土曜日は、Takeon、Kayata、Ganhiro、友人N、Nyagon、ハゲで、「ターミネーター4」を観て、居酒屋で軽く一杯やり、「ソードワールド2.0」をプレイしました。
ついに、「ソードワールド2.0」です。
マスターは、Kayata。プレイヤーは、Takeon、Nyagon、ハゲの3人。
いよいよ、プレイヤーです。
15年ぶりの、プレイヤーなのです。
ドッキドキの、わっくわっくです。
マスターのKayakaも、ドッキドキのわっくわっくだったに違いありません。だって、マスターやるの、15年ぶりくらいのハズですから。
そんな、ドッキドッキのわっくわっくな感じで、セッションがスタートしました。
今回は、Tikiが仕事で参加できません。お試しプレイ的で、試し運転的な、セッションです。
セッションに参加させるキャラクターは、タビットの、ビビデビーです。
もっふもっふの、ウサギ人間です。
メルフェンな、フェアリーテイマーです。
能力値を3回振り直しても、ルールブックに載ってるサンプルキャラクター(つまり平均的な能力値)に、ひとつを除き負けまくっているという、負け犬人生が確約されたキャラクターです。負け犬っていうか、負け兎です。とてもリプレイ本には出演できないくらいの、低能力値っぷりです。ふん。
ビビデビーは、フェアリーテイマーがレベル2。セージがレベル1。冒険者レベルは2です。
どんなキャラクターにするかは、すでに考えてありました。
普段は、シブくてニヒルなハードボイルド兎。
交渉の時とか、誰かに助けを求めなくちゃいけない時には、つぶらな瞳で懇願し、かわいらしく「きゅーん」とか鳴いちゃう。
こんな感じの、ありがちな二面性のある兎にしたかったんですけど、実際やってみたら、ただの出しゃばりなオッサン兎になってしまいました。
15年ぶりのプレイヤーだったんで、想定していたキャラクターを、演じられなかったのです。
15年前だったら、演じられたか、っていうと、自信なかったりしますけども。
でもまあ、これはこれでいいでしょう。
いいってことにしといて欲しいと思います。
Nyagonのキャラクターは、ドワーフ娘。イケイケで、頭の中にひまわりが咲いてる系の戦士です。笑顔で両手斧をぶんぶん振り回します。ドワーフなので、ヒゲフェチです。
Takeonのキャラクターは、パーティーのリーダーです。穏和で真面目なタイプです。人間のスカウトです。フェンサー技能で戦闘もできます。レンジャー技能も取ってたかも。パーティーが生き抜くために、必要な人物です。
そこへ、プリーストのエルフ娘が、あやしげな剣を持ってやってきました。NPCです。メガネの巨乳娘です。いろいろとバッチリOKです。視聴率アップです。
なんとなくバランスが取れたパーティーになったところで、迷宮へ挑みました。
今回の任務は、メガネエルフ娘が持ってきた、あやしげな剣を、迷宮に返すこと、です。
穴を渡るところでビビデビーが無駄に張り切って失敗こいたり、ガーゴイルでちょと苦戦したり、妖精の部屋でティモテだったり、ヒゲを手に入れたり、向こうからわざわざラスボスが歩いてきてくれたり、巨乳エルフ娘が意外な活躍を見せてくれたり、剣の新しい持ち主になることをキャンセルしたりしつつ、わりと危なげなく、任務完了しました。
”剣のかけら”を、たくさん出していただいたので、”ペーペーの冒険者”から、”顔くらい知ってる冒険者”になりました。
メガネ巨乳のエルフ娘が、また、あやしげな鍋を持ってきて、ズコーっ! となったところで、セッション終了です。
お疲れ様でした。
経験値をいただき、ビビデビーは、フェアリーテイマーがレベル3になりました。冒険者レベルが3に上がりました。パワーアップです。
というわけで、初めての「ソードワールド2.0」でした。
ルールがシンプルで、理解しちゃうと、すいすい進められます。
戦闘も、簡単でやりやすかったです。まだ、できることが少ないせいも、ありますが。
Kayataのマスターは、ノリが良く、ぶっちゃけ系で、和気藹々な雰囲気で進められるから、とてもとても楽しかったです。さすがです。照れも、巧く溶け込ませていました。さらに、シナリオをコンパクトにまとめてくれました。素晴らしい。
それにしても、マスターもいいけど、プレイヤーも楽しいなあ。
こーなると、いろんなキャラクターを、作りたくなってきてしまいます。
そして、翌日の日曜日に、Tikiを入れて、本番セッションが始まるのです。
つづく。
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ハードボイルド兎
2009年6月8日 月曜日ダンジョンズ&ドラゴンズ(第4版)
2009年4月22日 水曜日
というわけで、テーブルトークRPGです。
実は、テーブルトークRPGに関しては、プロでした。
コンベンションを主催するサークルの、会長を務めていたことも、あったくらいです。お金を取ってマスターやってたので、プロです。
会誌に、マンガとか小説とか書いてました。勝手なルールを構築して、同人誌にしたこともありました。自分でイラストまで描いてました。やたら創作意欲が活発な時期でした。
思い出すだけで、顔面が発火しそうですが。
そんなわけで、黒歴史は、長いです。
間違えました。
テーブルトークRPG歴は、長いです。
ファミコンの「ドラゴンクエスト」をプレイする前に、サイコロ振ってました。
22年前のことです。
人生、狂いました。
未だに、狂ったままです。
何人も、狂ってます。
原因は、友人Rです。彼が、元凶です。特異点です。とても感謝しています。
この友人Rが、コンプティークというマイナーな雑誌で連載されていた「ロードス島戦記」のリプレイ(もちろんD&Dの第1部)を読んで影響され、始めてしまったのが、そもそものきっかけです。
ですから、RPGといえば、「D&D」でした。
「ダンジョンズ&ドラゴンズ」です。
当時はまだ、青箱までしか出ていませんでした。それでも、膨大な時間をかけて、遊んでいました。頭の中は、D&Dのことでいっぱいでした。受験とか二の次でした。第一志望に落ちた友人もいました。
ちなみに、この「テーブルトーク」という言葉が、心の底から気に入りません。当時は、RPGといえば、こっち(テーブルトーク)の方でした。ファミコンの方を、「コンピューターRPG」と呼ぶべきだと思っていました。実際、欧米諸国では、そうなってます。「テーブルトーク」なんて言葉は、この日本だけでしか通用しません。和製英語です。そもそも、ウチらはテーブルじゃなくて、床でサイコロ転がしてました。週刊少年ジャンプを、机代わりにしてました。どっちかっていうと、「週刊少年ジャンプRPG」です。もうなにがなんだかわかりません。
懐かしトークはこの辺にして、現実に戻ろうと思います。
テーブルトークRPGから引退して、15年くらい。
すっかり、その存在を忘れていました。
ぶっちゃけ、オンラインゲームがあれば、テーブルトークなんていらないじゃん、と思ってました。
しかし、テーブルトークRPGは、根強く残っていたのです。
「ダンジョンズ&ドラゴンズ(第4版)」
http://www.hobbyjapan.co.jp/dd/
最近、作者の2人が死去したことで話題になたった、”ザ☆RPG”、”RPGの王様”、”元祖RPG”、”ヘタすると1レベルの戦士のHPが1で転んだだけで死んじゃうRPG”、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」です。
このゲーム、知らないうちに、すごいことになってました。
「ダンジョンズ&ドラゴンズ(第4版)」は、実は「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の第4版じゃないのです!
びっくりしました。
「ダンジョンズ&ドラゴンズ(第4版)」は、実は「アドバンスト ダンジョンズ&ドラゴンズ」の第4版だったのです!
22年前にプレイしていた新和版「ダンジョンズ&ドラゴンズ」は、すでにもう第4版でした。
もちろん、とっくの昔に絶版です。ヤフオクでも、めったに出品されません。
ルールが一新された第5版は、「ダンジョンズ&ドラゴンズ ルールサイクロペディア」というタイトルで、メディアワークスから、文庫として、出版されていました。
プレイヤーズ、ダンジョンマスターズ、モンスターズの、3冊です。
かなり日本っぽくローカライズされています。挿絵も、日本人が描いてます。
しかし、英語版の2/3しかサポートしておらず、業界の衰退や、翻訳権の失効などが重なり、ろくにサプリメントも出ないまま、終演を迎えてしまいました。
この時点で、日本の「ダンジョンズ&ドラゴンズ」は、終わりました。
そして、本国のアメリカでも、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」は、終わってしまいました。
権利とか版権とか買収とか確執とか、いろいろな大人の事情があったようです。
とても残念な結果です。
今でも、ギリギリ手に入るとしたら、メディアワークス版です。絶版しているので、古本屋か、ヤフオクくらいしかありませんが。同人誌で、足りない部分を翻訳したものも、ヤフオクでは売ってます。
そして、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」は、生まれ変わりました。
「アドバンスト ダンジョンズ&ドラゴンズ」の第3版が、「ダンジョンズ&ドラゴンズ(第3版)」として、売り出されたのです。
「アドバンスト ダンジョンズ&ドラゴンズ」とは、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」を拡張した、複雑なRPGです。アドバンストなのです。いろいろなルールが増えていて、自由度は高いのですが、とても難しいRPGです。ハーフリングのレベルが8でおしまい、ではありません。
今はもう、アドバンストの系譜しか、残っていません。
この後、「ダンジョンズ&ドラゴンズ(第3.5版)」が、出版されました。
そして、「ダンジョンズ&ドラゴンズ(第4版)」が、登場します。
最新版です。日本語版は、今年の頭にやっと揃ったばかりです。
プレイヤーズハンドブック。ダンジョンマスターズガイド。そして、モンスターマニュアル。3冊揃って、初めて遊ぶことができます。
1冊につき、6,090円。
3冊で、18,270円。
飛び込むには、あまりにも高価です。
しかし、これは本として優秀。なにしろ、英語版とまったく同じ構成! 紙質! カラーページ! とことんこだわった、至上の逸品なのです!
そもそも、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」のルールブックは、読み物として、チョー面白いんです! 想像力が、モリモリ刺激されまくりんぐ! モンスターマニュアルなんか読み始めたら、あっという間に朝になっちゃう!
あー。欲っすぃい!
さて。
実際にプレイするとなると、ルールブックは、各自揃えておかないといけません。
しかし、「ダンジョンズ&ドラゴンズ(第4版)」は、あまりにも高いです。プレイヤーハンドブックだけあればいいのですが、それでも6,090円です。キビシイです。
なので、他のも探してみました。
「ソードワールド2.0」
http://www.fujimishobo.co.jp/sw/
まあ、D&Dじゃないとしたら、これですかね。文庫です。
最初の「ソードワールド」は、アホみたいにやり込んでました。
手軽だったですしね。
でも、2.0になって、ちょっと複雑化してるんじゃないでしょうか。3冊になってるし。最初の「ソードワールド」も、ちょっと複雑でした。
「アリアンロッドRPG」
http://www.fear.co.jp/ari/
なんか初心者にも優しくて、いい感じのルールみたいです。評判いいです。
リハビリには、丁度いいかも知れません。とても興味あります。
なんかこう、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」とそれ以外でテンションの差が激しいような気がしますが、気のせいです。
買っちゃいそう。
いや、読み物としてね! やるやらないは別として、本としてね! コレクションとしてね! やっぱやりたい。