東京ドームキターッ!!!!
というわけで、2008年2月13日水曜日、THE POLICEのライブに行ってきましたZE!
正直、チケット買った時点で満足しちゃって当日ライブがあることを忘れるんじゃないかと危惧してたんですが(経験あり)、大丈夫でした。朝からiPod touchでTHE POLICEの曲を聴きまくって事前準備バッチリです。
17時開場、19時30分開演、ってことで、18時くらいに丸ノ内線後楽園駅に到着しました。
すんごい寒いというか空気が冷たい。でも胸はワクワク。心ウキウキ。
寒いんならとっとと中に入ればいいのに、後楽園ホールの方まで歩いてみたら、グッズ売り場を発見。
しかし、さっそく並んで警察グッズをガッポリと買おうと思ったのに、サイフがガス欠気味。THE POLICEファンには意味がわかりTHE POLICEを知らなければ知らないで見過ごせるようなかっちょいいデザインのニット帽があったんですけど、買えませんでした。はうん。ギリギリでプログラムだけ買えました。
ていうか、プログラムを1部買うだけに10分くらい並んだんですが、東京ドームの中にもグッズ売り場はありました。しかも空いてました。ぎゃふん。
ドームの中に入り、まだ開演まで時間があると思って喫煙者隔離部屋でたばこを吸ってたら、急に曲が流れてきてびっくり。慌てて客席に向かうと、前座のフィクション・プレインが演ってました。
フィクション・プレインは、スティングの息子ジョー・サムナーが率いているトリオのバンドです。ジョーが予想以上に父親似で笑ってしまいました。あと、カタコトでけっこー日本語喋ってました。
構成も親父のバンドTHE POLICEと同じでしたが、音楽性は違ってて、ハードロックバンドがやるバラードっぽい曲ばっかみたいな感じでした。
うーん。ちょっとCD欲しいとは思えないかなー。
ステージの前方にずらーっと並ぶ30,000円もしたアリーナ席は、当然のようにパイプ椅子でした。30,000円も出してパイプ椅子かよ、とか思ったんですが、どうせ演奏中は立つのでどーでもいいなと思い直しました。
それよか、今日は独りです。
孤独です。
孤独のメッセージです。Message In A Bottleです。
左右に座ってる人たちが思いっ切り盛り上がってたら寂しいなあ、とか考えてたんですが、やはり右隣はサラリーマンのグループ。ちょっと老年入ってるひともいて、昔から好きだったんだなーオーラが出てました。楽しそう。
左隣は、女性でした。なんか彼女は孤独そうでした。携帯カチカチやってました。孤独のメッセージです。Message In A Bottleです。
なんとなく、微妙な空気でした。額に縦線が降りました。
無言のまま、孤独に開演を待ちます。
そして、ついに始まりました。
いきなりMessage In A Bottleからだったので、吹きました。なにか胸に突き刺さってきます。最初はnext to youかと思ったのに、なんという的確な選曲。
出てきたTHE POLICEのメンバーは、普段着でした。
当然ですが、20年前より老けてます。スティング56歳。スチュワート・コープランド55歳。アンディ・サマーズに至っては、なんと65歳でキース・リチャーズより年上です。
はっきりいいまして、老年バンドです。
それなのに、すんごいパワフルです。
ぶっちゃけアンディ・サマーズのことを心配してたんですが、こりゃあバリバリの現役ですよ。むしろテクニックとか上達してますよ。えらいハッスルしてました。
スチュワート・コープランドの妙技も、ナマで見れました。やっぱスゲーよこのひと。もはや人間業じゃない。それに、やたら楽しそう。
スティングは、若干気難しい親父的な感じがしました。声を枯らしたのか、MCのときは声が低かったです。歌では高音に戻ってましたが。
THE POLICEのステージは、これだけドデカイ会場でも、基本的にコーラスやサポートメンバーが皆無で3人だけ。THE POLICEのTHE POLICEとしてのこだわりです。スティングのベースが腹に響き、アンディ・サマーズのギターが空気を切り裂き、スチュワート・コープランドのドラムが身体を揺らします。間違いなく、THE POLICEの音です。
いくらアリーナ席とはいえ、前から2ブロック目なので、肉眼では表情までは見れませんが、姿は15センチくらいには見えます。動きと音にずれもありません(東京ドームの外野席だと距離のせいでずれまくる)。大きなスクリーンがステージの後ろにあり、メンバーを見ながら拡大映像もリアルタイムで見れるという親切セットだったので、とてもTHE POLICEを満喫できました。
いやあ。
まさか、本物を見ることができるとは。
ナマスティングです。ナマスチュワート・コープランドです。ナマアンディ・サマーズです。
おそらく、本物を肉眼で見るのは最初で最後でしょう。
感動です。
感無量です。
20年前の自分に自慢してやりたいです。
すげー。
マジすげー!
生きてて良かった!!
携帯とかなら写真撮影OKだったもよう。もっと撮っておけばよかった。でもノリが途切れるというか、ぶっちゃけ写真なんか撮ってる場合じゃなかったです。
曲目は、こんな感じでした。
01 Message In A Bottle
02 Synnchronicity II
03 Walking On The Moon
04 Voices Inside My Head ? When The World Is Runnming Down
05 Don’t Stand So Close To Me
06 Driven To Tears
07 Hole In My Life
08 Every Little Thing She Does Is Magic
09 Wrapped Around Your Finger
10 De Do Do Do, De Da Da Da
11 Invisible Sun
12 Walking in your footsteps
13 Can’t Stand Losng You ? Reggatta De Blanc
14 Roxanne
休憩
15 King Of Pain
16 So Lonely
17 Every Breath You Take
アンコール
18 next to you
アンコール前のアンディ・サマーズの動きが、とても面白かったです。やるなあ、おじいちゃん。
それにしても、約2時間があっという間でした。
もうおしまいなの? って感じでした。アンコールも1曲だけだったんで、寂しかった。
個人的には「Synnchronicity I」が聴きたかったんですが、大好きなアルバム「Synnchronicity」から5曲も演ってくれたのでいいです。
ていうか、全部良い曲ですよ!
サイコーですよ!
孤独のせいか、隣と身体が当たるのに気を使ったり、立ち位置を確認したり、変な声出してないか気になったり、なにこいつとか思われてないだろうかとか気にしたりと、微妙に会場と一体化できなかったんですけど、すげー楽しかったです!
あ。
そういえば、同じブロックにふつーに竹中直人がきてました。なんか革のツナギ着てました。
これがアリーナ席の特典。日本公演のTシャツ入ってました。
でもこれ、特典があることは知ってたんですけど、どこで配ってるのかわからず(アナウンスもない)、隣に座ってたサラリーマン組が話してたのを盗み聞いて、やっと手に入れることができました。
忘れてたり知らなかったりで、入手できなかったひととか多かったんじゃないかなー。
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革のツナギ着てました
2008年2月14日 木曜日
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