル・ベイ。
で、観ました。
観ちゃいました。
う、うわあ……。
……こ、これは。
とんでもないものを観てしまった!!
もうなんていうか、最初っから最後までパーフェクトです。
敵ロボットの判別がつかないとか、ちょっと気になる部分もありましたが、そんな些細なことなんかどーでもいいです。
すんごい映像でした。
すんごいアクションでした。
すんごいキャラクター描写でした。
なにもかもがエンターテイメントとして大成功していました。
これぞ”劇場で観なくちゃいけない娯楽映画”です。
主人公はダメな童貞少年だったんだけど、窮地に追い込まれ、ヒロインのひと言で目が覚め、男らしく走り出す。
ヒロインは過去のキズのせいで自堕落だったんだけど、窮地に追い込まれ、主人公の活躍を見て自分を取り戻す。
最強なのに、不利とわかっていてもかたくなに人間を守りながら戦うオプティマスプライムの男粋。意外とオチャメ。
仲間を殺られた軍人は、責任感と愛国心を強く持ち、ヒャッホーウ! と大活躍。
MJ-12をモデルにしたと思われるセクター7のエージェントは、性格だけじゃなく、着ているTシャツでも笑わせてくれる。
とにかくもう、全員キャラが立ってるというのがすんごい。いっぱい出てくるのに、どいつもこいつも面白い。
ちょい役の主人公の両親どころか、ちょい役の軍人とか、ちょい役のハッカーまでもがユニーク。
細かいギャグまでテンコ盛り。
しかも、これだけ多くの個性的なキャラクターがいるにも関わらず、ひとつにまとめ上げちゃうなんて、ありえないくらいすんごい。
その上で、メカとの友情に、主人公の成長。もうパーフェクトです。
アクションも、すんごいです。
ずいぶん前の話ですが、「マクロス」のバルキリーがロボットアニメの革命を起こしたんですけど、その先に行ったような気がします。
時間をかけて瞬時に変形するんです。
バルキリーがドガチャカッ! だとしたら、トランスフォーマーはドカチャカドドチャカチャカドドパシパシガガガガガチャカカカカカッパシ! です。
あーもう、こんなんじゃ通じない。観てください。
あと、CGがすごいっていいますけど、CGを極力排して実写の撮影を中心にしているみたいです。
アメリカ国防総省やアメリカ軍が全面協力しているらしく、歩兵たちが手持ちレーザーでターゲットを指定してラプター(F-22)が空から攻撃するとか、実際にやる方法っぽいです。エキストラの兵士達は、全員実際の軍人や元軍人だそうです。
そんなこだわりまであるだなんて、もうパーフェクトです。
久しぶりに、観ていて涙がたぎりました。ブルブルッとキました。「これだッ!!」と思いました。
2009年の夏に、続編の公開が決定したみたいです。
正座して待ちます!
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正座して待ちます!
2007年8月6日 月曜日
この記事の所要時間: 約 2分53秒